充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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868.2009年9月28日(月) オムロン社から理解不能の商品説明
敗軍となった自民党の次期将軍を決める自民党総裁選挙が行われ、元財務大臣・谷垣禎一氏が選出された。64歳の谷垣氏に対して、対立候補の河野太郎氏と西村康稔氏はともに46歳で、古い体質だった自民党も漸く世代交代の芽が見えてきた。これからは世代交代がどんどん進むことだろう。谷垣氏が自民党員6割の支持を受けたことは、若手の2人があまりにも激しく年長者の退場を促したことへの反感もあるのではないか。いずれにせよ惨敗を喫した自民党がこれから、どう体制を建て直し、国民の信頼を取り戻していくのか、麻生総裁に比べれば、よほどまともな谷垣氏の双肩にかかっている。ここは、しばらく谷垣氏のお手並み拝見といきたい。
さて、20日の本ブログに取扱説明書の分かりにくさについて書いた。早速万歩計の製造会社・オムロン社へ電話してみた。ところが、always busyでつながらず、止むを得ず取扱説明書について不満を書いたブログを読んで欲しいということと、当方の憤懣やるかたない気持ちを書いてFAXを送った。4時間半後にオムロンヘルスケア㈱のお客様相談室の担当者から丁重な返事が送られてきた。だが、冒頭の時候の挨拶文からして間違っている。9月末にもなって「向暑の折から~」もないだろう。鸚鵡返しに返事を書いている習慣から、手紙に向き合っていないことが推察出来る。それでも私のブログを読んでくれたという。質問の中に説明書では分からず、これでは苦情が寄せられるのではないかと尋ねたが、やはり顧客から苦情がたくさんあると書いてあった。それはそうだろう。苦情があって当然である。
もうひとつ、近くにオムロン直営店があればそこへ行って教えてもらいたいとの質問には、NOとあった。東京にはサービス・ステーションがないらしい。その代わりに改めて使い方が書かれてあったが、時間の合わせ方以外はやはり分からなかった。妻も分からない。使い方なら簡単に書ける筈だが、オムロン社員の中には素人に分かるように説明出来る知恵のある人がいないのだろうか。しかし、これではあまりにも顧客に対して失礼だし、無責任である。消費者がいくら努力しても使い方が分からない商品を製造し販売しているわけだ。
どうして顧客へのサービスにサービス・ステーションぐらい開設出来ないのか。これでは売りっぱなしで、売った以上後は買った人が自分で考えろと言っているようなものではないか。酷いものである。こんなことが一流の企業として許されるのだろうか。オムロン社の販売姿勢を問いたい。結局中途半端のまま万歩計を使うことになるが、いつまで我慢出来るか。いくら読んでも理解出来ないということは、メーカーに購買者に分かってもらおうとの気持ちがないことと、説明がうまくないからだ。これはもう欠陥商品と呼んでもよいのではないか。いずれ近いうちにこういう欠陥商品を売りっぱなしにしている会社の不条理について、消費者センターに問い合わせてみようと思っている。
867.2009年9月27日(日) 鳩山外交に成果あり
昨夜鳩山由紀夫首相が帰国された。最近の日本の首相外遊でその大きな存在感を世界に示したのは、今回の鳩山訪米が断然際立っていたと思う。ほとんどの国民も今度の訪米の成果を喜んでいる筈である。
実績は大きくいって2つあると思う。その第1は、2020年までに1990年対比25%減の排出ガス削減を世界に向かって宣言したことである。この数値目標は、目標を示せなかったアメリカや中国をもたじろがせたのではないか。第2は、国連総会会議場で世界へ向かって核不拡散、核廃絶へ向かって進もうと強く呼びかけたことである。いずれも実現出来るかどうか、課題は多いが、それでも内に秘めているだけではなく、はっきり世界へ向かって意思表示することで、自分にも責任感と義務感を持たせて、空気をその方向へ向けて努力することは最も大切なことである。
