充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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4778.2020年6月12日(金) コロナ対策中の小池都知事、再選立候補へ
旧文部省では「ゆとり教育」が長らく実施されていたが、その後批判が高まり今では中止となり元のゆとりのない教育カリキュラムに戻ってしまった。その「ゆとり教育」の提唱者であり推進者が寺脇研・元文化庁文化部長だった。私が旧文部省に出入りしていたころは、「ゆとり教育」が抵抗なく実施されていたが、今では詰め込み教育に逆戻りである。寺脇氏は今では京都芸術大学教授を務めつつ、若者との私塾を経営し映画評論家、落語評論家としても活動されている。
その寺脇氏が昨日のツィッターで東京都の新型コロナウィルス「東京アラート」の解除についてこんなことを述べている。「ステップ2になった翌日に『東京アラート』だったんだよね。で、そのアラートが解除されたら即ステップ3だって?全く論理性がない。アラート解除でステップ2やってみて、安心できる数字になったらステップ3というのが筋だろう。知事さんの論理、私には理解不能・・・」
確かに寺脇氏の言うことの方が筋は通っているように思う。ステップ2となって解除が緩和された一方で、警戒すべき東京アラートが発動されたのはどうもピンと来ないとは思っていた。そう思う日本人は多いのではないだろうか。都民である私も都知事の論理が分からない。
他にもツィーターが続いている。
「正に都民の私にも理解不能です。橋を赤くしたりしなかったりなど正直どちらでもよいです。それよりウィルス終息するまでの様々の詳細な対応対策支援!徹底して欲しいです。小池知事支持しません」、「やってる感を出す為にアラートを出し選挙が近くなりアラートを解除しステップを進めただけのノンポリシー知事」、そしてついには「東京アラートはね、タヌキの気分次第なので、あれは選挙活動の一環で、パフォーマンス」とか、「小池都知事は、アラート中に都知事立候補出来ない、だからアラート解除」と中々手厳しい。そして、ツィッターの言うとり、今日小池百合子都知事は、都知事選へ再び立候補することを表明した。
確かに、政府の緊急事態宣言が解除となった後も、大阪府の「大阪モデル」に次いで、東京都は「ロードマップ」を設定して「ステップ0,1,2,3」と段階的に緩和してきた。そこへ「東京アラート」という警戒警報を発動したから分かり難くなった。そして、今朝0時に東京アラートを解除したところ、昨日、今日と都内の感染者は増加し出した。東京アラートを解除する3つの指標のひとつに、週単位の感染者数の増加率が1倍以上というのがある。昨日解除を決めた時点でそれはぎりぎりの0.98倍だった。そして今日新たな感染者が25名となり、1を上回った。まさに間一髪だった。このアラート解除によって小池知事は立候補決断を一歩踏み込むことが出来た。もう少し都知事のお手並みを拝見したいところだった。
これで新型コロナウィルス第2波がやって来なければ、好いのだが・・・・。
4777.2020年6月11日(木) 麻生財務相は世渡りがうまいのか、よほど優秀なのか?
今日関東甲信越地方も梅雨入りとなった。すると午前中は日が照っていたが、午後遅くなって雨が降り出してきた。今週いっぱいは東京も雨にやられそうだ。
さて、今日東京都は「東京アラート」を解除することを決定した。ロードマップ上の「ステップ3」も解消され、カラオケ店など接触の多いと考えられているビジネスも営業再開となる。ただ、これで新型コロナウィルスが終息したわけではない。油断するとすぐ第2次感染、第3次感染が襲って来る可能性がある。まあ、それでも気持ちの面でホッとしている。
ついては、放言政治家としてつとに知られている麻生太郎・副総理兼財務大臣が、また軽薄な発言をして注目されている。この御仁は、無知、心的アンバランス、感覚ずれ、不注意、ノーテンキなど精神面の弱さのせいか、普段からつまらない放言が多すぎる。かつて総理大臣を務め、今では安倍首相に次ぐ政治的地位に7年間も留まっているのだから、もう少し言動に慎重であるべきであるが、どうも口にチャックを付けることが出来ないようだ。
今回は「国民の民度」の点で、物議を醸している。4日参議院の財政金融委員会で日本の新型コロナウィルス感染症による死者数が他の先進諸国に比べて少ないと指摘した後で、それは国民のレベルが違うからだと述べた。こういう不遜な言い方が、周辺の国々に良い印象を与える筈がない。
