ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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4952.2020年12月3日(木) 元旦の母校ラグビー祭例年通り開催

 毎年正月元旦に母校湘南高校ラグビー部OB会は、恒例で湘南ラグビー祭と称してもう長い間現役部員や保護者ともども母校グランドと、その後懇親会というか現役部員激励会を兼ねて食事会を行っている。来年はラグビー部が誕生してちょうど70周年とい節目の年でもあり、新型コロナウィルス禍ではあるが、簡単に中止というわけにも行かず、どうするか気になっていたところ今日OB会長名で少し形を変えて実施すると案内状をもらった。

 これまで室内で行っていた懇親会は、現役を励ます会ということにしてグランドで行うことに決定したという。コロナが気にはなるが、母校はまた創立百周年記念となるダブル祝典の年でもある。私も寄稿したラグビー部創部70年記念誌も発行される。今年も現役部員は県ベスト8を目指していて1回戦は完勝した。しかし、2回戦で負けてしまった。それでも来シーズンへ向けた意気込みは、相当激しいので期待したいと思う。

 現在発行が予定より少々遅れているが、正月には間に合うので新著「八十冒険爺の言いたい放題」を何冊か差し上げようとも思っている。僭越だが、若い人が読んでもかなり面白いと思うし、サブ・タイトルに「~若者とメディアへ」と銘打っているので、「ジャンケンポン! 最初はグー~」でもやって賑わいの場を作っても好いと思っている。生憎昨年免許証を返納し車も処分したので、移動には不自由を感じる。今年は電車で出かけたが、来年も電車で行くことになる。

 さて、近年危惧されている香港の民主化が、コロナ禍の影響とアメリカ大統領選挙のざわつきの間隙を縫って中国の思う壺となってやられている。先月身柄を拘束されていた民主派活動家のリーダーだった黄之鋒氏と周庭さんが、昨日無許可のデモを組織した罪でそれぞれ禁固の実刑判決を言い渡された。特に昨日24歳になったばかりの女性活動家周さんは、日本語も手慣れたもので日本にもファンが多い。周さんは禁固10か月の実刑であるが、初めての収監に心細そうだった。

 去る6月に中国全人代が香港国家安全維持法案を可決して、これまで香港における「1国2制度」が有名無実化されるようになり、香港への圧力が高まり、香港の民主化が懸念されていた。トランプ大統領が再選されていれば、中国政府に対して相当の圧力を加えたと想像されるが、アメリカ政界は選挙後のドタバタでそれどころではない。香港の旧宗主国だったイギリスをはじめ、先進国が中国を非難しているが、中国はいつも通り国内干渉と呟きどこ吹く風と知らぬ顔である。

 心配されるのは、香港の自治が習近平・帝国主義国家によって冒され、香港で「言論の自由」が失われることである。今の中国のやりたい放題の姿勢では、香港の自由と民主化が埋没してしまう。かつてのソ連が、崩壊したように今は中国国家の自然崩壊を待つより仕方がないとするなら、あまりにも夢がない。来年1月にアメリカ新大統領が就任したら、少しは中国に対して圧力をかけてくれるだろうか。

2020年12月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4951.2020年12月2日(水) 「65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人」

 新型コロナウィルスの感染拡大は留まるところを知らない勢いである。昨日菅首相と小池都知事が話し合いの末、東京都が「GO TO TRAVEL」について都内発着分の利用を65歳以上の人と基礎疾患のある人に対して一時自粛するよう要請することになった。

