充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
4623.2020年1月9日(木) 身勝手なゴーン氏と中東戦争可能性の減少
昨夜レバノンのベイルートでカルロス・ゴーン前日産自動車会長が、身勝手な記者会見を開いた。世界中から注目されていた会見だったが、自分の言いたいことだけを一方的に主張する極めて理不尽なものだった。
自らの会社法(特別背任)の罪を棚に上げて、日本の司法制度を非人道的と批判して、自分は日本政府と日産にはめられたと一方的に日本を非難した。記者会見には、世界のメディア12か国の60社の記者を招いたが、不法出国した日本からは朝日新聞、テレビ東京、小学館の3社しか招待されなかった。自分に不利と思うメディアを排除していた。それでもフランスのル・モンドや、イギリスのザ・ガーディアン紙を始め、ヨーロッパのメディアからは保釈中の身でありながら密出国して自分の正当性をアピールするために開いた釈明会見だとして、あまり同情されていない。
日本のメディアを始めとして事実関係を知る世界のメディアは、ゴーン氏に同情的ではない。日本から不法に出国していながら裁判の途中でその責務から逃げ出し、自由になった身で糾弾されていた日本の司法をいくら攻撃したところで、その正当性に対する評価は低い。
朝日新聞の「視点」では次のように取り上げられていた。
「~日本の司法制度に全く問題がないわけではないが、検察の捜査や司法制度の問題点を指摘するなら、公開の法廷で堂々と主張すべきだった。裁判で無実を証明すると主張しながら保釈条件を破り、不正な手段で海外に逃亡した前会長の言葉を、額面通りに受け取るわけにはいかない。自身の主張に自信があるのならなおのこと、なぜ正面から裁判で闘わずして海外に逃げたのか。強く疑問が残る」
自分の正当性だけを言い、裁判で被告人に至った経緯については、自らが再建させた会社からはめられたと言い、恨み節を語るばかりだった。
残念ながら居住するレバノンは、いくらゴーン氏が政府から支援を受けようとも、現状では外にも出られない。加えてレバノンは反政府デモのせいで足元がぐらついて政府は国民から厳しい批判にさらされ、かつては中東のパリと呼ばれた優雅な雰囲気は今では感じられない。半世紀以上も前に首都ベイルートに滞在した当時海岸は華やかなムードが漂い欧米からの観光客で溢れていた。落ち目のゴーン氏が落ち目のレバノン政府に支えられてどこまでともに支援し合っていけるだろうか。
ゴーン氏は一難切り抜けたと思っているかも知れないが、家から外にも出られず、こういう環境が最も苦手なゴーン氏がこれからどう生きていくのだろうか。好い加減な人物であることは分かった。
さて、懸念されていたアメリカとイランの対立が、取り敢えずこれ以上は発展しないようだ。昨夜半トランプ大統領がイランへ報復宣言をするのではないかと心配されていたが、好戦的なトランプ大統領が米軍からさらなる攻撃は避ける考えを示した。これには、昨日のイランの米軍基地空襲が、人を殺害しないよう仕掛けられたということと、死傷者が1人もいなかったことが心象を良くしたのではないだろうか。ともかく少しでも戦争の危機が遠ざかったことは佳しとしたい。
ところで、前記のゴーン氏の記者会見が、ヨーロッパで注目されていながらそれほど視聴率が伸びなかったのは、ちょうどその時間帯にトランプ大統領の重大な声明が発せられると言うニュースと、イギリスのハリー王子の財政的な自立を目指すとのニュースが影響したと言われている。ハリー王子が王室行事を減らしてアメリカでも仕事をして財政的な自立を目指すということらしいが、エリザベス女王を始め王室関係者が知らない話で女王は激怒しているという。
まぁ世間も慌ただしくなってきたと思う。
4622.2020年1月8日(水) イラン、イラクの米軍基地を攻撃
恐れていたことが起きた。米軍によるイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官の殺害で、アメリカとイランの対立が新たな戦争へ発展することが懸念される危険な状態に入っている。その最中にイラン革命防衛隊が、報復としてイラク国内の米軍基地へ数十発の弾道ミサイルを撃ち込んだ。この攻撃でイラン国営テレビは、80人のアメリカ人テロリストが死亡したと報じたが、この報道には疑問が出ている。しかし、これがきっかけとなり、今後報復合戦が過激化することが心配である。狙われた米軍基地のうち、アサド基地には一昨年12月トランプ大統領が駐留米軍兵士を激励に訪れたことがある。
昨日ソレイマニ司令官の喪が明けたのを機に、テヘラン市内では道路を埋め尽くし立錐の余地もないほどの市民が、司令官の死を惜しみ冥福を祈った。国民に慕われていた司令官の死は、最高責任者のハメネイ師も涙を流していた。
