充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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5249.2021年9月26日(日) どうして世襲政治家がのさばるのか。
来る29日に投開票される自民党総裁選へ向けて4人の候補者による討論会が連日行われている。彼らの主張を実際に政策として採り入れて果たして効果があるのか、反って費用がかかるだけではないのかと考えざるを得ない。彼らが日常生活面で現実に苦労や悩みに直面することがないせいか、現実感が迫って来ない。問題提起や解決に素直に納得出来るような提案がなされているようにはとても思えない。特に財政面の裏付けである。一般的に政治家は普段の実生活で金銭面において苦労することはあまりない。世襲政治家が多いせいでもある。総裁選でも4人の立候補者のうち、3人が世襲議員である。
世襲議員の中でも典型的な人物は、麻生太郎・副総理兼財務相だろう。人を小馬鹿にしたような態度で、いつも上から目線で話し、発言もトンチンカンなことが多い。つい先日も記者団から現状のコロナ対策に対する政府の対応について質問を受けるや、「そういうことは応えられないから教えて欲しいというのが私の答だ」と答にもならないふざけた答え方をしていた。こんな人物が日本の財政を一手に与っている財務省のトップだというから、これで大丈夫だろうかと心配になる。これまでに担当である財政問題や、国家予算について自ら説明をした姿を見たことがない。自身財政というものが分っているのか、疑問に思うことがしばしばある。いつの間にやら金力とプラスαによって今の地位に就いたが、官僚のトップである財務省エリートにとっては最も上に立ってもらいたくない上司ではないだろうか。普段からその仕事ぶりが一向に伝わってこない劣等大臣である。それもそうだ。「有象無象」を「ユウゾウムゾウ」と読んで世間に恥をさらしてもう10年以上になる。
副総理が副総理なら、間もなく辞める菅首相も好い加減である。昨日ワシントンで日米豪印4カ国(クアッド)の初めての首脳会談が行われたが、その目的と成果はともかく、日本から脱首相直前の菅首相が出席したのはどういう考え方だろうか。コロナ禍で対面式の会談も少なくなっている中の4人の対面である。そこへ菅首相が現れたが、3日後には職を辞する一国の首脳に対して他の3人の首脳はどう思っただろうか。世襲ではなく、むしろたたき上げの菅首相はどういう意図でこの会合に出席したのだろうか。普通なら次期首相にその重責を任せるものだ。これでは二重手間になるし、他の3カ国の首脳もどうしたら良いのか戸惑ったのではないだろうか。この辺りの判断が出来ない人物が日本の首相を務めているという、日本人首相として醜態を外国に見せてしまった。とにかく政治家たちは、市井の人間の目線で物を見ないために、国民とはものの見方や考え方が大分ずれている。
選挙制度の改革によって、乱暴かも知れないが、世襲政治家を制限することでもしないと、国家、国民にとって真面な政治は行われないだろう。そのひとつの手段として、現在の選挙制度を変えて世襲政治家にとって絶対有利な現状を制約するより方法はない。それは、世襲により立候補する場合は、一定期間被世襲者の選挙区外でしか立候補出来ないよう制限を加えるべきである。何年か前に自民党内でこれと同じ考えが出ていたが、これも世襲議員につぶされたのか、その後世襲候補にとって不利なアイディアは出てこない。
まず、日本の政治を改革する前提として、世襲議員を少しでも減らすことである。
5248.2021年9月25日(土) 小学校低学年の国語教育に「綴り方」を
文化庁が「国語に関する世論調査」を発表した。その中で言葉の使われ方が、本来の意味とは異なって理解されている例が多いことが分った。
私自身いくつか思い当たることがある。文化庁の調べで特に取り上げられた言葉は、「破天荒」、「がぜん」である。前者については、本来「誰も成し得なかったことをすること」の意味であり、私の海外武者修行についても僭越ながら拙著の中で度々紹介している。それが「豪快で大胆な様子」と理解されているようだ。また、後者については、「急に、突然」が「とても、断然」と理解されているケースがあるようだ。
その原因として独断的に考えるなら、これらの言葉を、読書しながら目にして頭で考えて前後関係から意味を読みとることより、むしろ日常の話し言葉の中で触れることによって感覚的に判断しているからではないかと思う。
本ブログに取り上げたこともあるが、テレビで若手タレントの話し言葉でしばしば耳にするのは、「メチャメチャ良い」とか、「メッチャきれい」と言う表現である。何でもかんでも「メッチャ」を「すごい」のように良い意味に使っていることである。本来なら「全然ダメ」の意味だが、その反対の意味で使用している。それにこの言葉の持つ声の響きが子供じみてやや下品な感じがしてならない。それを本来の意味を知らず、やたらに使いたがる若いタレントが多く、ある意味で次元が低いと感じている。
これに対して文化庁のコメントが、「言葉は変化する。あくまで本来の意味や言い方との比較で、正しいか間違いではない。場面に応じて言葉を大事に使い、豊かなコミュニケーションをとってほしい」というものである。これではこの間違い用法を肯定しているようなものだ。文化庁は「間違いではない」と言っているが、間違いだとどうして言えないのか。言葉を大事に使っていないから豊かなコミュニケーションなぞ望む方が無理ではないか。
