充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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4832.2020年8月5日(水) アメリカ軍需物資の購入押しつけ
3日付朝日朝刊の「冷戦下で中国が核攻撃したら・・・日本で1800万人即死相当」にはびっくりした。これは1960年代の米ソ対立時代に中国と国交正常化していなかったアメリカが、日本に対して中国の核攻撃を防ぐためにアメリカ製核兵器で備えるよう文書で促したもので、今年になって情報公開された内容である。
当時アメリカは自国の武器兵器を売らんがために、しきりに日本側に危機感を訴えていた。それにしてもいくら自国の防衛機器を売りたいためとは言え、アメリカの原爆投下により核に敏感な日本人の神経を逆なでするかのように、いちいちミサイル防衛機器によってこれだけ被害が減殺されるというような細かい情報を、日本側に伝えてまでもアメリカ製防衛機器を売り込もうとした腹の内がまったく分からない。
「『兵器購入で犠牲半減』アメリカ試算」とか、「兵器『爆買い』日本に期待か」などとアメリカの本音を読むと、「死の武器商人」と呼ばれるアメリカの本音が見えて来る。実際、①通常の弾道弾迎撃ミサイル(ABM)を導入した場合は、10年間に21.8億㌦を投資して助かる人が3百万人、犠牲者は1500万人となる。ところが、②高性能のABMを導入すれば、37.7億㌦で助かる人は6百万人、犠牲者は1200万人となり、それに新型戦闘機と早期警戒機を追加すれば助かる人は9百万人となり、犠牲者数も同じ9百万人にまで減少するという、アメリカ製装備を配備すれば被害が減じるとの都合の好い話である。
これほど露骨に日本人犠牲者をダシにして兵器を売り込もうとするアメリカという国には、他人の気持ちを慮る良心というものがないのだろうか。もっと困ったことは、愚かな日本の政治家がアメリカの口車に乗ってアメリカの言い分を聞き入れて、自衛隊の装備品、施設をすべてアメリカから爆買いさせられていることである。
先般秋田県と山口県に配備する予定だった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を防衛省は、その配備計画を撤回し、新たな計画を検討しているが、いずれにせよ防衛装備品のアメリカ以外からの購入は考えられず、外貨はアメリカへ注ぎ込まれ、それでいて日本の防衛計画は、アメリカによって計画されるという大和魂を抜き取られたような植民地国家に成り下がっているのが現状である。
さて、今日レバノンの首都ベイルート市内で大きな爆発があったとの衝撃的なニュースが入って来た。白昼突然爆発事故が起こり、百名が死亡し、4千人以上が負傷したという。偶々今秋上梓する自著の中に、半世紀以上前に出会った市内の高校生との交流を取り上げている。私が泊まったホテルは、この爆発地点からやや離れているようだが、テレビ画像で観る限り爆発の勢いはすさまじい。あの高校生カィールくんは今や70歳になっている筈だが、現在どうしているだろうか。
4831.2020年8月4日(火) 人間ドック検査滞りなく終了
この時期になると今や年中行事になっている人間ドック検査をいつも通り、慶應病院予防医療センターで受診した。恒例ではあるが、最初に受診したのは2012年8月1日だから、今年は9年目になる。昨年80歳になって同伴者を求められ妻を同伴したが、今年は新型コロナウィルスを警戒して妻が行きたくないと言うので、今年は病院にひとりで行くことを了解してもらった。過日慶應病院内で若い医師の間で院内感染が起きたせいか、やはり病院全体にコロナを警戒する空気が徹底していた。何をするにも手を消毒することと、マスクの着用には殊更煩かった。
午前中は各種の健診を受けたが、糖尿病に罹ってから以後毎月の受診ごとにHbA1cが下降し、同時に体重も落ちたことから内臓にも効果が表れたようで、相談に乗ってくれた医師も驚いていた。食堂・胃・十二指腸の内視鏡検査では、X線写真を見せてもらったが、随分きれいな内蔵だと感服した。医師からもまず問題ないと言ってもらえたのでホッとしている。毎年アドバイスされる前立腺についても今年は数値的にも大した問題ではないようで、特に泌尿器科専門医に相談するようにとの指示はなかった。ちょっと気がかりな眼の検査では、やはりあまり良く見えず、医師にも9月に左眼の白内障手術をすると伝えたら納得しておられた。
