ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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663.2009年3月7日(土) 世界遺産の評価は難しい。

 NHKが3年前に視聴者からアンケート募集した「世界遺産ベスト30」番組が再放送された。どんな観光地がポピュラーかと興味を持って改めて見直してみた。5月に鎌倉で「世界遺産の旅」の講演を行うので、参考にしようとの気もある。ベスト30の中に私が訪れた観光地は、18箇所しかなかったが、このリストを見て感じたのは、全方位的に選んだわけではなく、投票した視聴者の限られた視界に入ってきた、個人的な好みや思い込みで選んでいるので、必ずしも公平ではないような気がする。例えば、ロシア、バルト三国、北・東・中欧、英仏独、中東、メキシコ、東南アジア、ギリシャ、トルコ、イラン、パキスタン等偉大な文化遺産を有する地域や国々からただの一ヶ所も選出されていないことではっきりしている。加えて30箇所のうちに自然遺産が13箇所もある。やはり人間の叡智が造り上げた文化遺産にもっとウェイトを置くべきではないかと思う。

 幸い1位のマチュピチュ、2位モン・サン・ミッシェル、3位イグアスの滝は、実際現場を訪れた感じでみて公平な選出だと考えているが、美とか文化に序列をつけるのはつくづく難しいものだと思う。それにしてもルクソールの王家の谷、敦煌、ポン・デュ・ガール、ペルセポリス、アクロポリス、プラハ、モヘンジョダロ、名峰スイスの山々などが入らないのはどうしてだろう。

 さて、過日「かんぽの宿」一括売却問題で、日本郵政に対して鳩山邦夫総務相がイチャモンをつけ、売却を取り止めさせて、契約を白紙に戻した。売却価格決定の過程に不明瞭さと疑義があることが、鳩山大臣に賛同する世論が大臣の強気に勢いをつけた。そして、今度は東京駅前の旧東京中央郵便局ビルの解体・建替工事に文句をつけた。このプロジェクトはもう走り出して解体へ踏み出してしまっている。確かに、文化的価値の高い建造物を土地の活用上メリットがあるからと言って、安易に高層ビルへ立て替えるのは、問題だと思う。しかし、それをまったく無視したわけでもあるまい。

 鳩山大臣の行動は、むしろ筋を通すとか、文化遺産の保護とかときれいごとを言うより、自分の存在感とか権威をひけらかすパフォーマンスが大きいように思う。「・・・と言ってんだ」とか「文化が分らないからこうしてやってやってんだ」とか、思い上がった横柄な態度がミエミエで、鼻持ちならない。この傲慢さは政治家の最も嫌味な点でさえある。やはり所詮苦労知らずの世襲議員だなぁと思ってしまう。

2009年3月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

662.2009年3月6日(金) 経営者の倫理観の欠如

 日経夕刊紙によれば、リチャード・ワゴナーGM会長の昨年の年収が545万$(約5億4千万円)だという。多いか少ないかはその会社が得た利益によって公平に判断されるべきであろう。貢献度が高ければ、利益の中から応分の分け前を頂くことについて、是とすべきであると思う。会社経営のための利益計上は、民間会社が利益獲得を最大の目標にして、経営に直接関わらない株主と経営に直接関与する全社員が心をひとつにして前進した結果として得た収穫である。つまり、株主と役員を含む社員が力を合わせて獲得した果実である。この中で経営に携わった関係者が利益を分かち合うのは、至極当然のことだと思う。

 しかし、問題は会社という一定の制限を伴う組織の中で行った営業活動の結果、利益どころか大きな損失を生んだ場合に、その補填を他人の支援に依頼し、なお社員の一部(役員)が世間一般常識とかけ離れた過大な報酬を得ることが果たして許されるだろうか。これが今回モラル欠如の例として挙げたGM社と同社役員のケースである。

 一昨年同会長はこれを上回る年収を得ていた。しかし、政府の支援を受けていなかった時であり、マス・メディアや国民からとやかく非難されることはなかった。ところが昨年のGM社は多額の政府支援を受けた。つまり国民の税金から一民間企業に対する赤字補填を行ったものである。その一方で、経営者が会社に与えた損失に頬かむりし、国民から支援を受けていながら法外の高給を得たのである。これは最早背任行為に近い。経営者としてあまりにも倫理観に欠けるパフォーマンスである。

 今年再建に向かって努力しているGM社は、これまでに134億$の巨額の政府融資を受けている。GM社はまだ不十分として、更に32億$の追加支援を求めている。これではいつまで、どのくらい支援が必要なのか見当もつかない。