 当初は経済効果があるとして高い評価をされた「GO TO TRAVEL」も、最近の第3波の拡大感染により、このまま継続する是非が話題になってきた。確かに体力的に弱い高齢者は外出しない方が安全である。ただ、若者だって感染する可能性があるわけだから、一律に高齢者だけを対象にするのはどうだろうか。困るのは、若者が外出を許されたことを幸いとばかり外出回数が増えることだ。そして若者が感染して家で同居している高齢者に感染させたら意味を成さないという人も多い。やるなら同じ条件で老若男女の区別をしない方が良いのではないかという声がある。夜になって政府は来年1月までとされていた「GO TO TRAVEL」を来年6月まで延期すると公表した。やはり経済効果を考えて今すぐに止めるわけにいかず、政府としては苦渋の決断をしたのだろう。実際菅首相就任以来最も評価の高い政策が、コロナ対策だそうだが、「GO TO TRAVEL」については7割が賛同しているという。

 私も82歳であり65歳以上に該当し、基礎疾患も回復途上とは言え糖尿病患者なので、完全に対象者ということになる。気持ちのうえでは健康体だと思っているが、窮屈な世の中になったものである。

 今年の「流行語大賞」に「3密」が選ばれた。これもコロナの成せる業と言ったらよいのだろうか。昨年の同賞はラグビー・ワールドカップで初めてベスト8入りの活躍をして、ラグビー・ブームを巻き起こしたラグビー日本代表チームが合言葉として確認し合っていた「ワンチーム」だった。随分イメージが変わったものだ。

2020年12月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4950.2020年12月1日(火) 近鉄グループが火の車

 師走に入ったらやはり一段と寒くなったような気がする。寒くなったのは陽気ばかりではない。新型コロナウィルスによる今日の死者は41人、重症者493人の数は過去最多となった。今日菅首相と小池都知事が会談して、知事は「GO TO TRAVEL」に就いて停止を求めたようだが、首相は譲らず結局65歳以上の高齢者と基礎疾患がある人に自粛を要請するという結論になった。

 一方で、企業もコロナの影響を受け散々である。特に、飲食店業界が痛いパンチを食らっている。そこへ各自治体から深夜の営業自粛を要望されて青息吐息のようだ。観光に関しても、旅行すること自体が覚めた目で見られるようになった。当然観光業、特にそれを采配する旅行業にとって厳しいものとなっている。

 先月21日の本ブログに「過去最多のコロナ感染者と旅行会社への打撃」として、JTBを中心に、HISと近畿日本ツーリストの実情を取り上げたが、今日郵送されてきた月刊誌「選択」12月号を見ると「近鉄グループHD」の見出しに「『赤字膨張』で崩壊の瀬戸際」の副題が添えられて近鉄グループの営業実態について書かれている。これほど近鉄が鉄道業を主に追い詰められているとは寡聞にして知らなかった。JTBが上期決算で対前年国内旅行▲85%、海外旅行▲90.8%となり、来年度までに従業員を全体の6割に当たる約6,500人も削減する方針を打ち出したことが、旅行業界にショックを与えている。

 近畿日本ツーリストの実態は、JTBより大分深刻らしい。それは、親会社の近畿日本鉄道は私鉄業界の中でもトップクラスだったが、今年は最悪の決算となりそうで子会社はそのトバッチリを受けたせいもあるようだ。過日ある情報で近鉄が鉄道運賃の値上げを口にしたと知ったが、「選択」誌によれば、先日の決算発表の場で近鉄が運賃値上げに言及したことは事実のようである。しかし、各私鉄とも厳しい経営環境にありながら、どこも値上げに触れる私鉄はなかったという。それほど近鉄グループは、親会社である近鉄自体が経営悪化に苦しんでいるらしい。運輸事業は下期も回復の見込みがないと見られている。近鉄の子会社としてその恩恵を受けている近畿日本ツーリストが、親会社の経営が悪化しては、この先立ち直れるのか気になる。売上高は2018年度4,118億円だったが、今年度の予測では、1,400億円に沈む。問題の営業利益が、2017年度32億円だったが、今年度は▲250億円という大幅な赤字だから相当厳しい。海外パッケージの老舗「ホリディ」も市場から撤退するというから、ひところの羽振りの良さを知っている私には寂しい気がしている。

 とにかくコロナを1日も早く終息させることが先決であるが、いつまでも現状が続くようだと事業としての観光業は、消えてしまうのではないかと心配である。

2020年12月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4949.2020年11月30日(月) コロナの渦中に真子さまのご結婚を認める?

