ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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668.2009年3月12日(木) 映画「シリアの花嫁」鑑賞

 前から見たいと思っていた映画「シリアの花嫁」が岩波ホールで上映されている。今日飯田ゼミの佐藤博信さんから先日寄稿した吉祥寺雑学大学機関紙の原稿について相談したいとのことだったので、朝渋谷で会い話を聞いた。当初A4判4枚の条件だったが、私が提出したのは図解を入れると5枚だったので、1枚削除出来ないか、できれば図解を外してほしいとの話だった。ただ、図解を外すとテーマがまったく面白くなくなり、アピール度が弱くなるので、ここは本文を4枚から3枚に減らすということで折り合った。

 その後「シリアの花嫁」を観たが、中々シリアスな映画である。フランス、ドイツ、イスラエル3ヵ国の合作映画だが、舞台設定がゴラン高原のある村の結婚式に絡んだストーリーで、家族、友人、警察、出入国管理官らのやりとりがほとんどで、部分的にはユーモアもあるが、終始重苦しい雰囲気の映画である。

 実際どれだけの日本人が、第3次中東戦争後にイスラエルに占領されたシリアのゴラン高原について知っているだろうか。ちょうどこの戦争直後にレバノンとヨルダンを訪れ、アラブとイスラエルの敵対関係を目の当たりにしただけに、ひと際関心が高い。不倶戴天の敵である、イスラエルとアラブの微妙な空気が流れる現場の雰囲気を理解するのは中々難しい。デモ行進とそれを阻止しょうと動く警察。イスラム少数派・ドゥルーズ派の花嫁、ヒロイン・モナはイスラエル占領地に住んでいるので、無国籍である。そのモナがゴラン高原の部落からシリアへ嫁いでいく中で、政治運動に関わった頑固な父、自分を理解してくれるが夫と不仲の姉、ロシア人医師と結婚した弁護士の兄、遊び人で商売人の兄らが、それぞれ故郷の実家で個人的事情とモナへの愛情を画面に映し出す。モナは会ったこともない映画スターの婚約者の許へ境界を越えて嫁いでいく。シリア側出入国管理の無理難題に翻弄される。最後に出た、モナの「もう2度と帰れない。でも私はこの境界を越える」とのテロップが重いメッセージを伝える。

2009年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

667.2009年3月11日(水) 日本人拉致被害者家族、キム・ヒョンヒと面会

 北朝鮮に拉致された田口八重子さんの兄と長男が、今朝韓国プサン市で大韓航空機爆破事件犯人のキム・ヒョンヒと対面した。厳重な警戒の下で初めて会った3人の感想は、お互いに会えて感激したとプラス面を生き生きと語った。日本で3人の記者会見の様子を見た拉致事件被害者家族も、素直に喜びを表し一歩前進と受け止めていた。これが北朝鮮に少しでも真実を話させるきっかけになれば良いと願えども、現実は中々一筋縄では行かないようだ。

 1987年の大韓航空機の爆破事件については、実行犯はキム・ヒョンヒと服毒自殺した北朝鮮籍の男によるもので北朝鮮政府の指令に基づくものだと言われているが、北朝鮮政府は事故は韓国政府のでっち上げで、北朝鮮はまったく関与していないと言い張っている。事故被害者遺族団の中にはキム・ヒョンヒ犯人説に疑念を抱き、真犯人は他にいるのではないかと言う声もある。遺族らはキム・ヒョンヒに対して対面を望んでいるが、キムは思惑を持って話そうとする遺族との話し合いを拒んでいる。そこへキムが無条件ながらも日本人拉致家族に会ったということに対して、韓国人遺族を始め、一部の韓国社会からも厳しい声が上がっている。こうなると手放しで「まずは良かった」と浮かれてはいられない。

 さて、秘書逮捕から一週間が経過した小沢民主党代表に対する献金問題であるが、西松建設以外にも清水建設、大林組、大成建設、戸田建設の4社から迂回ルートで多額の献金を受けていたことが明らかになった。ここまで暴露されて、小沢代表はまだ捜査の進展と次の総選挙で民主党が勝てるかどうかを見極めて代表職の進退を最終判断するとの考えを示した。自分の行動の結論として議員生活40年でここまで辿り着いたので、しばらくは自分の主張を続けさせて欲しいと民主党幹部会で述べた。ここまで民主党が力をつけてきたのには、小沢氏の強引なまでの手法が功を奏したとの思いがあるからだろうか、幹部は誰一人として小沢氏に異を唱えるものがいない。誰も猫の首に鈴をつけようとしないのだ。小沢氏の言わんとしているのは、疑いは疑いとして自分の思うところをやらせて欲しいと言っているのだ。よくもまあおめおめとこんな図々しいことを言えるものだ。