文化庁も文部科学省も、日本語の基本である国語をどう考え、義務教育で国語をどう教えようというのか、よく分からない。文章を綴るということに、あまり細かい神経を使っていないようだ。我々が小学校低学年時には、国語教育は、「読み方」と「書き方」があり、それが「読み方」と「綴り方」となった。書くことをかなり熱心に教えてもらった。その後もテレビがない時代には、読むことと書くことを国語の授業で随分学んだものだ。それが、今ではテレビ時代からIT時代に入り、他人の文章をコペピして借用(盗用)するように自分で書くことから逃げる傾向がある。
数年前のことであるが、前川喜平・元文科事務次官と話す機会があり、小学校教育で国語の授業に「読み方」に「綴り方」を加えて教えてはどうかとアドバイスしたことがあったが、まったく興味がなさそうだった。しっかりした文章を書ける小学生が見られるのは、あまり期待出来ないようだ。
5247.2021年9月24日(金) 5.15事件で倒れた犬養毅の言行
一昨日夜NHK・BS3で「昭和の選択―犬養毅・軍と闘った憲政の神様」の再放送を観た。犬養は慶應義塾の出身であるが、巷の慶應ボーイのイメージとはやや異なる力強い正義感と信念の下に、昭和の初めの藩閥政府と軍部に抵抗し、政治に民主と自由を求めて闘った。残念ながら道半ばにして凶弾に倒れた尊敬する大先輩である。テレビで知らないことも随分知らされた。一旦は政界を引退し、八ガ岳山麓に別荘を買い求めて地元住民と気軽に交流していたが、時代の要請と政友会から強い要望があり政界へ復帰することになった。それが、犬養の運命を左右することになった。
特に興味を惹かれたのは、慶應に入学して福沢諭吉に会って福沢の考えに感銘を受け、三田の慶應キャンパス内にある演説館で模擬国会演説会を行っていたということだった。重要文化財の演説館については、在学中あまり見学する機会はなかったが、1度だけ当時日本興業銀行調査部次長だった遠縁の藤田某が、慶應から招かれて講演を行ったので、その折に聴講し、見学したことがある。演説館内部はあまり広くはないが、当時の議会を彷彿させる構造と言われて、中々由緒のある魅力的な建築物である。
何事にも信念を貫いた犬養は、現職首相のまま首相官邸に乗り込んだ海軍青年将校によって殺害された。その直前「話せばわかる」と今でも名言とされる言葉で、青年らを説得しようとしたが、彼らは犬養の言葉に聞く耳を持たなかった。これが5.15事件となり、日本史上クーデターとして今もなお宰相が生命の瀬戸際にありながら、説得力ある言葉として伝えられている。
犬養ほどの強い信念を貫いた首相は、他に見当たらないのではないだろうか。安倍前首相や菅首相は、この犬養の爪の垢を煎じて飲んでみてはどうか。
さて、今朝も妻が入院先からメールを送ってきた。入院以来ほとんど絶食状態だったらしいが、今日はランチに流動食が出て漸くお腹が満たされたという。相変わらず抗生剤の点滴を受けているが、幸いにも虫垂炎の炎症は和らいでいるようだ。漸く手術することに決まったらしい。出来るなら早く手術を済ませて退院して欲しいと願っている。明日も私物を届ける予定であるが、入院先の東京医療センターが近くにあり歩いても15分程度で行けるので、その点は大分助かる。
5246.2021年9月23日(木) ブラジルに奈良の大仏より大きい大仏が・・・。
今日はお彼岸のお中日であるが、お墓参りには行けない。もう2年ほどお墓参りを失礼して、両親や先祖さんから冷たいと思われているかも知れない。ここは新型コロナウィルスに免じてお許しいただきたい。
わが家のお墓は中野の真言宗・宝仙寺にある。ふとしたことから宗派は異なるが、ブラジルに大きな大仏が建立されていたことを昨日知った。日本でも話題になりそうな大仏だが、この情報は共同通信によって伝えられたが、これまでその存在はメディアで報道されたことはなかったのではないだろうか。
ところが、昨夜共同通信で伝えられてから、ネットで九州の複数の新聞を主に報道されるようになった。何といっても驚くのは、大仏像の巨大さである。日本人僧侶らの支援で、エスピリトサント州イビラスの丘にある曹洞宗「白雲山禅光寺」の敷地内に建設され「イビラス大仏」と名付けられている。エスピリトサント州と言ってもほとんどの人が知らないような州で、リオ近くのブラジル南東部の大西洋岸に面した小さな州である。大仏は鉄筋コンクリート製で重さ350トンである。高さは台座を含む全長が約13mの鎌倉の大仏や、約18mの奈良・東大寺の大仏よりも大きく、高さは35mでリオのキリスト像30mより高い。コルコバードへケーブルカーで登った時、目の前のキリスト像のあまりの大きさに驚き、眼下のコパカバーナ海岸の絶景にも見とれたものである。
さて、昨日フランス政府がオーストラリアの潜水艦建造契約の破棄に憤っていると取り上げたが、その様子がそのまま昨日開会した国連総会に表れたようだ。バイデン大統領の演説時に、4人まで座れる代表団席にフランス代表団は1人しか会場に姿を見せず、いわゆる「ふて寝外交」で、不満をアピールしたという。潜水艦の性能が、フランス製よりアメリカ製の方が遥かに勝れ、オーストラリアの要望に適っているようだが、フランスに言わせれば、契約の問題ではなく信頼関係の問題と言い、インド太平洋地域のパートナーに選ばれなかった不名誉に対する不信感も露わにしたのだ。
国際問題では、もうひとつ難しい問題が浮上してきた。2016年に発足した環太平洋パートナーシップ(TPP)は、翌年アメリカが離脱した。これを一部変更して18年に発効した。TPPは日本とアメリカが進めた対中国経済包囲網だったが、そのアメリカがトランプ前大統領の一存で身勝手に離脱して、日本はアメリカが復帰するのをひたすら待望していた矢先に、先週中国がTPPへの加盟を申請してきた。そして昨日になって台湾も加盟を申請した。中国は台湾のTPP加盟は絶対容認出来ないと喚いているが、ここへ来て今年のTPP議長国日本の立場も難しくなってきた。さあ!どうする?
