ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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648.2009年2月20日(金) 少数民族の言語は消え去るのみ

 景気が悪いと心配していたが、昨日のNYのダウ平均株価は6年4ヶ月ぶり、今日の日経平均株価も一時7,400円を割り、バブル後最安値となった。東証全33業種中31業種が下落した。月曜日に内閣府が発表した今年度第3/4半期のGDPは、マイナス12.7%の落ち込みで、実に35年ぶりだという。政府も追加経済対策を検討している。 

 しかし、ふらつきよろめき視界不良の今の政府が、来年度の第1次予算案すら通せず、政治空白の現状で、果たして追加経済対策まで頭が回転するだろうか。マス・メディアが報道しているように、今の麻生政権はまったく何も出来ない政府である。死に体と言ってもいい。だが、可及的速やかな手を打てないのは、やはり政治家の質、能力のレベルが一般人と比べて格段に低いことが原因だと見ている。突き詰めれば、現在の政治家の輩出システムに問題があると思う。結論ははっきりしている。一日も早く政治家の世襲制度に何らかのメスを入れる必要がある。問題が起きているのは、みんな世襲政治家の周辺である。ここから目を逸らせてはならない。

 さて、世界に言語は約6,000あるという。そのうち程度の差こそあれ、消滅の危機に瀕している言語が約2,500あると言う。旧約聖書によって紹介されたノアの洪水により増えた言語が、今度は逆に衰退の道を辿るとは何とも皮肉で寂しい感じがする。日本でもアイヌ語が最も危険な状態にある言語だそうである。今や話す人が少なくなり、アイヌ文化も絶滅の瀬戸際にある。

 国立民族学博物館の崎山理・名誉教授によれば、話し手が固有の文化を持っていれば独立した言語であると捉えている。アイヌ語が危機に瀕しているのは、一義的には話し手が最早15人に減ってしまったことによる。千島列島やサハリンで伝承されていたアイヌ文化が、その場を失ったことにより言語も失ってしまったからである。そういえば、かつてサハリンの博物館を訪れた時に陳列品の中にアイヌ民族関係の展示物が多かったことが強く印象に残っていたが、ソ連に島を召し上げられてからアイヌ民族もアイヌ文化も風前の灯となってしまった。

2009年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

647.2009年2月19日(木) 経済も政治もダメの日本をどう立て直すのか。

 今日本経済は最悪の事態に追い込まれているが、そもそもの経済不況の発信地であるアメリカ経済もどうしたらよいのか、彷徨い出している。本当のところはオバマ大統領もとんと見当がつかないと思う。

 アメリカは金融を別にして、製造業が国の経済を引っ張ってきた。その中でも自動車メーカーの役割は大きかった。その自動車メーカーがここへ来て完全に行き詰まっている。まだ、自動車メーカーが要請した追加支援が決定したわけではないが、すでに支給された分を含めると支援総額は実に9兆円に達する。破産法の適用すら検討され始めている。そこへ住宅対策として公的資金7兆円投入の計画が浮上してきた。ローン返済条件を緩和することによって最大で900万世帯を救済しようというものである。

 しかし、果たしてアメリカ連邦政府にそれだけの資金的余裕があるだろうか。アメリカにはいつも好い顔を見せる日本政府が、アメリカ政府に言い含められてアメリカ国債を持たされたままドルの価値が低下させて、資産価値が目減りするというお決まりの構図になるのではないかと少々心配でもある。

 日本では経済の元締めである財務省の国辱大臣が辞職して、後任となった与謝野馨大臣も3つの官庁を抱えることになり、あまり健康そうでない大臣の負担は並大抵ではない筈である。国内の経済対策は一向に進まず、ましてや外交問題はまったく手付かずの有様である。いずれアメリカから強要されるかも知れないのは、アフガニスタンへの支援である。就任前からオバマ大統領は、イラクから撤退して重点的にアフガンへ力を入れるとのコメントがあった。そして、現実に現在アフガンに駐留する外国軍は6万6千人であるが、アメリカ軍が増派されると8万3千人となる。当然日本にも、経済面での協力を求めてくる。アメリカが強い調子で協力を求めてくる、この難しい局面を日本はどうやって対処しようとするのだろうか。自衛隊は派遣出来ない。また、金で勘弁してもらうより仕方があるまい。だが、拠出できる資金があるだろうか。政局に千鳥足であたふたしているようでは政府をとても当てにはできない。

 これから日本はどうなるのだろうか。

2009年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

646.2009年2月18日(水) 麻生首相は何のためにサハリンへ行った?