これで世界の日本、また鳩山首相に対する見方が大きく変わり、今後は一層注目されるようになるだろう。国民にとっても、何となく力強い気持ちになる。ともするとこれまでは、日本の首脳はおざなりのスピーチしかしないで、お飾りという空気だった。残念ながら説得力はまるでなかった。なまじ金持ちであることから、その金庫のおかげであまり外国から厳しい批判を受けることはなかったが、心ある外国人からは、主体性がなく自分の意見を述べないのが典型的な日本人と見られていただけに、各国首脳から賞賛され高い評価を受けたことは、これまでの「黙して語らず」からの脱却であり、大人の行動と言ってもいい。これからが鳩山外交の正念場になると思うので、今回と同じペースで鳩山流の存在感を示し続けて欲しい。
鳩山首相が外交で活躍している間に、国内では新閣僚が所管事業について積極的に行動している。その最たるものは、国土交通省の前原大臣である。一昨日は中止を決めた八ツ場ダム現場を訪れ、地元関係者に中止の方針を伝えた。昨日はすでに熊本県が建設中止を決めていた川辺川ダム現場を訪れた。今後ダムの建設について、ひとつの基準と方向性が示される試金石となるので、各ダム現場も注視している。それにしても、ダム建設中止問題は、進むも地獄、退くも地獄の典型的なパターンである。八ツ場ダムに至ってはほぼ建設資金の7割を投資してしまったので、引っ込みがつかない。仮に建設を止めても今後諸々かかる経費が、引き続き建設続行の場合に使われる費用を上回るという馬鹿げた話だそうだ。政権が交代したからとの理由だけで、地元住民を悩ませ、巨額の税金を注ぎ込んで無駄にして、この責任を政治家や国交省はどう取るというのか。
この財政難の時代に無駄に税金が使われるのだけは、もう願い下げにして欲しい。
866.2009年9月26日(土) 学生相手の講義は楽しい。
昨年に続いて、池袋にある東京交通短大の「平成21年度特別教養講座カリキュラム」の一環として学生相手に講義を持った。昨年は少々時間配分に失敗して時間が足りなくなってしまったので、今日は昨年よりパワーポイントのスライドを大幅に減らし、最後に時間調整の出来るスライドを1枚入れた。与えられた1時間半の制限の中でどんぴしゃりだった。100名弱の受講生だったが、今日が2学期最初の講座ということもあって、学生の目は輝いていた。話し甲斐もあった。尤もここの短大生の就職先としては、鉄道会社や旅行会社が概して人気があるようだ。その点で、私の鉄道会社員と旅行会社員としての経験は、大分参考になると考えられ、元部下だった桑原賢二助教に誘われたものだ。
テーマは「現場から真実をつかめ!」としたが、あまり人気を呼ぶような、派手なテーマではないと思われたかも知れない。ただ、学生たちの期待を裏切らない講義は出来る自信はあったし、他の講師には絶対不可能な材料、コンテンツ、そして体験を持っていると確信していたので、珍しい写真を交え、臨場感について実体験を織り交ぜながら話し続けた。特に、臨場感を覚れば、危機意識も身についてくるし、危険予知も出来ると話した。その1例として、私自身がカイバル峠を訪れ、そこで銃砲店が流行っている状況を目の当たりにして、反米テロ、とりわけニユーヨーク同時多発テロを予知したことを述べた時には、目を光らせて見つめてくれた。これも臨場感のある話の例だが、赤裸々な実体験が若者には興味があると痛感した。若い学生を相手に自分の破天荒な経験を話すことが出来るのは、実に楽しい。
学生たちを見ていると結構楽しんで聞いているように見受けられたので、時折り脱線しながらもある程度まとめられたと思っている。
ここの学生が礼儀正しいのには感心した。最近の若い人はあまりエチケットというか、常識も備えていない人が多いが、顔を会わせると目礼してくれたり、ひとりひとりきちんと挨拶をしてくれる。ごく当たり前のことだが、中々出来ないのが当世の若者である。その点でも楽しく有意義な1日だった。
865.2009年9月25日(金) 裁判員制度は時期尚早か?