 当初サブ・プライム・ローン問題が発生した時、アメリカ政府は民間企業の救済のために財政出動を行うということに対して自由主義経済の建前論を振りかざして政府支援論を封殺した。それが、少しずつ考え方を変えてきた。リーマン・ブラザースの破綻以降ケースバイケースで企業を支援するスタンスに変わりつつ。こうなると資本主義に基づく自由主義経済の存在意義が失われるのではないか。救済の理由が理解出来ないこともない。巨大企業が倒産したら、雇用問題を含めて副次的な問題が次から次へと発生し、新たに社会問題化する恐れがある。しかし、だからと言って経営者が高給をもらいながら困った時には、お上にお助け下さいと願うのはあまりにも虫が良すぎるし、モラルが欠如しているのではないか。考えてみると、どうも自分の都合だけしか考えないような経営者の倫理観の欠如が一番問題ではないかと思う。

 さて、資本主義経済を近代経済学至上主義として高く評価し、資本主義経済論を教導し学生を中心に世に大きな影響を与えていた、前多摩大学学長・中谷巌教授がつい最近になって変節し、これまでの持論を否定しだした。恥ずかし気もなく変節の経緯を著書にして、堂々と開陳する、その一連の行為が波紋を呼んでいる。普通なら敗北を認めた以上「敗軍の将多くを語らず」と表舞台から静かに立ち去るのがジェントルマンの矜持であり、常識だと思う。

 尊敬する河上肇教授は、社会主義的考えを放棄するよう責められ転向を強要された時、信念を曲げずに「没落宣言」を発表して静かに蟄居生活に入った。これこそ自分の信念を貫く学者としてのプライドである。中谷教授は転向しながら、綿々と時代の流れに迎合し、その道で再び飯を食おうとしている。河上肇とは人間の格が違う。昨年多摩大学で中谷教授の講義を受講した時は、その話はまったく出なかったが、一度じっくり変節論の骨子を拝聴したいものである。

2009年3月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

661.2009年3月5日(木) 小沢一郎・民主党党首風前の灯

 小沢民主党党首・公設秘書の逮捕が、小沢氏と西松建設との怪しい関係を少しずつ炙り出している。小沢氏が昨日記者会見で弁明したことは表面的には問題ないように見えるが、ダミーの政治団体を通した迂回献金の疑いがあり、追い詰めていけるかどうかは、検察が今後どう証拠を積み重ねていくことが出来るかにかかっている。しかるに、小沢氏の国策操作との発言に対して、検察ではかなりの証拠を掴んだうえで強制捜査に踏み切ったと考えられていただけに、神経に障ったらしく憤慨している様子である。秘書は依然として否認しているが、西松建設側では資金提供を認めている状況から、小沢氏の立場は一段と厳しくなってきたようである。

 さて、異例な出来事として、昨日国際刑事裁判所(ICC)は、スーダンのバシル大統領に対して人道の罪で逮捕状を発行した。容疑はダルフール紛争で軍や民兵組織による住民襲撃で約30万人を殺戮したとの疑いである。スーダンは大統領逮捕を拒絶し、中国政府も遺憾の意を表明した。中国の態度の背景には、中国にとって以前から産油国であるスーダンの石油に目がくらみ、スーダンへ無利子融資や債務帳消しで貸しを作っていることがある。スーダンの現政府が生き延びているのも、中国のおかげである。バシル大統領が海外へ出れば、ICC加盟国は大統領の身柄拘束に動く。バシル大統領はカタールのドーハで開催されるアラブ首脳会議に出席すると発言しているが、果たしてどうなるか。

 夕刻日本輸入ワイン協会会長で山本博さんと仰る弁護士さんが、フランス政府からワインに関する賞をいただいたお祝いのパーティがレストラン‘ツキ・シュール・ラメール’で開かれ、小中陽太郎さんの紹介で出かけた。場所は高速道路の下で、あまり通行人のいない一角であるが、レストランの目の前にはレインボーブリッジと素晴らしい夜景を望むことができる。流石にワインに詳しい人たちばかりの中に入ると些か恥ずかしい気持もあるが、約150人のファンが駆けつけたのではないか。冒頭に山本さんにご挨拶したが、弁護士でありながら、ワインに詳しいばかりでなくワイン以外の著作も多く、翻訳も併せると実に39冊の本を世に出しているとは驚きである。

 小中さん、酒ペンの山中さん、日本ペンの中川さんらとワインを酌み交わしながら四方山話をして雰囲気を楽しんだが、こういう雰囲気も中々洒落ていいものだと思った。

2009年3月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

660.2009年3月4日(水) 税務申告を終える。

 やったぁ!と些か大げさに言えば快哉を叫びたい気持である。ほっとした気持もある。毎日毎日重苦しい心情だった。今日玉川税務署へ出向き、何とか税務申告を済ませた。昨年までとは異なる個人事業主としての初めての申告なので、一昨年秋青色申告会会員となってこれまでに何度か講習を受け、初歩から学び今年に入ってからも、昨年1年間に亘って家計簿に記帳していた記録を振替伝票へ記入して、それを今度は総勘定元帳へ転記して締め切るというボリュームの多い作業だ。事務量が多くて大変だったが、どうしたらよいのか全体的なイメージが描けないことと、専門用語の使い方を知らないことがネックだった。それでも連日根を詰めて作業をした結果、昨日までにやっと締め切りの一歩手前まで到達することができた。

