充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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907.2009年11月6日(金) アメリカ陸軍基地内で軍医が銃乱射で13人殺害
トヨタ自動車が最高峰の自動車レース・F1から撤退することになった。すでに日本の自動車メーカーはすべてF1から撤退することを表明している。三菱自動車は、パリダカ・ラリーからの撤退も決断した。やはりこの不景気の時代に、開発費用として毎年数百億円も注ぎ込まなければならないのは相当な負担になる。これまで過大な費用負担が経営の足かせとなっていた。私のようなカーレースに格別関心のない者の目から見ると、カーレース自体の意味や価値がよく分からない。確かに宣伝にはなるだろうし、エンジン開発等に役立ってはいたのだろうが、以前から投資効果を考えるとむしろ足を引っ張っているのではないかとの懸念があった。
先日まで開催されていた東京モーターショーも、開催前から入場者の減少が心配されていたが、案の定、目標の100万人を大きく下回り、61万余人だった。前回(2007年開催)より開催期間が4日短縮(前回17日、今回13日)されたとは言え、対前年-57%だというから、今後も車の販売に相当暗い影を落とすだろう。日産は今年度決算を大幅に上方修正して黒字1,200億円と予想している。ホンダ、スズキもまずまずの決算に落ち着きそうだ。しかし、国内販売市場で販売台数トップ、またプリウスが5ヶ月連続でトップにも拘らず、トヨタは最終決算が2,000億円の赤字予想だ。三菱ほかの自動車メーカーの前途もまだまだ厳しいようだ。
今週に入って株価は下がりっぱなしで、まだどこを向いても景気の良い話は聞こえてこない。朝日のコラム「経済気象台」はこう指摘している。「海外投資家の間では日本の株式市場の低迷の原因は、市場原理主義の行き過ぎを批判した民主党政権にある」と。
ところで、今日アメリカ・テキサス州オースティンにある、フォートフッド陸軍基地内で軍人の乱射事件があり、13名の兵士が亡くなり、30名が負傷した。アメリカ国内では銃による殺傷事件が後を絶たないが、それはすべて民間人による殺傷事件で、今度のような陸軍基地内で軍人が銃を乱射して同僚を射殺するというのは、滅多にないショッキングな事件である。しかも犯人は、同じ基地内の精神科医師だというので、基地内外でも大きな波紋を呼んでいる。兵士の精神的病を治療する軍医は、ヨルダン系アメリカ人でイスラム教徒という出自もあり、基地内でいじめを受けていたらしい。イラク派遣が決まり悩んだ末に自らを治療出来ず、凶行に及んだ。
フォートフッド基地はアメリカ陸軍最大の基地で、5万人の兵士が駐屯し、基地内には1万7千人以上の家族も生活している。イラクとアフガンへの派兵拠点で、それだけに戦闘行為がもとで精神的な疾患に苦しむ兵士の増加が深刻な問題を提起している。近年心的外傷後ストレス障害(PTSD)など精神的な疾患の増加が目立つらしく、基地内で今年だけで何と75人の自殺者を出しているという。
表面的な戦死者数だけではなく、その陰には遥かに多くの精神障害を煩っている兵士がいる。いつまで続く戦争か皆目予想もつかないが、戦争は戦闘行為に関わる兵士、その家族や周囲の人びと、そして戦地で被害を蒙る住民の犠牲を考えれば、何としても止めるべきである。ベトナム反戦にも関わったが、最近かつての反戦運動のような国民運動が起こってこない。どんな戦争であっても人類同士の戦いは絶対やめさせないといけない。今日の銃乱射事件はオバマ大統領も特別のステートメントを発表した。相当ショックを受けたようである。その点で日本もインド洋上の海上自衛艦派遣を取り止めることを公表したが、どんな非難があれ、それで良いと思う。
