ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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4359.2019年4月20日(土) 愛用車との別れが近づいている。

 昨日都内池袋で些か身につまされる交通事故があった。自家用車を運転して暴走し、赤信号を無視して猛スピードで交差点に入り歩行者、自転車にぶつかり、更に進入してきたごみ収集車を横転させ母子2人が死亡し、重軽傷者を出した。ブレーキを踏んだ形跡がなく、事故を起こしたようだ。ドライバーは私より年長の87歳で、一昨年免許を書き換えたそうだが、1年前に車の運転を止めると話していた。止める決断がつかないまま大きな事故を起こしてしまった。止めると決断したら即実行することが大切である。中途半端な気持ちでいると後悔することになる。旧通産省から㈱クボタへ移られ、副社長の要職まで務められたエリートに決断力が欠けていたことが惜しまれる。

 高齢運転者による交通事故は年々増加して、昨年は75歳以上の運転者による死亡事故は対前年10%増で、80歳以上は7.2%増だったそうである。

 実は私自身昨年11月に80歳になり、今年7月に自家用車が車検切れともなるので、6月いっぱいで免許証を返納して運転を止めるつもりで車の処分についていろいろ当たっているところである。学生時代に運転免許証を取得して60年近く運転してきたが、そろそろ年貢の納め時だと思っている。近日妻と最後のドライブを兼ねて箱根へ1泊旅行を考えている。

 初めて自家用車を購入してからこれまでに各種の車を乗り換えたが、国内で乗るにはやはり国産車の方がずっと使いやすいし、経費も掛からなくてメリットがあると感じた。これまでトヨタ、日産車に乗ったが、それらの車の方が、率直に言って以前乗っていたオペルや、現在所有しているフォルクスワーゲンPOLOより良かった。オペルでは冬の箱根で路面の氷結に気づかず、滑って道路壁にぶつける自損事故を起こしたこともある。

 旧厚生省に出入りしていた当時、太平洋戦争戦没者遺骨収集事業に関わり、長年に亘って毎年1ヶ月間サイパン島をベースにミクロネシア諸島を回っていたが、厚生省課長のドライバー役としてサイパン島内を随分ドライブしたものである。今から半世紀近く前にはニューヨークで公認会計士をやっていた学生時代の友人と、派手なスポーツカー、コルベット・スティングレイを共有していた。ニューヨークを訪れ時間的余裕のある時には、近郊へドライブしたこともあった。その友人も帰国後まもなく亡くなってしまった。車にまつわる話題と思い出は尽きない。

 それほど運転が好きだったわけではないが、それでも最後となるとやはり一抹の寂しさが湧いてくるのは仕方がない。いよいよ車との決別が近づいている。

2019年4月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4358.2019年4月19日(金) 平成時代も残り12日間となった。

 今日で平成時代も残すところ12日となった。昨日、今日と天皇・皇后両陛下は伊勢神宮へお参りされた。これが両陛下にとって最後の地方訪問となる。退位に向けた儀式のために外宮から内宮を参拝され、天照大神へご退位を報告された。行く先々で市民から大歓迎を受け、中には涙をこぼす人もいた。新幹線で帰郷された東京駅前にも多くの人々が待ち構えていたが、両陛下は丁寧に手を振っておられた。

 これまで災害被災地や各種の行事に出かけられて公務が大変だったことと想像出来るが、両陛下の素晴らしいところは災害被災者や遺族に対して膝を折って同じ目線で話しかけ寄り添う姿勢である。出来るだけ国民に近づき言葉をかけて励ますことである。その点では、明治以降最も庶民的で優しい天皇・皇后陛下だったのではないかと思う。その点では、いつも下品で横柄な態度を取る麻生太郎・副総理などは両陛下を少しは見習ってはどうかと思っている。

 実際朝日新聞世論調査に依ると両陛下のお人柄や、公務への関わり方から皇室に親しみを抱いている国民は、過去最高だという。特に、女性、高齢者ほど皇室への親しみが強い。ほぼ8割の国民が皇室に親しみを抱いている。その最大の理由は、両陛下のお人柄によるものであることは間違いないと思う。

 両陛下は今年結婚60周年のダイアモンド婚を迎えられた。我々夫婦も来月結婚50年の金婚式を迎える。両陛下がご結婚された年に大学に入学した。在学中の夏休みに父が勤務していた明治乳業が夏季だけオープンした旧軽井沢のアイスクリーム店でアルバイトをしていた時、しばしば店の前を当時の皇太子が隣に美智子妃殿下を乗せてテニスコートへドライブされた姿を目撃している。店には、正宗白鳥、水戸光子、月光仮面の大瀬康一らがふらりと来られた。あの時浅間山が噴火して噴石が店へ飛んで来たこともあった。思い出せば、いくつか懐かしい思い出がある。

