充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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4862.2020年9月4日(金) アメリカ人の人種差別感と日本人の男女感
今日も朝から暑い。東京都内は35.1℃という猛暑日となった。こう暑いとノルマのように決めている駒澤公園へのウォーキングを試みる気持ちも萎えてしまう。九州、沖縄地方へは台風10号が近年にないほど強烈な勢いで北上し、明後日九州へ上陸するとして気象庁がしきりに最大級の警戒を呼び掛けている。
さて、日本人には今世界中を騒がせているアメリカ人の人種差別感というものが、中々臨場感でも実情でも分かり難い。確かに黒人らが白人に暴力を浴びているシーンは、すぐ止めなければいけないとことくらい悪いことだと分る。だが、それではどうしてそれがアメリカ人には止められないのかと考えるとよく分からない。悪いことは止めるべきだと誰も言い、止めようとするものだが、白人にとって黒人に暴力を振るうことが悪いことだと意識しない間に白人はいつのまにか忘れてしまうらしい。
このところアメリカ国内で黒人への暴力事件が3件も大きな問題を引き起きている。フロリダ州で黒人が警察官の暴力によって殺害され、1週間前にはウィスコンシン州で黒人が子どもも乗っている車で背後から警察官に銃撃され、身体麻痺の状態となった。その男性は入院先で手錠をはめられていたことまで暴露された。そして、3月に遡ってニューヨーク州で黒人男性が警察官に頭部を痛みつけられ殺害された事件も明るみに出た。今全米中で人種差別反対の抗議デモが行われている。人種差別は許されないとキング牧師の努力もあってアメリカ国民が一時納得した筈だったが、意図的にか無意識にか忘れられてしまったらしい。。
黒人や非白人を差別する白人アメリカ人の本音が、アメリカ国内に充満していて普段は表に現れず、何かのきっかけで表面化する。しかし、大統領自ら差別発言をするようでは、残念ながらアメリカからこのまま永久に人種差別はなくならないだろう。
人種差別ほど悪質ではないが、男女差別にも同じようなことが言える。但し、黒人差別の激しいアメリカで男女差別は表面上あまり見られない。それでも独立以来ほぼ250年が経過するのに、未だに女性大統領が輩出しないのには、それなりにアメリカ人の特異な事情があるのだろう。国会議員の女性比率から見ても今年1月時点でアメリカは23.4%で193カ国中82位である。意外に低い。アメリカという国は、民主主義の模範国と自画自賛している割に、中国にすら後塵を拝しているのだ。ただ、それでも日本より大分良い。日本のそれは、僅か10.2%でしかなく193カ国中144位で、G20 の国々の中で最下位である。
どんな国に男女差がないのかというと、1位ルワンダ61.3%、2位キューバ53.2%、3位ボリビア53.1%、4位アラブ首長国連邦50.0%、5位メキシコ48.2%である。いわゆるアフリカ、中東、中南米などの途上国がベスト5を占め、その後をヨーロッパ諸国が追っている状態である。
その体質の一例が、今度の自民党総裁選にも表れた。総裁選立候補に女性は誰ひとり立たなかった。意欲を見せた議員に、稲田朋美幹事長代行と野田聖子元総務相がいる。それでも男性優位の政界自浄事情により立候補出来なかった。稲田氏は早くから総裁選に出る気持ちが強かった。だが、政界入りの道を開いてくれた安倍首相に相談したところ、仲間作りが大事だと言われた。そしてその直後に所属する細田派が、早々に菅官房長官推薦を決定した。他方、野田氏には推薦人20名が集まらなかった。酒を酌み交わす仲間との会食が少ないということも一因らしい。つまり、意欲、政策、首相哲学、実行力などではなく、調子よく立ち回りお付き合いする日頃からのそつのない仲間、同志との関係がないと難しいということのようだ。男女の平等は日本の政治の世界では前途遼遠である。日本の政界に、今回各派閥が揃って菅氏支援を決めたように派閥が蔓延るわけだ。
4861.2020年9月3日(木) 台風10号接近と喉の検査