906.2009年11月5日(木) 松井秀樹の大活躍でワールドシリーズを制す。
今や日本シリーズの真っ最中で、読売ジャイアンツと北海道日本ハム・ファイターズがプロ野球の頂点を目指して争っている。ジャイアンツが3勝2敗にして王手をかけた。接戦である。勝負は札幌で決まる。
一方海の向こうのメジャー・リーグでは、アメリカン・リーグのチャンピォン、ニューヨーク・ヤンキースとナショナル・リーグの覇者、フィラデルフィア・フィリーズがチャンピォンシップを賭けて争っていたが、今日決着がついた。ヤンキースが勝って4勝2敗でワールドシリーズを制した。9年ぶり27回目の優勝である。
意外というか驚いたのは、松井秀樹選手が先制本塁打を含め打ちまくって、全7得点の内ひとりで6打点を記録したことである。シーズン後半になってマリナーズのイチロー選手が9年連続年間200安打を放ち、話題をイチロー選手に奪われがちだったが、松井選手がメジャー・リーグ最後の大一番で暴れまくり、ワールドシリーズMVPの栄誉まで獲得する活躍ぶりだった。
当初松井選手がここまで活躍するとは予想もしていなかった。今シーズンは怪我の影響もあり、ほとんどDH出場でイチロー選手に比べれば、どことなく地味な存在だった。
それにしても最後に来て、ニューヨーカーもびっくりの大活躍をするとは、やはり並の選手ではない。今年でヤンキースと契約が切れるようだが、再契約をして来シーズンも一層活躍されることを願っている。
ところで、試合後のMVP受賞の折り、地元アナウンサーの取材に通訳が立ち会った。7年も経ったのだから松井は完全に理解出来なくても、そろそろ通訳抜きで対応した方が良かったのではないかとちょっと気になった。聞いていると案の定ヤンキースとの再契約に関して、松井が「NYが好きで、ヤンキースが好きで、チームメートが好きで、ファンも大好きです」と答えたが、通訳は‘I love NY, I love Yankees, & I love the fans.’といった訳し方をした。通訳さんは肝心の‘I love the teammates.’ を落としてしまった。チームメートに感謝する松井の気持ちが伝わらなくなってしまった。それに大好きなファンのためにも直接気持ちを伝えた方が、ファンも喜んでくれると思う。やっぱり松井さん、通訳を使うのは止めた方が良いと思う。
さて、昨日取り上げた鳩山首相の献金疑惑について、今朝の朝日社説が納得のいく説明をするよう首相に求めている。そこへもうひとつ金にからむスキャンダルが、その朝日朝刊トップ記事に取り上げられている。言わずと知れた小沢一郎民主党幹事長の、政治団体のパーティ券収入虚偽記載による政治資金規制法違反である。小沢幹事長は3月に違法献金問題が明らかになり、代表職を辞したばかりである。
いくらきれいごとを言ってみたところで、党のトップ2人が揃って法律を犯しているようでは、民主党は政党とは言えない。民主党という政党には自浄能力があるのか疑問である。鳩山首相、小沢幹事長は自らの疑惑に関して、いずれも明確に説明責任を果たすべきである。自分の頭の蝿も終えない人間が、国民の生活の面倒なんか見られる筈がないではないか。まったく呆れかえるばかりだ。ともに説明責任を果たして、国民を納得させて欲しい。さもなければ、潔く現在の要職を去るしかあるまい。
905.2009年11月4日(水) 鳩山首相になぜ金銭疑惑が付きまとうのか?
