ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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4514.2019年9月22日(日) 政治に関心が薄い日本の若者

 明日からニューヨークで国連気候行動サミットが開かれる。それを前に20日世界中の政治家へ気候危機への対策を求める世界一斉デモが、驚いたことに163カ国・地域で行われた。これに参加した人は延べ400万人を超えたと言われている。残念ながら日本では東京と地方都市の大学を中心に静かなデモが行われたが、世界に比べれば残念ながらアピール度は遥かに低かった。

 日本の若者が政治的な運動から遠ざかるようになってから大分時間が経つ。我々が学生時代に行動した60年安保闘争やベトナム反戦運動、その後の70年安保闘争以後学生を主とする若者が政治への関心を失ったように思えて仕方がない。香港デモの様子を見ても逞しい世界の若者に比べて日本の若者の政治へのアピールが確実に弱まったように思う。これが安倍政権を長期化させているひとつの遠因にもなっていると思う。

 世界が地球温暖化に目覚めたのは、それほど遠い昔ではない。今では世界中で温室効果ガス削減が大きなテーマとなり、各国がその対策に真剣に取り組み始めた。特に近年大きな自然災害が目立って増えたのも、つまるところ温室効果ガスによる地球温暖化が海洋温度を上昇させたことが大きな原因である。今年になってアメリカ東部海岸へ襲来し大きな被害をもたらしたハリケーンは海洋気温の上昇に依るものだし、アマゾン周辺の火災による森林地帯の減少は、大気温度の上昇と森林開拓のための火焼きによるものだ。

 二酸化炭素ガス排出量は1位中国、2位がアメリカである。2015年に気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定(パリ協定)が合意されながら、責任ある立場にあるトランプ大統領が離脱を公表して一方的にパリ協定から抜け出そうとしている。そこにはトランプ大統領の強いアメリカ・ファーストのような保守主義と世界史観の誤解があるように思う。トランプ大統領は「地球温暖化という概念は、アメリカの製造業の競争力を削ぐために中国によって中国のために作り出された」と相変わらず身勝手なことを言っている。

 トランプ氏がアメリカ大統領の地位に留まっている限り、地球温暖化防止は難しいように思える。

2019年9月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4513.2019年9月21日(土) 日本ペンクラブのあるべき姿

 今朝の朝日新聞別紙連載中の「サザエさんをさがして」欄に、1957年開催の国際ペン東京大会が取り上げられている。この時は川端康成会長の下で26か国からペン会員が参加した。その後日本で84年、2010年の2度国際ペン大会が開催されている。2010年は当時の阿刀田高会長の下に新宿京王ホテルで開かれ私も参加した。

 この項目によく知る大学後輩の堀武昭さんがコメントを寄せている。彼は2010年大会では国際ペン専務理事として実務をこなしてきた。今では副会長職にあって実務的な面ではやや解放されたようだ。国際ペンの実態をよく知るだけに、厳しい目で捉えている。私にとってペンクラブ入会推薦人のおひとりでもある阿刀田元会長は、ペンは言論・表現の自由や人権の尊重、平和の実現という理念のもとに表現者が集まった組織であると述べている。ところが、果たして今日その通り日本ペンは行動しているかとなると甚だ心許ない。最も守らなければならない言論と表現の自由が、崩れかけているというのが、ペン内部にいて強く感じる点である。会長以下執行部の役員諸氏に、その認識が欠けていると感じることはしばしばある。その点を含めて質問すると派閥工作のような見方をされたり、問答無用とばかり質問を遮ったりされる。ペンの活動のため献身的に努めても評価されなかったり、建設的な提案をしても取り合ってくれなかったり、運営自体が前例踏襲主義、かつ保守的でペン全体のことを考えて行動しているとはとても思えない。

 今ペンクラブも財政的に苦しい時期に来ている。これまで資金的に支援してくれた出版社が書籍の販売が減少しつつある中で経営的にも苦しくなり、ペンへの援助が難しくなったこともある。

 しかし、現状にしびれを切らしたり、匙を投げたりして積極的に関わることを止めようとしている会員も多い。6月にペンクラブ理事を退いた私もそのひとりであり、これからペンクラブとどう向き合っていくか考えているところである。

 さて、昨日のラグビー・ワールドカップ開幕試合に続いて今日も札幌、東京、横浜で試合が行われた。時間がずれていたので、3試合ともそこそこテレビ観戦することが出来た。その中で、横浜日産スタジアムで行われた優勝候補同士のニュージーランド(オールブラックス)対南アフリカ(スプリングボックス)戦は白熱した好試合となり、23-17でニュージーランドが勝った。試合前に行われたオールブラックス恒例の「ハカ」ショーは迫力満点だった。偶々訪日中のニュージーランドのアーデーン首相もスタンドで観戦しておられた。さぞや心強かったのではないだろうか。日本での忘れがたい土産話になったことと思う。

