ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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703.2009年4月16日(木) 多摩大リレー講座始まる。

 今日から本年度春季多摩大学「寺島実郎監修リレー講座・現代世界解析講座Ⅱ」が始まった。昨年の第1回に続いて、今年4月多摩大学長に就任した寺島実郎氏監修の下に12回の講座からなる多摩地域の人々とともに歩むセミナーの開始である。今日は最初の講義であり、監修者の寺島実郎講師が主旨及び他の講師の紹介等をされてから、ご自分の「2009年という時代―世界史的転換期として」と題する本題へ入っていった。

 今日の講義では、昨年来の世界的不況をアメリカ経済の挫折から今年の停滞、そして将来への分析を日本、その他の国々との比較の中で説明された。

 特に、アメリカ政府が景気刺激策、並びに企業倒産回避のために取った、金融、産業界への財政出動が自由主義経済を標榜していたアメリカは社会主義的だと、ロシアや中国辺りから皮肉られる有様だと話された。更に財政出動は国家財政を大きく赤字化させたが、それを何で埋め合わせるか。それにしても赤字のために米国債を発行して、買っているのが日本だと思っていたところ、何と中国が米国債を一番購入しているとは驚いた。この他にも、アメリカの財政基盤、金利政策、エネルギー政策、中国観等について突っ込んで分かりやすく解説された。さすがに現場で生きた情報を収集して講義に取り入れている話ぶりは、生々しく迫力がある。先月はアメリカ東海岸を歩き、来月はヨーロッパを見てくるという。そんな情報収集の旅で得られた知日派アメリカ人ロビイストの話が面白かった。寺島講師はあと2回講座を持つことになっているので、この先楽しみである。

 今日アメリカ・メジャーリーグで今シーズン初めて出場したマリナーズのイチロー選手が日本人選手最多安打を放った張本勲選手の通算3,085本に並んだ。それも満塁本塁打というのだから、やることが違う。やはり只者ではない。日本人スポーツマンの中でも海外で傑出した実績を残しているだけのことはある。

2009年4月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

702.2009年4月15日(水) 2度目の決断は早い。

 JR渋谷駅にちょうど到着した山手線で代々木へ行こうとしたところ、日暮里駅で人身事故があったのでしばらく停車するとアナウンスがあった。またかとの思いとともに、すぐ‘change my mind’で東京メトロに乗って青山1丁目まで行き、都営地下鉄に乗り換えて代々木駅へ出て、何とか歯科と約束の時間に間に合った。先月28日所沢へ出かけた時にも高田馬場駅で同じように人身事故が起き、渋谷から同じような対応で赤坂見附へ出て、新宿へ出た。それでも当座はどうすべきか迷った。しかし、2度目となると決断も早くなる。初めての時は迷い、2度目になると素早い決断が出来る。

 北朝鮮は3年前のテポドン発射の際は、ぐずぐずしていて国連安保理からえらいお灸をすえられたが、今回の「ミサイル」発射では国連安保理は議長の発射非難声明を素早く採択した。これに対して北朝鮮はどうするかと思いきや、即座に反応した。所詮とんでもない対応であるが、核施設の無能力化作業を監視している国際原子力機関(IAEA)要員に国外退去を命じた。さらに監視用カメラの撤去も始める模様である。アメリカは当然反発しているが、いつもながらこの北朝鮮の瀬戸際外交に手を焼いている感じであり、北朝鮮との2国間協議に応じるのではないか。それでは結果的に北朝鮮の思う壷である。実に嫌な手を使う。この調子ではまだまだ北朝鮮に国際社会は振り回されるだろう。

 このところ天下の朝日新聞社は、同社社員殺害事件の真犯人と名乗り出た実行犯と称する男の手記を載せた「週刊新潮」の記事にてんてこ舞いの対応をさせられている。

 1987年朝日新聞阪神支局が何者かに襲撃されひとりの支局員が殺害された。未解決事件のまま時効となった事件である。その事件の真犯人が名乗り出て、「週刊新潮」に今年1月から4回に亘って手記を公開した。朝日は、疑わしいとして訂正と謝罪を新潮社へ要求していた。にもかかわらず、新潮社は男の虚言を信じ、朝日の要求に対して応えようとしなかった。それが、明日発売の「週刊新潮」で誤報であったことを率直に認め、詫びることにした。

 果たしてこれでことが済むだろうか。同誌を読んでいないので、どんな説明になっているのか。読者を納得させるものなのか。朝日も承諾出来るものだろうか。

 テレビでノンフィクション作家佐野真一氏は、本件で新潮社側はまったく裏づけをとっていない。報道であってはならないことだと厳しく新潮社を糾弾していた。マス・メディアの自滅だとまで言っていた。まったくその通りだと思う。どうして自分の首を絞めるようなことを新潮社はやってしまったのだろう。

