ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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833.2009年8月24日(月) 世の中いろいろあら~なぁ

 ベルリンで開催中の世界陸上で、昨日は女子マラソンの尾崎好美選手が銀メダルを、男子やり投げで村上幸史選手が銅メダルを獲得した。女子マラソンは団体でも2位となった。他にも前日男子400mリレーで日本は4位に入賞した。やり投げは、ハンマー投げの室伏広治選手が目立つ活躍をしながら、同じ投てき部門でこれまで国際舞台で活躍する選手は出なかったが、これでようやく曙光が見えてきたかも知れない。村上選手は日本選手権でも10連覇を達成している。これも見上げた好成績である。瀬戸内海の小さな島、生名島の出身で、お母さんの素朴な語り口や、家族、地元の皆さんの声援が微笑ましい。村役場では、早速お祝いの垂れ幕を作るそうだが、その飾らない素朴さが爽やかである。

 観光関係でも変ったことがあった。ひとつは、「世界ジオパーク」に日本から3箇所が選定された。2つ目は、憧れの「オリエント急行」が今年限りで廃止されるそうだ。3つ目は、ドイツ・ハンブルグ中央駅で騒がれた日本人観光客の無神経な行為である。

 「世界ジオパーク」というのは、世界的に貴重な地形や地層を認定している「世界遺産」とはまったく別の評定である。今回日本で認定されたのは、①火山活動による洞爺湖有珠山周辺の地形、②巨大な断層、糸魚川―静岡構造線の特徴的な地質、③火砕流に襲われた島原半島、である。こういう制度があること自体を知らなかったが、かなりアカデミックで、専門的な点もある。2004年に認定制度がスタートして、現在19ヶ国63地域が含まれているそうである。認定された地元では、観光にも好影響を期待して大喜びである。しかし、一見派手な世界遺産に比べて、中々踏み込みにくい地域であり、啓蒙化させて知名度を高めていくのは相当な努力が求められると思う。

 「オリエント急行」が終幕を迎えるとはいかにも寂しい。アガサ・クリスティの推理小説で一躍有名になったが、望みながらもついに私には乗車する機会がなかった。廃止の理由は高いコストと乗客離れとのことである。ヴェネチアでも、イスタンブールでも列車が駅に停車しているところは見たが、廃止せざるを得なかったのは、結局スピードが緩く、運賃が高いというだけの理由ではなく、現代人がゆっくり鉄道の旅を楽しむ心の余裕がなくなったからではないかと思う。廃止を嘆き悲しむ落胆派鉄道オタクには、私自身5度ほど乗ったことがあるタイ・マレー鉄道が別名「オリエント・エキスプレス」であるので、同じ夢をこれに乗って味わって欲しいものである。

 ドイツ・ハンブルグ中央駅の事件は、少々無神経でお粗末だった。去る21日に中央駅ホームのベンチにチェーンで固定された荷物が置かれているのが、警察によって発見され不審物扱いされ、爆発物の恐れありと処理班が出動した。駅は1時間半の間閉鎖され、40本の列車が遅れ、2本が運休した。この荷物の持ち主は近くに観光に出かけていたということが分かったが、鉄道会社からは損害賠償が請求されると看做され、その額は数百万円を上回ると考えられている。地元紙では「文化的な誤解か、はたまた単なる鈍感か」と極めて批判的である。こういうバカ者が世界を歩き回るのは困る。常識的に考えれば分かりそうなものだ。これは平和ボケで外の世界をよく見ず、普段からものを考えない「罪のない」単純馬鹿の日本人が犯した大きなミステークである。これなどは、洒落にもならない。

 総選挙を前に遊説を続けている麻生首相が都内の学生との対話集会で、「若者に結婚するだけのお金がないから結婚が進まず、少子化になるのではないか」と聞かれて、「金がねえなら結婚しない方がいい、おれもそう思う。うかつにそんなことしないほうがいい」と応えた。少子化対策が政府の懸案事項になっている時にどうもいただけない。今更説明する必要もないほど、わが総理大臣はKYで、内部劣化している。お手上げだ。

