充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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4553.2019年10月31日(木) 世界遺産・首里城が焼失
今日は驚くべきニュースが多かった。中でも一番悲しくショックを受けたのは、沖縄の世界遺産である首里城が一夜にして焼失してしまったことである。残念ながらまだ訪れたことはなかったが、琉球王朝(1429~1879)の政治と文化の中心だった。終戦の年に沖縄戦で米軍の攻撃により破壊され焼失した。その後再建され国宝として、また世界遺産にも登録され、毎年多くの観光客が訪れていた。政府も再興すると言っているので、再びその姿を見ることは出来ると思うが、今日一日沖縄の人々はがっかりし、皆言葉を失っている。真夜中に焼け落ちる首里城を見て、茫然として涙を流している住民の姿が何とも悲しい。火災の原因は現時点では分かっていない。
日本の建築様式とは一味違う建物と漆塗の工芸技術には、長い伝統が滲んでいた。沖縄県民にとっては戦時下の火災を想い出されたのではないだろうか。1日も早い再建を心から望んでいる。
2000年に九州・沖縄サミットが開催された折に議長を務めた森喜朗元首相にとっても悲しみと感慨が湧いてくることと思う。だが、その森氏は昨日2020年東京オリンピックのマラソン・競歩開催会場を東京から札幌へ変更するIOCの決定について、IOC実行委員会、東京オリンピック組織委員会、東京都、そして日本政府の間の打ち合わせに出席していた。五輪憲章によると最終決定権はIOCにあるので、現状ではいくら東京都が反対してもIOCの望む札幌開催が最終決定となってしまう。問題になったのは、開催を9か月後に控えた時点での会場変更は時間的に厳しいことと、会場変更に伴って派生する経費をどこが負担するのかということである。開催は成功裡に終わったとしても、後に大きなしこりが残ることが懸念される。
さて、25日に菅原一秀・前経済産業相が辞任したばかりのところへ、今日突然河井克行法務大臣が参議院議員の妻の公職選挙法に絡む疑惑により、法相としての立場上辞表を提出した。例によって安倍首相は、任命責任があるとして国民に謝罪したが、この言葉だけで反省すべき何の行動も起こしていない。任命責任を取るなら自身辞任するなり、せめて給与を何か月分辞退する行動を起こしてもらいたいものである。こんなあいまいな結論では、いずれ近いうちに3人目の辞任大臣が出ることだろう。
そして、夕方になってお騒がせ国・北朝鮮がまた短距離弾道ミサイルと見られる飛翔体を日本海へ向けて発射した。今年に入って20発以上であり、今月に入って2度目である。今回の着水は日本の経済的排他水域の外だった。他国へ迷惑ばかりかけている北朝鮮は、いつになったら愚かな行動を止めるのだろうか。
4552.2019年10月30日(水) 緒方貞子・元国連難民高等弁務官亡くなる。
セルビアから一時帰国中の山崎洋さんの多忙な間隙を縫って新宿の「ハイアット・リージェンシー東京」でランチをともにすることになった。ゼミ仲間の池田くんと赤松くんに加えて、京都大学経済学部在学中にゾルゲ事件を研究していた芳野健二さんに声をかけたら、ぜひにと言われ参加された。ゾルゲ事件の資料も持参され、ラグビー・ワールドカップの話題も含めて活発に話し合いに加わってもらい、大いに盛り上がった。
昨日葬儀に合わせて公表された緒方貞子・元国連難民高等弁務官の死亡が大きく報道されている。10年間も国連内で難民問題のトップとして難民の実情を視察し、現場感を持って厳しい現場を度々見てこられた。5.15事件で暗殺された犬養毅首相の曾孫という家系である。アメリカ留学により語学が堪能で、行動力は国連内の評価も高く、国内でも文化勲章を授与されるほどの功績を上げられた方である。セルビアでもボスニア・ヘルツェゴビナ内戦時にNATO軍の攻撃に対して鋭い口調でNATOを非難していた。山崎さんからこっそり聞いた話では、緒方さんは現場に出ていたが、ほとんど国連によって動かされていたし、自分の意見をはっきり言ってはいなかったそうである。現実とメディアが伝える情報の間には、かなり乖離がある。しかし、緒方さん自身がどうして度々危険な地へ出かけるのかと尋ねられた時、即座に現場感を知らなければ、人を説得することは出来ないと応えられたことに大いに納得したものである。
