ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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270.2008年2月8日(金) 何と言っても健康が一番

 今日は健康に関する話題を3つ。

 両膝の炎症が回復途上で何とか良くなりつつあり、あと一息のところまできていながら先月の血液検査の結果は、炎症度数が再び悪化して松本先生ともどもがっくりして頭を痛めていた。

 しかし、自覚症状としては大分良くなり、一時は階段の昇降に往生していたのが、今ではほとんど心配がなくなっていた。ところが、2~3日前から左膝だけ痛み出し、昨日から大分きつくなり、今朝になって階段の上り下りにも不自由するようになった。これはまずいと通院中の松本整形外科へ駆け込んだ。X線で診てもらったが、骨には異常がないとのことで、多分一時的な痛みだろうと湿布することになり、しばらく様子を見ることになった。

 それにしても少々情けない。かつては健康優良児だったムッシュ・コンドーはどこへ行った?

 偶々今朝NHK番組でプロスキーヤー・三浦雄一郎さんが75歳にして、今年再び最高齢でエベレストに挑戦する話を再放送していたが、両足に鉛の錘をつけリュックにも錘を入れて毎日30分から2時間、町を歩いて歩行訓練しているという。三浦さんほどではないにしろ、もっと鍛えないと体力、健康面でどんどん後退、老化していくのではないかと心配になってくる。それにしても三浦さんのチャレンジャー精神には脱帽だ。

 夜のNHK「プレミアム10」では、甲状腺癌により手術を受けた韓国人テノール歌手ゼー・チェンチョルさんの歌手としての復活を賭ける苦闘を紹介していたが、歌手にとって致命的な喉の手術を再三に亘って受け、リハビリで再起を期す様子を、力づける日本人音楽プロデューサーの美談を織り交ぜながら、ドイツと日本を舞台にドラマ風に構成していた。何年に1人というくらいのテノール歌手の美声に魅せられた、日本人プロデューサーの涙ぐましいほどのバックアップぶりと、挫けそうになる歌手に対する家族ぐるみの愛情で前向きに進もうとする歌手の努力、そしてその2人の誠実な友情も興味をそそる。

 結局人生で一番大事なことは、何と言っても「健康」であるということを改めて思い知らされる。

2008年2月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

269.2008年2月7日(木) 寺島実郎氏出版記念講演会

 マス・メディアでもてもての寺島実郎・出版記念講演会の案内状をいただいたので、出かけた。会場の日本工業倶楽部ビルも、東京駅丸の内口前に建つ中々由緒のあるものらしく、鹿鳴館風で重厚な感じだ。こういう明治、大正期の建物はどんどん姿を消していく。銀座にある交詢社ビルだって、古めかしかったが中々趣のある雰囲気が気に入っていたが、いまは高層ビルに建て直されて単なるビルに変身してしまった。

 寺島氏は、単独で17冊目、共著も入れると25冊目というのだが、これだけ多忙を極めながら、いつも斬新な知識と資料を背に、新しい切り口でずばりと解説するところが小気味よく、それがマス・メディアに大受けするところだろう。私もいつも論理的に筋が通り、分析力に裏打ちされた寺島理論には感銘を受けているところである。講演に先立ち、3人のゲストがお祝いの挨拶をされた。最初は新著「脳力レッスンⅡ」の発行元・岩波書店山口社長、次いで朝日新聞社・箱島元社長、3人目がアジア開発銀行等で活躍されたアーサー・ミッチェル氏だった。それぞれ個性的な挨拶の中で、寺島氏の類稀な調査力に感心しておられた。山口社長が解説された「脳力とは、物事の本質を考える力」になるほどと思った。前著「脳力レッスン」は、情けないことに購入しておきながらまだ読んでいないが、寺島氏の話を聞くと、充分な資料を集め、分析し、現地を調査して、寺島流理論を生み出していることに頷ける。