こちらから「君子危うきに近寄らず」でいても、「火中の栗を拾う」立場に追い詰められた日本は、この難局をどう切り抜けるのか。
5245.2021年9月22日(水) 世界的株価下落と悪化する仏の対米英豪観
昨日ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が大きく値を下げたが、東京証券市場も日経平均株価が対先週660円も値下がりした。つい先日31年ぶりの株価高騰と大騒ぎされたが、それも徒花だった。その原因は中国の不動産大手・恒大集団の経営危機の不安から同社の株が買い叩かれ、それが世界市場へ広がって行ったようだ。
中国第2の不動産会社・恒大集団はバブルを背景に銀行からの融資を受けてこれまで強気の投資を続け、有利子負債は10兆円近い。だが、住宅価格の高騰を抑止したい習近平指導部が、不動産会社の資産に対する負債比率を抑える規定を導入したことによって、同社でも借り入れが難しくなり資金繰りに窮する事態になった。中国では土地は基本的に国有のため、企業や個人は名義上所有出来ず、国から期限付きでその土地の使用権を買うことになる。従って恒大のマンションを購入しても土地は国のものであり、仮に恒大が破産しても所有者から土地を取り上げられるようなことはない。それでも疑問点は数多い。現状では恒大の債務不履行の可能性は不透明だが、世界経済への不安を大きく煽ったことは間違いない。
一方で、中国を強大な競争相手国と見ているアメリカのバイデン大統領は、昨日国連総会で就任後初めて演説を行った。トランプ前大統領のアメリカ・ファーストや、パリ協定からの離脱、イスラエルの首都エルサレム承認など同盟国にも配慮することなく事を進める言動に比べて、バイデン氏はリベラルであり、同盟国重視を看板にしてきたが、このところ信頼感を失うような行動が目立っている。それはアフガニスタン撤退で大きく狂い始め、アメリカの威信も大きく低下した。国連のスピーチでもバイデン氏は20年間に亘るアフガンでの戦争を終結させたと強調したが、平和裏にアフガンを民主主義国家として成立させたわけではない。難しい問題を置き去りにして、過激なイスラム主義組織のタリバンに政権を明け渡して戦乱の地から逃げ出したと言った方が当たっているだろう。撤退後も無人機により誤爆をして罪もない多数のアフガン市民を殺害した無責任、非人道的後始末である。
もうひとつ、先進国同士の同盟関係に不信感を増え付けるような出来事があった。それは、アメリカ、イギリス、オーストラリアによる新たな安全保障協力枠組み「AUKUS」で、フランスがオーストラリアと結んでいた潜水艦建造契約が破棄されたとして、フランス政府は米豪に対して憤慨し、説明を求めたことである。成約していた協約書は、実に7.2兆円の巨額というからフランスとしてはとても見過ごすわけには行くまい。国家間の契約をこれほど粗雑に、かつ不誠実に約束を不履行したことに対して、フランスはウソや偽善があったと憤り、両国駐在大使を直ちに本国へ召還した。こんなことは初めてである。近々マクロン大統領とバイデン大統領が電話で会談することになったが、落としどころはどうするのだろう。ことはそう簡単には収まらないだろう。トランプ前大統領に比較してよほどインテリジェンスが感じられるとみてバイデン氏には大きな期待を寄せていたが、現実を見誤りそうな様子では考え直さなければならないだろう。
さて、昨日緊急入院した妻に薬や衣類を届けに出かけた。昨日別れてから採血をして抗生剤の点滴をしたようだ。今日も抗生剤点滴を行うようだが、まだ、手術をするかどうかは分からない。