 はっきりしているのは、これだけ多額の献金を受けた中で、実際に西松がダム建設を受注しているし、その上で他の4社も公共工事を受注しているとすれば、これは完全に受託収賄罪に当る。田中角栄、竹下登、金丸信とほぼ同じトレースを歩んでいる。小沢氏は彼らの一派であったが、やはり朱に交われば赤くなる。まったくどうしようもない。

2009年3月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

666.2009年3月10日(火) 最近碌なことがない。

 昭和20年の今日3月10日は東京空襲があった日で、10万人もの多数の犠牲者を生んだ日である。海外では、50年前チベットが中国によって「征服」され、中国の1自治区になった日である。このときから中国は社会主義の仮面を被った独裁強権国家となった。今日も反政府デモを警戒してチベット自治区には大勢の軍隊が送られているらしい。2つの歴史はいずれも悲しい傷跡として今も残っている。

 昨日経済的にもひとつの壁というか、流れが強力になってやってきた。東証では日経平均株価が昨日26年ぶりに7,086円を示してバブル期以降の最安値を下回った。今日も前日に比べて更に下がって7,054円にまで下がり、安値を不気味に進行させている。このまま行くと早晩7,000円の大台を割るのではないかと憂慮されている。年初に比べても2,000円も下がっている。これでも一向に打つ手が出せない。政府から賢明な具体案が出てこない。

  他方で、人権問題が絡んだ外国人在留問題と、北朝鮮拉致事件に関する報道も脚光を浴びてきた。

 前者は不法滞在で国外退去処分が確定したフィリッピン人親子3人が改めて在留許可を求めたが、昨日の入国管理局の判断は、両親の在留は認めず、15歳の娘については改めて検討することになった。難しいのは、娘の人権問題と両親の悪質と云われる偽装入国のバランスをどう考えるかということである。罪は罪として罰するのか、そして無慈悲に罪のない娘をひとりぼっちにするのか。日本で生まれた娘に罪はない。娘がいなければ、両親だけを国外退去にすることで解決する。問題は、日本で生まれ、日本語しか話せない娘がまだ中学生で日本国籍も持っていないという現実である。娘のためには両親と別れさせるわけにはいかない。難しい判断である。

 後者は、北朝鮮拉致事件の被害者田口八重子さんの息子と兄が、北朝鮮で田口さんから日本語を教えてもらっていた、大韓航空機墜落事故の犯人とされるキム・ヒョンヒ容疑者と明日プサンで対面するという生々しいドラマである。日韓の両メディアがフィーバーとなって万一の事態を恐れた警備当局では、現時点でキム・ヒョウンヒ容疑者の居場所を明らかにしていない。明日午前対面することになるが、罪もないのに北朝鮮の鬼畜のような行為によって母親から引き裂かれた田口さんの息子の心境は複雑だろう。自分の人生には夢も希望もないと思っていただろうが、多少なりとも母親につながる光が見つかるのではないかとの淡い期待が叶うことを祈りたい。

 もう嫌な事件はあって欲しくない。それは、個人1人ひとりのことであろうと、国家的なことであろうと、早く解決して欲しいと思うのが普通だろう。それにしても事件を呼び込みそうな、政治資金規正法を出し抜こうとするトリックは、いかに惚けようとも怪しいと想像されてしまう。今日も小沢民主党代表が記者会見に応じていたが、どうも信用出来ない。疑念の晴れない言い訳は何度言ってもその裏に嘘が隠されていることは明白である。麻生首相も酷いが、小沢代表もとても首相になどなってもらいたくないものだ。

2009年3月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

665.2009年3月9日(月) 小沢氏も臭いが、二階経済産業相も怪しい。

 小沢民主党代表の秘書が逮捕された1件で、民主党内も当初代表の説明を了としていたが、各方面からの批判を受け微妙に態度が変わってきた。特にイメージダウンにより総選挙を心配する声が出始めた一方で、党内で小沢代表の手法に批判的だった若手を中心とする党員が党首交代を考えるようになった。今朝の朝日世論調査によれば、小沢代表の説明に対して納得出来ないと答えた人が77%、小沢氏は代表を辞めるべきだと答えた人が57%もいる。確かに現状の淀んだ空気を払拭するには、清新で実行力のある岡田卓也副代表にでも代わった方が民主党の株は上がると思う。もう小沢氏は自分自身の不徳に腹を括り、潔く代表の座を降りた方が今後の自分のためにも、党のためにも有利に展開するに違いない。

