充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
5359.2022年1月14日(金) 金融機関の著しいサービス低下
新型コロナの感染拡大により世の中は暗くなり、経済は停滞し、倒産した会社もある。そんな時、東京商工リサーチが2021年の負債額1千万円以上の倒産件数は意外にも57年ぶりの少なさだったと発表した。不景気のうえに、つい最近液晶パネル大手のジャパンディスプレイが、2151億円の資本金を1億円に減資して中小企業並みの会社にまでした事実があったからである。すでに減資して中小企業並みにして税負担の軽減を図っている企業が増えている。最も影響を受けている観光業の中でも、経営の苦しい大手企業のJTBや日本旅行が1億円に減資し、更に毎日新聞社、スカイマーク航空など著名な企業まで同じように減資した。彼らは減資によって倒産を免れたと言えるかもしれないが、とにかく現在の苦境を何とか凌いだと言えるのかも知れない。
ただ、倒産を免れることが出来たのは、コロナ下で政府による支援策、つまり政府が利子を負担することによって、資金繰りに窮する企業が大きく減じたことが大きい。資金の借り入れが楽になったからである。だが、政府の支援は永遠に続くわけではなく、終わりつつある。もし、借金が返せなくなったら倒産の道を歩む可能性がある。かつてのオイルショック、リーマンショックの折に急増した倒産が、再現するかもしれないのだ。
さて、あまり明るい話がないが、最近の金融機関のサービス低下には少々腹が立つことがある。銀行ではほんの僅かしか希望の金種で現金を引き下ろせないし、それ以上だと手数料を要求される。硬貨を預金しようとするとある数になると手数料を徴収される。コインのお賽銭は遠慮して欲しいとお願いした神社もあるくらいである。今日の朝刊によれば、通帳の発行には、これまで手数料を徴収しなかった三菱UFJ銀行も、すでに実施している大手の三井住友銀行やみずほ銀行に倣い、4月から手数料徴収を実施する方針である。かつては、銀行間であまり異なるルールはなかったが、この通帳手数料徴収は時期、手数料額ともに各銀行によってバラバラである。通帳の発行に伴う経費がかなり負担になるとの理由から、利用者にはカードとインターネット利用を奨励しているようだが、私のように銀行の口座カードを所有していないアナログ派にとっては不自由である。そこで三菱は、あざとい策を考えた。一定年齢以上の高齢者からは手数料を取らない方針だという。何歳から上の年代から徴収免除にするのか、まだ決まらないようだ。
他にも日本郵政のサービスも低下した。高齢者に対してかんぽ生命へ強引な勧誘を行い不利益な契約を行った件を筆頭に、郵便局の現場サイドでも土曜日の配達を取り止めたり、翌日配達を近々辞めることによって、一般市民に対するサービス低下のみならず、雑誌業界にも影響が表れてきた。雑誌の定期購読者への送付が遅れると月刊誌「選択」が警告しているほどである。
かつては左団扇だった銀行、郵便局が自らの経営努力と責任を棚に上げ、顧客や消費者に負担を押し付ける時代になってきたと言える。あ~ぁ、情けない。
5358.2022年1月13日(木) コロナ禍急拡大とフィリピン大統領選
北海道から北陸地方にかけてかなりの雪が降り続いている。激しい積雪のため、道路の片側1車線が、両側1車線になっているところもあるようだ。除雪中に落雪で命を落とした人もいる。東北新幹線の大幅な遅れや、国内航空便もかなり欠航した。その点関東地方は北部の群馬、栃木県を除けば、大雪に襲われることがあまりないので助かる。
この雪の中で、オミクロン株を主とする新型コロナウィルスの感染が再び拡大している。日本でもこのところ急激に感染者が増え出したが、世界保健機関(WHO)が公表したところでは、世界で9日までの最近1週間の感染者が、前の1週間より55%も増えて1,515万人になったというから驚くではないか。相変わらず感染者はアメリカが最も多く461万人で、以下フランスが160万人、イギリス122万人、イタリア101万人と、ワクチンが充分行き届かないアフリカ諸国より、先進国に感染者が多いのが意外である。こんなコロナ旋風が吹き荒れている中で、1か月後冬季北京オリンピックが開催される中国は、厳しい水際対策や、全員のPCR検査などの感染対策が功を奏しており、新規感染者の発生を封じ込んでいると自負している。しかし、世界で1日282万人、1週間で1,515万人を超える新規感染者が出ている中で、中国では昨日の新規感染者が僅か238人、死者に至っては今日まで5千人足らずで、昨年9月14日以降1人も出ていないというのだからすごいと言うより、信じられないと言うべきであろう。
