充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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783.2009年7月5日(日) 講演会で世界遺産について話す。
昨春に続いてNPO・小金井雑学大学から「世界遺産を訪ねて」と題して講演を依頼された。60~70名の方が来られた。会場は都立小金井工業高校で、この工業高校は一時普通高校だった時期がある。奇しくも校歌の作曲者はわが母校湘南高校と同じく山田耕筰である。JR武蔵小金井駅から徒歩10分程度のところにある。教育環境としては中々良いところにある。八王子の近藤さんと、近藤さんと親しいJR出身の國枝さんに連絡をとったらお2人とも来てくれた。出来るだけ分かり易さと興味深さを心がけ、46枚のスライドに時間をたっぷりかけてパワーポイントで照射した。出席者にはかなりの程度理解していただけたと思う。雰囲気もよく、和やかに予定の1時間半をマイペースで話し続けることが出来た。終って久しぶりに駅周辺で近藤さんと國枝さんと夕食を楽しむ。
私なりの疑問とか、問題提起を行った中で世界遺産のピラミッドの魅力について話したところ、偶々夜のNHKの「エジプト発掘」シリーズで、ピラミッドがどうやって出来たかということを分かり易く説明していた。偶然とはいえ不思議な感じがした。
駒沢大学の講座でアマゾンの書籍販売について学んだが、そのアマゾンが今朝の朝日によれば国税当局から追徴課税を受けている。その額が実に140億円だそうだ。海外企業は日本にある施設を利用して利益をあげても、施設は営業活動をやらず、単なる倉庫、物資貯蔵庫という立場から本国における営業活動だけが営業であると主張している。日本における活動は営業活動ではないという海外企業の言い分は国税当局には認められない。詳しいことは分からないがどう決着がつくのだろう。
同じく駒沢大で学んだ「グーグル検索エンジン」について、日経では第6頁全段を使って「ネット時代揺らぐ著作権」と題する特集記事となっている。グーグルと権利者との衝突、国会図書館の電子化構想について触れている。大きな問題になりそうだが、こじれるのではないかと心配である。著作権に関して改めて専門家を交えて権利者の権利を擁護する方向でじっくり話し合いを続ける必要がありそうだ。
昨日北朝鮮が発射したミサイルは、3発どころか7発だった。北朝鮮のやり口は何とアメリカの独立記念日に合わせたものだそうである。アメリカはどう応えるのだろうか。
782.2009年7月4日(土) ミュージカルを鑑賞
知人の国友よしひろさんが出演するミュージカル公演が北千住駅前の「THERTRE 1010」で行われたので、妻とともに出かけた。演目は「赤ひげ」である。学生のころ三船敏郎主演、加山雄三初助演の映画を観たので、強く印象に残っているが、山本周五郎原作の江戸時代物が果たしてミュージックとして成り立つのか、若干気になっていた。それでいて興味も津々である。宝田明俳優生活55周年記念と銘打っている。
宝田明ももう80歳近いのではないだろうか。健康問題と声量が気になったが、体格が立派で存在感は大したものである。声もよく通り不安は何もなかった。映画では三船は大スターだったので、圧倒的な迫力があったが、初出演の初々しい加山雄三も修行中の医師「保本登」を無難に演じて、その後青春俳優街道をひた走り、清潔で明るいイメージでヒット作品「若大将シリーズ」を産み出したのは有名な話である。
ところでどんな役回りを務め、どんな歌を歌ってくれるのかと期待していた国友さんは、第1部で「十兵衛」として寝たままでほとんど台詞はなく、どうなるかと思っていたら第2部では生活苦から気が狂ったまま大団円となった。狂人の芸は難しいと妻は言うが、出来れば歌を聞きたかったというのが本音である。しかし、中々盛況でミュージカルとしても面白く中々見ごたえのあるものだった。