2009年8月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

832.2009年8月23日(日) 横浜市が来春から歴史教科書を採用

 亡父の元部下で、私自身子どものころからよく存じ上げている横浜市内在住の正木清幸さんからメールをいただいた。もう90歳近い年齢にも関わらず、PCを駆使するポジティブな方で、戦時中は経理部員として従軍され、ビルマ戦線で大層ご苦労された。先日もその従軍苦闘記録を名古屋・中京大学の機関紙に寄稿され、改めてそのご苦労をお労いする思いだった。

 いただいたメールには、神奈川新聞によると横浜市教育委員会が来春から「新しい歴史教科書をつくる会」が編集した歴史教科書の使用を決定したと知らせていただいたものである。実際に戦争に関わった元戦士として、以前から昨今の日本の右傾化を心配されておられたが、横浜市教育委員会の決定はそういう心配を裏付けるものである。

 ところでやはりと言うべきであろうか、今朝の朝日新聞社説も早速「つくる会教科書・横浜市の採択への懸念」として取り上げている。それによると4年前に採択した当時は、つくる会の歴史教科書の採択率は全国で僅か0.4%だった。今では、東京都杉並区、栃木県大田原市が継続して使用することを決めているが、政令指定都市では横浜市が初めてだそうである。リベラルな都市と見られていた横浜市だったが、どうしてこうなったのか、いかにも時世を象徴しているように思える。

 30年以上前に私たちが居住していたころの横浜市は、安保反対闘争で国会議員の先頭に立った元社会党委員長・飛鳥田一雄氏が市長を務めていただけに、革新都市として市民からも信頼されていた。それが、今では中途半端で市長が市長職を投げ出すような保守看板の都市に変った。

 今更つくる会の教科書についてコメントするのも憚られるが、天皇や神話を重視し、近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が色濃く、中国への侵略、朝鮮半島の植民地支配については不十分で、沖縄戦の集団自決にも触れていない。内容は明らかに義務教育の中で右寄りの教育を行おうというものだが、問題視しなければならないと思うのは、委員会の採決が僅か6人の委員の無記名投票で採用が決まったということである。こんなに大事な問題をそんな少数の人だけで簡単に決めて良いものだろうか。6人の委員に採決の権限はあるが、実際に使うのは教師と生徒であり、30日の横浜市長選に立候補している各候補者にも考えを聞きたいというのが、朝日の意見だ。

 それにしても日本では国民的議論が真剣に成されない間に、一方の方向にぐんぐん引っ張られる流れがいつのまにか出来てしまう傾向がある。それが怖い。

2009年8月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

831.2009年8月22日(土) 外務省のノー天気外交とパンナム機爆破事件の行方

 ビルマ国内に軍事政権の翼賛組織で「連邦団結発展協会(USDA)」といういわくつきの政治グループがある。2003年に民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんを襲撃した一派である。そのUSDAは今では国際社会の鼻つまみものである。アメリカやEUでもその幹部を制裁対象として入国ビザ発給停止や、資産凍結の対象となっているくらい敬遠されている。

 それが何の意図があるのか分からないまま、日本の外務省はその有力幹部であるUSDA総書記ティ・ウー農業環境相を日本に招待したのである。世間知らずの小野啓一・外務省南東アジア1課長は「農業灌漑相として招待した。日本の農業を視察してもらうことは重要だ」と国際事情を考えない発言で、自分たちの対応は正当性があると言わんばかりで、反省の言葉もない。外務省の幹部がこれでは話にならない。外務省は国際社会のビルマに対する厳しい目をどれだけ分かっているのか、ビルマの実情や国際社会の反応を承知したうえで、このような外務省的唯我独尊ビルマ外交に乗り出したのか。

 ビルマの軍事政権がこれまで行ってきた非民主化政策や、国際世論を敵に回した行為、民主化運動を封殺した取り締まり、国連安保理非難決議、とりわけスー・チーさんを長年に亘って拘留、自宅軟禁してきた実態を考えれば、誰が考えても今回の外務省のビルマ閣僚招待には首を傾げるだろう。ビルマ事情通の秋元由紀氏も「スー・チーさんに有罪判決が出た直後に招待する日本政府の意図は理解に苦しむ」と述べている。

