充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1002.2010年2月9日(火) 酒のペンクラブでお話
昨日からマス・メディアは総じてキリンとサントリーの経営統合断念の話題を取り上げている。メディア報道から推測するしかないが、両社ともグローバル化戦略に対出来るように規模の拡大を図ったということは述べている。識者のコメントを読むと、勝ち組同志とは言え、迫り来る外資の攻勢に備えてお互いに体質の強化を狙っていた。食品業界の№1と№2が統合されるわけだから、当面の戦いには対処出来ると踏んだ。両社ともそれを認め、例え上場企業と非上場企業だとしても問題点はクリア出来ると考えた。
しかし、最初のボタンの掛け違いは、統合比率の差だったようだ。サントリーは当初ほぼ同等の提案をした。昨年11月キリンがキリン「1」に対して、サントリー「0.5」を提示した。サントリーの思惑としてはせめて「0.8~0.9」と考えていたのではなかっただろうか。ここでキリンに対する不信感が芽生えた。キリンが対等にやるといったことが、この統合比率によりサントリーの計算は狂った。先週末の段階で、キリンは1対0.7の比率まで歩み寄った。そこへサントリー創業家の経営へのかかわり方が、キリンが期待する「サイレント・マジョリティー」で済みそうにならなくなってきた。キリンは自らの主張する「経営の独立性と透明性」が、創業家の存在により遮られると判断した。こんなことは最初から懸念されていたことである。結局2流タレント同士が婚約は交わしたが、間際になって婚約解消をしたようなものである。
両社とも相手を正面切って非難することは避けているが、言いたいことは想像がつく。しかし、今日では体力がなくては生き抜いていくことは難しい。相互に今後の戦略として新たにパートナーを見つけ、提携関係を進めていくより生き伸びていく方法がないのではないかと思う。
つくづく企業経営も難しい時代になったものだと思う。
昨年から「酒のペンクラブ」の例会でスピーチをするよう依頼を受けていたが、今日がその日である。場所は麹町にある佐賀の「まつら」である。参加者は20名ほどだった。私が話すテーマは「旅のマイ・ギネス」で例によって図解した絵を素材に、私自身の旅行体験話をして皆さんをあっと思わせる趣向だ。普通ではあまり体験しないようなベトナム戦争中の話とか、ヨルダンで軍隊に身柄拘束されたような珍しい体験談や、ダイアナ王妃が事故死した日より1日前にそのニュースを知ったというウソのような話をしたので、皆さんには興味を持っていただいたようだった。先日メールで連絡をいただいた小中陽太郎さんが、対談が予定をオーバーしたということから遅れて来られて、随分様子を気にしていただいた。
散会後、小中さんとペンクラブの西原健次さん、東京新聞デスクの坂本さんと一緒に近くのダイアモンドホテルのバーで一杯やった。西原さんのもたらした情報が目新しかった。徳川幕府を転覆させたのは薩長土に、芸州が加担したからだと維新後60年経ってから明かした新谷道太郎のメモに書いてあるという。流石に芸州・広島出身らしい西原さんだ。芸州を抱き込んだ裏には、坂本竜馬の計略があったという。今まで世に知られていないが、真実味のある話に些か衝撃を受けた。これまでの坂本竜馬伝のストーリーをひっくり返しかねないドキュメントだけに、聞いていた坂本さんもびっくりだ。記事を書くような口ぶりだったので、ひょっとするとこの話は世に出るかも知れない。
作家で独特の存在感と栃木弁の語り口で人気のあった立松和平氏が多臓器不全で亡くなった。小中さんは弟分のような付き合いだったと言われるし、西原さんは最近ペンクラブで会ったばかりだったと惜しんでおられた。立松氏は人間的にも魅力のある方だったが、惜しむらくは盗作の誘惑に駆られたことが実績に傷をつけた。まだ62歳の若さだった。ご冥福をお祈りしたいと思う。
1001.2010年2月8日(月) キリン・サントリーの統合破談
キリンとサントリーの統合が破談となった。昨夏両社は経営統合を発表して交渉を続けていたが、今日になって白紙に戻すことを決定した。最初この計画が発表された時、驚くとともに一抹の不安があった。理由は、あまりにも両社の体質が違いすぎることだった。特に最初に統合の話を聞いた時、上場会社と非上場会社では交渉が難航するのではないかと気になった。果たせるかな、サントリーは創業家の権利をキリンに強く要求したようだ。トータルに考えてキリンの1に対して、サントリーの比率が0.8~0.9ということはキリンも認めたようだが、創業家の権利を全体の1/3以上と申し出て、どうもそれが統合のネックになったようだ。