さて、北朝鮮が国際社会に核実験とミサイル発射による衝撃を与えてから、貨物船「カンナム」号がビルマへ向かっていると噂され、そろそろビルマへ入港する時期と予想されていたが、米海軍作戦部長ゲリー・ラフェッド大将が、今日「カンナム」号はビルマ行きを断念して引き返し始めたと語った。それは緊張緩和となり周辺諸国にとってはほっとするニュースだが、無法者国家北朝鮮は今朝日本海へ向かって3発の弾道ミサイルを発射した。先日のミサイルが安保理決議違反として国連が非難決議を行ったばかりである。
一方ビルマはビルマでわが道を行っている。幽閉中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんに面会を求めるべくビルマを訪問し、タン・シュエ国家平和発展評議会議長と会談したパン・ギムン国連事務総長は、あっさりその要求を拒否されてしまった。国連事務総長のメンツも丸つぶれである。一向に国際社会に対して扉を開けようとしない頑ななビルマ軍政の態度からは、解決の難しさが益々強まってきた。
悲しいことだが、北朝鮮とビルマは一層孤立化して、国際社会から遊離していくことは間違いない。一体この2つの国はどこへ向かうのだろう。
781.2009年7月3日(金) 都議選告示と鳩山民主党代表の献金疑惑
総選挙の前哨戦である東京都議会議員選挙が告示された。風前の灯の麻生政権にとっては衆議院議員選挙の前哨戦であり、過去の選挙戦にはないほどの注目を集めている。自民党と公明党の与党がもし敗れるようだと麻生内閣は総辞職し、衆議院は解散と見られている。それだけに、各党とも党首以下幹部が都議選応援に繰り出している。
はたして各党の思惑通りに行くだろうか。届出が221人に対して定数は127議席で、与野党の内どちらが勝つのか、何とも言えないが、都議選が国政選挙と決定的に異なる点がある。
それは、国政選挙が小選挙区制なのに対して、地方選挙は中選挙区制であるということである。拮抗した勢力の党から候補者が争った場合、複数の定員に対して与野党から1人ずつ当選する可能性があるからである。よほどのことがない限り、全体として上げ潮の民主党といえども、自公勢力に対して決定的な差をつけることは難しいのではないか。
さて、鳩山由紀夫・民主党代表の個人献金虚偽記載問題が収まらない。鳩山氏は謝罪し、説明責任は果たしたと説明していた。しかし、どうもこの説明だけでは誰しも納得出来ない。鳩山氏は自分の秘書の誤った処理によって、この不祥事態になったというだけの説明しかしていない。なぜこうなったのかという原因と途中経過については説明がない。複数の故人から個人献金があったことと、名前を記載しなくてもよい5万円以下の献金者の割合が全体の半数以上というのは、いかにも不自然である。ある組織からの大口の献金を、意図的に5万円以下に分けて巧妙に報告書に記入したとしか思えない。比較的清潔と信じられていた鳩山氏のこの無責任と不手際は、何も鳩山氏だけに限ったことではなく、政治家全般に言えることである。小沢一郎・民主党前代表の西松建設献金疑惑問題もすっきりしない。二階国土交通相の西松献金問題もある。まだまだ与謝野馨・財務大臣の怪しげな資金問題もある。
国民はみんな不満を抱いている。時あたかも本日鳩山氏は、「鳩山由紀夫を告発する会」と称する都内の団体から、政治資金規正法違反容疑で告発された。
780.2009年7月2日(木) 嘘つき政府がひた隠す密約
60年安保条約改定の際、日米両国政府の間に核持ち込みについて密約があったと秘かな噂があったが、その後安保改定に関わった両国関係者が密約はあったとはっきり口外した。これは外務省密約漏洩事件として、かつて西山太吉・元毎日新聞記者が暴露したが、西山氏のニュースソースが外務省勤務の女性をたぶらかして得た情報だとの側面ばかりが強調され、スキャンダラスな事件として取り扱われた。しかも西山氏は機密文書の窃盗罪として、件の女性とともに起訴され、有罪が確定した。このため密約の解明という本質的な問題が蚊帳の外に置かれるという、理不尽な事件となった。すでに2000年にアメリカ政府の公式外交文書や、その関係者から密約があったとの証言が得られ、日本政府の主要な交渉役だった当時の外務省アメリカ局長・吉野文六氏も密約はあったとはっきり証言している。一方日本政府は徹底して「密約なし」の立場を取り続け、いかに証人がいようとも密約はないと政府見解?を押し通している。