昼食に病院本館ビル11階の帝国ホテル経営「The Park」でランチをいただいたが、ガラス越しに国立競技場が見える。ちょうど競技場の屋根の高さになる。去年妻と食事を食べながら、来年はオリンピックで大変だろう。どんな賑わいになっているだろうと話し合ったが、オリンピック開催は1年延期された。来年の受診予約は済ませたが、果たして来年の今頃開催されて賑わっているだろうか。取り敢えず人間ドックは今では自分自身へのノルマとなったが、最も大事な健康問題だけに無事終わってホッとしたところである。
なお、閑話休題である。健康に関係することであるが、先月31日に日本人の平均寿命が公表された。男性は81.41歳で香港、スイスに次いで世界で3番目の長寿国である。女性は、ずっと長生きして87.45歳で、香港に次ぐ第2位である。私も漸く平均年齢を超えた。これからはただ長生きするというだけではなく、生きる目標を持ち、楽しく有意義な余生を送りたいと願っている。幸いこのまま健康が現状のままなら、しばらくは好きな文筆を楽しみ、書籍もあと2、3冊は上梓したい。その他にこれまで書いたプライベートな我楽多文章を自分流に編集して小冊子を発行し友人らに配布して読んでもらいたいと考えている。そう考えるとやることは、まだまだ一杯あるような気がする。
4830.2020年8月3日(月) コロナ災難期に働かない国会議員
今流行している新型コロナウィルスの暗い空気の中で、各都道府県知事や医学の専門家が毎日忙しく動いているのが、テレビを通じて伝えられている。医療従事者の献身的な仕事ぶりも伝わってくる。連日全国で千人を超える新たな感染者が出ることによって、医療崩壊の危機であるとも言われている。
その中で最近殊更評判が良くないのは、安倍首相である。すべて担当の西村経済再生相や加藤厚労相に任せて、国民に政府がやろうとしていることを説明しようとの気持ちが見えない。総理大臣としての責務を放棄しているように思えて仕方がない。それどころか、国会が閉会となり、少なくとも記者会見で直接国民に語り掛けるべきであるが、なぜか記者会見にも消極的なのである。野党から臨時国会開会の要求が出ているが、これにも後ろ向きである。これだからやる気がないとか、自信がないからだとか言われてしまう。今日発売の「週刊ポスト」では、特集に「今こそ落選運動2020を始めよう」と取り上げられ、副題には「安倍首相を引きずりおろす『国民の最終手段』がこれだ!」とまで書かれてしまう始末である。
親分が動かなければ子分も動かない。最近の国会議員は国会閉会を好いことに、国会議員として国民のために尽くすべき責任を忘れている。コロナ緊急事態下にあってその存在感は益々低下する一方である。
今から半世紀前韓国人詩人・金芝河が「五賊筆禍事件」という言論上の問題を起こして反共法に問われて収監された。金芝河は、五賊とはソウルのど真ん中に住む「五人の盗人」と言い、5つの職業をやり玉に挙げた。それは「財閥」「国会議員」「高級官僚」「将軍」「長・次官」の5つである。国会議員は韓国でも悪の権化のように見られているが、日本でも同じようなものだ。
コロナの時代だからこそ、政治家は自らの裁量と行動力で何とか国民に物心両面で力を与えるべきであるが、高給をもらいながら、彼らはそれらしい行動を起こそうともしない。アイディアもなく行動も起こせないなら、せめて得ている報酬の何割かを医療関係の費用に供出してはどうか。
現在国会議員は毎月の給与130万円の他に、年2回の期末手当635万円、文書通信費などの活動費1200万円を受け取っている。1人当たり3,400万円になる。国別国会議員年収ランキングでは日本はアメリカを追い越して世界1位である。しかも国会議員の数が人口の多いアメリカより遥かに多く、果たして現状の議員数が適切なのか極めて疑問である。
濡れ手に粟であるが故に、一切働かず、高給を得られる国会議員になりたい希望者が後から後から殺到する。コロナ影響下で気持ちは晴れない時に、つい腹が立って仕方がない。
4829.2020年8月2日(日) 李登輝元総統の葬儀に出席する人物は?
