充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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325.2008年4月3日(木) 桜と北京五輪開会式について
桜も今が見ごろで、自宅近くの呑川の桜並木も例年通り華やかに咲き誇っている。先日訪ねて来られた証券会社のセールスマンが呑川の散歩道を花見しながらやって来たと言っていたが、この界隈の桜は特別有名というほどのことはないが、これほど続く桜並木の見事さはそう滅多にあるものでなく、一寸した隠れた桜名所である。せっかく満開であるので、妻と外食がてら往・復路を明るい花見と夜桜見物を楽しんだ。かつてはかなり酒が入って花見を楽しんでいるグループもあったが、今はまったく見当たらない。ライトアップも個人的なものを除いてなくなった。夜の花見が禁じられて昔のように騒がなくなったようだ。それにしても夜桜は日本の美だとつくづく感じ入った。
さて、10日ほど前からチベットについて旅行記とデモ騒乱事件について書いているが、先日小中陽太郎氏からチベット滞在中に今度のデモに関連する、何か兆候のようなものを見なかったか、もし何かそれらしいものがあれば、それを膨らましてエッセイでも書いてみてはどうかと親切にアドバイスをいただいた。特段目立って異質なことはなかったと思っているが、それでもポタラ宮殿内に平時に拘わらず、多くの軍用車と非武装兵が集まったのは、何か不自然で不穏な気がしたのでそれについて旅行記の中で今書いているところだ。
北京五輪開会式に出席を取りやめる例がヨーロッパでいくつか出てきた。今ギリシャから中国へ入った聖火は、最初の国としてカザフスタンへ入った。これからヨーロッパを回り、北米から南米、アフリカ、大洋州を経てアジアへ戻って来る。日本へもやってくる。先日オリンピアの地で行われた採火式で、中国五輪委員会代表の演説中に妨害行為があったために、聖火は厳戒体制の中でリレーされている。平和の象徴と言われた五輪が、スポーツとは無関係なチベットのデモにより、大揺れである。五輪不参加という政治的な意図が匂うような抗議活動は、五輪には馴染まないし、五輪不参加とか開会式欠席には賛成出来ない。
現在中国政府の人権問題が五輪と絡まってスポットライトを浴びているが、中国政府に対して五輪とは別途に、チベットの民主化と人権問題について世界中が懸念しているとのメッセージを各国が出すべき時であると思う。
324.2008年4月2日(水) 映画「靖国 YASUKUNI」は公開中止?
朝日夕刊に全面広告で映画「靖国YASUKUNI」が紹介されていた。昨日東京と大阪の映画館5館で予定されていた公開が中止された。案の定右翼の横ヤリや嫌がらせを恐れた興行主が、事前に難を避けたというところだろう。これには悪しき前例がある。実は、先日日教組大会を受け入れていたプリンスホテルが直前になって、やはり右翼の圧力を恐れて日教組に対して大会開催の返上を迫り、裁判所の決定にも背いて会場使用を断った。社会的な批判を受けるのは当然としても、映画館もプリンスホテルと同じ道を選んだということになる。結局「言論の自由」の封殺である。一番喜んでいるのは右翼だろう。これで脅せば話が通ると味をしめ、進歩的な催しに対して更に攻勢に出てくるのは間違いないだろう。危険な兆候である。
この映画を観ていないので何ともいえないが、新聞報道によれば、公開したところで右翼にとっても大して問題になるストーリーではないという声が多い。
そもそもこのように上映中止に至ったきっかけは、自民党稲田朋美代議士がこの映画に公的資金が助成されていることに疑問を呈して、国会議員向けに試写会が開かれたことがニュースとして騒がれたことにある。結局稲田代議士自身はこの映画自体は内容的に問題となるような映画ではなく、むしろこういう経過を辿って一般公開が中止になったことは心外であるようなコメントを出している。だが、この人は弁護士であるが、見識を疑いたくなる。本気でそう思うなら、問題をこじらせ損害を与えた人たちに対して、説明するなり謝罪するなりして火付け役としての責任を果たすべきではないか。今朝の朝日でもそう主張している。火をつけて大火災にしておきながらそのままトンズラするのでは、放火犯となんら変わらないではないか。このような世間の常識が分からないから、政治家はレベルが低いと揶揄もされ中傷もされるのだ。
