充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1007.2010年2月14日(日) 昨夕近くのケニア大使館が火災
享楽社会を反映しているのか、商業主義の表れか知らないが、キリスト教国でもないわが国でも、もう長いこと今日、2月14日が「バレンタイン・デー」であることは普く知れ渡っている。
ところが、3日前のかつて大日本帝国時代には天長節、明治節と並ぶ国家の祭日だった紀元節、現在の建国記念日については、ついにテレビはおろか新聞でもそのニュースはお目にかからなかった。ましてや昭和17年の今日はまさに、大日本帝国陸軍がシンガポールを陥落させた日であることを知っている日本人は少なくなった。誤解されると困るが、これは歴史上のエポックである。
明治はおろか、昭和も遠くなりにけりというところであろうか。
さて、昨夕自宅近くにあるアフリカのケニア大使館が火災で建物一棟が焼失した。夕方5時半ごろのことだったが、自宅に居て気がつかず、朝刊を見て知った有様である。自宅からほんの500mぐらいの距離で、普段から傍をよく通るし、20年以上も前に動物写真家・平岩道夫氏父娘のアフリカ写真集出版記念パーティに招かれ、お邪魔したことがある。近くにはジンバブエやナミビアの大使館もあるが、ケニアの大使館はそれらの大使館に比べても建物が立派で場所が良く、敷地も広い。歩いても10分もかからない場所なので、覗き趣味があるわけではないが、どんな様子か覗いてみようと野次馬根性丸出しで大使館の近くまで行ってみた。正門から奥まった場所にあり、焼けたのは業務用の大使館の建物ではなく大使公邸で、新聞によれば鉄筋コンクリート2階建て約440㎡の内1,2階の220㎡が焼けた。壁は半分くらい残っていたが、建物としては無残にも焼け落ちて建て直さなければとても使用出来まい。周囲を歩いて回ってみたが、焼け落ちた建物は離れた三方から見ても無残である。
今日は本来なら「江戸城再建を目指す会」定期総会の日で、懇親会もあるので、出席するつもりだったが、火曜日と木曜日の「図解塾」のテキストとパワーポイントのスライドのレビューに時間を費やすことになった。担当する「時事問題」では、課題として「旧ユーゴスラヴィアの解体と新国家成立の過程」と「子ども手当て」を講義する予定だ。OHPを使えないので、その分パワーポイントの画面を鮮明にして分かり易いものにしないと、講義も説得力を欠く恐れがある。
何とか時間をかけ、アニメーション設定も取り入れて半分ほど仕上げることが出来た。明日はもう少し手を加えて、更に一覧性に優れた画面を作りたいと思っている。
1006.2010年2月13日(土) バンクーバー・オリンピック開会式
バンクーバー冬季オリンピック開会式が行われ、NHKでは午前中からずっと中継放送をしていた。ところが不思議なもので、すでにジャンプ競技の予選はその前に始まっていた。あまり式典の日時に囚われないようなら、パロディのようだが、一度思い切って最初に閉会式を、最後の日に開会式をやってみたらどうなるか。
オリンピック開会式としては史上初めて屋内で開かれた。屋内開催のメリットは当然想定していたと思うが、屋外に比べてスポーツの祭典というイメージがやや弱い。デメリットの面では、消費電力はこのエコ時代の中でバカにならないのではないか。
開会式の印象としては、派手なパフォーマンスばかり続いたが、あまりにも開催国・カナダ建国史の宣伝臭が強く、「先住民との融合」を訴えるにしても些か鼻についた。カナダも自己主張の強い中国に近づいてきたなと感じた。折角82ケ国・地域、86種目、2,600人が参加する冬季オリンピック史上最多の大会であり、世界平和の象徴でもあり、その祭典だと思うので、もう少し鳩山首相好みの世界の「友愛」とか、国際「平和」のイメージを演出出来なかったものだろうか。
日本選手団の行動に、昨日からちょっとしたトラブルがあったようだ。ハーフ・パイプの国母和宏選手がユニフォームのふしだらな着こなしをしていたことで日本代表団の品位を落としたとされ、一時は全日本スキー連盟も出場辞退を考えさせていたようだ。最終的に橋本聖子団長の判断で出場させることになったが、どうもハーフ・パイプの選手の言動は、前大会の成田童夢選手も顰蹙を買っていた。国母選手は反省したフリをした会見でも、言葉遣いや態度がまた非難を増幅させていた。新興スポーツの選手の中にありがちだが、自分は国家を代表する選手であるとの自覚がやや足りないようだ。「個性的」を自分の思う通り何をやっても許されると勘違いしている節がある。だが、この場合高砂親方の横綱朝青龍に対する指導がなっていなかったように、国母選手の場合もコーチや周囲の関係者の指導、教育が徹底していなかったのではないだろうか。
これから2週間余りバンクーバー周辺の室内外で技と力の競い合いが行われる。日本選手団は過去最高の成績だった長野大会を上回るメダル獲得を目指している。果たしてそう思惑通り行くかどうか、がんばって欲しいものである。