先月30日に亡くなられた台湾の李登輝元総統の葬儀に、国交がないことを理由に安倍首相ら政府首脳は出席しないという話が漏れ伝わってくる。恐らく台湾政府は国葬を以て元総統の貢献と功績に報いることだろう。しかし、日本からそれなりのポストの人物が出席しないと、国交がない中で順調な日台関係を維持している現在、その礎として尽力された李元総統に礼を欠くのではないかと気になっていた。政界の空気をいち早く察したのか、幸い森喜朗元首相が名代として出かけることを考えているとの情報がそれとなく耳に入ってきた。首相在職時「日本は神の国である」との発言で一部に顰蹙は買ったが、森さんはあらゆる面で気配りの出来る方である。昨年ラグビー・ワールドカップが成功裏に開催出来たのも、元日本ラグビーフットボール協会会長だった森さんの力が大きかった。
中国を意識して安倍首相は葬儀に出席することは難しいだろうが、中国との多少の軋轢があっても日台関係、特に李元総統の過去の日本への配慮を考えれば、それなりのポジションの閣僚を派遣するべきではないかと思う。幸い森さんが前向きな姿勢を見せていることから政府要人がダメなら、森さんに日本国民を代表して出席していただきたいと思う。
実は、森元首相には首相在任中に、中国政府の反発を意識した外務省の反対を押し切って、当時の李登輝総統に日本滞在のためのビザを発給した事実があるという。
2014年に森さんを主人公のひとりとして描いたドキュメント「南太平洋の剛腕投手」を上梓した時、何度も森さんにお会いして直接お話を伺い、とても率直で誠実なお人柄だと感銘を受けた記憶がある。
ここは日本政府現政権の要人の派遣が難しいなら、過去のいきさつからしてもぜひ森喜朗元首相にひと肌脱いでいただきたいと願っている。
さて、大相撲7月場所が今日千秋楽を迎えた。今場所は2横綱、1大関が途中休場して新型コロナウィルス下で行われた場所としては少々寂しい場所となった。だが、明るい話題があった。何と優勝したのは意外にも負傷して大関の地位から一度は序二段48枚目まで落ちて今場所幕内へ復帰したばかりの元大関・照ノ富士だった。実に、5年30場所ぶりの快挙である。元大関が優勝したのは、昭和51年の前頭だった魁傑以来である。
元々照ノ富士は体力も実力もあり、とんとん拍子に出世して大関昇進後すぐ優勝し、横綱昇進は確実と見られていた。それが、ケガと糖尿病の悪化が原因でどん底まで落ちて本人も土俵から去ることを考えたそうだが、伊勢ケ浜親方の納得のいくまでやったのかとの説得により、考え直したという。土俵上の表彰式で、優勝旗を審判部長の師匠から授与されて感慨無量だったのではないだろうか。簡単に物事を諦める気風のある現代社会で、復活照ノ富士の優勝は良い教訓になったように思う。まだ28歳の若さである。これから横綱を目指し努力して、コロナで憂鬱になっている世間へ夢と力を与えて欲しいものである。とにかく照ノ富士の今後の活躍に期待している。
4828.2020年8月1日(土) 今日梅雨明け宣言
戦後75年の象徴的な夏を迎えて関東甲信地方でも漸く梅雨明けが発表された。そう言えば、我が家の庭でもセミの声が聞こえる。5日後には、広島原爆投下記念日を迎え、その3日後には長崎原爆記念日を迎える。15日の終戦記念日はきっと炎暑の1日となることだろう。
さて、6月香港国家安全維持法が中国政府の強硬な方針によって施行され、民主化の危機が叫ばれている香港政庁の林鄭月娥・行政長官が、9月に行われる予定の立法会選挙を向う1年間延長すると発表した。中国の香港への政治的介入と圧力は少しずつ露骨になっているが、すでに立候補受付は終わり200人が届け出たと見られている。その中で12人の立候補が禁じられたと言われている。選挙の延期は、新型コロナウィルスの感染拡大が原因と発表されたが。それは表向きの理由で、民主派は政府が選挙で負けることを恐れたからだと言っている。
前回2016年の立法会選挙では、定数70議席の内民主派は30議席を獲得したが、中国寄りの香港政府の圧力で議員が次々に失職させられ、現在民主派議員は24議席に留まっている。民主派が期待しているのは、やはり国際社会から香港行政府、並びに中国に対する圧力である。特に香港国家安全維持法に対する欧米の反発が今後どう香港政界へ影響を与え、中国政府と香港行政府がいかに民主派の声に耳を傾けるかが問われている。先行きは不透明であるが、香港が少しずつ中国政府の圧力に屈して民主的な声が薄れていくことが懸念される。
中国が香港で非民主的な覇権国家的行動を強めつつある一方で、一昨日李登輝・元総統が亡くなった台湾では、ミスター・デモクラシーと呼ばれた李元総統の民主的な政策実行に対する台湾国民の支持と人気が高い。今朝の朝日社説でも強大化した中国が民主主義に逆行する中で、李元総統が実践した台湾の自由は、その重みを一層増していると高く評価している。昨日、今日の新聞面でも政治家としての実績や人となりまで大きく紹介している。アジアで近年これほど高く評価された政治家はいないのではないだろうか。