充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
5810.2023年4月10日(月) 地元OBではない天下り知事が増えた。
昨日9道府県知事選など統一地方選の前半戦が投開票された。これというほどの大きな話題はなかったが、日本維新の会が推薦する候補者が、奈良県知事選で自民党内の分裂から2人の候補者が対立した間隙を縫って初めて大阪府以外で知事選を制した。しかし、維新の会は、カジノ・リゾート(IR)誘致に絡む会場誘致出資問題や、大阪都構想挫折などで失態を晒して不評、不満を買っていただけに大阪府知事、及び大阪市長選を制したというのは、一体どういうことなのか、府民の気持ちがよく分からない。
もうひとつ話題となったのは、投票率がまた下がったことである。今回9道府県知事選の平均投票率は、戦後最低の46.78 %だった。41道府県議選の平均投票率も41.85%で前回の戦後最低だった44.02%を大きく下回った。こうなると知事、議員の質の低下も避けられないだろう。また、これは中央政治への関心の低下以上に地元である地方都市の政治への無関心が拡大しているということだろう。そして、年々顕著になり問題を提起しているのは、天下りの気風が官から民間へばかりでなく、中央官庁の高級官僚が地方自治体首長後継者へ転出するのが目立ち出したことである。
例えば、昨日選出された9人の新知事の内、2人は総務省から県副知事に、1人は同じく総務省から県局長へ天下りをして時期を待ち、頃合いを見計らって知事選に出馬したものである。そして3人はいずれも自民党の推薦を受けている。エレベーター式に知事まで昇りつめたという印象が拭えない。従って地元出身者ではない知事が増えている。地元出身者でないエリートが天下って地元住民の感情が充分理解出来ないのに、知事になっちゃったという感じである。これは小池都知事にしてしかりである。東京都民が反対する神宮の森の木を伐採しようという発想が、至極安易に生まれてくる所以である。これでは地元住民のための政治が充分行える筈がない。
来る23日には、統一地方選後半戦が行われるが、世田谷区でも区長選及び区議選が行われる。メディアではそれほど取り上げられることはないが、私自身は投票する候補者はもう決めている。せめて投票率は下がることがないよう願っている。
さて、新型コロナウィルスの新規感染者数が減少傾向に向かい、政府もいくつかの規制を解いたが、ここへきて再び増加傾向へ向かい出した。まだマスクを着用している人は多いが、それでも大分マスクを着けない人が増えたのも事実である。東京都内では1週間前の感染者を上回る新規感染者が今日まで連続10日間も続いている。その割にはあまり騒がれない。メディアではまだ大げさには報じられていないが、我々の周囲には、コロナのバイ菌がうようよしているということである。当分の間生活上自粛を迫られることになろう。
5809.2023年4月9日(日) 徐々に難しくなる鉄道会社の経営
コロナ禍で経済界は大きな打撃を受けたが、中でも観光業界は行動の自粛要請などもあり旅行客が激減し大打撃を受けた。更に2020年4月政府が緊急事態宣言を発したことにより、宿泊施設や飲食業界は言うまでもなく観光地のお土産店なども多大な影響を受けた。それでも今年に入ってから少しずつ新規感染者も減少し、政府もいくつかの規制を撤廃した。この間観光業への直接的影響とは若干異なるが、首都圏の鉄道会社も大分影響を受けていた。全般的に利用客が大きく減少したが、コロナの影響が少なくなっても一度減った乗客が中々元へ戻らないことに鉄道会社は頭を抱えている。最近あまり鉄道を利用することはないが、時折乗車した時に車内が随分空いていると思ったことが何度かある。そのひとつの原因は、企業、特にIT企業などでリモートによる在宅勤務を奨励したことである。まだコロナ以前のような勤務体制には戻っていない企業が多いことである。