この人の放言を挙げたらキリがないが、今年1月にも「2千年の長きにわたって1つの民族が続いている国はここしかない」として、大和民族を誇りとしてそれ以外のアイヌ民族を日本人でないような発言をして後始末に追われたことがある。
その他にも終末期医療に触れて「さっさと死ねるようにしてもらうことを考えないといけない」とか、少子高齢化については「年を取ったやつが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるが、それは間違い。子どもを産まなかった方が問題」。また、憲法改正を巡りこんなことまで喋った。「ある日気がついたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうかね。わーわー騒がないで」。拾い上げたら枚挙に暇がない。もうメチャクチャなのである。
この恥知らずで高慢な大臣は、4日の発言の後9日に野党議員から反省を促されたが、逆に死亡率の低さを挙げて「間違いなく誇るべき数字。韓国と一緒にせんでくださいよ。強制力なく、みんなで自主的にやったところが一番すごい。要請しただけで国民が賛同し頑張った。国民として極めてクオリティーが高い」と日本人を褒め称え、益々意気軒高としていたらしい。この愚かな大臣には最早つける薬がない。
麻生大臣は、時折漢字を読めない時があるが、それでも長期間大臣の中でも最も厳しい財務大臣を務めて来られたのは、何故だろうか。かつて、麻生氏が読めなかった漢字に「有象無象」があった。この「ウゾームゾー」を「ユーゾ-ムゾー」と呼んでも日本の財務大臣にはなれるということか。
こういう空気を読めないような人物が日本の金庫番を務めているのだから、日本の借金が減らないのも無理はない。
4776.2020年6月10日(水) 外務省の理解し難い言葉遣い
今週は医療関係づいている。月曜日に歯科で入れ歯の調整をしてもらい、昨日火曜日は通院している土坂眼科で今日東京医療センターで診てもらうことを伝えた。そして今日紹介されて東京医療センターを訪れたが、そこで野田医師から普段通っている土坂医師の紹介がないと診られないので、紹介状を持って改めて来て欲しいと言われた。随分面倒なことになったが、明日土坂眼科で紹介状をもらって改めて東京医療センターで診てもらうつもりである。
ところで、今日東京医療センター内の様子は、普段とさほど変わるほどのものではなかった。少し訪問者が少ないとは感じたが、こうした大病院では、それほど新型コロナウィルスによる影響がないのだろうか。それでも病院関係者はもちろん訪問者は全員マスクを着けていたが、この暑い中でマスクを着けるのは少々堪える。今日は昨日に続いて随分気温が上がり、都内でも昨日31℃で今年最高を記録して初の真夏日となったが、今日はそれを更に1℃上回り32℃だった。真上から太陽の暑い日差しを受けて、東京医療センターまで歩いて行くつもりで日傘用に折り畳み雨傘を差したが、暑さに耐えられず僅か2停留所だがバスに乗ってしまった。
さて、7日の本コラムに中国が香港に対して国家保全法制を押し付けることについて、先月アメリカをはじめ、イギリス、オーストラリア、カナダ外相が中国に対して深い懸念を示す共同声明を出すにつき日本に同調するよう求めたが、加わらなかったと書いた。それと同時に日本は独自に中国に対して憂慮を示していた。この違いはどういうことなのか。昨日安倍首相は、改めて深く憂慮していると述べた。共同声明については、G7外相による共同声明を出す方向でアメリカと交渉しているという。
この件では実に回りくどい言葉の表現が誤解を呼んだようだ。中国が香港への国家安全法制導入を決定した時点で、菅官房長官が「深く憂慮」と表明し、外務省は孔駐日中国大使を呼んで「深い憂慮」を強く申し入れた。外務省の言い分が奮っている。4カ国外相の共同声明で表現された「深い懸念」より、日本の「深い憂慮」の方が強い表現だと主張している。言葉尻を捉えてグチャグチャ言っているより、言った言葉が発言者の意図通り相手に理解されているかどうかの方が大事だと思う。
すると昨日の安倍首相の先進G7による共同声明の発表を目指している「深い憂慮」発言に対して、中国の華春瑩外務省報道局長は今日「日本側に重大な懸念を表明した」と語ったが、この「重大な懸念」は、安倍首相の「深い憂慮」とどちらが「重大」なのか、また「深い」のかよく分からない。
こんな次元の話をしているようでは、外国から本音を言ってもらえなくなるのではないだろうか。
4775.2020年6月9日(火) 横田滋さん永眠。拉致問題はどうなった?