 昨日青色申告会へ出向き、書類仕上げへ向けてのご指導をいただいた。大勢の人が押しかけると思っていたが、案外空いていたのは意外だった。午前だけでは時間が足りなかったので、比較的空いていたのを幸いに、午後も再訪することが出来て指導してもらい、何とか最終記入段階までこぎつけることが出来た。青色申告会事務局員からも昨日までの努力に対してお褒めの言葉をいただいた。

 簿記に関してはまったく素人であるが、税理士の手を借りずに独力で書類作成を仕上げることが出来たのは、自分でもよく出来た方だと思う。これで来年の予定もある程度計算できる。振り返ってみれば大変だったが、終えてみれば自分だけでやって良かったとつくづく思う。

 集中して根を詰めたので、血圧も大分乱調気味だが、これからは多少なりとも安定することを願っている。

 昨日公設秘書が逮捕された小沢民主党党首への説明責任を果たすようにとの要望に対して、午前中に小沢氏の記者会見が開かれた。

 この記者会見で不信が取り除かれたのかとの問いに対しては、‘NO’と言わざるを得ない。小沢氏が、「すべて合法的にやっているのでまったく問題ない」と述べているが、東京地検が捜索に入ったのは、表面的には合法に見えても偽装工作、或いは迂回献金で実態としては違法なやり方だと見破ったからである。しかも、献金した西松建設側がその点を認めている。このままでは小沢氏への嫌疑も払拭することは出来ない。小沢氏はもっと本質的な論点と真実を包み隠さず語って周囲を納得させなげれば、一方的に国策操作だとか、国家権力の横暴だと主張したところで説得力がない。

 当分この不透明な西松献金問題は国会、政党、議員を取り巻いて青空が見えないのではないか。

2009年3月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

659.2009年3月3日(火) 小沢民主党党首は真実を明らかにせよ!

 昨日今年の暖冬説の記事があったが、今日は夕方になって一転雪が降り出してきた。しかも全国的にである。桃の節句の降雪は25年ぶりだそうである。ともかく日本の気象も政治と同じで一寸先は闇である。

 さて、先日米第7艦隊発言で物議を醸した民主党小沢一郎党首が政治資金規正法違反の嫌疑で、今日東京地検が小沢党首の公設秘書を逮捕して政治団体事務所を家宅捜索した。政治家と金の問題はいつもついてまわり、政治家も自らを律していつも気をつけている筈であるが、それでもなお旧態依然である。

 次の総選挙では政権交代が予想され、小沢氏は次期首相がほぼ約束されている。こんな重要な時期に明らかなイメージダウンであるスキャンダルが明るみに出たら、致命傷になりかねない。だんまりを決め込んでいる小沢氏に代わって、周辺からもれてくるのは「適法に処理している」の一点張りである。民主党の上層部からは、小沢党首を庇う発言しか出てこない。しかし、党内の一部にはこれでは選挙は戦えない、小沢党首辞任の声も出ている。この大事な時に検察が動いたということは、検察が確たる証拠を握った証しではないだろうか。金庫番である第1秘書が逮捕されたということには重いものがあると思っている。一方で民主党鳩山幹事長のごときは、総選挙が近づいたこの時期にこういう強制捜査の動きが出てくるのは、国策捜査で恣意的なものを感じると言っている。

 嫌疑は西松建設から政治献金を受け取りながら、裏の手を使って個人の献金のように見せかけているとの疑惑である。小沢氏は田中角栄元首相の影響を強く受け、相も変わらず土建政治を踏襲している。西松建設は海外工事で得た10億円を日本に持ち込み、政治献金として政治家にばらまいていたのではないか、それによる見返りがあったのではないか、と憶測されている。もし、それが事実ならいわゆるあっせん収賄に当る。

 小沢氏は選挙に強く、演説は巧くないのに中々リーダーシップの取り方がうまい。出身母体がばらばらの民主党内を纏め上げたのも小沢氏ならではだと思う。しかし、あの強権的な姿勢には、腰を引く人も多い。大学の後輩に当るが、あの威張りくさったやり方には以前から好意を抱けないままである。

 それにしても、「沈黙は金」を誤解しているのか黙して語らぬでは、真実が分らず、疑念は深まるばかりである。一刻も早く説明責任を果たすべきである。さもないと寄り合い世帯の民主党は早晩空中分解するであろう。

2009年3月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com