統合破談が発表された後、記者会見に現れた佐治信忠・サントリー社長の態度が良くない。記者を小ばかにしたような態度は失礼千万である。自分を何様と思っているのか、傲慢そのものである。序に言えば、顔も良くない、声も良くない。品格にしたって朝青龍も真っ青である。責任は相手側にあると言わんばかりで、ズボンに片手を突っ込んだまま歩きながらしゃべる下品な態度には、これがお坊ちゃんと呼ばれる人かと呆れた。こういう礼儀を知らない傲慢な社長がトップでは部下も救われないのではないか。今リコール問題で右往左往のトヨタの豊田章男社長と同様、世間知らずの世襲経営者が現れては世間を騒がせている。今日の応対を見ていると、出資比率や販売戦略なんかより世襲経営者の思いやりのなさとか、空気が読めない経営感覚が問題ではないかと思えてきた。
キリンとしては、グローバル戦略の最中に良いパートナーを失った点は痛いが、ビール業界だけではなく、長期的に見れば他の業界の中で別の相手を探す方が反ってプラスになるのではないか。
さて、あと5日でバンクーバー冬季オリンピックが開催される。ところが、最近になってスキー会場であるウィースラーの雪不足が心配されている。テレビ画面で見る限り、確かに雪不足は明らかである。ウィースラーは冬のリゾート地として、一部の日本人にも早くから知られており、スキーが今よりもっと人気があった20年以上も前に1度カナダのエージェントに案内してもらったことがある。その時の印象は狭いところだと感じたので、まさかこの地でジャンプ、アルペン、クロス・カントリー、モーグル、バイアスロンまで開催出来るのか気を揉んでいたところである。
今の様子では、雪を別の場所から運んでこないと開催に向けた満足なコンディションは出来上がらないのではないだろうか。
しかし、やはり冬季大会というのは夏季大会に比べると参加国が少ないせいもあって、何となく今ひとつ盛り上がらないような気がするが、どうだろうか。
今日日経平均株価が9,951円まで下がり、ついに1万円を割った。
1000.2010年2月7日(日) ブログ書き込み連続1000日達成!
3年前の5月、いま書いているこのブログを書き始めて、今日でちょうど連続1000日目となった。幾多の苦難を乗り越えた河上肇教授が人生を振り返って感慨深げに洩らした「幾山河越えては越えて来つるものかな」との心境ほど大げさなものではないが、1000日というのは自分としてもひとつの区切りで、まあよく続けて来られたものだと思う。
この間チベット、韓国、インドと3度の海外旅行に、また講師として出かけた国内旅行でもいつもPCを持ち歩き、ホテルに篭って書き続け、可能ならそこからLANケーブルで送信してきた。
因みに2007年5月に書き出してからワードの下書きにしているA4判(40文字36行)で803枚だから、単行本にして7冊分くらいのボリュームになるだろうか。文章はあまり上達しているようには思えないが、書くことに慣れてきたということは言えると思う。最近は特に文章量も増えて、大体1日1頁のペースになってきた。だが、欲張り過ぎて書くことが多く、まるで情報のつまみ食いみたいになり、どうも腰が据わっていないようにも感じている。的を絞らないといけないとは感じている。
おかげさまで結構熱心に読んでくれる友人・知人がいて、時には手厳しい反論をぶつけられることもある。海外でもアメリカ・フロリダの元商社マンの方やら、デンマークの日本人女性からご意見をお寄せいただくこともある。毎日書くことは大変といえば大変であるが、ある程度習慣づけてしまえば、それほど苦になるということもない。子どもの頃や、学生時代に多少書く癖がついたことと、社会人になっても比較的書くチャンスが多かったことが、書くことをあまり苦痛と感じないようになった一因だと思っている。
幸い書くためにタイムリーな題材を見つけようと新聞、雑誌も深く読むようになったし、しつこく調べる癖がついたことは、自分にとっても良い意味の自己啓発となっている。
A4判の原稿一杯に書くためには、1時間程度かかるので、どうしても深夜にとりかかることになる。年齢を考えるとあまり無理をして目を傷めることのないよう注意する必要がありそうだ。
これからも気持ちを引き締めて、次のステップ、NEXT 1,000 DAYSへ向かってスタートしたい。いつまで続けられるか分からないが、苦痛に感じるようになったらスパッと止めたいと思っている。記念すべき日だというのに自己満足的な他愛ない話になって恐縮。
これからもご高覧下さいまして忌憚のないご意見やご感想をいただければ有難く存じます。
999.2010年2月6日(土) トヨタのクレイムが益々拡大している。
トヨタのアメリカ国内で発生したアクセルとブレーキの不具合がリコールの対象となり、大きな社会問題になっているが、その後、国内でもベストセラーのプリウスのブレーキに苦情が出て、昨日になって漸く豊田章男・トヨタ社長が謝罪の記者会見をした。
しかし、はっきり言って豊田社長の行動はちょっと遅い。昨晩テレビで自動車関係のジャーナリストが、トヨタの遅い行動と社長の指針が直ぐ伝わらない不手際を指摘していた。昨日の社長会見でも、アメリカの運輸長官から抗議を受けてやっと動いたという感じである。
クレームの対応、処理と解決は、初動行動に尽きる。つまり、すぐ手を打てば大きな苦情にならないことでも、それを軽んじて行動を起こさないからクレームが拡大する。その点は私自身のクレーム対応体験からもはっきり言うことが出来る。