午前中2度も激しいにわか雨に襲われた。それでもすぐ青空が見えた。暑さも相変わらずの厳しさで、今日新潟県三条市では40.4℃となり9月としては観測史上国内最高気温を記録した。一方、日本の南海上に大型台風が発生し、沖縄、九州方面から朝鮮半島を襲うと予想されている。気象庁は珍しく3日前に避難警報を発令している。3日後には中心の気圧は915hPa(ヘストパスカル)と猛烈な勢力となり瞬間風速は80mになると予想されている。
その間隙を縫うようにこのところ声が嗄れて気になっていた咽喉を診てもらいに、都立大学駅近くの耳鼻咽喉科医院へ出かけた。一昨日松本整形外科医に春以来声が嗄れたので気になって様子を話したところ、早く専門医に診てもらった方が良いからと「いの耳鼻咽喉科」を紹介していただいた。問診の後で喉の中を診てもらい、腫れも傷もなく異常はないと言っていただきホッとした。やはり年齢的なこともあるようだ。実は昨晩自民党総裁選で派閥竹下派の竹下亘会長がコメントを述べていたが、あまりにも声が嗄れて苦しそうに発言していたので、少々聞き苦しく、こうなってはまずいと思っていた。幸いそれは杞憂に終わってやれやれと言う気持ちである。
さて、何かと政治的、経済的、軍事的存在が大きく目立つ昨今の中国であるが、チェコのピストルチル上院議長が、国交のない台湾を訪れたことに対して中国が猛反発している。元々東欧国だったチェコは、スロバキアと分離する以前から中国とは友好関係にあった。それがどうして中国がチェコを強く非難するような事態になってしまったのだろうか。
先月30日に国会議員ら90人を率いて台湾を訪れたピストルチル・チェコ上院議長は、一昨日台湾立法院で演説し、「私は台湾人です」と述べて喝さいを博した。かつてケネディ大統領が冷戦下に西ベルリンを訪れ「私はベルリン市民だ」と言って、旧ソ連から圧力を受けていた当時の西ベルリン市民へ連帯を表明したのにあやかったようだ。中国が巨大経済圏構想の「一帯一路」で主に途上国を経済的に取り込み友好関係強化を図る外交政策に少しずつ無理が生じてきている。今では投資事業が予定通り進まず、被投資国には失望感が生まれている。友好関係見直しの動きも少しずつ表面化している。それに対して中国政府が圧力と脅しをかけているようだ。チェコは国家として、また首都プラハも首都北京との友好関係を犠牲にして台北市と友好関係を結ぶ動きが窺える。
現在台湾と直接外交関係を締結している国は少なくなってしまった。近年徐々に台湾と手を切って、中国との外交に移り変わっている。各国とも中国の経済的支援を期待して中国の顔色を見ているからである。その中で今以て台湾と外交関係を結んでいる国は15カ国で、マーシャル共和国やパラオ共和国のような中部・南太平洋諸島や、グアテマラ、ホンジュラス、ハイチ、パラグアイ、ニカラグアのように中南米に多い。
あまりにも押しつけがましい中国の外交政策がそろそろ限界に達して飽きられ、一歩距離を置こうとされているのではないだろうか。軍事的にも覇権国家の勢いで南シナ海や東シナ海公海を自国領海にしてしまう強引さは、国際社会からも非難を浴びている。力づくで強引なやり方を続けて世界に存在感を見せつけてきた中国もそろそろ考え直す時がやって来たのではないだろうか。
4860.2020年9月2日(水) 海外で気になる2つのニュース
75年前の今日戦艦ミズーリ号上で日本は降伏文書に調印して、世界に対して公式に敗戦を認めた。その日本は、今では経済的に復興を遂げ世界で3番目の経済大国となった。そんな過去の厳しい史実を振り返ることもなく、今国内では次期自民党総裁、つまり次の総理大臣を選ぶ総裁選でメディアの話題が持ち切りである。その熱くなった頭を冷やすかのように今日午後都内で局地的なゲリラ豪雨があり、我が家の周辺も2時過ぎに激しい雨と同時に雷が鳴った。しばらくすると周囲は明るくなってきた。
海外では11月に予定されているアメリカ大統領選の立候補者、トランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が、黒人銃殺を巡り相手を罵倒するような激しい選挙戦を続けている。アメリカ大統領選史上稀に見る次元の低い争いは投票日まで続けられることだろう。