それにしてもこの緊張状態を作ったのは、間違いなくトランプ大統領である。理由をこじつけているが、先に手を出したのはトランプ氏である。今夕の朝日「素粒子」欄にも「一方的な核合意離脱、そして国際法違反の疑いが濃い司令官殺害。口火を切ったのは、米国だったことを忘れまい」と書かれている。これから勃発するかも知れない戦争を視野に入れながら、対立を薄めるよう両国がお互いに話し合うことや、中国のような強大な仲介国が現れることが求められる。両国に友好国としてのパイプがある安倍首相にも出番を期待したいところだが、無理だろう。火中の栗を拾うことが危惧されているアラビア海に海上自衛艦を派遣することに反省することもなく、当初の予定通り派遣すると言う政府は、戦争に巻き込まれることを望んでいるのか、腹のうちを聞きたい。このまま手を拱いていると一足飛びに戦火に巻き込まれる不安がある中で、トランプ大統領を糾弾しない普通のアメリカ国民と、危機管理の薄い安倍内閣は戦火が近づいていることにまったく気が付かないのだろうか。バカにつける薬はないようだ。
4621.2020年1月7日(火) ゴーン前日産会長逃亡に大きな抜け道
昨日も取り上げたゴーン前日産自動車会長の不法脱出事件で日本出国の様子が大分分かってきた。都内の自宅から2人のアメリカ人と六本木のホテルで待ち合わせて新幹線で大阪へ行き、音響機器輸送用のコンテナでチェックの甘いプライベート・ジェットの通用ルートを通って逃亡した。
それにしてもプライベート・ジェットだとチェックが甘いようだ。普通民間航空会社が一般の出国者に対して行っているようなX線による手荷物検査や身体検査を行わず、最終的には機長の判断によるそうだ。これほど緩い検査だとは思いも寄らなかった。アメリカのウォールストリート・ジャーナル紙によるとゴーン・サイドは10~15人のメンバーによるプロジェクトを作り数か月前から逃亡計画の準備を進めて、20回以上も日本を訪れ入念に計画を立て、関西空港の弱点を見抜いて関空からの出国を決めたという。キャロル夫人に対しては証人喚問の際偽証を行ったかどで、昨日逮捕状が出された。それにしてもこういうリッチマンに対してはチェックが甘いなぁと思う。
今日国土交通省は羽田、成田、関西、中部各空港でプライベート・ジェットに大型荷物を積み込む際の保安検査を義務化したという。何を今更と言いたくなる。さらに森雅子法務大臣は、保釈中の被告が逃走した場合に処罰出来るよう法改正を検討していると語った。
しかし、これとてどうも遅きに失したのではないだろうか。日本には、探せばまだ不備のあるような法律がいくらもあると思う。この際徹底的に調べ上げて2度のこのような無様な不祥事を起こさないよう気を付けて欲しいものである。
さて、暦のうえでは、昨日小寒だったせいか、今日は寒かった。その中を昨年末に予約していた歯科へ半年検査で歯の具合を診てもらいに出かけた。実は半年置きに歯科で診てもらっているが、今日は元旦に入れ歯を支えている磁石部分が急に痛み出したので、チェックというよりそちらを治療してもらうことになった。入れ歯はきれいに収まっているが、年齢とともに大分自分の歯が抜けて今ではかなり入れ歯のお世話になっている。今日歯科医の話では、X線検査で入れ歯の磁石周囲の歯茎が柔らかくなっていることが分かったので、そのための歯磨き講習を受けて後日診てもらうことになった。加齢に連れ、身体の部分が支障を来すようになった。悔しいことだが、やむを得ないだろうか。
4620.2020年1月6日(月) アメリカ・イランの対立、エスカレート
オリンピック・イヤーがスタートしたと思い何がしかの高揚感と期待感が膨らんでいたが、昨年末のカルロス・ゴーン前日産会長の不法出国やら、年明け早々の3日米軍によるイランのイスラム革命防衛隊司令官殺害のような世界を驚嘆させる事件に愕然としている。テレビのエンタメ番組でも識者は、ゴーン前会長に対して日本の司法制度を批判するのは結構だが、裁判できっちり意見を主張することもなく、不満な司法制度を破ってリッチマンにしか出来ないような逃亡をするのは、筋が通らないと厳しく指摘されている。現在日産の所有物だったレバノンの自宅に潜んでいるようだが、8日に記者会見を開きたいと身勝手な言い分を述べている。正当報酬、不正取得金を取り交ぜ在任中に日産自動車から約170億円もせしめたようだが、保釈金として16億円に逃走費用として20億円以上をかけて、差し引き130億円を手元に残したにしても、そんなお金持ちの計算式を世間は納得する筈がない。容疑者でありながら正当な裁判から逃げて日本の司法を愚弄し、ゴーン氏の意を受けた最高レベルの日本人弁護団への支払いや、日本に残した資産などの始末をゴーン氏はどうつけるつもりなのだろうか。
