ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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4643.2020年1月29日(水) 世界遺産の天皇陵墓はなぜ一般公開されないのか。

 このところトップ・ニュースは中国・武漢市の新型コロナ・ウィルス感染の話題である。昨晩日本政府のチャーター機第1便が武漢へ飛び、今日206名の日本人とともに日本へ戻ってきた。その中に感染者がいるのかどうかはまだ分からないが、発熱症状のある12人が都内の病院へ入院した。今夜チャーター機第2便が武漢市へ向かった。

 中国当局が発表したところによると、本日現在死者は132人となった。感染者は5,974人となり、2003年に流行したSARSの5,327人をすでに上回っている。当初はあまり深刻視されていなかったが、連日の発症者に中国当局も慌てだした感がある。日本国内でも中国からやって来た4人の感染者がいたが、昨日初めて日本人の発症者が報告された。これまでに中国を訪れたことがない観光バスのドライバーである。今月中旬に2度に亘って武漢市からやって来た観光客を乗せて2泊3日間同一行動していたという。そして今日になって同じバスのガイドも感染と分かった。気の毒と言えば、気の毒である。不運だったとしか言いようがない。

 1日1日感染者が増えているが、いつ終息に向かうのだろうか。当分の間メディアで話題になるだろう。

 さて、かねてより不審に思っていた歴代天皇陵墓の一般公開に関して、昨年12月大阪歴史博物館でその是非についてシンポジウム「文化財としての『陵墓』と世界遺産」が開かれていたことが分かった。公開が一部に限定して行われてから40年が経つが、全面的な公開には至っておらず、発掘調査も行われず学術的な研究も停滞している。陵墓を管理している宮内庁が、陵墓を「神話」扱いにして陵墓の発掘調査自体に否定的であることが、学術調査や一般公開が進まない大きな支障となっている。昨年世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」では、仁徳天皇陵の被葬者をめぐって複数の説がある。高校では国内最大の前方後円墳は仁徳陵と学んだが、疑念が出て確実な被葬者を特定するためには、発掘調査が欠かせない。しかし、宮内庁は神話の世界への立ち入りを認めず、果たしてこの世界遺産となっている古墳が本当に仁徳天皇陵であるとの結論が出せない状態である。そうなると誰の陵だか分からない。現状のままだといつまで経っても真実は解明されないだろう。

 世界各地の世界遺産を訪ねても、こんなに堅くガードして一般人の立ち入りを認めない世界遺産はない。世界遺産第1号となった、ナイル川に面したアブ・シンベル神殿には偉大なラムセス2世を祀った像があるが、足元まで近づくことができる。イエス・キリストが生まれた元厩だったベツレヘムの聖誕教会にも何の制限もなく近づける。宮内庁には、卑しくも平民どもが天皇のひざ元へ寄ることなぞ恐れ多いとの、戦前からの差別感と天皇絶対観のような思い上がりがあるのではないだろうか。僭越だが、敢えて言わせてもらえば、宮内庁には天皇、皇族らのお世話だけお任せすれば良いのではないだろうか。陵墓のような歴史的資産は宮内庁から、文化庁のような文化と縁のある官庁へ管理を移譲した方が、公平で国民にとって納得出来るものと思う。

 さすれば、陵墓の学術調査によってその真実も解析されるものと思う。仁徳天皇陵であるとの確実な証拠もないまま世界遺産として登録しているのは、国際的、かつ学術的観点から考えてもちょっとおかしいと思う。

2020年1月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4642.2020年1月28日(火) オリンピック後、外苑・青山地区が大変貌

 昨晩は東京、神奈川、山梨方面に降雪があったようだが、早朝からの雨に消されてしまった。微かにガレージ上の芝生と隣家の屋根瓦に残り雪があった。それだけに今日は寒さも一入だった。午前中は5℃にも届かず、最高は6.8℃だった。ところが大阪では最高温度が19.1℃でこの時期としては過去百年にないほど高く、街を歩く人の中にはYシャツ姿の人もいた。所変われば気温も変わる。とにかく変わりやすい陽気である。

 さて、東京オリンピックもあと半年内に迫ってきたが、使用される競技場や、室内体育館施設も新設、改築を含めてほぼ整備されたようだ。最近のオリンピックではメイン会場の完成が遅れるところもあったが、2020東京大会はほぼ完成し、計画性、工事技能、建築力などの面で日本らしく流石と思わせる段取りだった。

 ただ、ここへ来て別の面で首を傾げる事態に正直言って驚いている。それは外苑地区のスポーツ施設が全面的にイメージチェンジするからである。当然周辺住民から反対の声が上がった。この辺りは自然景観を維持する目的で日本初の風致地区に指定され、建物の高さも15m以下に制限されている。ところが、東京オリンピックに立候補して以来、その制限を取り払ってしまったのである。その結果、国立競技場の建て替えで数百本の木が伐採され、外苑地区が大分変ってしまったという。