 スポーツではもうひとつニュースがある。プロ野球セ・リーグで巨人軍がDeNA横浜ベイスターズを延長10回の末3-2で破り、5年ぶりに優勝を飾った。最近あまりプロ野球のテレビ観戦をしなくなったが、子どものころからの巨人ファンとしては目じりの下がるところだ。この後セ代表となって、日本シリーズでパ代表チームを破り、是非とも日本一になってもらいたい。

2019年9月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4512.2019年9月20日(金) ラグビー・ワールドカップ開幕、日本まず1勝

 待ちに待ったラグビー・ワールドカップ日本大会が今日開幕した。4年前の今日日本が優勝候補の南アフリカを逆転勝ちで破り、ラグビー史上最大の番狂わせと言われ世界中をあっと驚かせた。日本はあれから、更に実力をつけ今大会では初めての決勝トーナメント、ベスト8入りを狙う。このところ連日新聞、テレビで報道され、ラグビーを知らない人でもラグビーが自然と頭に入るようになったのではないかと思う。今日の第1戦はロシアと戦ったが、フルバックのミス・キャッチで開始4分にして先取点を取られたが、2つのトライで逆転して12-7で前半を終え、後半も2つのトライを奪って30-10のスコアで初戦を飾った。この試合で日本が奪った4トライのうち、3つはウィング松島幸太朗選手が挙げたものだ。父親の母国ジンバブエ生まれの今年26歳の松島選手は、桐蔭学園高2年生時にすでに花園大会で活躍して将来期待出来ると見ていたが、見事期待に応えてくれた。ところどころ不満もあるが、全般的によく戦ったと思う。

 味の素スタジアムは4万6千人の観客で溢れかえり大分盛り上がっていた。ひとつ心配なのは、大会名誉総裁の秋篠宮ご夫妻や安倍首相らが観戦する中で、ラグビー協会名誉会長の森喜朗元首相の姿が見られなかったことである。以前に森さんとお話しした時、日本チームはこの次のワールドカップではやりますよと言っていたのが印象に残っている。昨年辺りから体調があまり良くなさそうで、昨年フリッツ・ミクロネシア駐日大使から体調が悪そうだと聞いていたので、気にはなっていたが、一日も早く元気な姿を見せて欲しいと願っている。

 これから一次リーグで残り3戦があるが、何とか勝ち残って悲願のベスト8入りを果たして欲しい。

 今日の試合は妻とともにノーサイドまでテレビで観ていたが、次男家族もラグビー・スクールでプレイしている小3の孫ともども観ていたようだ。NHK・BSで今日チーフ・アナウンサーを務めていた豊原謙二郎さんは高校ラグビー部後輩で、今やラグビー放送となると彼が仕切っていて頼もしい。明日は早くも優勝候補同士の南アフリカとニュージーランド戦が行われる。11月2日の決勝戦まで当分の間ラグビー・ムードに浸かりそうである。

 さて、先日シベリア日本人抑留者の遺骨としてロシアから持ち帰られた遺骨が、日本人のものでない可能性があると話題になったが、昨日厚生労働省はその検証結果を発表した。その結果、1999年以降にロシア国内9か所の埋葬地で収容した遺骨のうち、597人分が日本人のものでない可能性があるという衝撃的事実が明らかになった。元々シベリア抑留者の遺骨収集問題は、戦後長らく放っておかれたうえに、現地でそれなりの根拠がある埋葬地で専門家が立ち会うという基本的な手続きを踏んでいなかった。最大の戦没犠牲者を生んだフィリピンでも、根拠がなく島民の申し出を鵜呑みにして結果的に現地人の遺骨であることが後になって分かり問題になって、一時遺骨収集作業を停止した。

 20年以上も前に長年に亘って旧厚生省の中部太平洋諸島の遺骨収集事業に携わっていた経験から言えば、同地域の場合はかなり正確な資料の他に、遺族や現地人、戦友会の証言に基づいて発掘作業を行った。シベリアのように杜撰なことをやると後始末が大変である。戦没者に対しても遺族に対しても非礼になる。厚労省はこの点を反省して、このような稚拙なことを2度と繰り返さないよう心して欲しいと願っている。

2019年9月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4511.2019年9月19日(木) ケニア鉄道新線建設に感じる郷愁

 昨晩テレビ東京の「未来半世紀ジパング総決算」なるシリーズ番組最終回が放映され、いくつかの衝撃的な途上国へのインフラ整備の経済援助の実態を観て少なからずショックを受けた。そのひとつに中国によるケニア鉄道新線建設のレポートがあった。

 現在中国がアフリカ、アラブ、アジアを通して「一帯一路」と称する経済支援を行う中で、財政的に苦しい途上国へ総額費用の内約9割もの資金を支援してインフラ整備に協力している事案がある。番組で紹介されたのは、2017年5月に首都ナイロビからインド洋沿岸都市のモンバサまで約470㎞の鉄道建設事業だった。従来の急行列車を上回る時速100㎞の急行列車新線を開業させたプロジェクトである。

