ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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708.2009年4月21日(火) 人種差別反対世界会議は開催する意味があるか。

 昨日からジュネーブで始まった国連「人種差別反対世界会議」が冒頭から荒れ模様である。会議前から中東諸国のイスラエル言論攻撃が懸念されていたが、その空気を感じ取った西欧とアメリカは最初から会議に欠席した。

 奴隷解放、植民地解放、南アフリカのアパルトヘイトが解消されて、表面上人種差別がなくなっているはずの国際社会において、まだこの種の会議が開かれ、大もめにもめていること自体、人種差別政策が暗黙のうちに存在することを表している。

 今回は人種差別問題よりも中東和平を巡る場外乱闘が表面に出てきた。イスラエルとアラブ諸国との対立である。その最たるものは、早くから問題視されていたイランのアフマドネジャフ大統領のイスラエル非難である。「イスラエルの地図上からの消滅」発言のイラン大統領の登場に最初から嫌悪感を示した欧米諸国は出席せず、この会議の場でも「イスラエルは中東の人種差別主義の国」と発言したイラン大統領に呆れて、サルコジ仏大統領も途中退場する有様である。これほどの国際会議が対立は増すばかりで、今のところ何の成果も期待出来ず、空中分解しかねない。これでは最初から会議自体を開催する意味があるのか疑問符がつく。

 では日本の立場はどうか。国際会議でいつも影の薄い日本もちゃんと参加している。アメリカべったりの日本は、イスラエル側に立つアメリカに同意するわけにもいかず、さりとてイランをサポートする立場に立つわけにもいかず、毎度のことながら中途半端なのである。

 それより真剣に考えなければならないことは、なぜこの種の国際会議に関する情報が日本では少なく、伝えられないのかという点である。結局外務省、マス・メディアを含めて相変わらずのノン・ポリなのである。

 「酒のペンクラブ」4月例会が赤坂見附の「海千」で開かれたが、いつもと違い、最初から大真面目でペーパーを配布されて、試飲するお酒を品評するのである。同じ銘柄でも原料の米が違うといって2種類味わったが、残念ながらあまり違いが分からない。「香り」「甘さ」「のどこし」と書かれた空欄に後から後から廻ってくるお酒について書くのだが、ほとんど当てにはならない品評だったと思う。それよりこの「海千」の場所の良さはともかく、ビルの地下2階で万が一に火災でも発生したら逃げ場がないと感じた。いろいろな酒飲み場があるものだ。

2009年4月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

707.2009年4月20日(月) 万里の長城が長くなった。

 中国が「万里の長城」の全長をこれまでの6,350 kmから総延長8,851 kmに伸ばしたと公表した。2,500kmも増えた計算になる。理由は、従来の長さはレンガなどで造った人工壁だけだったが、これに崖などの天然の地形を利用した壁部分を加え双方を併せて「万里の長城」として確定したそうである。元々「万里の長城」は世界遺産の中でも、人類が造り上げた文化遺産の最も価値ある建造物のひとつであると考えている。実際八達嶺の現場に立ち、来し方を静かに振り返ると歴史がその巨大な建造物とダブって悠久の歴史と文化をイメージさせてくれる。

 それにしても月から見える地球上唯一の建造物と言われている(実際には見えないらしい)だけに、スケールもばかでかい。最近の写真などを見ると城の上は歩いている観光客で押し合いへし合いの混み具合で、ラッシュ時は大変である。確かにこの長城は一見の価値がある。それが、ここで唐突に城の長さが3割ほど伸びたのは、中国人らしい遠大な観光政策が秘められているのではないかと考えるのは、うがち過ぎだろうか。

 今日の日経夕刊「プロムナード」に作家清水義範氏が「ネット時代の出版ビジネス」と題して著作権に関する考えを書いている。グーグル社が主要図書館の蔵書を著作者の許諾なしにスキャンし、電子的データベースを作成して検索出来るようにした。訴訟を起こしたアメリカの作家組合と出版協会が昨年グーグルと和解した。国際条約を結んでいる関係で日本にもその影響が及ぶ。日本の作家も和解に応じるか、どうかを応えるよう著作者個人へ宛てて、各協会や出版社から書状が届いていて、どうするか返事をしなければならない。この悩みを清水氏は書いている。

 実は私の許へも先日著作権を委託している日本文芸家協会から、書状が送付されてきた。先日取材した際小中陽太郎氏もこのことを話されていた。日本文芸家協会としては、グーグルとの和解を承諾しようとの考えだが、もし反対なら個人的にやって欲しい旨の主旨であった。協会とまったく同じ考えはとらずに、とりあえず協会と同じ「和解承諾」して、しかる後に協会とは別の考え方で、入金は遅れても構わないので、著作権料がいただけるならいただきたいと返信した。

 私のケースは、著作がないに等しいので、ほとんど問題はないが、多数の著作を抱えている作家、特にアメリカ人読者が好みそうな作品のある、村上春樹氏や、三島由紀夫氏遺族らはどう返答するのだろうか。