 最も著しい変貌は、秩父宮ラグビー場と神宮野球場が場所を交換する形で取り潰し、新築されることである。しかも現在主に東都大学野球が使用している神宮第2球場は取り壊され、なくなってしまう。秩父宮ラグビー場はそれほど痛んでいないし、秩父宮殿下の名を戴いたラガーマン憧れのグランドである。一方で等価交換?される神宮野球場も学生野球のメッカであり、東京六大学野球連盟にとっては歴史が摺りこまれたノスタルジックな野球場である。それをどうして破壊、新設などと手間をかけ、資金を投じて場所を変えて作り直す必要があるのだろうか。地元の人は、「プロスポーツ優先でアマチュアスポーツが無視されている」と怒りすら覚えているらしい。15m以内だった周辺のビルも200m以内の高層ビルに建て替えられるだろう。

 自然と景観を誇っていた青山界隈も、周辺住民の声よりもその近くに住まない建築家や、デザイナー、都市計画者の声が通るようになったということだ。

 ラグビー場の完成は2026年、野球場は31年で、再開発全体が終わるのは2035年というから、我々「高貴」高齢者は冥界から始球式を眺めることになるだろう。

2020年1月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4641.2020年1月27日(月) 中国の新型肺炎、益々猛威を振るう。

 中国・武漢市の新型肺炎が益々猛威を振るっている。感染者は3千人近くに及び、国内の死者は81人になった。李克強首相が今日武漢市を視察し、感染拡大の阻止を目指す姿勢をアピールした。

 中国政府は、現在その最中にある春節を3日間延長して2月2日までとした。中国政府が市外へ出るのを禁止した中で、約5百万人の人びとが武漢市を離れたという。これは武漢の人口約1千百万人を考えるとほぼその半分に匹敵する。中国が海外旅行を含む団体旅行を禁止したことを受けて、日本国内でもインバウンド需要が落ち込むとの悲観的見方から、今日の日経平均株価が一時500円を超え、終値は先週末に比べて483円も下がった。

 アメリカはチャーター機により武漢市在住のアメリカ人を本国へ輸送する計画があり、日本は昨日安倍首相が武漢在住の日本人希望者を全日空チャーター機により日本へ送還する準備を始めた。その他にもフランスやオーストラリアも個別に自国人退避を検討している。その中で南シナ海域進出で中国と対立しているフィリピンと、中国の「1国2制度」を信用しない台湾は、中国からの観光客を受け入れないことを決め、フィリピンは武漢から到着した中国人観光客を送還するという。

 日本では受け入れ拒否の厳しい対応は取らないが、昨日の報道番組で元経産省官僚が同じような主旨の中国人観光客追い返し発言をしていた。果たして日本の国益に寄与しないような中国人の受け入れを拒否することが、今後両国関係に影響しないと保証出来るだろうか。個人的な考えは理解出来ないこともないが、アメリカ、フランス、オーストラリアや日本政府のような対応の方が両国の関係を引き続きスムーズにするのではないだろうか。いつも窮屈そうな発言をしていた官僚も住処を離れると随分拙速で非友好的な考えを公に平気で言うものだ。

 さて、今夜NHK・TVで「ファミリー・ヒストリー」を観ていてちょっと興味を抱いた。ゲスト出演は落語家の春風亭昇太だったが、彼の父親が静岡県清水市の日本軽金属㈱清水工場研究所に勤めていて当時の社内報にも紹介されているうえに、たくさんのイラストまで描いて積極的に活動していたことである。実は、一緒に番組を観ていた妻の父親も同社に務めていた。生前義父から清水工場が終戦の年に空襲されたと聞き、また戦時中は工場内に青年学校を設けて国民学校高等科卒業社員を教育していたとも聞かされていたが、昇太の父は在職中に青年学校を卒えた研究所員だった。研究所では理系学卒社員に交じり研究に専念して、特許まで取り会社から表彰された模範社員だったと知った。義父は、清水工場ではなく、隣の蒲原工場長を務めたが、後に同社会長となり、顧問の時他界した。日軽金常務だったお仲人さんの紹介で見合い結婚したが、妻にとっても懐かしい話で、昇太師匠が急に身近な存在に感じられるようになった。

2020年1月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4640.2020年1月26日(日) 中国、中国人の海外団体旅行を中止