 実は、半世紀余も昔の1968年正月に首都ナイロビから夜行寝台急行列車でモンバサへ向かった。寝台車で同室だった2人のケニア人エリートとの会話が印象に残っている。テレビの映像を見るとその時の車窓風景と随分違う。当時は、比較的道路に沿って走り住民に手を振ったりして彼らと一瞬の交流を図ったものだが、この新線では新たに路線を敷き、何と野生動物保護公園内に建設された高架鉄道橋を素早く走り抜ける。自然保護のアフリカ象やキリンがびっくりして通過する列車をぼ~と見つめている光景が気になる、と同時に些か滑稽に見えた。これでは動物たちもうかうか餌をあさっているわけにはいかないのではないだろうか。

 それより何より当時12時間もかかっていた所要時間が、僅か4時間半に短縮されたことが大きい。このSGRという鉄道は、総工事費4千億円を投じて完成へこぎつけたが、その内総費用の9割を中国政府の支援貸付金で行われた。この負債がこれからケニア政府を苦しめることになるのではないだろうか。中国政府の資金援助は途上国にとっては高利のため、途上国にとって毎年決められた返済が厳しくなっている。典型的な例として中国政府の支援によるスリランカの港湾施設建設は、完成後にスリランカ政府が計画通り返済出来ずに、99年間に亘って港湾施設を中国政府が管理運営することになった。

 このSGRにしても車内サービスはケニア人が行うが、運行管理はすべて中国人が行っている。肝心なところは、中国側に抑えられている。中国が手を差し伸べる経済支援策「一帯一路」というものはそういう気が付かない落とし穴があるものだ。これはエチオピアの鉄道建設における中国政府の関与と同じパターンである。

 毎週続いていたシリーズ番組の最後に特集で若かった私が乗車したケニア鉄道が紹介されるとは、奇妙な縁を感じる。それにしても当時の懐かしい列車が、新式列車の後塵を拝するとは残念である。あの旧型列車の方がよほど情緒はあると思うのだが・・・。

2019年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4510.2019年9月18日(水) 独裁者の飽くなき権力欲

 政治家でトップの地位にまで上り詰め、長らくその座に君臨していると独裁者志向が強くなり、その地位を手放したくなくなるものだ。今や世界にもそれらしき人物がうようよしている。独裁者が社会主義のイメージには一番合わない筈だが、ソビエト連邦建国以来不思議にも自称「社会主義国家」に独裁者が輩出する。その末路は惨めなものが多いが、それでも疑似社会主義国で天下を取っている指導者には、独裁者のイメージが強い。

 一昨日の中国共産党理論誌「求是」に5年前の全人代における習近平・国家主席の演説内容が掲載された。それこそウソ八百だらけで、中国の国家主席のスピーチに相応しいと言えば言える。5年前習主席は何と宣ったのか。

 国の民主化は国家指導層が法に従い、秩序ある形で交代できるかどうかだと言いつつ、我々は指導的立場の幹部の職務の終身制を排除してきたと主張したそうである。中国は毛沢東・国家主席がこの世を去るまでその独裁制を許した。更に言えば、毛沢東は6千万人の国民を殺害した、世界最悪の虐殺者である。そんな毛沢東を亡くなるまでその支配体制を許していたのは、社会主義を主張する中華人民共和国ではなかったか。更に昨年習主席は国家主席の任期撤廃を決め、永久的に現在の地位に留まることを発表し憲法改定をやってのけたばかりである。国家主席就任当初習近平自身は終身国家主席については何も考えていなかったのだろうか。地位に綿々としている内に私利私欲が生まれて法や約束を破ってまでしても我欲を主張するようになったと言える。

 何もこれは習近平主席だけの問題ではない。ロシアのプーチン大統領も習主席に負けず劣らず、恥ずかし気もなく建前を捨てて私利私欲むき出しの権力者として権力を揮っているのだ。

 西ドイツ首相時代東西ドイツ統一を成し遂げ、その後ドイツ連邦共和国初代首相となり、在職16年間に亘って首相を務めたヘルムート・コール首相を評して、プーチン大統領は16年間の長期政権はやり過ぎと非難したのだ。ところが、そのプーチン大統領が2000年から2期8年間の任期を終え、憲法により一旦は腹心のメドべージェフ氏に大統領職を譲って本人は首相に退きメドベージェフ大統領を背後で操っていた。そして、メドベージェフ大統領の任期1期4年が経った2012年、大統領にカムバックした。その際任期を1期6年に延長し、2期まで務められるよう憲法を改定した。この結果プーチン大統領はよほどのことがない限り2024年まで現職に留まり大統領権限を行使することが出来る。このまま行けばプーチン大統領は通算20年もの長期に亘ってロシア大統領として君臨出来るのだ。こういう厚かましい所業を独裁者の我欲というより言いようがないが、ロシア国民は黙って見逃すより術はないのだろうか。恐らく泉下でコール首相も呆れていることだろう。これが、社会主義国家を主唱している国が行き着いた政治支配の果てである。

 他にも北朝鮮には金正恩・朝鮮労働党委員長という我が儘な独裁者が君臨している。ここも自称「社会主義国家」だそうだから、さぞやカール・マルクスも落胆していることだろう。

2019年9月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com