 寺島氏の講義で、事前に配られたレジュメと実際の話を併せ考えても、新聞やテレビでは教えてくれない数字がいくらでも出てくる。その中でも「大ロシア主義」とか、中国本土だけではなく、香港、台湾、シンガポールを含めて中国人社会全体を構成する「大中華圏」の捉え方と分析には、目から鱗である。そして、氏が強調したのは、「現場主義・現場感覚」と「国内の知的基盤の劣化」だった。寺島氏は自ら産官学を実践しているという。産は三井物産で、学は早大客員教授として、官は日本総合研究所会長としてやっているが、元気な時にやらなければならないと思っているのは、この知的基盤の強化であり、それは官的な財団のシンクタンクではなく、さりとて野村総合研究所のような民のシンクタンクでもない。それらは限界があるという。氏の狙いは、本来目指すべき制約のない、成果が上がる中立のシンクタンクである。ひもつきではない、ブルッキングス研究所のような組織を立ち上げたいとつい本音を漏らした。

 終わって会場を変え懇親会に移ったが、顔見知りの人もいて、知研関係者では久恒理事長、さがみ信金の石川均氏、エーザイの浅尾悦子氏、それにふるさとTVの角広志氏にもお会いした。多摩大学名誉学長・野田一夫先生には以前にもお会いしているが、寛いだところで冗談半分に、寺島氏の理論と弁舌は素晴らしいがお話する時の態度が少々お行儀が悪いですねと話したところ、なるほどと言って直接本人に話してみたらと仰った。感想を率直に話したまででそんな気はないので、それでおしまいにしたが、野田先生もとても洒脱で愉快な人である。

 帰り際に軍事評論家・アナリストの小川和久氏にお会いして立ち話をした。小川氏は1月にトラベル懇話会で旅行業界のお歴々を相手にお話をしたということだった。私も現役のころ2度ほど講演をした会である。小川氏は旅行が好きで、出張でもすべて自分で旅程を組むと言っておられた。テレビで見る通り、とても感じのよい方だった。

2008年2月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

268.2008年2月6日(水) アメリカ大統領選の行方が気になる。

 国内では1週間前に発覚した中国冷凍食品の餃子中毒事件で、両国捜査当局も現場立ち入り調査やら対応で大童の様子である。

 一方アメリカでは大統領選へ向けて各州の民主・共和両党の予備選やら、党員集会が重なる昨日が、スーパー・チューズデイとして日米のマス・メディアの注目もヒートアップしている。時差の関係で日本時間では今朝辺りから少しずつ情報が入って、出だしは民主党ではオバマ候補が勢いづいていた。夜のニュースでは、22州のうち21州が決定してオバマ氏が13州、ヒラリー・クリントン氏が8州を抑えた。普通に考えるとオバマ氏が優勢と見られるところだが、如何せむ、このアメリカの大統領選出方法は、すっきりとは理解できない。代議員と称する本番で投票権を有する人の獲得数が決め手になる。代議員の獲得数だとヒラリー氏が若干リードしている。いつもならこのスーパー・チューズデイの結果で、ある程度勝敗の帰趨が決まるのだが、民主党の場合はまだ予断を許さない。日米の評論家諸氏がみんなそう言っているから、当分決着はつかないだろう。共和党は、マケイン氏が他の2人の有力候補者を圧倒してこのまま優位を保って8月の党大会までには決定しそうだが、まだ当分目を話せない。

 それにしても今日も株価が大幅に下がった。NY株式市場の下落の影響が大きいようだが、日経平均が700円近くも下がった。今日の終値はまたも13,000円割れ直前である。日経平均で5,000円分の下げは、政治と行政の責任だというのが、日経誌の意見である。にもかかわらず日本政府の首脳は何と暢気なことだろう。質問されてもいつも通りはぐらかし、福田首相に至っては、記者に逆質問して憂さを晴らしているありさまだ。説明もなく、対策もない。無能無策の政治家が、道路特定財源を死守する時だけ元気を出す。世界経済は荒れ模様であるが、皮肉を言えば、日本は静かで本当に平和な国である。

2008年2月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

267.2008年2月5日(火) 冬山遭難の他愛ない原因

 一昨日から冬山で遭難騒ぎが連続している。もう7人全員が遭難だろうと悲観的に見られていた広島のケースは、今日になって全員無事だったことが確認された。まずは、ほっとしたところだが、全員が厳しい冬山の気象を舐めていたことは明らかで、相当きついお灸をすえる必要がありそうだ。だが、2日間雪山を食料なし、装備不十分、避難箇所なしで彷徨えば、まず遭難するだろうと考えるのが普通である。幸い彼らが助かったのは、山中にある廃屋に避難したおかげだった。しかし、マス・メディアはそんな決定的なアイテムを見逃していた。調べれば分かりそうなものを、廃屋の存在すら知らなかったのか報道していなかった。マス・メディアの調査力もこんな程度でお粗末に過ぎる。