国会論戦もたけなわで、政権構想を発表した鳩山民主党内閣が、初めて野党・自民党から質問を受ける新しい構図となった。
鳩山首相の所信表明演説では、精一杯やろうとしていることを率直に語っている印象を受ける。自民党政権のように言辞ばかり弄してお茶を濁すような誠実味が欠ける話しぶりではない。しかし、どうも閣僚の言葉がぶれていることと、財源が足りない中でどう政策立案をしていくのかとの具体的なプランが示されない。消費税は当分上げないということをマニフェストで約束している。そこで最近急に持ち上がってきたのが、タバコ税の値上げである。値上げの理由を健康と環境問題に絡めて、しかも諸外国に比較して日本のタバコは安いという価格比較論から、反対は精々タバコ葉生産農家とJTタバコ産業ぐらいだと覚悟を決め押し切るつもりのようで、このままタバコ値上げが実施されそうな流れだ。
それにしても普段鳩山首相は個人的には清潔な感じを受けるが、どうしてこうも不透明な金の問題が後から後から噴出するのだろうか。資金管理に無頓着というか、脇が甘いのか、これだけ連続的に金の問題が浮上するようだと普通なら失脚だ。
以前に2005~08年分の収支報告者で、故人や未献金者の名前を勝手に使った偽装献金問題、また同じころ2億4千万円と記載されたパーティ券収入についても水増し虚偽記載が判明した。
今回首相の資金管理団体が、またもや会計帳簿上偽装工作をしたことが分かり、東京地検特捜部が説明を求めるとしている。
何ゆえ金満家の鳩山首相が、偽装工作を繰り返すのだろうか。記帳間違いだなどと責任逃れを繰り返しているようでは、監督不行き届きで総理大臣の椅子などに座ってはおれまい。清潔と思われていた鳩山首相の信用はがた落ちである。トップたるものはもっと清潔であって欲しいものである。
ここ数日間、アメリカのフロリダ州マイアミ市に住んでおられる鹿住一夫さんと仰る、日本人の方とメールのやり取りをしている。昨年もコペンハーゲンから現地でガイドをやっておられる日本人女性からメールをいただいたことがある。稀なケースである。鹿住さんは台北生まれで戦後日本に引き上げられ、日商岩井に勤めて主にカナダに勤務された後、バンクーバーで起業され、現在マイアミ市で会社を経営されておられる。ニューヨーク大学大学院からMBAを取得しておられる。
今日渋谷のお留守宅から12月に出版予定のご著書「マイアミ発異文化紀行」を送っていただいた。文芸社発行のものである。先日突然メールでマイアミから文芸社についてお尋ねされご返事したことがきっかけである。海外に住んでおられる日本人の中には、日本では考えられないほど元気に活躍しておられる方がいる。鹿住さんは在米40年で現在79歳と仰る。驚くほど元気なご様子である。あやかりたいものだ。
今晩放映されたNHK・BS番組「プレミアム紀行・夢の聖地」は、1時間半に亘って華道家・仮屋崎省吾氏が、5日間フランス・ノルマンジー地方のジヴェルニーのクロード・モネの庭園で庭師の作業を手伝いながら庭園を紹介する趣向だった。2001年にここを訪れた時、その自然のままのガーデニングでありながら、繊細に手入れされた庭園の素晴らしさに心を打たれたが、今日は庭園の出来るまでの歴史について風景を交えながら説明してくれて、睡蓮の咲く池の様子がよく分かった。仮屋崎氏の活動ぶりもよく、モネの庭造りと絵画に対する思い込みも分かった。全体として一般道を挟んで花の庭園と水の庭園に区分けされているが、水の庭園は後になってモネが土地を買い、周辺住民と揉めた末にセーヌ川支流から水を引き込んで睡蓮の池を作ったというモネの苦労話は知らなかった。教育的で良い番組だった。
904.2009年11月3日(火) 文化の日は71回目の誕生日
今日は文化の日である。例年この日は秋の叙勲が行われるが、文化勲章のように科学文化の発展のために貢献された方々が、天皇から親授式で勲章を授けられるのは喜ばしいことだと思う。ところが、政治的色彩の強い勲章の中でも、最高の栄誉とされる旭日大勲章を受勲された11人の内訳は、実業界から3人、政治家が6人、裁判官が2人である。ここでも官尊民卑、政治家厚遇を地で行っている。確かに受勲される方々は国家・国民のために活躍されたことは間違いないだろう。しかし、聞いたところでは受勲者を選考するのは、内閣府で、ここへ猟官運動を行うのは政治家にとってはお手の物だそうだから、受勲者はある程度予想されるらしくその受勲も頷けるそうだ。それにしても、最高位の名誉をいただけるのは、官職に就いた者が圧倒的に有利ということは、やはり日本という国は役人天国だとの考えに一脈相通じるものがあると思う。