 一昨年5月の反政府デモの際、デモに参加した市民に暴行し、警察当局の逮捕に協力したとされるほどの軍政シンパサイザーの幹部を、よりによってこの微妙な時期に招待しなければならない事情とは何なのだろうか。敢えて考えるなら、ビルマに深入りしつつある中国を牽制するために、小さな楔を打ち込んでおくぐらいのことしか思い浮かばない。しかもティ・ウー大臣は悪名高い軍政の閣僚である。日本の農業を見てもらうなんて、本音を隠すための言い訳にしか過ぎないことは明らかである。そういう空気を読めず国の外交を壊すことを責務と考えているような外務省のノー天気外交官ぶりからは、これから日本とビルマの関係をどのような方向へ導いて行こうとしているのかまったく予測がつかない。

 現代は多重派外交時代と云われる中で、アメリカやEU諸国から非難を浴びるであろう日本の対ビルマ外交が、このまま突き進められるとはとても思えない。

 日本のマス・メディアももう少し詳しく調査して、報道すべきであると考える。それにしても、気になる世襲議員のひとり、中曽根外務相はこの件に関してどれほど関与しているのだろうか。

 昨日スコットランド司法当局は1988年のパンナム機爆破事故の犯人である、アルメグラヒ・リビア元情報機関員が、末期癌で余命3ヶ月であることを理由に釈放しリビアへ追放した。リビアへ帰ってきた犯人を首都トリポリで出迎えたのは、国家の最高指導者・カダフィ大佐と国民の熱狂的な歓迎ぶりだった。まるで英雄扱いである。スコットランドがいくら余命3ヶ月とは言え、何ゆえにこの時期に270人もの命を奪った残虐なテロ事件犯人をアメリカの非難が予想される中で、国外追放したのか。これでは事故による遺族の気持ちはたまったものではない。スコットランド司法当局に対して強い不満を漏らしている。

 この爆破事件は、この当時頻発した一連の反米テロのひとつで、私自身強い関心を持ち、拙著「停年オヤジの海外武者修行」の中でも、ニューヨーク9.11テロ事件の伏線のひとつとなったと書いた。それほど大きな影響を与えたテロだった。

 案の定、今日アメリカのオバマ大統領が「極めて不愉快だ」と怒りを露わにした。大統領報道官も「言語道断。愛する人を失った遺族への著しい侮辱だ」とアメリカ政府は、スコットランド、リビア両政府に対して抗議の気持ちを表した。

 昨年11月リビア政府はアメリカに対して事故の賠償金として、15億$(1480億円)を支払った。事故から20年経ち、アメリカとリビア両政府の間にも緊張緩和の空気が生まれ、リビア政府が絡んでいるとみられた疑念をリビアが認めた形でこの事件は収束するかに見えた。

 一方、AFP通信によると、リビアの最高指導者カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏が、この釈放はイギリスの石油権益と関連していると言い出した。もちろんイギリス政府は否定している。外野から見れば面白いかも知れないが、アメリカ、イギリス、スコットランド、リビアのメンツと利益が絡んだ奇妙な事件に発展しそうな雲行きになってきた。

2009年8月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

830.2009年8月21日(金) アフガニスタン大統領選挙は大丈夫か。

 昨日から行われているアフガニスタン大統領選挙が世界中の注目を集めている。現職のカルザイ大統領にとっては2期目の選挙である。この国の選挙制度そのものがどうも分かりにくい。第1に直接選挙制であるが、ひとりの大統領に対して30人を超える立候補者の多さも異常である。加えて今回は投票率が問題だ。前回2004年に行われた選挙では、70%の投票率だったが、今年は勢力を盛り返してきたタリバンが各地で激しい選挙妨害を繰り返している。住民もタリバンから投票したら、危害を加えると脅かされているというから物騒である。実際各地の妨害テロで多くの犠牲者が出ている。