今朝の新聞を見て驚いた海外の話題が2つある。ひとつは、混乱の最中にある香港のトップである林鄭月娥行政長官が、昨日香港には3権分立がないと発言したことである。つまり行政長官は、中国政府の意向を踏まえて香港政府の行政権が、司法や立法権に優先されるとの立場を示唆したのだ。かつては中国政府の権限が香港の3権よりも上にあると語った中国高官がいる。これでは従来から当然と受け取られている「1国2制度」が疑問に思えるではないか。同時にやはりそうなのかと中国政府の腹が分ったような気がした。それではなぜ香港市民でもある林鄭月娥長官は、このような香港市民にとって極めて不利な発言を軽々にしたのだろうか。
そもそも香港の行政長官は、香港内で行われた選挙によって選ばれたとは言え、実質的には中国政府によって恣意的に選任されたようなものだ。2017年の行政長官選に遡る14年に、中国全人代が行政長官選への立候補者は、親中派の香港指名委員会の過半数の支持が必要で2~3人に限定すると決定された。しかも市民による自由投票ではなく、僅か1,200人の中国びいきの選挙委員によって決まる。その後に中国国務院の任命が必要とされている。他にもいくつか非民主的な条件がある。こうした中国政府の関門を潜り抜けて行政長官になった人物は、当然の如く完全無欠の親中派長官である。それが林鄭月娥行政長官である。しかし、地元民の行政長官がここまで地元市民の自由、民主化を否定する発言の必要があるのだろうか。それは有無を言わさず中国政府に言わされているからである。
もうひとつ驚いたニュースは、南太平洋の小さな島国バヌアツが国として自国の国籍を外国人に売却しているという、これまで聞いたこともないような情報である。バヌアツは人口も高々30万人程度で、岩手県盛岡市や福岡県久留米市と同規模である。観光業、漁業以外にこれという収入がない。80ほどの小島から成り、透明な海でスキューバ・ダイヴィングを楽しむために外国から多くの若者が訪れる。国籍購入者の多くは、近年港湾施設などの大型インフラ施設の建設支援を通じて存在感と影響力を増している中国人である。1人約1,400万円の申請料を支払えば、犯罪歴などをチェックした後バヌアツ国籍が付与される。同国に居住する義務もないというが、住民税他の公的負担費用はどうなるのだろう。この制度によって昨年は、当初の予算額の1.9倍に当たる115億円の財政収入があった。しかし、こんないびつな方法で国家財政を豊かにしたところで問題がないのだろうか。国家が外国人に金銭で国籍を与えて将来的に彼らが国の指導者になった場合に禍根を残すことはないのだろうか。「庇を貸して母屋を取られる」の悪い前例にならなければ良いがと少々気になるニュースである。
4859.2020年9月1日(火) 「防災の日」で本来なら「2学期最初の日」
97年前の今日関東大震災が発生した。死者、行方不明者合わせて10万5千人もの犠牲者を生んだ大惨事だった。それを忘れないために今日は「防災の日」と呼ばれ、官民ともに防災に備えて訓練が行われる。ところが、今日はその種のニュースが伝えられず、もっぱら自民党総裁選の噂ばかりである。
75年前の今日は、戦後最初の2学期開始の日である。幼い子どもには、「終戦」という強い記憶と印象はないが、それでもひとつだけ今以て忘れられない辛く悲しい記憶が残っている。国民学校入学直前に父が千葉市へ転勤になったので、疎開を兼ねて内房総の勝山町(現鋸南町)へ引っ越した。勝山国民学校へ入学し近所の長屋に住んでいた金田くんという朝鮮人の友だちと毎日一緒に通学し、学校から帰ると仲良く遊んだ。2学期の最初の日に、担任の青木先生から「皆さんのお友だちの金田さんが、お父さんの故郷の朝鮮へ帰りました。皆さんによろしくと言っていました」と突然言われた時は、大きなショックだった。あれだけ毎日一緒に遊んでいたのに「さよなら」も言わないまま別れてしまったことが子ども心にも辛かった。この悲しい別れについては、近々上梓予定の拙著「八十冒険爺の言いたい放題」にさらっと書いた。戦争が終わって一番印象に残っている出来事だった。
