充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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733.2009年5月16日(土) 民主党新代表に鳩山由紀夫氏
新しい民主党代表が民主党全国会議員の手で選出された。鳩山由紀夫幹事長と岡田卓也副代表の争いとなったが、124対95で鳩山氏が次期民主党代表に選ばれた。同じ党内の争いなので、ほとんど争点がなく選挙戦としては論争もなくそれほど興味の湧くものではなかった。ひょっとすると総理大臣になる可能性もあるので、2人の候補者はかなり気合が入っていたようだったが、選挙期間が短く対立点もなく、民主党挙党一致体制を声高に主張していただけで、今ひとつ盛り上がりに欠けた。その中で若干温度差があったのは、消費税値上げだった。鳩山氏は3年間上げないと述べたが、岡田氏は財政事情から3年間上げないと約束してもよいのか、むしろ検討に入るべきではないかと持論を主張した。
まあどちらになっても次期首相?としては、現首相ほど下品でないので、ほっとする。しかし、日本の首相ともなれば、本来最も求められるべきはリーダーシップであろう。鳩山氏に果たして日本のトップとして充分なリーダーシップが備わっているだろうか。政治は愛であるなんて言っていて良いのだろうか。今後どういう戦術で政権を取り、国民のために頼りになる政治をやってくれるのだろうか。
今朝日本国内で初めて新型インフルエンザ感染者が明らかになった。神戸の高校生が国内で感染したというニュースに厚労省と兵庫県教育委員会は朝から慌しい。これまでの4人の感染者は全員外国から帰った直後に成田空港で発見されたので、外国で感染したわけだが、今度の高校生は海外旅行に行ったことがないので、日本国内で誰かから感染されたということが分かった。こうなると他にも国内に感染者がいるし、その感染者が誰か判明しない以上、次から次へ感染者が増えていくのだろう。
こう書いている内に、夜のTV番組内のテロップで新たに兵庫県立兵庫高校の5人の女生徒が新型インフルエンザに罹っていることが突如発表された。更に神戸高校から2人。大阪の豊中市内の私立女高校生に複数。どっと出てきた。やはりそうかと思う。これから国内発症者がどのくらい広がっていくのか。心配である。
732.2009年5月15日(金) 駒沢大学公開講座始まる。
駒沢大学の公開講座が今日から始まった。今年は「現代広告論」と「本と出版の周辺」の2講座を受講することにした。「現代広告論」を担当する岩崎宇雄氏は、電通出身で桜美林大学教授でもあり、実務と理論に精通している。最近の広告業界の低迷ぶりを指摘された。かつては全広告業界の取り扱いが10兆円を超過していたが、今では7兆円まで落ちたという。TVの取扱額も落ちているが、新聞の落ち込みがとりわけ激しいらしい。特に、トヨタ自動車のごとき不況業種は広告宣伝費を30%も削減すると噂され広告業界は戦々恐々のようだ。今日の話は面白かったので次週が楽しみだ。
「本と出版の周辺」の講師は、柴野京子氏で20年間出版取次会社「トーハン」に勤められたそうで、パワーポイントを使いながらわれわれ外部の者が知らない情報を教えてくれた。今の出版業界というのは、出版会社と書店の間で取り次ぎする書籍問屋の内「トーハン」と「ニッパン」の2社で取扱の約70%を占める寡占状態にある。書籍、雑誌を取りまとめた流通機構で日本独特のスタイルになっている。そのせいでもちろん欠点もあるようだが、外国に比べて日本の書籍代は安いらしい。こちらの授業も楽しみにしている。
さて、知研の出版プロジェクトで北康利氏へインタビューした時の文章を出版社へ提出して担当者の感想が返って来たが、的確なアドバイスをいただいたと思っている。アドバイスに従い修正したいと思っているが、まだ文章を半分ぐらいに圧縮しないといけない。しかし、ある程度担当者の考え方は見当がつくので、何とか早めに文章化して仕上げたい。先陣を切って他のスタッフが書く際のひとつのモデルにしたいと考えているので、良質な文章に纏め上げたい。