 明日師走を迎える。今日は全国各地で今季最低気温のところが多い。東京の最高気温は15℃だった。

 相変わらず新型コロナウィルスの感染は全国的に拡大して、それに伴って重症患者も増え、大都市のみならず各地で医療崩壊が心配されている。更に経費がかかることも懸念材料である。政府は、「GO TOキャンペーン」の実施と一部中止などにより、新たな追加予算を必要としている。これまで感染症支援対策として各種の補助金、助成金、給付金などを支出してきたが、この他に特別貸付金など資金の供出が必要となった。政府も追加で臨時予算を組むことになり国から給付金を支出することに反対の声は出ない。この緊急事態に臨時支出をすることに当たって考えなければならないことは、この一時的な支出が先送りされて国家の借金となることである。

 これまでも国会議員は、支出には寛容でありながら、これを埋め合わせる財政改革の気持ちが希薄で、借金は増えるばかりだった。それは普段の国家の予算決定に際しても、赤字予算を組み借金を増やしながら、その借金を削減しようとの姿勢が国会議員の間に見られないことでも分かる。緊急事態に際して懐は緩み支出は許されるが、それを取り戻すことに政治家たちは気にも留めていないようだ。こうしてこれまでも日本の国庫には借入証書ばかりが溜まった。いつまで国家財政に対してこんな安易な感覚で取り組もうとしているのだろうか。

 こんな時にまた国の臨時支出問題が公表された。コロナの影響で1年順延されることになった2020東京オリンピックとパラリンピックの、それに伴う追加費用がバカにならないようだ。延期自体に付随する目に見えない費用として、競技会場や練習施設の追加費用、人件費、選手村の二重払いのような支出、選手村を払い下げる予定で入居する家族連れ、その関連費用が相当な金額に上る。表面上はっきりした追加経費だけでも、コロナ対策費を含めて3千億円だというから大変である。当初の予算では開催費用は1兆3千5百億円だったのに加えて前記費用が加算される。これだけ見ても仮に来年オリンピックが再び延期されるようなことになったら、恐らく中止という残念な結論を選ぶことだろう。

 さて、秋篠宮さまの長女真子さまの結婚を秋篠宮さまが、記者会見で認めると発言された。真子さまと婚約者小室圭さんとの結婚が遅れて、破談も噂されていたが、秋篠宮さまが皇室継承順位1位の皇嗣となる立皇嗣の礼も滞りなく終わり、今日55歳の誕生日を迎えるに先立って前記のような発言となった。3年前に婚約を披露され、お2人は仲睦まじく会見をされたが、その後小室さんの母親に芳しくないプライバシーが表面化して、一時的にご結婚はペンディング状態にあった。小室さんは、真子さまと別れてニューヨークの大学で弁護士資格獲得を目指し勉学中である。しかし、2人の絆は強く、周囲の反対の声を抑えて愛を育んでこられた。婚約を発表されてからすでに3年が経ち、ご両親の秋篠宮ご夫妻も娘さんの気持ちを忍び難かったのではないだろうか。いずれ正式に発表されると思うが、お2人の愛情の強さには感動すら覚える。国民も歓迎すると思う。祝典の朗報を楽しみに待ちたいと思う。

2020年11月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4948.2020年11月29日(日) 「貧乏物語」を著した河上肇を想う。

 いま元外務省主任分析官だった作家佐藤優の新書版「貧乏物語 現代語訳」を読み始めたところである。「貧乏物語」と言えば、言わずと知れた戦前のマルクス経済学者・河上肇の名著である。冒頭佐藤の解説の中に河上の経歴を述べた後に「収監中に河上は自らの共産党活動を敗北と統括し、今後共産主義運動とはまったく関係を断つとの転向声明を公表した」と述べている。河上が1933年に思想犯として特高に検挙され、その後豊多摩、市ヶ谷、小菅刑務所に服役中に心境に変化が見られたことを記している。だが、この「転向」声明は間違っている。河上は「転向」しなかった。「没落宣言」をしてその時点から姿を消すように沈黙すると決めたのである。