さて、すったもんだした挙句に先日イギリスのEU離脱の時期を、明日10月31日から来年1月31日へ延期することをEU委員会が承認した。その後イギリス国内がすぐ結論を出せるのか気になっていたところ、予想に反してイギリス議会下院でジョンソン首相が提案した総選挙実施を299対70の圧倒的多数で可決した。これは総選挙に反対すると思われていた労働党が賛成票を投じたことと、同時に多数の労働党員が棄権したことによってジョンソン案が通過したと言える。これで12月12日にジョンソン首相の信を問うことになった。
それにしても随分長い間イギリスでは、政治が機能不全に陥っている。かつては世界中に植民地を支配して地球上の国土のほぼ1/4を占有した大英帝国の権威も、随分地に墜ちたものである。
4551.2019年10月29日(火) 教育現場における教師間のいじめ
昨今教員の過重勤務が問題になっている。正規の授業担当の他に付加的な業務が多く、決められた労働時間を遥かに超えるケースが多いようだ。教員にはクラブ活動の顧問としての役割の他にも外部的な業務があるようだ。そんな中で今特定の教師による同僚教師へのパワハラ的な事件が問題になっている。
中でも最も注目されているのは、神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代教師に対する同僚教師4人によるいじめで、教職を休むようになったという。テレビでもしばしばいじめている露骨な画像が放映されている。被害教諭は羽交い締めにされ激辛カレーを無理やり食べさせられたほか、熱湯の入ったやかんを顔につけられるなど、被害教諭が訴えるいじめ行為は50以上に上がるという。精神的に不安定になり、今年9月から欠勤する一方で、加害教諭4人も有給休暇の扱いで休んでいる。市民から市教育委員会に苦情も寄せられている。
今月11日に被害教諭の代理人から被害届が提出され、市教委設置の調査委員会が初会合を開くなど、実態解明に向け動き始めた。神戸市は、休んでいる加害教諭4人に給与などが支払われ続けている点に批判が寄せられていることを受け、給与の支払いを差し止める新条例を検討していたが、職員を「分限休職処分」にした上で給与を差し止められる条例改正案が今日、市議会本会議で起立多数で可決、成立した。神戸市では明日にも改正条例を公布、施行する方針だそうである。施行を受け、市教育委員会が加害教員4人の休職処分の手続きを進める。
今回の事件を考えてみると、校長の学校内の指導管理能力にかなり問題があるように思う。この55歳の女性校長は加害者教諭の4人の日ごろの仕事ぶりについて、かなり高く評価している。日ごろ職員室でもその暴力沙汰が他の教諭の目にも触れていながら敢えて問題視するような態度を示さず、お互いを庇いあっているのか、現場の管理に問題がないことを装っているのか、学校の他の教職員とともにまったく知らなかった神戸市教育委員会にも問題があるように思う。
同時に神戸新聞が指摘しているように、日本教職員組合(日教組)もこの問題を取り上げるべきだと思うが、まったく腰が重い。かつての日教組は組織率も高く影響力が強かったが、今では平均組織率も22.6%にまで落ちた。その中で、兵庫県教組は40%の高い組織率を誇っている。9月にも働き方改革がテーマの日教組の討論集会が都内で開かれ、家庭訪問を廃止し、職員会議や授業参観の回数を減らしているといった事例が、誇らしげに報告されていたそうだが、これでは教育の原点から乖離しているように思える。家庭との接点も、職員同士の議論の場も減らし、教員を実社会から切り離そうと考えているようでは教育とは言えないのではないだろうか。日教組はこのような傾向を生徒の教育にとって良いと思っているのだろうか。
4550.2019年10月28日(月) 高校同期生会を楽しむ。
毎年恒例の湘南高校昭和32年卒業同期生会が、例年通り藤沢市内で開かれた。我々も卒業後早や62年が過ぎ、年々仲間が1人2人と冥界へ召されて寂しい気持ちになる。この1年間に7名が旅立った。400名いた同期生も今日参加したのは、70名弱だった。あまり派手な会合とせず、チマチマと有志の協力で恙なく行われている。皆来年もこのように地道な形でぜひ開催したいという前向きの考えでいる。この調子ならきっと長続きするのではないかと期待している。
最近盛り上がっているラグビー熱に触発されて、仲間内でもラグビーが盛り上がっていて同じラグビー部仲間だった大島くんともども好い気分にさせられた。
私も簡単なスピーチをした。そのひとつは、先週日曜日のNHK「チコちゃんに叱られる」の中でチコちゃん以外の主役・岡村隆史、ゲストの渡辺いっけい、若槻千夏の3名が、揃いも揃って「湘南」という文字を書けなかったことである。我々はつい誰でも知っている名前だと思いがちだが、案外知らない人が多いという警告でもある。尤もこの3名の知的レベルもあるかも知れないが、少々ショックを受けた。