 それにしてもグーグルのやり方はあくどい。文学作品に著作権があるのは、ごく当たり前の話で、契約社会のアメリカで商売しているグーグルが著作権侵害を承知のうえで無断使用とはモラルに悖る。言語道断である。最近も道路上からカメラを回して住宅街を写して、それをインターネットで見られるような「ストリートビュー」なるシステムを公開して他人の家の中まで覗けるような無作法な画面を提供している。因みにわが家を検索したらカメラが家の前を走って行ったが、幸い見られて恥ずかしいような光景は写っていなかった。しかし、近所で洗濯物を撮られていた家もあった。これも各家庭の許可を得ているわけではあるまい。グーグルのやり方は事前了解を得ずに土足で家の中へ入ってくる「ドロボー」と変わりない。こういうのを「自由」といって放置しておいて良いものだろうか。

2009年4月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

706.2009年4月19日(日) PC周辺機器を整備する。

 休日にもかかわらず、契約しているITコンサルタント事務所の小糸武彦さんにわざわざ自宅へ来てもらった。前々からPCハードディスクの万一の場合のメモリー消滅が少々気になっていた。特に、日常機能的に使用しているノートPC‘LET’S NOTE’で作成しているHPコンテンツのバックアップが気がかりだった。それが外付け機器を設置することによってバックアップしてもらえるとサジェストされ、外付け1・0 DATA・HD(レグザ)とPC内部にメモリモジュールをセットアップしてもらうことになった。

 もうひとつの目的は、3機のPCの内VAIOノートPCを1階のリビングに移して2階の書斎のVAIOデスクトップPCから無線でキャッチすることで1階でもインターネット検索を出来るようにすることである。このために無線LANルータを取り付けてもらった。これなら家中どこに居てもインターネットを使用出来る。妻もぜひ使いたいと言っていたので、ちょうど良い。5時間ほど時間をかけてもらい、何とか計画通りセットアップしてもらった。これで安心してこれまで通り3機のPCを有効に使い分けることができる。PC周辺機器を整備してメンテナンスに極力万全を期すということはかなりの投資になるが、これも必要経費だろう。小糸さん、お世話になりました。

 さて、今日もテレビでは麻生首相の最近のご機嫌ぶりを皮肉っていた。小沢民主党代表の秘書逮捕事件以来民主党の地盤沈下と引き換えに、首相の支持率が回復したことがその最大の理由であろう。にも拘わらず自分の政治力とリーダーシップで支持率が上がったと妙な勘違いをしている。自分自身の能力というものがよく分かっていない。新宿御苑の観桜会では、綺麗どころに囲まれてすっかりご機嫌になり、下手な和歌を披露したり、2016年オリンピックに立候補している東京会場視察のために来日しているIOC評価委員一行に対する迎賓館の歓迎会では、のりに乗って無神経にも、建物が出来たのは日露戦争に勝った年だと当のロシア人委員にしゃべったり、その場の空気や、言って良いことか悪いことかの区別がまるでつかない。馬鹿丸出しである。

 先日河村官房長官が、総理は軽口が出るので、気をつけて欲しいとのコメントがあったばかりである。単純といえば単純なのかも知れないが、総理大臣たるものがあまり軽率で尻軽では困る。これから先が思いやられる。

2009年4月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

705.2009年4月18日(土)  イチローはすごい!

 昨日は随分寒かったが、今日は一転して陽春のほのぼのとした温かさの中で玉川郵便局へもYシャツ姿で出かけた。日本のプロ野球もWBC優勝にあやかり、盛り上がって開幕して間もない。サッカーJリーグや水泳日本選手権も華々しく、正にスポーツ・シーズンたけなわである。しかし、近年日本のプロ野球はMLBに押されて人気も今ひとつという感じである。

 一昨日イチロー選手が張本勲選手の達成した日本人生涯通算安打3,085本に並んで、アメリカ内だけでなく、日本国内でも号外まで出たくらい盛り上がった。昨日もまたヒットを1本打って、いとも簡単に日本人最多安打記録を達成した。イチロー選手の記録は日本とアメリカで打った日米合計安打数であるが、張本選手の記録はすべて日本プロ野球界で放たれたものであり、日米間には年間試合数などいくつかの点で条件が違うので、簡単に比較することは難しい。

 しかし、一般に米メジャーリーグの方が日本のプロ野球界よりレベルが高いとされているので、イチロー選手の記録は張本選手の記録より価値が高いと見られている。

 その一方で、本塁打記録は、王貞治選手の生涯本塁打が日本国内では868本で、ハンク・アーロン選手の755本を軽く抜いて世界一と言われている。だが、日本の野球を一段低いとみているアメリカ人は、必ずしも王選手の記録を最多本塁打とは認めていないようだ。イチロー選手がこれから記録をどんどん伸ばして、メジャーリーガーに伍してMLB記録を塗り替えていけば、相対的に王選手の本塁打記録に対するアメリカ人の評価も上がってくるのではないだろうか。