 小田急電鉄新入社員時代に見習い駅員として玉川学園前駅に勤務していた時、勤務明けなのに当時皇太子、皇太子妃だった両陛下がロマンスカーで箱根のスケート国体開会式へ向かわれたので、戻られるまで無人の1号踏切で臨時踏切番を務めさせられたことがある。昨年はオペラシティで東日本大震災チャリティ・コンサートを鑑賞してお帰りの際2階席で立ち上がって手を振っておられ、思い過ごしかも知れないが、1階席にいた私は、天皇と視線が合ったと思った。

 その平成も間もなく幕を下ろそうとしている。昭和天皇が崩御された昭和から平成への元号変更の時とは大分印象が違う。昭和時代と違って、天皇は平成というご自分の御代に戦争がなかったことを喜んでおられるという。両陛下には退位後、上皇、上皇后としてゆっくりお休みいただきたいと願っている。新しい令和の時代も戦争のない平和な時代であって欲しいものである。

2019年4月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4357.2019年4月18日(木) 思惑絡みのそれぞれの大統領選

 最終的な結果はまだ発表されていないが、昨日行われたインドネシア大統領選の結果、ジョコ・ウィドド大統領の再選が決まりそうである。2014年の選挙と同じジョコ大統領と元軍人のプラボウォ氏の対決となったが、貧しい家庭出で庶民派のジョコ氏がプラボウォ氏に10%の差をつけた。最も期待されているのは、経済政策で天然資源の一次産品輸出に頼る産業構造を、製造業を育成し加工輸出型に転換することである。残念ながら初当選した時掲げた年7%成長の目標には届かず、成長率は5%だった。イスラム教徒が国民の9割を占めるインドネシアでは、宗教上の理由もあり思うように経済実績が上がらない。2017年には製造業の進出先国としてタイやベトナムにも追い抜かれた。ジョコ大統領にとって2期目のこれからが真価を問われるだろう。

 一方で、エジプトでは大統領任期の延長と軍の役割強化を謳った憲法改正案が一昨日可決された。これについて近日国民投票が行われ過半数を獲得すれば成立する。そうなると軍出身のシーシ大統領は最長で2030年までその地位に留まることが出来る。一旦最高位の地位に就くと権力志向が高まり独裁色が強くなって、長くその地位に留まりたいとの私欲が生まれるのだろう。シーシ大統領は前回2018年に大統領に当選し、6年の任期を務めることになっていたが、憲法が改正されたことにより暫定条項が設けられもう一期立候補することが可能となった。自己都合により可能なら極力その地位に留まっていようと試みる。国民生活のレベルが向上するならともかく、これに国民は真に納得しているのだろうか。

 21日には今世界中から注目されているウクライナの大統領選の決選投票が行われる。意外にもタレントのゼレンスキー氏が現職ポロシェンコ大統領に倍近い差をつけてトップの座を射止めた。ゼレンスキー氏が決選投票でまたもや現職を倒すことが出来るか。政治経験のまったくないゼレンスキー氏は、ポロシェンコ氏とのディベートを避けている。大観衆が入ったスタジアムなら論戦を望むと大統領に伝えたところ、大統領はこれを受けた。さぁ~この結末はどうなることやら。

2019年4月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4356.2019年4月17日(水) 日本の借金財政に異端の経済理論

 現在日本が抱える長期財務残高、つまり借金が2018年度末で1,100兆円を超える巨額に達した。以前から財政破綻が懸念され、小手先の解決策は時折講じられてはきたが、具体的、かつ効果的な対策は実施されなかった。しかし、長期的で抜本的な財政対策を実施することが出来ず、毎年国家財政は赤字を積み重ねるばかりで、いよいよ危険信号が灯っている。

 この点について、一昨日経済開発協力機構(OECD)は対日経済調査報告書の中で、日本経済の人口減少に対して警鐘を鳴らし、プライマリー・バランス(財政の基礎的収支)を黒字化するためには、現在の日本の消費税率8%を最大26%まで引き上げるべきことを提言した。消費税は、今年10月に現在の8%から10%へ引き上げることが決まっているが、その僅か2%の増税でさえ国内では強い反対の声が上がっているほどである。そんな中で26%という数字は目の玉が飛び出るような数字である。しかし、これもこれまで将来について考えない財政政策失敗のツケだと言わざるを得ない。現在の安倍政権になってからこの傾向は一段と強まった。一強他弱に浮かれすぎ、日本の将来を考えず、目先に拘り放漫財政を続けた財政政策の失敗である。