去る5日、北朝鮮拉致被害者・横田めぐみさんの父滋さんが87歳で他界された。すでに葬儀を済ませて、今日2人の子息とともに妻早紀江さんが記者会見に臨んだ。滋さんはめぐみさんがいなくなった原因が分からない中で懸命に娘を探し回っていたようだが、見つからず、2002年になって金正日総書記が小泉首相に直接謝罪して拉致を認めた。だが、北朝鮮の説明ではめぐみさんはすでに死亡したと言い、遺骨まで届けられたが、DNA鑑定の結果別人のものと分かり、以後横田夫妻は娘の帰国を願い続けて、拉致被害者家族会の代表者として、全国を講演しながら娘の帰国を支援してもらえるよう訴え続けていた。
その願いも空しく横田滋さんは逝った。滋さんの無念の気持ちはいかばかりであろうか。
横田滋さん逝去の訃報を受けて、拉致被害者の帰国実現が政権の最重要課題と言い続けてきた安倍首相は、「(妻とともにめぐみさんを抱きしめる日が来るように努力してきたが実現できず)申し訳ない思いでいっぱいだ」と目に涙を浮かべながら述べたとされている。しかし、本当に安倍政権は他の拉致被害者救出に「努力」しただろうか。拉致被害者5人が帰国してから何らの成果もない。内閣官房内に拉致問題対策本部を設置して定期的な会合、セミナーを開き、情報を伝えているが、政治レベルで具体的に北朝鮮の渉外担当者と話し合いを進めている気配もない。
知人の軍事アナリスト・小川和久氏から定期的にメール・ニュース「NEWSを疑え!」を送ってもらっているが、昨日のメールに拉致被害者救出について次のように具体的なアプローチを考えたコメントが書かれていた。
「拉致問題に対する日本政府の姿勢は根本から改めなければならないと痛感させられています。まず、韓国にいる3万人以上とも言われる脱北者の一人一人に対して、徹底的に聞き取り調査を行うことが基本です。聞き取り調査は役人に任せず、新聞記者のOBなど取材(イコール情報収集)の実務経験者を「高給優遇」で3チームほど編成し、一人の脱北者に対して最低3回は粘り強く聞き取りを行うのです。新聞記者のOBらが執拗な聞き取りを行うことにより、脱北者がお金目当てで日本人が飛びつきそうな話をするのを、ふるいにかけてより分けることが可能になるでしょう。そこまでやっても、有力な情報が得られることは期待できないでしょう。しかし、拉致被害者の生存についての『期待できる情報』、あるいはまったく否定的な情報の輪郭だけは把握できるはずです。それをもとに、次なる情報収集のステップを計画することも、あるいは北朝鮮側を動かしながらの調査活動も可能になると考えるべきです。このような根気を要する取り組みは、日本人は得意ではないようですが、先進国の情報機関では常識なのです。韓国の情報機関・国家情報院の北朝鮮専門家も、なぜ日本政府は最も基本的な情報収集活動をしないで、『なにか手がかりになるような情報はありませんか』と聞いてくるのでしょうと首をかしげていました。新聞記者の世界では、担当している役所の中を『なにか(ネタは)ありませんか』と聞いて回るだけの記者は『御用聞き』と軽蔑されます。日本政府の姿勢には、それとダブる印象がつきまとうのは否めません。横田滋さんの旅立ちを機に、いま一度、本気で拉致問題解決への取り組みを考え直すべきではないかと思っています」。
なるほどと納得した次第である。現場で軍事に携わっていたエキスパートには、それなりの具体的なアイディアが考えられるのだ。どうして安倍政権はこうした人たちの意見を素直に聴こうとしないのだろうか。こんな調子では、横田めぐみさんが帰って来る期待は、まず持てないだろう。
4774.2020年6月8日(月) 黒人暴動を大統領はどう切り抜けるか。
アメリカ国内で黒人中心のデモが吹き荒れている。先月27日にミネアポリスでひとりの黒人男性が警察官に首を押さえつけられ、そのまま死亡したことが黒人蔑視・差別と受け取られ、黒人を中心に警察官の行動に対して抗議が起こり、それが全米に拡大していった。今では前代未聞の「抗議デモ」に発展しているが、一部が暴徒化して商店を壊し商品を略奪する輩まで出ている。
アメリカ社会では過去において黒人の反体制デモがしばしば起きているが、目に見えないところで白人の黒人蔑視がエスカレートし、白人と黒人の対立が深く潜航しているからである。一旦きっかけがあれば、それがすぐ浮上し対立が表面化する構造になっているのだ。今回のデモには、トランプ大統領の対応の拙さがある。大統領は説得して話し合いをする姿勢は見せる気はなく、公権力によってデモを抑え込もうとの意思が強く、今回は州兵ではなく、連邦陸軍を無秩序にもデモ隊を弾圧するために利用しようとした浅はかさがある。
アメリカの公民権運動の発端となった差別を解消するための運動は、知る限りでも1963年のワシントン大行進で後に暗殺されたマーチン・ルーサー・キング牧師が、‘I have a Dream’とスピーチしたことが強く印象に残っている。もうひとつ、1992年にロスアンゼルスで起きた黒人暴動は、過去最大級のデモ、暴動と言われているが、現在編集中の拙著「八十冒険爺の言いたい放題」の中で取り上げている。というのもちょうど暴動が発生した時、南アフリカではアパルトヘイト是非議論が終盤に差し掛かっていた。偶々南アフリカに滞在してロスアンゼルスの暴動をテレビ実況で観ていたからである。その時南アフリカの恵まれた黒人サラリーマンから、人種差別について思いがけないことを聞いた。黒人の彼が同じ黒人に対して同情の気持ちを示さず、アメリカでもアパルトヘイトをやっていれば、こんな不祥事は起こらなかったと驚くべきことを私に話したのだ。
かつてのアメリカ大統領は黒人差別問題が騒ぎとなる度に、苦悶していたが、トランプ大統領は果たしてこの難局をどう乗り切っていけるだろうか。彼の頭の中は、人種差別感が充満しているように思える。黒人に対して端から話し合おうという気持ちがない。きれいごとを言っているが、差別主義者である。こういう人物が大統領として君臨していることが、現代アメリカの悲劇であると思う。幸か不幸か、11月の大統領選へ向けてトランプ大統領の評価はこのところ下がる一方である。出来得れば、それが現実となって、トランプ大統領が大統領選において敗れることを期待したい。