西山氏は今も訴え続けている。密約文書について証拠を揃えて明らかにした。にも拘わらず、日本政府の手にかかると「ないものはない」となる。こういう政府の立場を普通は、不真面目、不誠実、嘘つき、極悪非道、などと呼ぶ。
一昨日の各紙が報道したのは、「米軍の核兵器持ち込み~元次官『密約文書あった』」の朝日記事に代表されるものだが、元外務事務次官・村田良平氏が核の存在を肯定する公式文書を引き継いだと述べたのは、日本外交のトップの話だけに日本政府のこれまでの嘘つきを内部から暴露証明する形となった。
今や秘密文書自体はあったと考えられ、その密約自体も今やそれほどの重要性は認められない。それでありながら、日本政府が依然として秘密文書の存在を否定し続けるのは、なぜだろうか。
日本政府と自民党有力者のコメントを伝えておこう。まず、河村建夫・官房長官は「歴代の首相、外相が密約の存在を否定している。密約は存在しない」。こういう回答は無責任である。町村信孝・元外相にいたっては「コメントに値しない。存在がないということを証明するのは難しい。ないものはないとしか言いようがない。村田氏の発言している内容の真偽はともかく、一般論として公務員の守秘義務は死ぬまであるのではないか。そこをどう考えているのか」と、公務員として嘘をつき、国民を騙しても役人としてのルールを守れと不満たらたらなのである。こういう連中は、自分が法律を守れないくせに、他人が正義を貫くことが我慢ならないのである。いつのまにか日本はこういう国に成り下がってしまったのである。情けない。
779.2009年7月1日(水) ブルガリア・トラキア王の黄金マスク
昨日も福岡は断続的に激しい雨だった。予定していた面会は出来たが、相手の方が体調を崩されていて落ち着いて話が出来ず、結局これでは気の利いた取材も出来ないと諦めることにした。折角九州まで来ていながら、目的が達せられず悔しい。しかし、お相手の健康状態が想像以上に悪いのでは出直すより仕様がない。
そこで午後は福岡市立博物館で開催中の「よみがえる黄金文明展」を見学した。2004年8月にブルガリアで発見されたBC5世紀のトラキア王の黄金マスクが売り物である。トラキア国といっても一般にあまり馴染みがないが、現在のブルガリアの南部にあたり黒海に面している。こういう珍しい秘宝を地方都市で見られるのも嬉しい。館内はよく配置された展示になっていて、中々面白く久しぶりにブルガリアの匂いを嗅いだ。かつて訪れたことのあるプロブディフ市近郊のトラキア王族の墳墓から発掘されたものが多い。
今回鳴り物入りPRしているトラキア王の黄金マスクは、これまでに発見されたギリシャのアガメムノン王(1876年)、エジプトのツタンカーメン王(1922年)に次ぐ世界3大黄金マスクの発見であるといわれている。暗闇にライトを当てられたトラキア王のマスクは、神々しい感じである。今まで知らなかったが、トロイア戦争でギリシャ軍を率いたのがアガメムノンで、トロイア軍に味方したのがトラキア軍だったそうで、近著「停年オヤジの海外武者修行」に図々しくトロイア戦争について書いたが、この辺りまでは触れていなかった。まだ学ぶべきものが山とあり、ゴールはない。
それにしてもこの展示は、降雨の中にも関わらず中学生の団体を始め多くの入館者が来られた。こういう催しに沢山の人が押しかけるというのは、大分日本人の文化欲求度が上がっているせいだろうか。
大雨が去ったかと思ったら、今日もまた北九州地方は激しい雨が降っているようだ。間の悪い時に福岡を訪れたことになる。
さて、民主党・鳩山由紀夫代表の個人献金者の中に、死者が何人も含まれていたというから奇々怪々で政治家というのは亡者とも付き合いがあることを実証したことになる。実際献金していなかった人も献金者に名を連ねていたり、法の目を掻い潜って可笑しな操作をやっていたのではないかとつい勘ぐりたくなる。前代表の小沢一郎にしろ、現代表の鳩山由紀夫にしろ、いつもトップが金にまつわる事件を起している。こんなことで政権を与党・自民党から奪うことが出来るのか。