 これを証明するように、今朝の朝日新聞1面に驚くような写真が掲載されていた。頭から頭巾を被った老婆が示した右手人差し指の先端部から第1関節と第2関節の間まで、紫色の液が付いている。投票を終えた証拠だそうである。これでは、タリバンの標的になるではないか。しかも、どうも野蛮な感じである。投票所の場所でさえ、予定していた場所に設置されたわけではないようだ。こう言っては身も蓋もないが、現状を考えると果たしてこの国に選挙制度そのものが受け入れられる土壌があるだろうかと考えてしまう。仮に問題の選挙が滞りなく行われ大統領が選ばれても、組閣に当って有力閣僚にはそれぞれ思惑があるようで、順調に内閣が発足し、内政、外交を期待通り行っていくことが出来るだろうか。

 新聞評によれば、選挙はカルザイ大統領が過半数を獲得出来ず、決戦投票に持ち込まれて再選され、その過程でアメリカと距離を置く政敵と取引が行われ、カルザイ政権の対米協調路線に多少異変が起きるのではないかと予想されている。アメリカとしては今後も兵力を注ぎ込んでもう少し治安を安定させたいところだ。

 ところで、今ベルリンで開催している世界陸上で男子短距離走が話題をさらっている。昨日200m男子決勝が行われ、ジャマイカのウサイン・ボルト選手がダントツの強さで優勝を遂げた。100mと併せて北京五輪に次いでダブル・チャンピョンとなった。すごいのは、その記録である。200mは19秒19の世界記録で、100mは9秒58の世界記録だった。しかも2位に大差をつけた楽勝であり、見ている人を驚かすのは、その底知れない馬力で、過去にこれほど圧倒的な力で勝利を収めた短距離選手はいなかったのではないか。

 勝てると思ってゴール近くでは手を抜いていわゆる「流す」のである。もう少し真剣に走れば、もっとすごい記録を出るだろうにと思う。本人は決勝では最後まで本気で走って楽勝して、そのうえ世界記録も破るというのだから破天荒な選手である。まあ性格的に生真面目すぎる日本人には馴染めないだろうが、それにしてももの凄い選手が現れたものである。

2009年8月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

829.2009年8月20日(木) 新型インフルエンザが流行しそうだ。

 5月に流行しかかった新型インフルエンザが、ここへきて急速に感染拡大しつつある。数日前日本では初めて沖縄で死者が出てから連続的に3人もの死者が出た。一昨日舛添要一・厚労相は、国内に流行しているとの認識を示した。

 現在甲子園で開催中の高校野球でも学校によっては選手がインフルエンザに罹って大変だ。島根県代表チームの立正大淞南高校は、昨日の試合で登録18人選手中4人が欠場するという苦難を味わわされた。PL学園でも選手が一人欠場した。プロ野球でも北海道日本ハム・ファイターズの4選手が感染しており、選手とファンの交流を当分の間取り止めるという。大相撲にも感染者が発生した。

 インフルエンザが今年の冬に流行すると警戒されてはいたが、この夏に流行するとは、誰も予想していなかったようだ。予防ワクチンの製造を急いではいるが、とても必要量を充足できない。約2,500万人分が手当てされるとみていたが、どうも1,500万人前後しか用意できないようで、不足分は輸入するらしい。それが、流行が早まったために必要量が益々足りなくなる。

 今日厚労省は専門家や患者団体との意見交換会で、ワクチンをどういう基準で接種させるか打ち合わせをして、どういう人にその機会を与えるか、その優先順位を決めようとしたが、決められない。予防接種も、公費負担のある定期接種と全額自己負担の任意接種かも決まっていない。結局9月に決定することになった。子ども団体では身体の弱い子どもを優先的にワクチン接種をと要望し、妊婦や高齢者では彼らにと、また医師会では、患者を診るために、そして患者へ移さないためにも医師と看護師を優先的にとそれぞれの立場から要望して、まだ話がまとまらない。しかし、決まったところで最初の接種は10月からになるという。なぜか打つ手が後手後手に回っている感じがする。いつも通りのノロノロ仕事で、実際に大流行になったらどうするのか。いつもながら、お役所仕事にはうんざりである。

2009年8月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com