夕刊紙上の評論家田原総一朗氏と撮影した映画監督・李纓氏の対談記事を読むと、普段幾分右寄りの田原氏ですら、良い映画だったと誉めそやし「靖国をこれほど執拗に描いた映像は見たことがありません。よくぞここまで撮ってくれた、と思います」とまで言わしめている。田原氏がそこまで言うのだから、それなりの議論を提供する映画だろう。左右両方の立場の人が観て喧々諤々の論議をすれば良い。広告だからお愛想も必要だろうが、それにしても門前払いのような一方的な中止というのは、卑怯なやり方だと思う。ゼミのお祝い会の件で電話した大日本印刷㈱常務の池田博充くんもえらく憤慨していた。
何とか上映されるのを待ち、ぜひとも観てみたいものである。
323.2008年4月1日(火) 政治の遅れ
新年度に入った。かつて会社勤めの頃、特に営業部門を預かっていた頃は、何かにつけひとつの区切りの日として、向う1年間の営業方針を発表し、考え方と目標を事細かに伝え、併せて予・決算を説明した1日だった。
国の歳入・歳出についても、国から得心の行くように説明してもらいたいものである。これからも相当無駄な費用が使われるのではないかと心配である。今後国民がしっかり税金の使われ方をチェックすることが大切だ。さもないと特定財源の中から、健康チェアー購入費や観光旅行費用を福利厚生費として、当たり前のように浪費する役人に眼くらましを食わされ、彼らの好きなようにつまみ食いされてしまう。
過去1年間に日本の株式市場は下落し続け、この間何と日経平均株価が27.5%も下落した。2002年度の27.7%に次ぐ大きさとなった。17,287円から12,525円にまで下がったというのだから、うんざりする。アメリカのサブ・プライム・ローンに始まるアメリカ経済の景気減速に影響されたわけだが、日本経済の先行きもまったく不透明である。日経紙によれば、日本の時価総額はGDPを下回る規模になったという。日本通のコロンビア大学ジェラルド・カーチス教授は、日本の「政治の遅れ」を指摘しているが、遅れどころか明らかに行き止まりのない停滞だと思う。責任はすべて責任を果たそうとしない政治家にある。
案の定昨日で期限切れした暫定税率のうち、ガソリン税がなくなったので、市場では相当な混乱が起きている。ややこしいことに税込み仕入れのガソリンは旧料金、新規に無税で仕入れたガソリンは新料金として安く市場に出回る。目ざとい消費者はこの無税のガソリンを購入するために、安いスタンドを探し回っている。こんな面倒なことをやって、一体誰が得をするのか。営業車にガソリンを使う運送関係の事業者や、車の利用頻度が高い一般人が恩恵に浴する程度で、それ以外の人や団体は振り回されているのが実態である。気の毒なのは、個人経営のガソリンスタンドで、値下げのタイミングをどうすべきか、また値下げ幅をいくらにすべきか、他店の様子見をしながら、いらいらしているようだ。
ここでは、政治家の力はまったく無力と言ってもいい。これだから、政治の遅れと糾弾され、国民の信用が益々なくなるのだ。
322.2008年3月31日(月) 俗曲師の弾き謡い
来週開催のゼミお祝い会の世話人のひとりとして、他の世話人にも会場のホテルへ集まっていただき一応の打ち合わせをした。大阪から駆けつけてくれる第1回生の佐竹正彬さんをはじめ、40名を超える参加者が予定されているので、世話人一同楽しい賑やかなパーティになることを期待している。明日を期して麹町女学園校長に昇任される伊藤暁さんが、仕事を抜け出してわざわざ来てくれたことは有難い。
その後、出井猛氏に招待券をいただいたので、新宿コマ劇場内のアップルシアターで、一風変わった面白いコンサートを観た。うめ吉さんという俗曲師のショーで、普段滅多に触れる機会のない日本古来のお座敷芸のパフォーマンスだ。プログラムを見ると「奴さん」「おてもやん」「すととん節」「都々逸」など近年テレビではほとんど観ることの出来ないものばかりで、予想以上に気軽に楽しめた。
