充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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823.2009年8月14日(金) 戦死は無駄な死だったか?
直木賞作家でスポーツのノンフィクションものでも知られている海老沢泰久氏が十二指腸癌で亡くなった。59歳の若さだった。先日も女優の大原麗子さんが62歳で亡くなったばかりである。大原さんの場合はギラン・バレー症候群という聞きなれない難病で亡くなった。そして今日、とかくの行動癖があった俳優の山城新伍さんが肺炎のため町田市内の特別養護老人ホームで亡くなった。何と私と同じ70歳である。徐々に死というものが、身近なものになりつつある。
そんな死というものが、別の視点から切実に考えられるテレビ番組が終戦記念日前日の今日放映された。NHK「忘れないで私たちの戦争」と題する、戦争体験者から戦争を知らない若者が話を聞く(取材は事前録画)番組だった。SMAPの中居正広が、若者数十人を集め、詩人・金子兜太、女優・奈良岡朋子、作家・五木寛之各氏を招き、外地と内地で個人的に戦争と関わった体験談を聞きながら、戦争体験者への取材ビデオを観て番組を進めるという趣向だった。
ビデオで悲惨な場面を語る気の毒な運命に翻弄された人たちは、なんとか目の前に展開された状況とその時の気持ちを語らなければこの後も後悔することになると観念して、テレビに向かい語っているシーンの連続だった。ビデオで語るのは、ほとんどが外地出征者で90歳前後の元軍人さんである。この録画後に亡くなられた人もいた。この方は、部隊員200名の兵士のうち、生き残った兵士はたった4名だった。罪の意識に苛まれ、復員後自宅からまったく外出しないという。温泉に入ったり、遊んだりすることは苦しんで戦死した部下に対して申し訳ないとまで思いつめておられた。行軍中戦友が餓死するのを目の当たりにしたり、敵兵を刺し殺したり、傍で聞いている奥さんにとっても初めての話だったり、あまりにも生々しい話だった。
この戦争に意味がないという話の中で、戦争で亡くなった人の死も意味がないということに対して、自分は絶対そうは思いたくないと語った元兵士の直後に、五木氏がそれでも戦争による死は無駄であると明言したことは、人によっては異論があろう。しかし、戦場で仲間を失った元兵士の気持ちから言えば、気持ちはよく理解出来る。
しかし、五木氏が述べたように、時代の空気や感情に流されて戦争に借り出された兵士や、その犠牲になった家族にとっては、つまるところ国家戦略によって強引に徴用された戦地における望まざる死であり、それは無駄な死だという五木氏の主張もよく理解出来る。
考えさせられる番組だった。
822.2009年8月13日(水) オリンピックに7人制ラグビー採用か?
今日からお盆シーズンに入り、交通機関も書き入れ時となった。今年は高速道路ETC割引で鉄道利用からどっと道路へ流れたが、一昨日の地震で東名道路がまだ一部通行止めとなって他の高速道路や一般道路が混み合う状況となった。今朝も八丈島近海を震源とする震度5の地震があった。兵庫県佐用町で先週の水害で多数の死者・行方不明者を生み出したが、今日になって遺体が発見される悲しいニュースも伝えられている。
専門家によると地震が日本各地で連続的に発生するようになると、いずれ大きな地震が発生するという。あまりぱっとしない情報に取り巻かれている。これが嵩じると安心して生活出来ないような不安に駆られる。
午後小中陽太郎さんのお宅へお邪魔して、小中さんへのインタビュー原稿の相談にあがる。そんなにおかしい内容とは思わないが、修正を求める編集者の意図も分からないわけではない。編集者の意向に沿いながら、「小中陽太郎」さんのありのままの姿と特徴、実績、良さをどうやって文章上に表現するか、また作家というだけではなく「べ平連」のような社会運動を支えた履歴をどう紹介するか、ということが一番大切なことだと思う。内容を1つひとつ小中さんに尋ねながらチェックする。小中さんは補足しながら、いろいろお知恵を貸してくれる。すっと思いつかない表現、ニュアンス等に的確なアドバイスをしてくれる。流石に長年日本ペンクラブ理事として、またプロの文章家としてやってこられただけに表現される言葉が秀逸である。とても足元にも及ばない。
最後にさっと目を通してこれでどうでしょうと言われたが、表現力がスマートでとても真似出来るものではない。つくづく敬服した次第である。文章を書くことは、苦しいこともあるが、楽しい。いろいろ空想することが出来て一気に3次元の世界へ飛んで行くことも出来る。