 ところが、この遭難騒ぎより程度の低い事故があった。愛知大学生の体育実習で二人の女子学生が雪崩により栂池スキー場で遭難死したことである。大学当局もあまり深刻に捉えている様子が見えないが、非常任講師の引率者が禁止された地域へ、禁止を承知のうえで無謀にも入って行ったというのだから呆れた。地元の人たちもこの「掟破り」には一部では憤慨し、とても理解できないようだ。これが大学の授業の一環だというのだから、いまの大学というのは何を教えているのだろうか。授業以前にルールとか法の精神を教えた方がよい。学生のレベルも相当落ちているが、教授や講師陣の思考停止ぶりも似たり寄ったりだ。

 この愛知大学というのは、冬山遭難に関しては前科がある。私が学生時代の昭和38年1月、北アルプス・薬師岳で同大山岳部パーティ13名が集団遭難して世間を騒がせたことがある。頂上付近の太郎小屋に避難しているのではないかと、生存に一縷の望みを賭けていたが、捜索隊が辿り着いた時、小屋には誰もいなかった。朝日新聞社・藤木高嶺カメラマンが「太郎小屋には誰もいなかった」というノンフィクション小説を出版した。当時も大騒ぎだったが、いままた半世紀ぶりに大学の悪しき体質を露呈した。同じ過ちを繰り返すというのは、自分たちの行為を反省していないことと、ルールを犯しても他人の目にさえ触れなければかまわないと考える体質が学内に巣食っているからである。こういう体質を「救いようがない」という。

 この愛知大学というのは、戦前上海にあった東亜同文書院の流れと伝統を継承する大学で、中国関係ではなかなか良い資料を保管している点で一目置かれていた名門校だった。さぞや先駆者や大先輩はがっかりしていることだろう。 

 それにしても今冬、性懲りもなく同じような無反省な事故が他の大学でも起きなければ良いが・・・。

2008年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

266.2008年2月4日(月) 地球温暖化は雲のせい?

 月刊「選択」2月号の巻頭インタビューで、地球変動や惑星科学の分野で業績を挙げ60歳前であるが、紫綬褒章も受章されている、東京工業大学教授・丸山茂徳博士が「二酸化炭素温暖化主犯説に物申す」と突然これまでの世の通説や常識を覆すような反論を展開している。いまになって基本的に二酸化炭素と温暖化は切り離して考えるべきだというのが博士の言い分だ。

 この百年間は温暖化傾向にあったが、これは0.5℃に過ぎず、歴史上異常とは言えないという。1940年から80年に気温は下降しており二酸化炭素主犯説は間違っていると言う。数字の根拠は部外者には分からないが、博士はこうも言っている。「大気の気温を決める最大の要因は雲にあり、雲が1%多ければ気温は1℃下がる」。つまり雲の量を調整できればよいと考えている。あとは専門的な言葉の羅列になり、素人には理解出来ない。

 しかし、こんな大発想を突然しゃべられても困る。二酸化炭素の排出による地球温暖化はすでに国際的にも定着したテーマであり、科学的にも証明されていたのではなかったか。気がかりなのは、こんな大事な学説をいとも簡単に個人的に主張されて、それが正当であるかのごとく丸山説が一人歩きをしてしまわないかということだ。それでも丸山説が正しいならまだ良い。だが、それにしても学者の中で議論を発展させたうえで、大方の意見がそうだと納得したのなら受け入れることは出来るが、「選択」誌編集長のインタビューに応える形で、これまで耳にしたこともない異論を発表されることは、これまでの地球温暖化説に異を唱えるもので、ただ世間を混乱させるだけではないだろうか。丸山教授はその辺りをどうお考えになっておられるのだろうか。

 われわれは、これまで地球温暖化は二酸化炭素の排出量が増えたせいだと思い込まされてきた。それが、突如一雑誌のインタビューに応える形て従来の定説に反する持論を発表することは、一般人を当惑させるだけであり、今後の地球環境行政にも多大な影響を及ぼすものと思う。

 まずは、学会内で意見を一本化したうえで、改めて世間に正しい説を発表していただきたいものである。

2008年2月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com