昨日北海道の一部では雪が降った。このところ気候が不順で雪が降ったかと思うと、真夏日になったり普段健康でない人は辛いだろうなとつい同情したくなる。それにしても先日に続いて5月に入って2度目の降雪である。これは何か起きる前触れだろうか。
731.2009年5月14日(木) ブログを書き始めて2年
今日この書き込みでブログ「ご意見番の意見」を書き始めてからまる2年が経った。あっという間の2年間だった。最初はどう書くべきか、考えてもこれというはっきりしたテーマも書き方も思い浮かばなかった。自分の周囲に起きたこと、自分が感じたこと、マス・メディアに取り上げられたニュース等々を自分なりに自然体で書いていけばよいのではないかと思って今日までやってきた。実際2月の出版記念会のスピーチで「知研」理事長の久恒啓一多摩大教授は、ブログでは私がいつも何かに対して怒っていると表現されたが、その通りかも知れない。それが私のペースであるのかも知れない。これからもこんな調子で気張らず自由に書いていこうと思っている。
多摩大学公開講座は「オバマ新政権の行方を読む」と題して、東京財団上席研究員・渡部恒雄氏が講義された。渡部氏は民主党最高顧問・渡部恒三氏の子息でもある。歯科医師上がりではあるが、10年間アメリカで学び、最後の4年間はワシントンD.C.の戦略国際問題研究所(CSIS)に在籍された。今年44歳のアメリカ政治専門家として今マス・メディアに登場したところである。
与えられた80分間を70分の講義と10分の質疑に充てたが、時間配分もそつなく70分間立て板に水を流すようなしゃべり方に父親のDNAを偲ばせてくれた。
レジュメに沿って話されたが、オバマ大統領の政策を①閣僚、②ホワイトハウス、③閣僚級以下の重要人事、④アジアチーム、のメンバーの経歴、持論、人脈等の視点から分析された点が、斬新な感じだった。ブッシュ大統領時代の主要シンクタンクとの関係図を示して説明された。スーザン・ライス国連大使の指名、ヒラリー・クリントンとの選挙戦における論戦、ヒラリーを国務長官に任命した戦略について、アメリカの政治研究に深く関わった者ならではの分析が面白かった。
さて、またビルマで厄介なことが起きている。軍事政権は自宅軟禁中のアウン・サン・スー・チーさんを刑事訴追した。先日ひとりのアメリカ人がインヤ・レイク湖畔にある彼女の自宅へ対岸から泳いで渡り、翌日戻ってきたところを逮捕された。彼女は禁止されていた外国人を自宅に宿泊させたとして訴追された。しかし、刑事訴追の真意はそんなことではない。6年前から自宅軟禁されていて、今年その拘束期限が切れる。来年総選挙を予定している軍政としては、人気のある反体制派の彼女が自由になり、軍政に不利な選挙になることを恐れて事前に手を打ったというのが本当のところではないだろうか。
また、ビルマ軍政の悪辣なやり方が表面に出てきた。軍政は外国から厳しく民主化弾圧を批判されながら、相も変わらずもぐら叩きのように民主化の芽が出てくるとつぶすという構図を繰り返している。いつになったらビルマに自由と民主化が訪れるのだろうか。
730.2009年5月13日(水) 官房副長官のスキャンダル
民主党は16日小沢代表の辞任に伴う次期代表選出選挙を行う。元々小沢代表の豪腕に引っ張られてきた民主党だけに、仮に今候補に挙がっている岡田副代表と鳩山幹事長のどちらが新代表に選ばれようとも前途は茨の道かも知れない。
そんな折も折、与党自民党の鴻池祥肇・官房副長官が、ゴールデンウィーク中に女性を連れてゴルフと温泉旅行をやっていた。この御仁は議員に支給されているJR乗車券をこの女性のためにも使用したらしい。しかもこの時期は、新型インフルエンザ騒ぎで内閣も自民党も取り込み中だった。鴻池副長官もその対策会議に出席して、そのまま温泉へ出かけたらしい。しかし、その後の対策会議にはゴルフに熱中して出ていなかったようだ。申し開きが出来なくて鴻池氏は官房副長官を辞めたが、その理由がふるっている。体調が悪いので入院したことになっている。元々失言を繰り返し度々顰蹙を買っていたお粗末な議員である。それにしてもなぜ国会議員にJR無料パスが支給されるのか前から疑問に思っていた。子どものように何でも買い与えるから、甘えて使い方を間違える。こういう議員にはさっさと退場してもらいたい。