それにトヨタの豊田社長は、やはり世襲経営者の域から抜け出ていないようだ。所詮お坊ちゃんである。世間を見る目が甘い。会社を取り巻く現状と問題の本質がよく理解出来ていない。周囲から大事に扱われ、部下から傅かれ世間の動きや空気、現場というものがよく分かっていないのではないか。この苦境を乗り切っていけるだろうかと一抹の不安がよぎる。仮にこの荒波を乗り切れれば、今後の努力次第で世界でも有数の経営者になれる道が開けてくるかも知れない。
それにしてもここ数日天候が完全に昔の冬型に戻ったようだ。息子の住む新潟では、29年ぶりの大雪で毎日積雪が増している。京都でも雪が降り、金閣寺がうっすらと雪化粧したようだが、そう言えば、三島由紀夫から私の友人の父上に宛てた手紙の中に、大岡昇平が「キンカクジ」を「キンカクシ」と三島が書いた箇所があるのを思い出して思わず笑いが込み上げてくる。ワシントンでも大雪で交通障害が起きているようだ。夏になると話題になる地球温暖化は一体どこへ行ったのだろうか。
今日はほとんど書斎で評伝執筆にかかりっきりだった。依頼者の注文も段々細かくなってきたので、それを受け入れ、自然体でさりげなく人間性を真摯に表現するように文章化するのは中々難しい。今日は写真も組み込んだコピーを途中経過としてお送りした。印刷部数が少ないと言っておられたので、それなら費用の点を考えてコピーですべて済まそうと考えていたが、単にコピーするだけだと保存性に問題があるとも考えられるので、モノクロ印刷にして印刷屋に頼んだ方が良いとも考えている。
これから依頼者の気持ちを斟酌して、できるだけ迅速に作業を進めていきたいと思う。
998.2010年2月5日(金) 今日の大きな話題は昨日と同じ、小沢&朝青龍
予想していた通り、今日の朝刊は2大トピックスで埋め尽くされている。小沢民主党幹事長不起訴問題と横綱朝青龍の引退である。小沢問題ではどうして検察は起訴に持ち込めなかったのか、どうもよく分からない。3人の元秘書が逮捕され、彼らが収支報告書にウソの記載をしたと彼ら自身が語っている。金の出入りや還流も甚だしいらしく、常識的に考えると怪しくない金ならどうしてそう複雑な出し入れをする必要があるのか。小沢氏個人の資金だったという土地購入代金にしても、その4億円の現金も父の佐重喜氏から相続したもので金庫内にタンス預金していたそうだが、これも一般人の感覚ではとても考えられない。秘書は受け取っていないと言うが、中堅ゼネコン幹部は秘書に金を渡したと言う。ここまで辿り着いていながら、止めを刺せない。これで、ひとまず捜査は終わりというのでは、どうもすっきりしないし、小沢氏にまつわる資金疑惑はいつまでも解消されない。道義的責任だってあるだろう。
もうひとつの話題である朝青龍については、惜しいという声も随分聞かれる。それはそうだろう。直近の1月場所で幕内最高優勝を勝ち取ったばかりだから、現時点では相撲界の最高実力者ということになる。その実力者を身から出た錆とは言え、協会が追放するように辞めさせたと受け取られたことで、一部の朝青龍ファンから異論・反論が出てくる可能性もある。
すでに、朝青龍は故郷・モンゴルでは国民的英雄とされているだけに「無理やり引退させられた」背景には、日本の国技である相撲界がモンゴル勢にやられっ放しでメンツをつぶされたから、難癖をつけて辞めさせたと受け取られている節もある。実際当事者・朝青龍の父親はそう見ているらしい。他にも日本人でそう思っている人もいるらしいから、そこはきちんと分かってもらえるよう説明しなければいけないのではないかと思う。さもないと噂ばかりで日本とモンゴルの友好関係も損ないかねない。
午後浜松町にあるTEIセミナー会社で担当者と今月及び来月の「図解塾」セミナーで使用するテキストについて話しあった。今まで福島県と気仙沼広域連合の研修で使用していたマニュアルに、今回の特別講義「時事問題」と「会社(組織)の方針」に関する図解問題を加えた。私の担当する時事問題では「旧ユーゴスラヴィアの解体と複数国家成立の過程」と「子ども手当て」について、図解の講義をするつもりだ。少々気になっているのは、この会社のセミナー・ルームでは図解講義でいつも使用するオーバー・ヘッド・プロジェクター(OHP)の設備がないことだ。一応3月までのセミナーでは、OHPが使用出来ないとのことなので、ちょっと苦労するかも知れない。しかし、このシリーズが成功すれば、これからも「図解塾」を開催するチャンスが増えてくる。その時はOHPの採用を前向きに考えてくれるとの話だった。私自身も頑張らないと・・・。
今日は世界的な株安となり、日経平均株価は一時300円も下がった。ヨーロッパの財政不安が強まったことが火種となり、アメリカからヨーロッパとアジアへ波及したものだ。ヨーロッパではこのところギリシャ、ポルトガル、スペインの信用不安が拡大しているが、根底にある財政難が深刻らしい。東証も株安、円高によって激しい値動きに振り回されている。相変わらず株式市場では良い話が聞かれない。