 それにしてもアメリカ人選手の作った生涯通算最多安打はピート・ローズ選手の4,256本で、まだほど遠く、なお1,000本以上の差がある。評論家はローズ選手の記録をイチローが追い抜くのは可能で時間の問題と話しているが、果たしてどうか。

 ピート・ローズ選手といえば、メジャーリーグ選手団の一員として日本にもやってきて日本人の間でも人気が高かったが、あの猛烈なヘッドスライディングは迫力満点で度肝を抜かれたものである。晩年は野球賭博にはまって野球界を永久追放され、授けられたレッズの永久背番号を穢して晩節も汚してしまった。

 思い起こすと、かつては私にとってもピート・ローズは憧れの選手だった。一度彼のプレーを本場で見たくて観戦に行ったことがある。1980年9月に文部省教員海外派遣団の添乗員としてフィラデルフィアに滞在中に先生方を誘ってフィラデルフィア・フィリーズのホームスタジアムへ出かけた。レッズからフィリーズへ移籍2年目でローズの人気がまだ衰えないシーズンだったので、熱狂的なファンが「ピート」と声援していたが、私の耳に入ってくる声援は「ピー!」「ピー!」にしか聞こえず、その声援も煩かったことが懐かしい。

 さて、昨日東京でパキスタン支援国会合が開かれ、約50ヶ国と国際機関が今後2年間に総額50億ドル(約5千億円)を上回る拠出を表明した。今年はオバマ政権が誕生早々イラクから早期に部隊を撤退させて、アフガニスタンへ増派すると表明していた。タリバーン掃討作戦を展開することを検討している。しかし、タリバーンがアフガンから国境線を乗り越えパキスタン領内へ進出してきた。これが問題である。パキスタン政府は思うようにタリバーンを鎮圧出来ずに、国境周辺でテロによってかく乱されている。

 いま最大の要注意国はパキスタンである。私も訪れたことのある国境のカイバル峠周辺が最も危険で、流動的な状況にある。一昨日のNHK「クローズアップ現代」でも、アフガニスタンとパキスタンの国境地帯に住む部族周辺が最も危ないと動画入りで報じていた。私が訪れた9年前でもかなり危険な匂いが充満していた。

 当分このトライバル・エリアから目を離すことが出来ない。

2009年4月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

704.2009年4月17日(金) 「週刊新潮」の低俗な虚報騒動

 昨日発売の「週刊新潮」がお詫びと称して、朝日新聞神戸支局襲撃実行犯に関する連載記事が虚報だったとの言い訳がましい自説、「『週刊新潮』はこうして『ニセ実行犯』に騙された」を恥ずかしげもなく10頁に亘って延々と書いている。今朝の朝日新聞社説はこの新潮社の対応に対してまったく納得していない。「週刊新潮」は、朝日の指摘に対して1度は反駁したにも拘らず、この期に及んで非を認めて降伏した。詳しく理由を説明していないことからも、すんなりとは謝りたくないのだろう。

 確かにこの「週刊新潮」早川清編集長の説明は、実行犯を名乗った男・島村征憲の刑務所内での取材から、島村の言い分を信じるまでに至った経緯、それが虚報であると判った経過を頁の大半を使ってくどくどと説明しているに過ぎない。どうして島村の言い分を事実だと認識するに至ったかの肝心な分析や証拠を見出した説明がない。その挙句虚報であると認めるに至った発表の内容が充分読者を納得させる説明になっていない。こんな程度の取材で「われ殺人事件の真犯人を取材せり」式の台詞で4回にも亘って関連記事を連載し、世間を偽り騒がせ、警察の鼻を明かしたつもりの有頂天な報道の仕方はいかにもガサツで軽薄以外の何者でもない。加えて、被害者である朝日新聞社や殺害された記者の遺族に対する配慮や説明が不十分であることが、説明文の随所に顕われている。

 新潮社では、今後はこの種の捏造記事がないよう注意すると言っているが、今回のお粗末な事態の責任をどのような形でとるのかまでは明言していない。次々号から編集長が交代するが、そのことは本件とは関係ないらしい。結局「大山鳴動してネズミ一匹出ず」のガセネタ特集記事になって、読者を騙し、マス・メディア全体の信用を失わせ、被害者である朝日と遺族に大変な迷惑をかけ、深い憤りをもたらしただけだったのである。

 マス・メディアの報道なんて所詮その程度の軽いものだと思わせただけである。新潮社のような週刊誌の知的レベルだって精々こんなものなのだろう。それに、マス・メディアというのは自分の思うところ、信ずることは居丈高になって報道の権利とか、自由であると言いたてるが、一旦自らに非があったり、間違いがあるとそれを認めることに素直ではない。自分の犯した重大な罪を何とか逃れようとの気持が強いことがこの事件を通して透けて見えてきた。

 皮肉なことにマス・メディアの正義感、誠実さ、責任感、常識、知的レベルなどがよく分かった。

2009年4月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com