乗客が減少すれば、当然ながら鉄道会社の収入は減少する。それでも経営に打撃を及ぼさない範囲内ならいくらでも対応出来るが、それが鉄道会社の収益を圧迫して赤字になるようだと鉄道の安全管理面にも影響が現れる。社有地の売却や、終電時間の見直しなど何とか経費の削減を進めているようだが、背に腹は代えられず、鉄道各社は一様に運賃の値上げの検討を始めた。そしてこの20年来運賃値上げをしなかった鉄道各社が揃って国土交通省へ運賃値上げを申請する事態となった。今年3月からJR東日本、小田急、東武、西武、東京メトロ、相鉄、西鉄、4月からはJR西日本、京阪、阪神、阪急が値上げを実施した。更に来年4月からJR東海が値上げを実施する。
鉄道会社の経営は、本業より付帯事業の方が大変である。鉄道本業では運賃収入が収益となり、かかるコストが経費として出費され、その差が会社の利益となる。しかも現金収入で前受金であり、確実な収入が確保出来る。電車が混雑すればするだけ利益が増え、コストを抑えればその分利益が残る。鉄道会社へ入社間もないころは、駅でラッシュアワーに見習い駅員として混雑した乗客を電車内へ押し込んでいた。それが経営上プラスになったわけである。その後経理部に務めて経営の実態を多少なりとも知るようになると、本業にだけ集中すれば鉄道会社の経営は問題が起きないと知り、亡父から鉄道会社の経営は小学校を出ていれば出来ると皮肉っぽいことを言われたことを思い出す。それが、今ではラッシュアワー利用客には定期券代を割り引くとか、国交省が値上げ分と値引き分で収支を均衡させるよう求め、計画以上の利益が出た場合、利用者に還元する仕組みを作るよう要求し、かつての単純経営がそう簡単ではなくなったようだ。
しかし、都内の鉄道駅では安全上プラットホームから転落を防止するためのホームドアを設置するなど経費の増加が著しい。その反面ホーム上に駅係員の姿があまり見られず、安全対策上チグハグな印象を受ける。かつて夢中になってホームで汗を流していたことと、下っ端ではあったが、経営の一面を見たことから鉄道経営の今昔を想い懐かしさと現代の経営の苦労を思っている。
5808.2023年4月8日(土) 物事への関心事で若者とずれ?
毎月定期的に糖尿病医院で検査をしてもらっている。基準数値のHbA1cは昨年1月から6月にかけて6.0から6.4だったが、まあ安定している感じで医師からもまずまずと言われていた。その後更に好転しこの1年間は6.0を下回り5.8~5.9を示すことが多かった。ところが、今日数値は僅かに上がり再び6.0へ戻ってしまった。医師には多少上がってはいるものの安定していると言われたが、それでも気分的には少々がっかりしている。まあ来月の検診でどうなるか。更に上がらないことを願っている。
ついては、余談であるが、今日医院で女性看護師2人と、先般NPO紙に寄稿した世界文化遺産の古代都市「ペルセポリス」について話をしたところ、2人ともペルセポリスを知らなかった。高校の世界史で習わなかったかと尋ねても2人とも知らないと言い、それはマニュアックな都市ですねと言うので、スタンダードだと応えた。古代ペルシアが繁栄した当時の首都で、BC4世紀にマケドニアのアレクサンドロス大王によって壊滅させられ現在に至るまで手つかずでそのまま残った歴史的由緒のある古都だとざっと説明したところ、笑いながら調べてみますと言っていた。
実は、先日女子大生の2人の孫娘が我が家に滞在した折に、60年安保闘争について気軽に尋ねてみたところ、2人ともまったく知らないと言っていた。これこそ落胆した。学生時代に60年安保闘争に参加していたことを祖父として初めて話したのだが、どうも空振りだった。関心事ではないのか、知らないのか、或いは現代の政治に無関心な学生には、一般的に無関心だったのかは分からないが、それにしても歴史上あれだけ社会問題となり、今も日米同盟の柱ともなっている日米安全保障条約の延長、廃棄を問われた昭和を代表するデモの経緯を全く知らなかったとは、がっかりというよりむしろショックだった。どうも私には若い女性に限らず現代の若者との間に世間の意識、関心は単なる温度差以上に大分ずれがあるように感じて愕然とした次第である。