2つ目は、母校通信教育課程の廃止に伴い、湘南高と平沼高の通信制が解散、合併して新しい通信課程専門の高校、県立横浜修悠館高校が設立されたことである。湘南高通信制課程には陸上自衛隊所属の横須賀少年工科学校生が在籍していたので、生徒たちが湘南の名がなくなることを惜しみ、陸上自衛隊としても従来通り湘南通信制が維持されるよう神奈川県教育庁へ嘆願したが、今更ということで聞き入れてもらえず、2008年に湘南高校通信制課程は閉鎖された。湘南高通信制OBである軍事評論家・小川和久氏によると今や全国の自衛隊の中枢部に、湘南OBが多くいてかなり存在感があるという。
さて、今朝の新聞を見て驚いた。シリア、イラク方面で活動していた過激派組織「イスラム国(IS)」の最高指導者「カリフ」を宣言していたアブバクル・バグダディがアメリカ軍特殊部隊によって殺害されたと昨日アメリカのトランプ大統領が公表した。バグダディ指導者はISの前身を率いたザルカウィが死亡した後、2014年にIS国家樹立を宣言し、最盛期にはシリアとイラク国土の1/3を支配した。日本人もこのISによって誘拐されたりテロにより惨殺されている。トランプ大統領は得意げに成果を誇っているが、2011年5月アルカイーダのウサマ・ビン・ラディンを殺害していながら、その後もテロ組織は後を絶たない。このバグダディ死亡により、中東地域の安全がどうなるかは予断を許さないと思う。
もうひとつ、大きな話題は、今月末が期限となっていたイギリスのEU離脱が来年1月末まで3か月間延期することをEU加盟国が全会一致で承認したと今日トゥスクEU大統領が発表した。これにイギリスはどう対応するだろうか。今後は、離脱案のイギリス議会での承認が大きな焦点になる。
4549.2019年10月27日(日) 身勝手なITメーカーのビジネス・モデル
8月末所属するJAPAN NOW観光情報協会が発行した共著「新世代の観光立国」(交通新聞社発行)に、他の4人ともに著者のひとりとして「観光のあゆみ」のテーマを担当して40頁ほど執筆した。執筆に際して考え方とその内容について思うところを発表することになり、来月8日に麹町の海事センタービルでセミナーの講義を行うことになった。その折パワーポイントで説明しながら話をビジュアル化しようと先日来画像の作成に当たっている。
ここでひとつの難題に突き当たった。いつも通りパワーポイント作成のソフトを使ったのだが、そのソフトがいつの間にか使用方とか、使える資料など、全体的にすっかり変わってしまっているのだ。明らかに今までの使用方に慣れていた使い手としては、使いにくく不自由極まりない。基本的には作成方は同じだが、細かい点でまったく変わってしまった。自分の慣れたテクニックで1コマを作ろうと思っても、使用しようと考えていたソフトが使えなくなっていた。画面表示の速度も以前とは違って分からない。それで已む無くいつも世話になっているITコンサルタントに相談してみた。彼は最近のITメーカーなどでは古来日本のビジネス・モラルだった、長く大切に使ってもらいたいという概念は消え失せて、ソフトを変えたり、進化させることによって新しいソフトに買い替えてもらおうとのずる賢い商法に変わったと嘆いていた。我々消費者に言わせれば、メーカー本位の身勝手なビジネス・モデルだと言わざるを得ない。これは他のIT商品についても言えることで、古くなった商品は次々と新商品に買い替えてもらうようメーカーは、新商品を開発しているようだ。これでは一般の消費者は堪ったものではない。
そんな事情のしわ寄せで、今パワーポイントの画像作成も何度となく暗礁に乗り上げて喘ぎながら作成しているところである。
このところ耳が聴こえ難くなったこともあり、講師は積極的にお引き受けしないようにしていて、昨年11月の箱根ロータリークラブ以来であるが、その時は前例踏襲でほとんど問題もなく作成することが出来た。1年足らずの間に、こうもシステムが変わってしまうとは、ビジネス・モラルの問題なのか、或いは時の移り変わりが早くなったということなのだろうか。1週間後には81歳になるが、時代に付いていくのが徐々に難しくなっていくのだろうか。
さて、今日行われたラグビー・ワールドカップ準決勝の第2戦、ウェールズ対南アフリカも、昨日の第1戦に続き熱戦だった。ノーサイド直前まで伯仲した試合だったが、最後に南アフリカがペナルティ・ゴールを決めて19-16で勝ち、来月2日の決勝戦で昨日勝ち上ったイングランドと優勝を争うことになった。盛り上がったワールドカップも決勝戦と3位決定戦の2試合を残すのみとなってしまった。決勝戦も白熱戦になるだろうが、何となく寂しい気がする。それでも今回のワールドカップでラグビーが俄かファンも含めて日本中を熱気で覆ったのが、ラグビーをプレイした者として嬉しいことである。