さて、文化の日は、私にとって71回目の誕生日でもある。年々月日の経つのが早く感じられるようになった。幸い若干血圧の高いことと、膝の炎症による投与薬の影響でCRP数値が基準数値から下がらないという2点を除けば、健康的にはさほど心配することはない。
しかし、湘南高同級生の間でもこのところ鬼籍に入る友人が増えてきた。当然のことだが、やはり健康管理が一番大切であると思う。
この年になって自分自身秘かに嬉しく思っているのは、好奇心と向上心が一向に衰えない点で、何でもかんでも採り入れようとする強い気持ちがまだ衰えないことだ。著述活動への意欲は相変わらずだし、その素となる旅への意欲も募りこそすれ衰えることはない。
今年は知研の仲間と初めて取り組んだ共著「知の現場」(東洋経済新報社刊)が年末に出版される。いま最後の追い込みに入っているが、仲間の文章を読んでも魅力的であり、全体として素晴らしい書になるものと期待出来る。序に販売成績も期待出来そうだとつい獲らぬ狸の皮算用をしてしまう。来年上梓を予定している新刊にもボチボチ取りかかり出した。
来週インドへ行くので、いくつかインド関係の書物を読んでいるが、以前から読みたいと思いながら読んでいなかった堀田善衛の「インドで考えたこと」が、中々インド社会の核心を突いていてその洞察力に納得させられる。欧米的発想から乖離した視点と論点には感心する。流石に直木賞作家だと思う。社会的なアングル、民族、文化、風習、経済、政治のそれぞれの見方が特異で面白い。こういう見方があるのかと感心しながら読んでいる。読者へ社会の本質的な見方とか、国家を分析する目、本の読み方を教えてくれる。久しぶりに目から鱗が落ちる書に巡りあった気持ちである。
903.2009年11月2日(月) ラグビー人気はイマイチ、人気復活を願う。
秋はスポーツのシーズンでもある。野球の早慶戦で母校・慶応は早稲田に2戦2勝して勝ち点を挙げたが、それでも優勝は明大に持っていかれた。勝率では上回っても勝ち点が及ばず、2位に甘んじることになった。その悔しさが乗り移ったわけでもあるまいが、全勝校同士の対戦となったラグビーの慶明戦では、慶応が明治を39-5のスコアで圧倒した。
一時期はラグビーの、とりわけ早明戦の人気が学生スポーツの中ではダントツだったが、今や他のスポーツに押されてラグビーは、隅の方に追いやられてしまった感がある。実際今朝の朝日のスポーツ面は5頁分もあるが、慶明戦ラグビーは、ほんの1/2段ほどしか書かれていない。
1番大きく取り上げられたのは、日本シリーズの巨人対日本ハム第2戦で、この試合だけで全2面を費やしている。次いで、伊勢で行われた全日本大学駅伝、男女ゴルフトーナメント、野球の早慶戦と東京六大学、ワールドシリーズにおける松井秀樹選手の2試合連続ホームラン、競馬天皇賞、サッカー天皇杯3回戦とサッカー情報、バンクーバー冬季オリンピック・ニュースと続いている。どうもラグビーは分が悪い。7人制ラグビーがオリンピック種目として正式採用が決定したので、これからはもう少し注目されるようになることを期待したい。
さて、今頃になってと言いたいところだが、やっぱりやっていたかというのが正直なところである。
今朝の朝日1面トップで扱われていたのが、「拉致機関 金総書記が指揮」である。記事によれば、北朝鮮による日本人拉致事件を計画・実行した朝鮮労働党対外情報調査部が、金正日から直接指揮を受ける形で活動していたことが分かった。国家のトップが他国から罪のない人間を拉致するという大罪を指示していたのである。
2002年9月日朝首脳会談で、金正日が「特殊機関の一部が妄動主義、英雄主義に走って行ってきたと考えている」と小泉首相に謝罪した情景はテレビ画面でも映し出され、日本中に拉致被害者家族に対する同情の気持ちを湧かせた。その際、悪漢・金正日はすでに犯人には処罰を課したなどという大嘘をついていた。小泉首相と会見した時のあのふてぶてしい態度を思い出すと、金正日のあのいかにも白々しい言葉にさもありなむというのが率直な気持ちである。人間の屑である金正日に対しては今更何を言ってもムダであるが、世界中に害毒を撒き散らし、多くの人たちを悲しみのドン底へ突き落とす行為をいつまでも黙って見ていなければならないのかと思うと、拉致家族ならずとも許し難い気持ちに捉われる。あのイラクのフセイン前大統領ですらいとも容易く黄泉の国へ送られた。何とかして金正日に鉄槌を下す手立てはないものだろうか。
夜になってカルザイ氏が日程を繰り上げてアフガニスタン大統領に再選されたとのニュースが入ってきた。