さて、先週いつも通りGoogleから3月分のブログ・アクセスの概要を知らせてくれた。私のブログの内書いた日時と、どんな話題が興味を持たれたのか、私自身も関心があるので、毎度楽しみに連絡を待っている。3月では一番アクセス数が多かったのが、2021年11月29日に「アメリカのお節介と置き土産」と題してハガティ前駐日米大使が離任に際して、しゃべった日本政府への不遜な要望である。アメリカの軍事予算は対GDPで3.5%以上であり、日本は中国の動向に照らして軍事的貢献が不可欠なのに足りない、せめてGDPの2%に引き上げるべきだと提言したことである。まったく余計なお節介である。この傲慢な要求に腹が立って不満をぶちまけたことが受けたのだろう。
2番目にアクセスが多かったのは、今年3月4日「高市早苗氏のような3流人物が大臣とは?」だった。自分の粗相と不作法を棚に上げて公文書が偽造されたとの傲慢な主張を繰り返して、一向に責任を取ろうともしない現職大臣を批判した内容である。3番目は、かなり古いブログで、2009年9月13日「奥穂高のヘリ墜落事故に思う」で、遭難しかけていた登山者を救助するために奥穂高で救助隊員がヘリから降り救助作業中に飛行中のヘリが墜落し乗員が死亡するという悲惨な事故だった。今自衛隊ヘリが沖縄・宮古島周辺で行方不明の最中でもあり、偶々このヘリ事故を思うと何とも言えない因縁を感じるが、これは業務を遂行中に起きた事故で殉職された乗務員に同情の気持ちを覚えた。
いずれも読んでいただいた人たちの心に届いたことを嬉しく思っている。これからも及ばずながらも誰もが同じように納得し同感してくれる文を書く責任のようなものを感じている。
5807.2023年4月7日(金) 天才藤井聡太六冠、名人戦に先勝
将棋界の天才と言われる藤井聡太六冠が、一昨日と昨日の2日間「名人戦」第1局に臨み渡辺明名人に先勝した。これから6月にかけて先に4勝した方がタイトルを獲得することになる。藤井六冠にとっては、先ずは幸先の良いスタートとなった。
渡辺名人は3年前に「名人」のタイトルを獲得し今まで守り抜いてきたが、これまで「棋聖」「王将」「棋王」のタイトルを悉く藤井六冠に奪われている。藤井が勝てば、「名人」獲得の谷川浩司17世名人の最年少記録「21歳2か月」を更新することになる。渡辺名人は藤井六冠に対して過去の対戦成績では分が悪く、3勝16敗と大分圧倒されている。これまで3つのタイトルを奪われ、今また藤井によって名人位まで失えば、無冠となってしまう。それだけに期するところがあるに違いない。それにしても近年では羽生棋士が天才といわれ、一時は当時の全タイトル七冠を独占していた時期もあったが、今では無冠となってしまった。
私は将棋自体には普段からそれほど関心も興味もなく、子どものころに遊んだ程度でほとんど将棋を指すことはなかったが、こういう若き天才が出現してくると将棋界の棋士としてではなく、勝負事の世界の若き成長株としてその動向に注目し期待してしまう。名人戦が果たして何回戦われるのか、藤井七冠となるのか、興味は尽きない。今後の勝負を追ってみたい。
さて、陸上自衛隊熊本県分屯地に駐在するヘリコプターが昨日から沖縄宮古島海域で行方が分からなくなった。搭乗員は第8師団長以下幹部8名を含めて10名である。今朝未明になって使用されていない救命ゴムボートが見つかったことや、すでに燃料消費分の飛行時間を経過していることから、何らかの事故により海中に墜落したと見られている。自衛隊ヘリの事故としては、1968年に愛媛県内で墜落して乗員8人が亡くなって以来の大事故である。搭乗していた師団長は3月30日に着任したばかりだった。機種は胴体の長い「UH60JA」だったようだ。楽観視出来ないが、海水へ不時着して乗員の生命だけは救われることを願っている。
ヘリコプターと言えば、これまでに4回ばかり搭乗したことがある。最初は、今から半世紀ばかり前に三重県明野にある航空自衛隊基地で同じような胴体の長い通称「バートル」と呼ぶヘリに旧陸軍航空隊戦友会の方々とともに乗せてもらった。その時は周辺を軽く周回飛行した程度で、爆音が煩いことが印象的だったが、その後海外で絶景を眺めるために3度ばかり観光ヘリコプターに搭乗してみた。