50年前の明日、伊勢湾台風が紀伊半島から中京地区を襲い、1日にして5,000名を超える犠牲者を生んだ。あの時の猛威は胸に強く焼き付いている。小中陽太郎さんもNHK名古屋に勤めていた時、報道現場に出て犠牲者の家族が遺体を焼くシーンを見て強い衝撃を受けたと仰っていた。
今日駒沢大学の講座で、清田義昭講師が見せてくれたドキュメンタリー・ビデオ「出所した男」には深く考えさせられた。清田講師は冒頭今年から実施されている裁判員制度について疑問を呈した。時期尚早だというのである。このままだと冤罪が多くなることを心配されていた。そう述べた後に、このビデオを鑑賞することになった。7年前に毎日放送が制作した作品で、地味な作品だがいくつかの賞を受賞したものだそうである。浜松市に住む河合利彦という42歳の元殺人犯の再審手続きを追ったものだ。内縁の妻の連れ子を殺害した罪で起訴され、女の「河合が殺した」の一言で、その翌日女を信用していた河合は自白してしまう。問題は、河合の自白直前に女が罪を認めたにも関わらず、女の自白のテープは秘匿され、作為的な監察医の報告書により立件されてしまう。その後に件の監察医の診断より、見識のある別の監察医が、殺害時間から推して河合殺害の不自然さを報告した。それを受けて河合は最高裁へ上告した。結果はその監察医報告は信用出来ないという理由から、再審却下となった。女は罪を問われず、河合は10年の刑期を終えて出所したが前科者のままで終結となった。
心が重くなるドキュメントに考えさせられた。講師が心配する、裁判員制度により冤罪が増えるとの懸念は、次の理由からである。
裁判に関して素人の市民は、罪への意識と被害者への同情が強くなり、それが犯人を成敗する気持ちに変わり、死刑制度を採用しなくなる世界的風潮の中で、ともすると罪を重くする傾向に傾き、仮に死刑に値しなかった犯人に死刑を課した時、冤罪となる恐れがあると危惧しておられた。確かに講師が言われたことも理解出来る。私も一般論として、まだ裁判員制度導入には、まだ環境整備が充分でなく検討課題が多すぎると思う。すでに走り出した制度ではあるが、これまで表に出なかった裁判官と検察との取引等も洗いざらい公開して、ひとつひとつつぶして行くような愚鈍な進め方も考えてみてはどうだろうか。
864.2009年9月24日(木) 鳩山新政権順調にスタート
鳩山内閣の行動がてきぱきしていてスピード感があり、国民の信頼もうなぎ登りの様子である。鳩山首相自身国連総会出席のため訪米中であるが、最初の試練である環境サミットにおけるスピーチで男を上げた。二酸化炭素排出を2020年には、1990年比で25%削減のような高い数値を国際公約として具体的に発表したことは、主要国の高い評価を得た。その一方で、アメリカと中国の両巨大ガス排出国が著しい排出ガス削減を目指すという抽象的で、数値の裏づけのない演説をしたのとは大きな違いである。
過去にわが国は数値目標を掲げることから逃げて抽象的過ぎると言われ続けてきた。それが、今回の鳩山訪米では、主要国に先駆けて打って変わって世界に向け約束ごとを公表した。これが、うまく予定通り実行できたら世界中の日本に対する信頼は、一段と高まるだろう。仮に思惑通り行かなかった場合は、日本への信頼は忽ち失墜するだろう。日本経団連はぐずぐず言っているようだが、もう待ったなしである。やるっきゃない。
それにしても、大臣を筆頭に各省庁の仕事ぶりは、失速しないか心配なほどである。その気概や良しと二重丸を上げたいところだが、問題は亀井静香・金融担当相の、中小企業融資やサラリーマンの住宅ローンの返済に対して金融筋が3年間猶予する法案の立案を検討させていることである。これは、確かに中小企業等にとっては朗報であろうが、金融機関にとってはきつい。民間の商業活動に対して国家が法律で縛るのは問題ありとする不安説がある一方で、金融機関が今後貸し渋りを増やすのではないかとの懸念材料もある。それにしても、大臣が代わっただけで今まで大して騒がれなかったことが、一気に法律化という短兵急な事態にまで発展しようとは、まさに驚きである。もう少し静かにやってもらいたいものである。この調子だと、また別のところで別の問題が噴火しかねない。
今日の朝日夕刊の一面に、「行政刷新会議事務局長、加藤秀樹氏を起用へ」と出ていた。加藤氏の肩書きに「構想日本代表」とある。加藤氏には何度もお会いしている。堅実に「構想日本」を影響力のあるシンクタンクに育て上げてきた。度々セミナーにも出席したが、明晰な頭脳で歯切れの良いスピーチは垢抜けている。
本当に加藤氏が新ポストに就くなら、確かに適任であろう。最近は、中央、及び地方自治体における「構想日本」主導の「事業仕分け」が功を奏しつつある。実績を上げていた「事業仕分け」を国家的に実施できれば、どれだけ国の財政にとって救いとなるか。国家予算の1割を削減できると言っておられるので、ぜひやってもらいたい。