 そして、いずれ小沢代表への検察の事情聴取があるだろう。

 ところで理解できない動きもある。小沢氏が西松建設、或いは関係団体から相当額の献金を受けたとの嫌疑がかかったが、西松建設側から献金を受けたのは、小沢氏だけに留まらない。その他の政治家の中でも二階俊博・経済産業大臣が受け取った金額は、1,000万円近い。この事実が表沙汰になるや、二階氏は受領した全額を返そうというのである。しかも献金ルートは迂回路を通った。二階氏への献金もまた西松建設OBが責任者を務める2つの政治団体を経由したものであり、それらがもうすでに解散して実体がないという。二階氏はいただいたお金をどこへ返そうというのだろうか。それに二階氏は「いちいち誰からいただいたかは分らない」と言っているが、これだけ多額の献金をいただいていた以上その発言は信用出来ない。しかも和歌山県出身の二階氏の地元のインフラ整備を西松建設が請け負ったり、二階氏の地元事務所と西松建設の営業所が同じビル内に同居していることは、充分疑心を抱かせる。

 大体一旦受け取った政治献金(?)が嫌疑を受けそうだと判断して、問題が広がらないうちに早めに返してしまおうなどとどうしてそんなさもしい考えが出るのだろう。他にも怪しい自民党代議士が数人いる。彼らは普段から甘い蜜に手を出して、蜂に刺されてしまったのである。

 小沢代表を始め、他の国会議員も相変わらず叩けば埃が出る身体である。この際、小沢氏は民主党代表を、二階氏は経済産業大臣を即刻辞めるべきである。

2009年3月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

664.2009年3月8日(日) 麻生首相は何のために沖縄へ行ったのか?

 麻生首相が首相就任後初めて沖縄を訪れた。現在政府と沖縄県との間には、基地、米軍駐留、滑走路移転、等々の難問が山積している。喫緊の課題は、普天間(宜野湾市)及び辺野古(名護市)基地の海上沖合移設問題である。しかるに首相は仲井真弘多・沖縄県知事との会談では肝心な問題に一切触れず、2つの滑走路変更予定地の視察にも行かなかった。講演でも基地問題にまったく触れなかった。沖縄と言えば米軍基地とは切り離せない。しかも、海兵隊の2014年までのグアム移転計画と普天間基地の移転問題が暗礁に乗り上げている泥沼状態にある。それらは米軍再編成問題を絡めた微妙な難題であり、その近くまで来ていながら、その核心には触れようともせず、腫れ物に触るように及び腰だったとは、何を考えているのか、その馬鹿さ加減に呆れるばかりである。

 地元沖縄では、首相は何の目的で沖縄へ来たのか理解出来ず、不信感と疑念は広がるばかりである。この辺りに首相周辺の政治オンチを感じざるを得ない。情けない。

 日米安保条約と極東地域の安全問題から逃れられない日本政府の対応としては、とりわけ沖縄問題は慎重に、しかし熱意と誠意を持ってハイ・スピードで取り組まなければならない。一日も早く政府は地元沖縄と米軍を交渉相手に事態の前進と解決に向けて積極的に動くべきである。それにも拘わらず、現状は首相のノー天気な訪問を始めとして、浜田靖一・防衛大臣が就任以来いまだに沖縄を訪問していないという沖縄軽視を続けている有様である。首相にも、大臣にも真剣に沖縄問題を解決しようとの気持が見られないのだ。

 戦後米軍に占領され続けた沖縄を、かつて日本政府は見捨てたのである。1972年漸く本土復帰となったが、沖縄には重い足かせがつけられていた。それが、米軍基地である。沖縄県民の願いを汲み取るべく基地の撤去、移転を、国は県民に約束してきた筈である。しかるに40年近くに亘って日本政府が確約した沖縄県民への約束は空手形のままなのである。現政府は沖縄県民に対して2度目の棄民をしようとしている。

  政府の対応は、むしろ沖縄県民の意向とは反対の方向へ進んでいるのではないか。政府筋では、今や沖縄は「触らぬ神」になっているように思えてならない。そうでなければ、折角沖縄まで足を運んだ総理大臣が、日光・東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の猿の真似をするわけがない。「信用出来ないのはいつも総理大臣」というのではあまりにも切ない。

2009年3月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com