 「転向」とはこれまで辿って来た道の方向を転換することであり、思想的には、転向というよりむしろ逆向というか、反対思想に取り込まれることだ。事実「大辞林」を紐解けば、「思想的政治的立場・信念を変えること。特に、社会主義者・共産主義者が弾圧によってその立場を放棄し、他の立場に転換すること」と書かれている。河上は立場を放棄したのでもなく、他の立場に転換したのでもない。ただ、厳しい弾圧に疲れ果てそのまま自らその場所で自身を埋没しようとしたのである。実際河上はこの「転向」と見られることをひどく嫌った。正式な共産党員としては、共産主義に刃を向けるような「転向」は最も嫌がった筈である。公安からは「転向」を迫られ精神的に逃げ場を失った河上は、そのどちらにも属さず、身を潜める「没落」という逃げ道に逃げ込んだのだ。従って河上は「転向」声明ではなく、「没落宣言」をしたのだ。河上はこの「没落宣言」という言葉に強く拘り、自らの社会主義思想家として共産主義を信奉したことに背を向けることはしなかった。佐藤の解釈には、終身共産主義者として生きた今は亡き河上肇がそれを知ったら、さぞや嘆くことだろう。

 それにしても佐藤は河上書を読めばすぐ分かるようなことを、何故間違った書き方をしたのだろうか。10年ほど前上野精養軒でセミナーがあり、鈴木宗男氏とともに出席された佐藤と話したことがあり、その時浦和高の出身で私の母校・湘南高と部活の定期戦をやっていたので、湘南に行ったことがあると聞き親しみを感じたことがある。

 そもそも私が河上肇に入れ込んだのは、この「貧乏物語」と「自叙伝」5巻にひどく感銘を受けたからである。大学の教養課程を終え専門課程で専攻する当時の社会思想史ゼミの飯田鼎助教授と面接した折に、読書傾向を尋ねられ、そのことをお話したら、ではゼミで河上肇を研究してみてはどうかとアドバイスいただいたことが、一層河上肇にはまるようになった原因である。卒業論文も恥ずかしながら拙いながらも何とか「河上肇論」を書き上げることが出来た。

 河上が研究・行動過程で「没落宣言」を行ったのは、「貧乏物語」を上梓したずっと後のことである。確か晩年の作品「自叙伝」の中で読んだような気がしている。

 佐藤の著書を読了後に、改めて河上肇と向き合い、「貧乏物語」を皮切りに彼の作品を少し読んでみたいと思っている。書斎には岩波書店発行の「河上肇全集」28巻をはじめとして、「貧乏物語」、「第二貧乏物語」、「遠くでかすかに鐘が鳴る(上)(下)」、現代日本思想大系「河上肇」、他数冊の河上書がある。とても読み切れるものではないが、気軽に少しずつ時間をかけて改めて挑戦してみたいと思っている。

 今振り返って学生時代にしっかりとして研究テーマを見つけられ、それに前向きに取り組むことができて、恩師からも評価されたことはかけ替えのない財産だと思っている。

 河上肇が共産党員になってしみじみ詠んだ言葉に、

 「辿り着き 振り返り見れば山河を 越えては越えて 来つるものかな」

 という大好きな言葉がある。苦労に苦労を重ねて漸く辿り着き、過去を振り返ってみると一際感慨を覚えたという気持ちを率直に表したものだと思う。

 そういう意味でも河上肇の生き方に恥じない人生を送る、例え遥かに及ばないことであるにせよ今では残り少なくなった余生に委ねられた責任であるとも思っている。

2020年11月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com