日本でも最近になって急激に増えだした沖縄県で、今日過去最多の1,817人が発症した。全国的にも昨日は13,244人となり、4か月ぶりに1万3千人を超えた。今日は更に増えて18,673人を数えた。懸念されるのは、医療従事者をはじめとするエッセンシャル・ワーカーが倒れて、医療が崩壊し、介護現場で支援活動が機能しなくなることである。現状では、我々国民はワクチンを接種して常にマスクを着け、ソーシャル・ディスタンスを保つ努力をすることしか対策はない。光明が見えない暗い世の中になってきたものである。1日も早くこの地獄から抜け出したいというのが、余生があまり長くない我々後期高齢者のせめてもの望みである。
さて、来る3月に韓国大統領選、4月にフランス大統領選に続いて、5月にはフィリピンでも大統領選が行われる。個性的なドゥテルテ現大統領の任期終了に伴うものだが、出足が早かったかつて無敵だった元ボクシング世界チャンピオンのバッキャオ上院議員が、スポーツ愛好家から支援されているが、最近になって意外にも36年前にピープルパワー革命で倒された独裁者マルコス元大統領の長男、フェルジナンド・マルコス氏が巻き返しているようだ。同氏には、父親の独裁政治への反感が強い反面、ピープルパワー革命を知らない若者から支持されている。変わっているのは、彼はフェイスブックで出馬宣言したことである。選挙戦ではSNSを戦略に戦う意向だったが、グーグル社が選挙活動が始まる日から投開票日までの期間中、すべての政党と候補者に関する広告をグーグル検索の結果や、You Tubeなどに掲載しないと決めたので、マルコス派はこれにどう対応するだろうか。
フィリピンの人口は、日本より少々少ない1億1千万人であるが、その内日本人より遥かに多い約9千万人がソーシャル・メディアの利用者だという。それを利用したマルコス氏の支持率53%はバッキャオ氏の8%より遥かに高いが、このグーグルの決定により選挙戦では、誰が勝ち抜くのか興味深い。韓国や、フランスの大統領選とは異なった視点から見守りたいと思う。
5357.2022年1月12日(水) 過疎化による地方都市の劣化と苦悩
冬も真っ盛りという感じで北海道から日本海沿岸の東北・北陸地方では、かなり激しい豪雪状況である。北海道では吹雪となっている。特に吹雪の中を走行する車を見ていると、運転は大丈夫だろうかと心配になる。
新型コロナウィルスの感染が拡大して観光業が特に大きな影響を受けているが、北海道の冬は、コロナに関係なく、特に影響が大きいらしい。雪の中での難しい交通アクセスの問題もある。旭川市に近い大雪山国立公園周辺では、かつて大きなホテルが3つあったが、近年その内2つが閉館した。観光客が減ったことが大きいが、ホテルにとっては経営状態が良くない中で、固定資産税と建物の維持費が固定経費として大分経営に影響を与えているようだ。だが、ホテルは閉館してもその所有者には固定資産税がかかる。沖縄のように季節を問わず、観光客が訪れるところでも、現状はコロナ対策の規制により経営は厳しいと思う。
そこへ今夕の朝日によると北海道で経営が苦しいのは、アクセスの難しい秘境ホテルばかりではなく、駅前の一等商業地ですら経済的に立ち行かない都市と商業業種があるという。その最たる都市が、北海道の鉄道の要衝でもある滝川市である。JR滝川駅の前にある500mも続く商店街に往時の勢いがなく、シャッターが下りた商店が多く、その中にあったデパートも6年前に閉鎖された。昨年は駅前の商業ビルも閉鎖された。これには地方都市特有の過疎化という現代の課題がある。特にこの滝川市は、かつては炭鉱景気で賑わっていたが、閉山されてから、40年前のピーク時の5万3千人の人口が、今では3万9千人にまで減少している。そのため商業ビルの主要テナントだったスーパーストアが撤退して経営は益々苦しくなり、土地の所有者も固定資産税を払えず滞納して、挙句に市に対して資産の売却を求めているようだが、落日の都市にも財政的余裕がなく、中々話がまとまらない。これから同じような問題が、地方都市の間で次第に浮上してくるのではないか、気になるところである。
5356.2022年1月11日(火) 認知症と北朝鮮に気を付けよう。
年を取ると認知症の危険があると言われるが、元気者のつもりでも記憶が衰えたり、言葉や単語を思い出せないことがある。今日愕然としたのは、数日前から始めた2021年の確定申告の準備をしている最中に、肝心な厚生年金と企業年金の振り込み通知書を紛失しまったのだ。つい先日まで手元にあり、あるものだとばかり思いこんでいたところ、いざ利用しようとしたらどこへ行ってしまったのやら見つからないのだ。わが書斎も積読の書物をはじめ、雑物に囲まれてあまり整理が出来ているとは言えない。結局いくら探しても見つからず、日本年金機構と、企業年金を代行している大阪の企業へ電話で再発行をお願いするような始末である。残念ながら再発行はしてもらえず、年間支払額の明細書を近日送るとのことだった。アナログ派である私には、金銭元帳に支給月ごとに仕分けしたいので、各回の内訳を尋ねても書類としては発行しないと言われ、止むを得ず口頭で数字を教えてもらった。これから時間をかけて、アナログ式に申請書類を仕上げた後、青色申告会に相談のうえで税務署に書類を提出することになる。今日は記憶力の低下に振り回された1日だった。その最中に偶々知人からメールで奥さんが認知症のため施設へ入られたと連絡があり、これから男やもめだと知らされた。お気の毒であるが、私自身だってそんなに楽観している場合ではない。