2009年4月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

701.2009年4月14日(火) 小中陽太郎先生にインタビュー

 企画中の書物の取材で、小中陽太郎先生のお宅を訪問した。何度となくお邪魔しているが、今日はイタリア人俳優マストロヤンニと一緒の写真や、ニューヨーク・タイムスのベトナム反戦広告のコピーが飾られた書斎を中心に見せていただき、その後リビングルームでインタビューということになった。小中先生の活動については、すでにべ平連を中心とするベトナム反戦運動や、1967年の米空母イントレピッド水兵脱走事件、金大中救出活動などの平和運動、NHK時代のディレクターとしてそのお名前は広く知られているが、そうした活動と知的生産の源流について伺わせていただいた。

 著書「ラ・メール母」に描かれたように母上との情愛、幼児期に育った上海を強く意識したこと、特に開戦を体験したことが強烈な印象として残っていることを聞かせていただいた。NHK時代に名古屋で小田実さんとドラマ制作に関わったことや、伊勢湾台風も名古屋時代の思い出として印象に残っていると仰った。

 以前からお聞きしたいと考えていたのは、どういう経緯でフランス文学を専攻されたのかということだった。幼少時から身体が弱かったことから、読書に親しみ、長じてコワモテのヒットラー的ドイツよりリベラルなフランス文学に関心があったということと、仏映画の影響があったとも伺った。影響を受けた作家は、ジイド、マルロー、サルトル、カミュという話だった。現代の若者考や親しい作家についても話が及んだ。アイディアがひらめくのは列車内というのも意外だった。

 いずれにしろ楽しい話を沢山聞かせていただき、私以外に「知研」から秋田事務局長、若手会員の幅さんと遠島さん、そして出版社の東洋経済新報社から担当者とカメラマンが参加されたが、インタビューを終ってからも寛いだ気分で奥様を交えて大いに話は盛り上がった。書物は年内にも出版される予定であるが、これから少しずつまとめていかなければならないのが当然とは言え少々億劫な気もする。帰ってからお宅へお礼の電話を差し上げたところ、小中先生からまとめるのは大変でしょうが、頑張ってと力づけられた。ご期待にお応えするよう全力を尽くしたい。

 予想されたことではあるが、半狂乱の北朝鮮は、国連安保理事会が北の‘ミサイル’発射を非難する議長声明を全会一致で採択し、再発射の自制を求めたことに対して猛烈に反発した。「国連安保理が我々の衛星打ち上げを論議したこと自体、許し難い犯罪行為」といつも通り自己流解釈によって非難し、今後絶対に6者協議に参加しないし、核開発を再開すると、手前勝手な論理で相変わらずの駄々っ子ぶりを発揮している。

 折も折、乾燥しきった日本列島に久しぶりに雨が降ってきた。しかし、長崎県平戸沖合では強風雨の中でまき網漁船が転覆し、22名の乗組員の内、12名の行方が分からない。徹夜で捜索するという。気の毒という以外に言葉もない。

2009年4月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

700.2009年4月13日(月) バンコック市内に非常事態宣言

 このブログも連続して700回を数えることが出来た。まず健康だったことが続けられた原因だと思う。そして、継続しようとの前向きな意欲、好奇心が途切れなかったことが700回継続の最大の原因だと思っている。これから果たしていつまで続けられるのかは分からないが、気持が萎えない限りは、何としても続けていきたい。

 そのためには、やはりPCへ向かう意欲を維持することが大切なことだと思う。今日も個人的にPC教授を受講すべく教室へ出かけたが、習うことには限がない。一昨日は契約しているITコンサルと電話回線で会話しながら、デスクトップPCにはSCYPEをインストールしてもらっり、ノートPCではアンチウィルスのAGV7.5 を8.5 へ切り替えてもらった。SCYPEをインストールしてもらって、さてこれをどう有効に使うのかとんと分かっていない。そんな有様だから、課題はこの後どのように有効的にメリットを使えるかである。 

 さて、タイが荒れている。バンコック市内に非常事態宣言が出された。パタヤで開催予定のASEANが中止となり、この後の予定が立たない。その中止の原因となった、タクシン元首相派のデモ隊を排除するためである。ついに政府も堪忍袋の緒が切れたように、タクシン派の「反独裁民主同盟」に対して強制排除に踏み切った。確かに政府の対応は生温かった。デモ隊のなすがままだった。これが国際社会の嘲笑を浴びた。実際デモ隊を強制排除することをためらっていた政府は、その弱腰を衝かれデモ隊の思い通りに暴れられてしまった。どうもタイという国は、ぱっと火山が噴火したように国の節目となる場面でひと暴れする伝統がある。

 以前添乗員としてバンコックにいた時に戒厳令が発令され、当日の朝日夕刊第1面には戦車の写真が載っていた。外国のことではあるが、いつ日本にも火種が飛んでくるかは分かったものではない。だが、こればかりはお断りしたいものである。