 経済人の中にもかねてより危機感を抱いて警告していた人物がいる。間もなく4年間務めた経済同友会代表幹事を退任する小林喜光・三菱ケミカルホールディングス会長で、終始訴え続けていた財政再建が進まない現状について、「今さえよければ、自分さえよければという考え方が国をダメにする」と空しい気持ちを訴えている。「財政出動や金融緩和をやっても国民は誰も痛まない。だが、それは次の世代、次の次の世代に大きな負担をかける」と言い、皮肉を込めて日本人は「ゆでガエル」だと形容した。

 一方で、異端の経済理論と言われる現代金融理論(Modern Monetary Theory=MMT)では、国は財政赤字が大きくなっても通貨を限度なく発行出来るから、インフレ率が一定水準に達するまでは財政支出をしても問題はないとの理論を展開している。小学生がお金が足りなければどんどん紙幣を印刷すれば好いと言っている感覚と変わらないように思える。ニューヨーク州立大ステファニー・ケルトン教授がこのMMTを積極的に啓蒙しているらしいが、彼女は日本の債務はまったく過大ではないと主張している。こんなMMTのような暴論は今まで聞いたことがなかったので、ホッとする浪費家がいるかも知れないが、これはあくまで例外論であってインフレ率が恐るべき水準に達したらここから抜け出す道はあるのか。見当もつかないだけに素直に受け入れるわけには行くまい。やはり、健全財政を貫くことこそが、経済安定、そして発展の道ではないだろうか。

2019年4月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4355.2019年4月16日(火) 「パリ中が泣いている」ノートルダム大聖堂火災に

 テレビ画像を見て思わず息を止めた。何とあのノートルダム大聖堂が真っ赤に炎上して尖塔が崩れ落ちてしまったのである。誰もがパリへ行けば必ず訪れる、世界的に名高い世界文化遺産である。年間1,200万人が訪れるという。私も度々訪れたことがあるが、同じ名のマルセイユの丘の上にあるノートルダム大聖堂も2度訪れたことがある。石造りの建物だったので、よもや火災如きで燃えるとは思いも寄らなかった。だが、屋根部分が木造だったために焼け落ちてしまったのだ。この大聖堂ではナポレオン1世の戴冠式が行われ、ジャック・ルイ・ダヴィッドによって描かれたその名画が、近くのルーブル美術館に展示されていて見る度に感慨に耽っていたものである。また、東日本大震災の1年後には、追悼ミサもここで行われた。現在修復工事中だったので、その影響による失火ではないかと見られている。テレビ画像で炎が上がり、火に包まれた尖塔が倒れるシーンには涙が出そうになった。夕方の火災だが外はまだ明るい。取り巻いていたパリ市民は、残念がって大聖堂へ向かって声を合わせ讃美歌を歌っていた。

 大聖堂は、場所的にもパリ発祥の地・セーヌ川中島のシテ島に12世紀に建てられた。ルーブル美術館、オペラ座、凱旋門などからも割合近い。目をつぶればあの威容が浮かんでくる。とりわけ学生時代に観たジーナ・ロロブリジーダとアンソニー・クイーンが主演した映画「ノートルダムのせむし男」のイメージが強く頭に残っている。正面キリストのファサードの下をくぐって聖堂内へ入ると正面上部には素晴らしいステンドグラスと十字架が目に入って来る。3つのバラ窓のひとつは全壊したそうだ。尖塔は全壊したが、幸い16聖人の像は難を逃れたようだ。

 火災現場を訪れたマクロン大統領は、必ず再建すると語ったが、相当な年月を要することだろう。偶々3年前の今日、犠牲者273名を生んだ熊本大震災が発生した。基礎の土台部分が大きく破損した国宝熊本城は現在修復工事が進められている。

 失われた重要な建造物は再建されるケースが多いが、やはり建物自体に染み込まれた歴史が失われることであり、オリジナルとはどうあっても違うと思う。それは戦後間もなく火災に遭った法隆寺金堂や、放火された金閣寺にも言えると思う。再建される大聖堂にフランス人は同じような気持ちを込めることが出来るだろうか。

 さて、昨日このブログに書いた小谷汪之著「中島敦の朝鮮と南洋」(岩波書店発行)を直ぐにアマゾンへ申し込んだところ、早々に今夕届けてくれた。これからゆっくり読んでみようと思っているが、確かに友人が教えてくれたように同書最後の「文献一覧」に著名な金子兜太、志賀重昴、島木健作、矢内原忠雄氏らの著書と並んで、光栄にも拙著「南太平洋の剛腕投手」が紹介されていた。やはり嬉しい気持ちが強い。今執筆中のノンフィクションにも力が入る。

2019年4月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com