今日松本整形外科医院へ向かう途上目黒区立宮前小学校傍を通ったが、校庭には誰ひとり生徒はおらず閑散としていた。目黒区は小中学校の夏休みを短縮してすでに学校は始まっている筈だが、残念ながら終戦後の子どものころの記憶の面影を追おうとしても、2学期が開始されたフレッシュな雰囲気は窺えなかった。
さて、自民党総裁選出に当たっては、広く全国党員の声を聞くべしと一部議員、党員から強い要望があったが、自民党大会は開催されず、来る14日に自民党議員総会の開催が決まった。これについては過去に同じようなことがあった。
2011年旧民主党は菅直人首相が辞任して、同じように党員、サポーターを参加させずに国会議員だけで野田佳彦次期代表が選出されたことがあった。この時菅氏はブログでこんな身勝手なことを書いていた。「与党の代表を選ぶことは、日本の総理を決めること。候補者が自らの考え、政策を広く国民に示し、議論を深めるべき」と民主党の選出方法を批判していた。その方式を批判した菅官房長官がよくぞ同じようなことを実施出来るものだ。今度は回りまわって自分が、その当事者になる。恥ずかしいとは思わないのか。この点を昨日の記者会見で問われた菅氏は、「政府としての立場でのコメントになるので、そこは控えたい」とノーコメントだった。追い詰められても切り抜け方がうまい菅氏の面目躍如である。余計なことは言わないが、正論も語ろうとしない菅流対応術は「その批判は当たらない、個別の案件には答えない、仮定の話には答えない、適切に処理している、と思っている」といつもと同じように通り一遍の答え方をしているだけである。本音を隠して上手に誤魔化す薄ぺらで、つまらない首相が誕生しそうだ。
4858.2020年8月31日(月) 自民党新総裁選出の裏舞台と派閥力学
次期首相選びが始まった。その前にいつもの通り自民党新総裁選びに「ぬえ」のような妖怪が現れた。誰が立候補するのか、まだ判然とはしないが、岸田政調会長と石破元幹事長が意欲を示しているのに対して、闇の中の妖怪・二階幹事長と不明瞭な取り決めをして菅官房長官が出馬することに決まったようだ。
394名の国会議員に全国の党員などの394票を加えた788票で決める通常の党大会を開かず、国会議員394人と都道府県連の代表各3人による141票を合わせた535票によって開かれる両院議員総会でほぼ決まりそうな雲行きになって来た。これは地方で人気のある石破氏の勢いをそぐ狙いがあると見られている。
どうも不自然なのは、あれほど首相を目指す気はないとメディアで広言していた菅官房長官が、一昨日二階氏と闇取引をしたのか、その直後に態度を翻し総裁選に出る意思を示したことである。菅氏は、目の前に転がり込んできた美味しそうな餌には、例え人を裏切ってでも欲に駆られるほど旨い話には目がない人なのである。そういう人物が無難に8年近くも安倍政治を手伝ってきたという蔭の実績にかどわかされて自民党の幹部連が、目くらましをかまされているのである。
2つ目の疑問は、党大会で総裁を決めるには、時間がかかり過ぎて政治の空白が生まれ難しいと簡単に両院議員総会で選任しようと決めようとしていることである。しかし、6月17日に第201回通常国会が閉会してから国会議員は長い夏休み中で、新型コロナウィルス対策の対応などもあり野党から臨時国会開催を求められながら、大した議案がないとして応じようとしなかった。実は、今日まで国会議員は本業がなく暇だったのである。今日のツィッターで日本共産党の小池晃書記局長が、「2か月以上国会開かず、空白作ってきた張本人たちが、なにをいまさら」と呆れている。
今日のエンタメ番組で政治評論家諸氏の大方の予想は、人気で圧倒している石破氏が自民党内の派閥抗争でほとんどの議員を菅グループへ奪われ、すでに菅氏が過半数を得ていた。前言を翻し、派閥間の争いで票を勝ち取る、昔ながらの自民党流の菅氏のやり方には呆れるばかりである。いつまで旧態依然とした非民主的な選挙をやっているのだろうか。こんな新総裁の決め方で就任した新首相が、果たしてクリーンで責任感の強い首相として国民を引っ張っていけるのだろうか。
仮に菅官房長官が次期首相に選任されたとするなら、また裏の政治というものが蔓延るのではないだろうか。暗然とせざるを得ない。