夜のテレビで2016年オリンピックの団体種目候補に、ゴルフと7人制ラグビーが推薦されたと伝えられた。正式決定は開催都市が決まった後の理事会、つまり10月2日に決まる。しかし、それにしてもラグビーとは意外だった。嬉しいことは嬉しい。だが、日本は世界レベルではとてもメダルや入賞を狙える力はない。それでもそれは普通行われている15人制ラグビーのことで、7人制なら話は別だ。7人制では世界との力の差は、15人制ほど大きくない。でも、オリンピック種目採用ともなれば、ヨーロッパ伝統国だって一層7人制に力を入れるだろうから、そう簡単に日本が勝てる種目ではない。いずれにしろ正式採用が決まってからの話だが、日本にとっては前回までの正式種目だった、野球やソフトボールの方がずっと好い目を見られたのではないだろうか。
821.2009年8月12日(水) スー・チーさん自宅軟禁継続
ビルマの軍事政権が民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チーさんに対して、裁判で労働を伴う3年の実刑判決を申し渡した。その直後に、特別の減刑措置で軟禁期間を1年6ヶ月に短縮した。軍事政権の司法に対する越権行為で、世界中に媚を売り少しでも国際社会の理解を得ようというスタンスがミエミエである。それでも軍政は今秋までの拘束期限を延長することによって、来年に予定される総選挙に対するスー・チーさんの応援や影響から免れることが出来る。
民主化を目指し人民のために闘ってきた人物を、納得出来る理由もなく逮捕し、自宅へ軟禁して自由を奪ったのは、そもそも1988年の軍事政権発足と、その後1990年のスー・チーさんが率いる国民民主連盟(NLD)の総選挙における圧勝がその端緒である。スー・チーさんの自宅軟禁は通算で14年近くになる。拘束期間を延ばしたことによって、事態は解決するどころか、解決を一層難しくしている。
国連は潘基文・事務総長が強い遺憾の意を表明するのが精一杯という有様である。安保理も直ちにビルマ制裁の決断が出来ない状態である。国連も手詰まり感が漂ってきた。ビルマについては、何も改善されない。哀れなのは、温和なビルマ人である。
スー・チーさんの裁判後における外国人外交官や外国プレスに対する丁重なお礼の言葉は、彼女の高潔な人柄を表している。相変わらず今もスー・チーさんは全ビルマ国民の信頼を一身に集めている。父親のアウン・サン将軍はビルマ独立の父として称えられ、スー・チーさんは暗殺された国父の1人娘として国民から普く慕われている。このようなビルマにとって大切な人を、どうして軍政のトップは避けようとするのか。彼らの地位保全と私利私欲が絡んでいるからに他ならない。このままどうやって落としどころを探るのか、その方向さえ見えない。
今日甲子園で一時付属中に在学した龍谷大平安高校と中京大中京高校の名門同士の試合が、行われた。しばらくぶりに試合開始からゲームセットまでテレビ観戦したが、残念ながら平安は5-1で負けてしまった。平安も数年前から男女共学になり、スタンドも華やかになった。中京も共学制となり、かつては質実剛健だった男子校も今やすっかり影を潜めてチア・ガールが乱舞していた。その中で平安応援席の最上段に大きな団旗を掲げている野球部員が2人立っていたが、その団旗は今の校名「龍谷大平安高校」ではなく「平安高等学校」と書かれていた。やはり関係者の誰にとっても、現在の校名より昔の校名の方が好きでノスタルジアを感じるのだ。本当はこういうことでは学校側としても困ると思うが、私にも昔の校名「平安高校」の方が現在の校名「龍谷大学付属平安高校」より断然いい。
820.2009年8月11日(火) 公務員の給与引き下げは当たり前だ。
このところ気象状況がおかしくなり、雨が多かったり、寒かったり、土石流を伴う台風が襲ったり、異常な天候に見舞われ、これも地球温暖化のせいではないかと思っている。
今朝5時ごろ大きな揺れがあり目が覚めた。駿河湾を震源地とする東海地方一帯で震度6弱の地震だった。東京では震度4だったが、久しぶりに大きく揺れた。東名高速道路の牧の原サービスエリア付近では、片側車線の路肩が大きく崩壊して、その区間が不通となった。今のところ復旧の見通しが立たない。駿府城の石垣もお濠側に崩れ落ちた。
気象庁では東海地震との関連を調べたが、東海地震と結びつく変化ではないと判断した。
今回は地球温暖化の影響をあまり騒ぎ立てていないが、海外ニュースの伝えるところでは、日本より10分ほど前にアンダマン海沿岸国のビルマとタイでも、同じような地震が起きている。やはりこれらの地震と地球温暖化の間の、何らかの関連性があるのではないかと思う。
それにしてもこの1週間の風水害被害も甚大だ。西日本方面を襲った豪雨により、土砂崩壊と洪水により相当数の死者が出た。被害を受けた住民の言い分を聞いていると、今回の被害は過去の自然災害とはまったく違うと言っている。地球温暖化と東海地震の両面からより慎重に調査して欲しいと思う。