さて、後者のイラン司令官殺害問題についてもアメリカはどう始末をつけるつもりなのだろうか。中東情勢は一触即発のピンチに追い詰めておきながら、トランプ大統領はわれわれは戦争を求めていないなどと子どもの発言ではないかと思わせ、過去の歴史を忘れさせるような軽々しい発信をしている。第1次世界大戦前に世界には諸々の地域紛争があったが、決定的な開戦のキッカケとなったのは、1914年セルビアの1青年がオーストリアの皇太子を射殺したサラエヴォ事件が致命的だった。幼いトランプ少年の戦争ごっこにより第3次世界大戦の幕が切って落とされるということにもなりかねない。実際イラクのアメリカ大使館周辺にロケット弾が撃ち込まれたり、世界の各地で散発的に反米テロが起きている。イランは報復を辞さないと広言しているが、その手始めに今日核合意の制限を破り「保有するウランを無制限に濃縮する」と宣言した。殺害事件がイラク領内で行われたことに強く抗議して、イラク議会は駐留米軍の撤退を求める決議を採択した。
アメリカとイランの対立は、経済的にも大きな影響が表れてきた。まず、石油価格の暴騰により世界中の株式が一斉に下落したことである。イランにとっては外貨獲得の6割が石油の輸出に頼っている。これではイラン経済は益々疲弊する。
日経平均株価も例外ではなく年末に比して451円の値下げで23,204円の終値だった。今後政治的、社会的な影響と同時に経済面でいかなる現象が表れるか注目されるところである。
4619.2020年1月5日(日) ワールドカップ成功によるラグビー人気
昨年TBS・TVで放映され、評判になっていたラグビー・連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」がここ数日再放送されている。ラグビー日本代表チームが、ワールドカップ史上初めてベスト8入りして日本中を熱狂させる大きなきっかけとなったのは、このテレビ・ドラマの影響が大きいと言われていた。実際前回大会で主将を務めた広瀬俊朗が準主役で出演していたし、その他にも現役東芝チームの選手たちが出演して激しいぶつかり合いのシーンを見せていた。放送中にも時折観ていたが、昨日と今日の再録放送で凡そあらすじを知ることが出来た。
嬉しいことに昨今ラグビーのプラス効果について多方面で改めて言及・評価されている。先日も国際関係とか、移民、多国籍問題について、多国籍混在の日本代表チームのメンバーが、それぞれ日本チームの一員として日本のために身を賭して戦っていることが大きな話題になった。実際31人の日本代表メンバーのうち、15名が外国人だというから日本人を中心とする国際チームである。過去のイメージからすればまったく別のチームという印象である。しかし、そのことがむしろ今まで外国人との間に壁を作っていた伝統的な日本人の考え方を根本から覆したと評価されている。今では今大会のラグビー日本代表チーム活躍のお蔭で、日本代表のチーム構成に違和感はほとんどない。そういう意味でもラグビー日本代表チームの功績は大なるものと思う。
2019年度シーズン首位打者となったプロ野球・広島カープの鈴木誠也選手が、今朝の朝日紙にワールドカップをテレビで観てラグビーに熱中しすごく感激して、オリンピックの野球でもあのような試合が出来れば好いと語っていた。代表チームの「ワンチーム」という合言葉も頻繁に使われ、流行語大賞となり流行っている。
明後日7日は全国高校ラグビー大会決勝戦、11日には大学ラグビー決勝戦が行われ、12日から社会人のトップ・リーグが始まる。まだまだラグビーファンを楽しませてくれるのではないかと期待したい。
さて、ミヤンマーでは昨4日の独立記念日に合わせて、独立の父と今も国民から幅広く尊敬されているアウンサン将軍を描いた紙幣が新たに発行された。かつてミヤンマーの紙幣の肖像は、全金種とも紙幣にはアウンサン将軍の凛々しい軍服姿が描かれていた。アウンサン将軍とは、言わずと知れた独立を前に暗殺されたアウンサンスーチー国家顧問の父親である。寡聞にして知らなかったが、1990年に当時の軍事政権が個人崇拝につながるとして将軍の肖像画紙幣から他の画に変えたという。それがスーチー国家顧問への忖度からか、今年千チャット紙幣に限って民族衣装を身に着けた父親アウンサン将軍の肖像が復活した。
千チャット紙幣の価値は約74円相当で、最も使用頻度が高いそうである。私自身ビルマ(現ミヤンマー)の思い出のひとつとして、今も財布に1枚のチャット紙幣を収めて持っている。それは5チャット紙幣で、当時は頻繁に使用したお札である。驚いたのは、その5チャットは現在のレートで換算すると何と0.37円ということになる。20年以上もミヤンマーを訪れていないので、今日の物価や金銭感覚は分からないが、その間に相当インフレーションが昂進したと想像出来る。新札発行により図らずもミヤンマーの衝撃的なインフレを知った次第である。