去る8日(土)夕刻「テレビ神奈川」で母校湘南高校の創立100周年に関して、「湘南高校百年 文武両道の核心~初代校長赤木愛太郎の理想~」と題する30分のドキュメンタリー番組が放映された。先月のテレビ東京の名門校シリーズに次ぐものである。東京都内では観られないと思うからと、わざわざ後輩が当番組のWebを知らせてくれたので、今日じっくり観てみた。題名の通り文武両道の学校の現状と活動を紹介したものであり、TV東京とはやや趣は異なるが、創立後百年の母校を初代赤木校長の熱情と文武両道の実践校として取り上げてくれている。赤木校長は、新潟師範学校校長を辞めて新設の旧湘南中学を、日本一の学校にするとの理想と信念を胸に新校長として赴任された。多くの生徒、卒業生から尊敬され慕われ、校内には赤木苑がある。私の知る同窓生も何人かインタビューに登場していたが、一番感じたのは、皆共通して愛校心が強いなぁということだった。テレビで好意的に紹介されるのは、良いことでもあり、誇りでもある。幸い私はラグビー部出身であるので、今以て母校愛と母校とのつながりは切っても切れない。こういう形でメディアに取り上げてもらえるのは、誇らしいことであり、嬉しいことである。
さて、いつも驚かされているが北朝鮮が、またもや弾道ミサイルらしきものを日本海へ向けて打ち上げた。先日5日にも突然打ち上げたが、またもや突然の打ち上げである。岸田首相は即座に極めて遺憾だと述べた。国連安保理事会も北朝鮮を非難する声明を発表した。コロナ禍の影響で、北朝鮮も厳しい試練に晒されている。だが、そのはけ口を日本海のミサイル発射で発散されたのでは、溜ったものではない。破れかぶれではないか。拉致問題には振り向きもせず、解決済と国が罪を犯していながら真正面を見ず、尻を向けて逃げるばかりである。国家としての形態を整えておらず、他国に迷惑ばかりかけている北朝鮮のような国をもう少し真面な国家へ変貌させるよう対立する米中も、具体的な対策を講じることは出来ないものだろうか。
5355.2022年1月10日(月) 成人の日にクラシック音楽会を楽しむ。
今日は成人の日である。大学ゼミの友人が所属しているオーケストラの定期演奏会を3年ぶりに鑑賞した。「上野浅草フィルハーモニー管弦楽団」演奏会は、いつもなら地元の浅草公会堂で開催されているのだが、コロナ禍と言う事情もあるのだろうか、今日はJR中野駅近くの「なかのZERO大ホール」で開かれた。こういう時期でもあるので、いつもならゼミの仲間に広く声をかけるところだが、遠慮して一部の仲間だけに連絡して7名が集まった。終演後も納得してどこにも立ち寄らず、散会した。折角気の知れた仲間の集まりなので、積もり積もった話もしたいところだったが、やはりコロナ怖さに腰が引け消極的になってしまった。
それはさておき、久しぶりにクラシック音楽を生で聴いたが、やはりホールで聴く生の音楽は迫力があって好い。今日は3つの名曲を聴いたが、私の知らない曲ばかりだった。ウェーバーの歌劇「オベロン」序曲、モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、そしてシューマンの交響曲第1番「春」だった。ソーシャル・ディスタンスを取っているせいか、1,300名の観客席は余裕のある配置になっていた。
同楽団のチェリストであるゼミ仲間の赤松晋さんとは、残念ながら今日会って話をする機会はなかったが、他の仲間と久しぶりに会って話をすることが出来たのは嬉しかった。こういう機会を作ってくれた赤松さんには感謝である。
今日久しぶりの会話を楽しんだが、本当は先日セルビアの友人・山崎洋さんが送ってくれた彼のメール文の中に書かれていたアメリカ流の「deep state」について、もう少し彼らと話をしてみたかった。山崎さんは東西対立の狭間で、ユーゴ解体を実感し、そこから東西の激しい抗争や、現在の米中、米ロの対立の実態を自分なりの視点で捉えている。彼が気にしているのは、日本のメディアは欧米サイドの報道に頼りがちで、中ロの立場や考えを受け入れていないことである。その点、彼は中ロの考えも斟酌して平等な立場から事実を冷静に見つめている。
例えば、今国際的に大きな注目を集めているウクライナ東隣のロシアが、国境周辺に軍隊を集結させて緊張を高めている原因について、ウクライナが独立出来た経緯には、ソ連崩壊当時、ウクライナ人フルシチョフ首相が勅命でウクライナをロシア領から分離させたことや、エルツィン大統領がウクライナ領内にロシア海軍基地を認める条約を締結したことがあり、それらはロシア系住民が多いウクライナで受け入れられている。だが、その点についてNHKをはじめ、日本のメディアはほとんど触れていない。
確かに両者の考えを平等に受け入れるのは難しいことではあるが、あまりにも一方だけの意見を取り入れると偏った結論になる。我々もその点は重々心掛けなければいけないと思う。