うめ吉さんのトークは結構手慣れていて、要点をまとめて上手に解説してくれた。落語に欠かせない出囃子とか、地囃子の説明など、いままでまったく知らなかった業界用語を専門家が解説するのでよく分かる。1人ひとりの落語家が舞台へ上がる時の出囃子も、それぞれ固有のものを持っているとは初耳だった。特に、桂米丸の場合は、名前に「丸」がつくので船とか、海に関係のある出囃子になるのだと解説して、実際に出囃子をやってくれたが、♪金毘羅船々 追い手に帆かけて シュラシュシュシュ~♪だった。
少々異質なコンサートだったが、うめ吉さんの声質に若干不満を感じながらもエンターテイメントの点では大いに楽しめた。
さて、いよいよ年度末に近づくことから、昨日国会の無様な実態を責めたが、やはり今日福田首相の狙い通りには暫定税率法案は与野党間で話し合いがつかず、ついに今年度時間切れとなった。首相は記者会見の場で国民に迷惑をかけたことをお詫びする一幕があった。
ただ、今日のTVニュースを見ていると国民の中には、ガソリンがらみの軽率な行動で他人に迷惑をかけている御仁が相当いるらしい。事情は分からないでもないが、もう少し分別がないものだろうか。酷い消費者もいるものだと呆れてしまった。1例を挙げれば、4月1日以降に安いガソリンを買うつもりで、ぎりぎりの量しか入れてなかったために路上でガス欠を起した車が何台もあった。こういうことで、緊急に駆り出されるJAFもご苦労なことであるが、生活するうえで最低限の常識も持ち合わせていないような人たちが、これまでよく生き延びてきたものだと半分は呆れ、半分は感心もする。
それにしても、政治家にはつなぎ法案のような苦し紛れの法案なんか考え出すよりも、もう少しまともな知恵は出せないものか。
321.2008年3月30日(日) 政治家よ、もう少し真面目に働け!
年度末は桜の開花シーズンでもある。明日期限切れとなるガソリンの暫定税率につき、法律が国会を通らなかったから結局暫定税率は廃止となる公算が強い。ただし、その後にもすったもんだの波乱があることは間違いない。新年度以降ガソリン税をどうするのか決まらないから、市場では販売者のガソリン・スタンドと消費者が右往左往している。福田首相は、明日まだ1日残っているから何とか野党の了解を得て、暫定税率を認めてもらう努力を傾けると強調していた。しかし、いままで与野党は自党案が最善の案と言って、結局袋小路に入り込み、時間切れになったこれまでの経緯もあり、あと1日で双方にとって妥協点のない相手の法案に歩み寄ることが出来るのか。国会議員が真面目に意見を出し合い議論してまとめるという真摯な姿勢がないから、時間を浪費して国民に不安を与え、その挙句にどんづまりで国民に迷惑をかけるということになる。
日銀総裁も決まらないままだし、国会議員なんて何1つまともなことをやってくれないとあきれ返るばかりだ。依然として与野党の主張と思惑がかなり違うこともあって、この先ガソリンはどうなるのか、一寸先はまるで闇である。この数ヶ月間政治の動きを見ていると、国会議員の頭の中は自分たちの都合ばかり考えて言いたい放題で、国民のことはまったく念頭にないことを改めて感じる。政治の停滞、空白と言うより、政治家の不真面目さと怠惰が招いた混乱としか言いようがない。
ガソリン税率をきちんと決めるために残された時間は、ついにあと1日となってしまった。今日の各党のテレビ討論における発言を見ていても、懲りもせず不毛の討論をやっている。他党の政策・意見の揚げ足取りにうつつを抜かしているだけだ。こういう政治家たちには政治を司る志と熱意、責任感がまったく見られない。怠け者ばかりが政治家になっているとの印象が強い。こんな低次元の政治家には、とっとと辞めてもらいたいものだ。そして、これ以上馬鹿な政治家を無駄に養う必要はないと思う。この際思い切って一院制にして、現在の衆議院も規模を縮小して代議士250名程度に半減してもよいのではないだろうか。福田首相自身が財源不足だと言っているのだから、まずは自ら範を示して議員にかかる経費をズバッと切ってもらいたい。まったく嫌になっちゃう。
こんなお粗末な政治とは無関係な近所の桜は満開で、上品な春のムードを放ってくれている。