 3年前56歳で亡くなったロシア語通訳の米原万理さんの著作「ロシアは今日も荒れ模様」が、ロシアの実情をよく伝えていて、ロシア関係のエッセイなどを書く際参考にさせてもらっている。今そのロシアのモスクワに小泉純一郎・元首相が滞在していて、一方で極東サハリンには麻生現首相が訪れている。その元首相が現首相をロシア国内で痛烈に批判している。元首相の郵政民営化は基本的には間違っていないと考えているので、気持は分らないでもないが、こういう鞘当てのような非難が、中川大臣会見の時のように外国メデォイアに歪んだ形で捉えられないか些か気になるところだ。

 元首相が国会開会中のこの大切な時期に、何の目的で出かけたのかはっきりしない。麻生首相にしても、ロシアのサハリン2プロジェクト完成祝いに訪問したとなっているが、原油の安定顧客としてロシア政府の招待による表敬訪問的な色合いが強い。互恵的な目的を目指して、北方領土問題解決の扉を叩く方策はないようだ。ほとんど実りのないと言ってもいい首脳会談が、日本の国会から離れたサハリンで持たれたのは、いかにも魚のいない池で釣りをしているようなものだ。正に「ロシアでも、日本でも今日は荒れ模様」の感じである。

 アメリカ自動車産業のどんづまりも行き着くところまで来てしまったようである。どうしようもない事態に立ち至っていて、下手をするとオバマ政権も鼎の軽重を問われかねない。今日GMとクライスラーがアメリカ連邦政府に追加支援を要請した。今後これを議会が承認するかどうかにより、両社の命運も決まる。

 しかし、両社併せて5万人のリストラを含む再建計画だけでは、支援取り付けは極めて厳しいようである。その理由として、人員削減以外の計画が不透明であり、今年1月の両社の販売実績が前年の半分という散々の結果だったことが、昨年12月に支援を受けた分をかなり食いつぶすことになってしまったからである。事態は刻一刻と悪化しているのである。

 ところが、今日再び支援要請した金額はGMが166億ドル(約約1兆5千億円)、クライスラーが50億ドル(約4千6百億円)というから開いた口が塞がらない。支援金額も雇用削減も桁外れである。これではアメリカ国民が怒るのは当然である。どこで折り合いをつけるのか、とても凡人には想像もつかない。

2009年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

645.2009年2月17日(火) 酔っ払い大臣辞職と丹治幹雄氏の暴論歴

 今日中川昭一財務・金融担当相が辞職した。あの破廉恥、というより国辱的な振舞いでは辞めるのは当たり前である。昨朝嬉野温泉の旅館でテレビニュースを観ていて「うぇっ!」と思った。ローマで行われたG7会議後の記者会見における発言や受け答えがあまりにもお粗末で酷かった。酔っ払いが何を言っているのか、テレビではその全容がよく分らず、その表情も上の空で、言葉もしどろもどろだった。こんな不健全な体調で世界が注目するマイクへ向かう神経が分らない。世界中へ日本の大臣の無作法と傲慢、幼稚さを曝け出す非常識さだった。

 元々アル中の中川氏がこれまで繰り返した無作法は、1つや2つではない。先日の国会演説でも「歳入」という言葉を「歳出」と間違えたり、予算数字を間違えたり、酷かったのは「渦中」を「うずなか」と読んで麻生首相と同じ国語力を露呈した。この演説の時も恐らく酔っ払っていたのではないか。こういう人を重要閣僚に任命した首相、こんな人物を党内有力者へ変革させた自民党、そして、この下品な口ぶりで威張りまくるだけの候補者を当選させる北海道の地元有権者、みんな悪い。しかし、やはり突き詰めればその原因は、日本人の体質にあるのではないか。つまり無作法を許してしまう国民すべてに責任がある。今までとかくの噂があった世襲議員・中川昭一を、マス・メディアを含めて国民がこれを許してきた。

 もうそろそろ、しどろもどろの酔っ払い国会議員を、飲酒運転と同じように減点制でも採用して、国会から一時退場、或いは永久追放をするくらいにしてはどうか。馬鹿な酔っ払い世襲議員はせめてそのくらいのお灸をすえないと、喉もと過ぎれば熱さを忘れる愚を繰り返すばかりではないか。