さて、人事院が恒例により国家公務員給与について、若干下げるよう国会と内閣に勧告した。それによると月給で0.22%、ボーナスで0.35か月分の引き下げである。6年ぶりの引き下げである。これによって国家公務員人件費が1,390億円減額され、地方公務員がこれに倣えば、自治体の負担も3,380億円減額される。合わせて5,000億円近い人件費が少なくて済むわけである。民間企業の給与が大きく減じている中で、当然の措置である。公務員のボーナスなど全廃してもおかしくない。
しかし、少々おかしいのは日経夕刊の論評である。いつから日経は公務員応援団になってしまったのか。人事院勧告によって官民格差は緩和されると評価の一方で、とんでもない論旨を述べている。日経は何と言っているか。
「国内総生産(GDP)の6割を占める個人消費は弱含んでいるが、政府の経済対策効果で省エネルギー家電などの売れ行きは伸びている。ただ、今冬の公務員のボーナスが夏に続いて減額になれば、底入れしつつある個人消費に水を差しかねない。景気の自律回復が遅れて先行きも官民の給与水準が落ち込めば、消費市場をさらに冷やす負の連鎖に陥るリスクもある」と言っている。
ふざけるな! 論理のすり替えではないか。これでは給与を上げれば景気が良くなるということを逆説的に言っているようなものだ。新聞記者も全体を見る目を失いつつあることがこれではっきり分かる。政治家と官僚がダメだと思っていたが、彼らに肉薄してきたのが真実を追究する筈のジャーナリストとは呆れてものが言えない。
819.2009年8月10日(月) 各政党のマニフェスト採点
総選挙は実質的にはもう始まっている。各政党のマニフェストが揃ったが、どこも羊頭愚肉のキライがなきにしも非ずだ。いい事尽くめのてんこ盛りである。政策としてやりたいと思っても、財源がないのだからどうしてもそう思われる。見かけの大盤振る舞いを有権者がどう見抜いて行動するかだ。
そのマニフェスト、いわゆる選挙公約について「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は、各団体、各シンクタンクなど9つの採点結果を公表した。総合評価としては、私が所属する「構想日本」と先日記者会見に出た「日本青年会議所」が、やや左寄りの連合に次いで民主党が自民党を上回っている。しかし、それにしてもトータルでは、民主党が53点、自民党が47点である。これは100点満点の評価である。これでは両党とも政権を握り運営する資格がないのではないか。民主党が自民党より大きく見劣りするのは、外交・安全保障と環境・エネルギーの分野である。特に、外交及び安全保障については、民主党の考え方は確かに一貫性に欠けていて甘い。まだふらふらして腰が定まっていない。未だに確とした方針が示されていない。これでは、仮に総選挙に勝ったにしても、アメリカに対してどういう対応をするのか、明確にして毅然たるポリシーがはっきりしない。こんなことで大丈夫なのか。アメリカに対してもきちんと日本政府としての考え方を主張できるのか。疑わしい。北朝鮮問題を含めて、アジアの安全保障が微妙な時だけに日本としてはどういう政策を打ち出すのか。民主党は確たる信念と方針をマニフェストに盛り込むべきである。
昨日逃走中だったタレント・酒井法子が警察に出頭して、覚せい剤取締法違反で逮捕された。すべてのニュースで大きく報道され、中でも娯楽番組なんかでは終日興味本位に伝えていた。警察の取り調べでは、酒井法子は昨年の夏に遊び人の夫から勧められ、覚せい剤を吸引し始めたと言っているらしい。しかし、今日公になったビデオ画面を観ると、クラブでDJをやった時の気狂いじみたパフォーマンスは、全身ものすごい興奮ぶりとハイテンションで、誰が見てもこれはとても常人の姿ではないと分かる。実際この様子を現場で見た人は、麻薬中毒患者みたいだったという。こうなるとこれまで怪しいと思わなかった周囲の人がなぜ放置していたのか疑問が残る。結局本人はもちろん、甘やかして見て見ぬふりをした周囲の取り巻きが悪い。
厚生労働省の元麻薬専門官が、頻繁にテレビ出演して、薬物の怖さや興奮状態のありさまについて説明している。のりピーの薬漬けは、もう昨日今日に始まったことではない。芸能界にいると例え現在売れっ子であっても、いつ落ち目になるか分からないという不安に駆られて気が休まらず、その不安と恐怖から逃れるために薬へ向かうと言っている専門家が多い。どこの世界だってそんな甘ったれが許されるはずがない。
それにしても覚せい剤に手を染めただけで、一生を棒に振るわけだから、本人と周囲の者が何とか止める手立てはなかったものだろうか。