 今日フィリッピン人夫妻がひとり娘を日本の親戚に預けたまま、成田空港から母国フィリッピンへ帰っていった。夫妻は強制送還によって母国へ帰国させられたものである。15年前に入国ビザ偽証で日本へ入国し、その後不法滞在容疑で国外追放処分となったが、13年前に日本で生まれたひとり娘、カルデロンのり子さんが日本語以外話せず、せめて独り立ち出来るまで親子3人が日本で暮らせるように、再三東京入管に訴えていた。しかし、両親の国外追放により、親子離れ離れの生活を送ることになった。識者がコメントを述べていたが、この決定はあまりにも親子にとって冷たいものである。確かに法を犯した経緯はあるにせよ、まだ13歳の娘と国を隔てて生活を送らせるには、あまりにも情に欠ける仕置きと言ってもいい。

 法務省では、特例が前例になる恐れがあると言っているらしいが、前例になったとて好いではないか。不法行為に対してまったく情状酌量の余地を残さずに、法律的には不法滞在であるかもしれないが、真面目に市民生活を送っている親子を生木を裂くように別れさせて帰国させるようでは、反って立法の精神にも悖るのではないか。

 法律というものについて考えさせられた1件である。

2009年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

699.2009年4月12日(日) ASEAN会議お流れに

 昨日タイのパタヤで開催予定だったASEAN諸国会議が、会場内へデモ隊が乱入したために開催出来なくなり、麻生首相、中曽根外相を始め各国首脳はヘリコプターで避難する有様だった。タイのアピシッド首相はタイ主催のすべての会議の延期を発表し、周辺一帯を一時的に非常事態宣言した。

 デモはタクシン元首相派によるアピシッド首相退陣を求めるものだった。ASEANは延期となったばかりか、当分開催の見込みが立たない。というのは、昨年12月にチェンマイで開催予定だったものが、内政の混乱で今回のパタヤ開催が先月決まったばかりで、僅か4ヶ月の間にビッグな国際会議が2度までも延期され、会議開催能力が問われているからである。これで、タイ現政権の権威は完全に失墜したばかりか、現首相の統治能力にも疑問符が付いた。ASEAN加盟国10カ国と日中韓のトップが参加する国際会議も、予想もされていたデモでいとも簡単に中止に追い込まれた前代未聞の不祥事にアピシッド政権の国際的な信用は大きく下落した。

 元々血の気の多いタイ人であるが、これほど自国の信用を失わせるような失態は滅多にあるものではない。日中韓の3首脳は、北朝鮮のミサイル発射問題も話し合う予定だったが、個別会談に譲ることになった。

 ところでタイの首相がアピシッド氏であることは迂闊なことに初めて知った。06年9月に外遊中の軍事クーデターでタクシン氏が失脚したことは大きなニュースとなった。その後08年2月にサマック政権が発足。それからたった半年余りの9月にソムチャイ氏が首相に就任した。そして、問題のバンコックの2つの空港占拠事件があって政権は崩壊し、昨年12月にアピシッド氏が首相に就任していたことが分かった。

 日本の首相交代劇だってその頻繁さに関しては、タイに一歩もひけを取らない、在任短期間の首相「CHANGE」劇である。これでは首相の名前なぞ覚えている間もない。

 日本でもこの事件を他山の石として、くれぐれも国際会議ボイコットなんかやらないでもらいたい。尤も今の日本にはこれほど元気のある行動的な若者がどれほどいることか。その点では安心出来るのかも知れないとつい皮肉のひとつも言いたくなる。

 一方、国連安保理事会で、北朝鮮制裁を決議したいとの日本の要求は、安保常任理事国の間で意見がまとまらず、結局国連議長の北朝鮮非難声明に落ち着きそうな空気である。中ロも多少歩み寄ってきたが、どうも日本としてはすっきりしない。声明文では「ミサイル発射」とは明記せず、単なるロケット発射となってしまった。これでも北朝鮮にとっては不愉快極まりないようで、北朝鮮・国連代表は記者団から提示された文案を放り投げるほどカッカしている。どうも中国はこの剣幕に押されたのではないか。

 さて、今日の政治討論会を観ていると、15兆円にのぼる緊急経済対策を当然として、自慢げに語っている自民党代議士のノー天気ぶりには恐れ入る。彼らには今後この穴埋めをどうやって賄っていくのか、きちんと説明する責任がある。にも拘わらずその点にはまったく触れず仕舞いなのである。埋蔵金が15兆円以上隠されているようなことを平気で述べるのを聞いていると、しっかりしろと言ってやりたい。

 その中で与謝野財務相が、この後落ち着いたら当然消費税の値上げについて議論しなければならない(増税)と言ったことに、ある面で納得させられた。歳入より歳出が大幅に増えたので、今後その苦しみを国民が分担して背負わなければならないことは止むを得まい。そういう嫌なことは誰も語ろうとしない。

2009年4月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com