 経済が行き詰まっている現況と、それを打開するための最高責任者・中川大臣の一連の愚かなパフォーマンスを考えていると、ついため息が出てくる。

 さて、開業以来杜撰な融資で赤字経営を行い問題になっていた新銀行・東京の旧幹部に対して、新銀行は損害賠償請求を東京地裁に提訴した。約100億円の巨額だという。元の勤務先から訴えられた相手は旧経営陣で、仁司泰正・元代表と何と元代表補佐だった丹治幹雄氏である。丹治氏とは議論を戦わせたことがある。氏は「構想日本」の政策委員でコーディネーターなどを務める人だが、2005年9月「構想日本」HP上に年金制度の存在を否定するような粗っぽい提言を行った。こうまで言っていた。「制度としては他人に老後の所得を補償してもらう仕組みだ。自ら生存できなければ滅びるしかないのが自然界の鉄則だとすれば、このような制度が存在すること自体おかしいかもしれない」との暴論まで披瀝した。ご自身で「マイク丹治の暴言提言」などと思い切った発言を繰り返す方だったが、あまりの傲慢さに対して反論したところ、丹治氏は抽象的な氏の言い訳で応えられた。ご自分の言い分を頑なに主張し、正当化しようとする平行線のやりとりにうんざりして矛を収めたが、どうも納得できなかった印象がある。丹治氏の経歴はよく知らないが、あまり実社会の現場でご苦労された方ではないのではないかと思った。靖国問題に関してもどうも右翼が喜びそうな発言が多い。感情で行動する人ではないだろうか。もう一度丹治氏の主張とその裏づけを読み返して、氏の言い分が正しいのかどうか精査してみようと思う。

2009年2月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

644.2009年2月16日(月) 充実して実りの多い旅だった。

 昨夕宿泊した和多屋別荘は、嬉野温泉でも名湯で建物も一段と高く、ランドマーク的な存在で、一昨年には秋篠宮殿下が滞在されたというこの地の名門旅館で、設備、サービス面で行き届いている。ご自慢は美肌の宿と自称しているだけに、その湯を目当ての客も多いと聞く。肌がぬるぬるするのは、温泉の効用か、でも不覚にも湯船でひっくり返ったのもそのぬるぬるのせいである。滑りやすいので注意が必要だ。

 今日は個性的な日本酒醸造元、嬉野温泉の井手酒造と唐津市相知の小松酒造を見学した。前者は女社長の下で「虎の児」という銘酒を造っておられる。後者は「万齢」という酒を生産しておられる。特に感銘を受けたのは、小松酒造の小松大祐社長の説明だった。東京の文系大学を出てから6年間證券会社に勤めた後地元へ帰り、一旦は酒造会社を止めていたが、復活させた苦労話だった。蔵で具体的に、保温、木桶の使用、麹室、圧縮用船、等々について分りやすく説明してくれた。今人気があるからと安易に日本酒から焼酎生産へ切り替えることはしないと言っておられた。奥さんも酒造りに興味があって一緒になったというだけに、夫婦仲良く堅実な経営をしている姿が輝いて見えた。

 経営者の話を分析してみると、日本酒造りは家内製手工業で、愛情を込めて細やかな神経を払い、身の丈を考えて経営すれば、右肩下がりの酒造産業ではあるが、何とかやっていけるのではないかと思えたことである。やはりその基本は、人ではないかと思う。酒造りに情熱を注ぎ込み、根気良く、研究熱心ならばいずれ前途は開けるのではないかと感じた次第である。

 酒の他にも、今日は陶器の町・有田を訪れ、14世柿右衛門記念館を見学した。他方で有田について知らなかった一面を見せてもらった。有田が古く伝統的な町の佇まいを重要文化建築物として保存するために、簡単には増改築が許可されなくなった。風情のある有田の町を後世に残そうというのである。確かに町の中心道路に面した商店街は、このまま自由にリニューアルをやったのでは特徴は消え失せるだろう。

 有田の伝統を残そうという試みは、今日いただいた昼食などにも典型的に見られる。「有田まちづくり女性こんわ会」というボランティア団体が、町屋を借りて「小路庵」という食堂を経営している。毎日オープンしているわけではないとのことだった。さすがに土地に詳しい佐賀県の2人のスタッフがスケジュールを立ててくれ、この「小路庵」で食事をアレンジしてくれた。手書きのお品書きに、こんわ会が土地で取れる自然の食材を考えて、料理した「ひいなご膳」という定食は、ユニークで気持の篭ったものだった。素人っぽく、それでいてきめが細かく多彩な品は、大変珍しいものだった。こういう一般住民からの地域おこしの動きは、徐々に町全体を活性化させる起爆剤となるだろう。

 2日間に亘る酒のペンクラブの旅を終え、佐賀空港から羽田へ予定通り帰ってきたが、中々充実した旅行だった。普通では見ることが出来ない醸造元を数箇所も見せてもらい、佐賀の酒もたっぷり味わうことができた。醸造元のほかにも、有田焼の本家を訪れ、この古い有田の町の町おこしの息吹も感じた。値段的にも極めてリーズナブルだったし、土地の人間でなくては知りえない企画の妙を味わわせてもらった。佐賀県東京情報センターの西岡さん、下平さん、お世話になりました。ありがとうございます。

 みんなで納得!みんなが満足!

2009年2月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com