日本の国会議員がお粗末なら、アメリカのGM社の役員もお粗末である。先に公的資金を受けていながら巨額のボーナスを受領していたとして、AIG保険会社役員に対してオバマ大統領が激怒していたが、今度のGM社役員の場合は、自社の倒産を見越したのか、自社株を売却していたことが分かった。売買禁止の間隙を突いていわゆる売りぬけをやったのである。大会社の役員たるもの、こうも倫理観が失墜しているのか。先日作家・北康利氏をインタビューした際、北氏がアメリカの不況の原因には、アメリカ社会の倫理観の欠如があるといみじくも指摘しておられた。日本はアメリカに比べて圧倒的に社会性では優れていると言っておられた。松下幸之助は企業は社会の公器であるとも、福沢諭吉や緒方洪庵は蘭法と同時に道徳も教えたとも仰っていた。
しかし、常識を常識とも思わない政治家は別かな。
729.2009年5月12日(火) 小沢民主党代表、ついに辞任へ
今日は新聞もテレビも小沢民主党代表の辞任のニュースで持ちきりである。朝日新聞は1面から3面まで全スペースを費やし、4面もほとんどが小沢代表関連記事で埋め、そのせいで昨夜来日したプーチン・ロシア首相関連ニュースは4面の最後のスペースに申し訳程度にしか取り上げられていない。そのプーチンは、麻生首相との首脳会談でも記者会見でも、北方4島返還問題について一切言及しない。ところが森喜朗元首相が昨日プーチンと個別会談を行った際、イルクーツクで両首脳が合意した2島返還から話をスタートさせるのが賢明と話を合せた。しかし、この話はその当時田中真紀子議員を始め、日本国民から総すかんを食ったはずである。性懲りもなく再び2島返還をベースに話を進めればよいと森元首相はプーチンに入れ知恵したのである。プーチンにすればタナボタ式に活路を開く境地になって嬉しかったのだろうか、自分もそう考えていると応えた。
北方領土返還交渉はどうなっているのだろう。日本の元首相が日本にとっての懸案事項をロシアに有利なアドバイスをするという驚くほど馬鹿げた話である。これだから、政治家なんて信用されなくなるのだ。国家に対する背任行為ではないのか。森は重罪人である。つい先だっても谷地・元外務次官が3.5島返還論を持ち出して物議を醸したばかりである。何とノー天気なことよ。
小沢民主党代表辞任事件に視点が吸い寄せられている内に、程度の低い政治家が国を欺こうとしているのである。プーチンの行動の監視は勿論であるが、お粗末な政治家の行動も執拗に監視しなければいけない。
中国四川省で大地震が起きてから今日で1年になる。復興作業は遅々としている。ついに再興不可能と判断された四川省北川県では、町全体を放棄することになった。生き残った全住民が町を離れることになった。永久に町を捨てるのである。人々が立ち入ることは禁止され、遥かに眺めるだけになった。こんな悲惨なことがあろうか。ましてや住民にとっては亡くなった家族がその町のどこかに放置されたままになるのである。
この地震では学校や病院のような公営施設がもろくも崩壊した。手抜き工事が原因と指摘されているが、中国政府はそれを認めようとしない。それが原因で下敷きになって死亡した遺族と政府が対立している。再建される建物を見ていると、建築法が厳しくなったとはいえ、素人である私の目から見ても耐震性が充分とは思えない。以前と同じように壁は日干し煉瓦を積み上げているだけのように思えた。
元通りに戻るのは、住民には厳しく聞こえるかも知れないが、遠い先の話だろう。
妻が森光子主演の「放浪記」を観劇に行った。89歳の誕生日の9日に2千回公演を果たした。妻によれば、近々国民栄誉賞受賞との噂もある森光子も、休憩時間を含めて4時間の公演は流石に大分お疲れだったようである。しかし、たいしたものである。