最初はブラジルでイグアスの滝を訪れた時である。現地のガイドから流れる滝の水と岩の隙間につばめが巣を作り沢山いるが、ヘリからだとそれが良く見えると言われた。実際ヘリに搭乗してみて滝に接近してみると集団で水をかいくぐり巣の周囲を飛び回っていたのが良く見えた。2度目も滝だった。南アフリカのヴィクトリアの滝上空だった。これも迫力満点で、飛び立って滝に行く前に象の集団を見たことが印象深い。3度目は、妻とニュージーランドへ旅行した時、妻は怖がって乗らず、私だけがマウント・クック上空を飛行した。
いずれも所謂鳥瞰的に、つまり鳥の目で光景を立体的に眺めることが出来る。今ドローンが大分活用され、これまで思うように訪れることが出来なかった奥深い山中などをくっきりと映写してくれるが、その先駆けとなったのがヘリである。この事故を機に、ヘリ恐るべしとの声が聞かれないことを願っている。
5806.2023年4月6日(木) 甥のジャズ・ライブショーを鑑賞
一昨日夜横浜・関内のライブ・ハウスでジャズ・ライブショーを行うから来ませんかと甥っ子から先月末に誘いの案内をもらった。残念ながら今回は妻の都合がつかなかったので、ひとりでライブ・ハウスへ出かけた。これまでにも、都内や横浜、鎌倉で行ったライブ・ショーを何度か鑑賞しているが、何年か前に初めてバンドを主宰してショーを行うと聞いた時には驚いた。まさかプロとしてこういう興行の世界で活動するとは考えてもいなかった。甥は大学へ入った当時は、音楽ではなく美術を専攻して学んでいた。それがいつのころからか、趣味で楽しんでいたピアノや弦楽器を嗜み出し、挙句にはそれらを本格的に学んだらしく、仲間とバンドを結成してリーダーに祭り上げられてしまったようだ。父親は官僚であり、祖父は大学教授としてそれなりの実を上げていただけに、若干はみ出して異次元の世界へ飛び出してしまったように思える。それでも伯父である私の目から見ても甥っ子は性格が真面目で、人付き合いも良く、相手の気持ちを配慮する優しい人柄である。まずは、この世界の暗い闇のような道には進まないだろうと確信している。
そのライブ・ショーでその日はトークとピアノを担当し、サックス、ベース、ドラムの3人と演奏していた。彼は普段からオリジナル曲の作曲にも興味があるらしく、この日も自作の曲をいくつか演奏した。中でも興味深く感じたのは、ベートーベンの♪月光♪とシャンソンの♪枯葉♪を自分なりにうまくコラボレートした楽曲だった。店内には甥のCDの販売も行っている他に、今後の開催のライブ・ショーのパンフレットなども置かれていた。コロナ禍で苦戦していると思うが、その中でもまずまずの活動をしているように思えた。トークも適度にユーモアを交えてお客の笑いを誘ったり、評判はまずまずだったのではないかと思う。私自身も食事を取りながらその場の雰囲気に堪能することが出来た。今後も堅実に自分の目指す道を歩んで飛躍して欲しいと願っている。
今日は、昨日の話の続きとしてひとつ感じたことを付け加えたい。それは、1日から努力義務化された自転車に乗る場合のヘルメット着用である。昨日ウォーキングの際にどのくらいの人が実際にヘルメットを着用しているか調べたところ、12人の自転車走行者の内たったひとりしかヘルメットを身に着けていなかった。今日はどうだろうと性懲りもなくチェックしてみたところ、同じ40分の間に32人が自転車で走っていたが、何と誰ひとりとしてヘルメットを着けている人はいなかった。あまりにも寂しい。昨日ヘルメットを着用せずに自転車走行中に転倒、ケガをして反省し、ヘルメットの重要さを訴えていたタレントの滝川クリステルさんの警報もまるで功を奏していないようだ。
いくら努力義務として法によって義務付けされないにせよ、これでは法律が空文化しているようなものだ。警察庁ももう少し法律をつくる以上効率を考えるべきではないか。国の法律が、国民によって守られないばかりか、むしろ法律との間に距離感があるような気がする。こんな調子では、新しい法律を決めようにも国民の気持ちは、新法から離れていくようなことになるのではないだろうか。
努力義務をもっと義務化に近づけるために、警察庁は自転車走行者にヘルメットを着用するようPRをしたり、もっと頻繁にパトロールで注意を促すようなことも検討すべきではないかと思う。現状は、まるでよその国の法律のようだ。