 中国・武漢市で新型コロナ・ウィルスによる多数の感染者が発症したことにより、国内外への影響は予測がつかないものになってきた。先日武漢市を封鎖して市内外への立ち入りを禁止したばかりだったが、移動禁止措置は武漢市のみならず湖北省全体に拡大した。昨日春節を迎えて多くの人びとが移動を開始した途端、国として海外団体旅行を中止する措置を発表した。これは日本の観光業界にとってもショッキングである。訪日外国人の中では中国人が断然トップで、昨年日本を訪れた中国人は959万人に上る。全体の訪日外国人の3割近くを占める。今年オリンピック景気を当て込んだ日本政府観光局の訪日外国人予測は、4千万人であり、その目標達成も極めて厳しいものとなりそうだ。昨年は春節のあった2月には約72万人が日本を訪れ、今年はデパートでも中国人客を見込んで中国語を話せるスタッフを揃えて準備していたところもあるようだ。

 武漢空港が閉鎖されたせいで、アメリカは中国政府と話し合いのうえ本国からチャーター機を飛ばして武漢周辺にいる約1千人のアメリカ人をアメリカへ引き揚げさせるという。今日安倍首相も武漢市に住んでいる日本人で帰国希望者は全員帰国させたいとぶらさがり会見で語った。とにかく大変なことになっている。これから感染は更に広がるのか注視したい。

 今日大相撲初場所が千秋楽を迎えた。白鵬、鶴竜の両横綱が欠場し、豪栄道が大関陥落となって今一つ盛り上がりを欠いたが、結びの一番で11勝3敗の大関貴景勝を西前頭17枚目、つまり幕尻の徳勝龍が破り初優勝を飾るユニークな場所ともなった。先場所は十両力士だった33歳の徳勝龍は、初優勝を飾った関取としては史上3番目の高齢力士だった。奈良県出身の力士が優勝を飾ったのも98年ぶりという意外な話題に富んだ本場所となった。

 さて、夕方になってITコンサルタントの小糸さんが来宅され、具合の悪くなったPCを診てもらった。一番気にしていたのは、タイプしていて文字が飛んだり、センテンスが突然消えてしまうことで、現在執筆中の文章が自分で書いたものでありながら、意味不明となってしまうことがある。

 小糸さんの見方では、PC内のファンが不具合を生じているうえに、外へ雑音も流れ出て上記の支障も出ているので、ファンを取り換える必要があるとのことで新しいファンを手当てしてもらうことにした。後はホームページ上の表記について修正方を教えてもらったところである。いつもすぐ対応してくれて安心出来る。

2020年1月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4639.2020年1月25日(土) 益々加速する出版不況

 出版不況が言われて久しいが、昨日出版科学研究所が発表したところによると2019年の出版市場としてはプラス成長だった。半信半疑でよく記事を読んでみると電子出版が前年度に比較して0.2%の微増だった。どうも確信が持てないので、更に読んでいくと電子出版の約8割を占めるコミックが29.8%も増えたのが、全体を押し上げたという。それでいて紙の出版物は、対前年4.3%も減ったという。残念なことだが、書籍の出版が近年減少傾向にあることはよく知られている。出版関係では、旬間業界誌の「出版ニュース」を発行していた出版ニュース社が廃業すると同社社長から連絡があった。5年前拙著「南太平洋の剛腕投手」について小中陽太郎氏が同誌に2頁に亘って書評を書いていただいた。書籍の発行は今ではじり貧状態で、確実に減少に向かっている。

 出版科学研究所の報告では、昨年になって出版業界が盛り返してきたような印象を受けたが、結局のところ何の変わり映えもなかった。コミックの電子版の伸びにより出版市況が蘇ったような発表だが、もっと混乱しないすっきりした発表方法を考えてもらいたい。大体コミックなんて読んだところで読書とは言えないのではないだろうか。

 読書と言えば、3日前の朝日「時代の栞」という1/2頁を上回る読書欄に元陸軍報道班員だった高木俊朗著「陸軍特別攻撃隊」が紹介された。澤地久枝さんが戦争を知らない若い人が考えるきっかけになればと勧めているが、偶然私も読売新聞の従軍記者だった鈴木英治さんから、一緒にビルマへ行った時に鈴木さんがよく知る高木さんのこの本を勧められ一気に読んだことがある。読後に随分身につまされた書だった。特に北海道出身の佐々木友次陸軍伍長が陸軍特攻隊員としてフィリピンから9度も出撃しながら、目的を果たせず、その都度生還して部隊に居ずらくなったことである。今度こそ死んでこいと命を受けたが、またもや帰還して故郷の両親も近所の手前今度こそ名誉の戦死をして英雄になって欲しいと頼まれたという一節には残酷だとつくづく思った。ある意味では中々の反戦小説と言えるかも知れない。

2020年1月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com