さて、午後になって知研・秋田事務局長から緊急の電話があり、「知の現場」で野村正樹氏を取材した執筆原稿の中に、「作家・最相葉月氏から鉄道には『f分の1ゆらぎ』があると聞いた」の表現について、最相氏自身から自分はそう話したことはないので、その箇所を取り消して欲しいと申し出があったと知らせてくれた。
ロマンスカー内で取材した時に、私自身野村氏から確かにそのように聞いたし、推敲の折り野村氏もその箇所については話題にもならなかったし、修正もしなかった。念のためにもう一度DVDを観てみたら、野村氏がやはりそのように話していたことが確認出来た。
「f分の1ゆらぎ」については、武者利光・東京工大名誉教授が「ゆらぎの発想」(NHK出版刊)で詳しく書いていると聞いたので、早速自宅近くの目黒区立八雲中央図書館から同書を借り出して調べてみると、確かに鉄道には「f分の1ゆらぎ」があって心地よくなり眠くなると書いてある。東洋経済新報社が近いうちに「知の現場」重版を発行するに際して、最相氏の申し出に添って訂正する必要があると言っている。野村氏は生憎入院中だったが、氏へ宛てて私の考えと代案も提示して、どのように文章を書き換えたら良いかお伺いを立てるFAXを送った。野村氏からどういう回答が送られてくるか分からないが、野村氏が他の人の発言と思い違いをしている可能性が高いので、今のところ最相氏の言うように少なくとも削除を求めている箇所については、そのように書き直そうと考えている。
1005.2010年2月12日(金) また隠蔽公文書が見つかった。
また考えてもいなかった公文書の存在が明らかになった。ロッキード事件直後に当時の中曽根康弘・自民党幹事長がアメリカ政府に、ロッキード事件もみ消し要請をする公文書がアメリカで見つかったのである。その当時当然ながら日本政府、並びに自民党内にはここに至るまで複雑な事情があったらしい。中曽根幹事長は、三木首相に「高官名リストが公表されると日本の政治は混乱に投げ込まれる」「公表を遅らせるのが最良」と言ったと言われている。そのうえで、もみ消し要請をした。
当時三木首相は事件の真相解明を言明していたが、もしこの事実が公表されたら三木内閣の崩壊、選挙での自民党の敗北、日米安保体制の破壊につながる恐れがあると中曽根幹事長から強く指摘もされた。結果的にこの資料は原則として公表しないことを条件に日本の検察に提供された。
まあ国賊的な政治家どもの呆れたパフォーマンスである。昨年核持ち込みに関する外交密約文書が長い疑惑の年月を経て、その存在が明らかになったばかりである。まったく過去の自民党政府は国民に対してウソばっかりついていたというていたらくである。
よくもぬけぬけと嘘八百をついていたものである。「火のないところに煙は立たぬ」というが、煙の立ちっぱなしではないか。騙されていたのは、蚊帳の外に置かれている国民だ。まったくアホらしい。綺麗ごとばかり言っていた三木首相は亡くなったが、中曽根元幹事長は相変わらず健在である。こういう嘘つき政治家をこのまま黙って許しておいていいものだろうか。まったく腹が立つ。
午後JN協会の定例セミナーでは、クロアチア政府観光局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏がクロアチアについてパワーポイントとDVDを使い、丁寧に説明された。内戦が終結して旧ユーゴスラヴィアから独立したクロアチアはいくつかの世界遺産や、自然公園もあり、加えてアドリア海沿岸のクルージングのルートにもなって観光ブームを巻き起こしている。2年前に日本に政府観光局も開設され、訪れる日本人観光客は10年前に比べて10倍の伸びを示し、昨年は16万人余りの日本人客が訪れたという。
片山氏は父がクロアチア人で、母が日本人ということで、セルビアに住む山崎洋さんと同じだ。山崎さんのこともよく知っていたし、今度彼が一時帰国した際には連絡をとって会おうということになった。
夕刻は浜松町TEI社の「図解塾」・「私の仕事図」第2回の講義に出席した。第1回の久恒啓一理事長の講義には出席しなかったので、第3回と第4回で私が担当する「時事問題・図解」の参考に資するために、今日の八木哲郎会長の講義にアシスタントとして参加した。受講生が図を描いている間テーブルを巡回してアドバイスをしていたが、驚いたのは受講生のひとりにまだ在職中に旅行産業経営塾で偶々講師を務めた時、その事務局におられた人から挨拶されたことである。かつて一般旅行業資格の講義を名古屋で行った時の受講生から、サンフランシスコのみやげ物屋の店員から突然声をかけられ面食らったことがあるが、講師をしているとこんなことが偶にはある。
午後9時に講義を終えて府中市内まで帰られる78歳の会長にとっては本当にお疲れさんである。夜は新宿くらいまでしか出られないと言っておられたが、その通りでよく浜松町まで来られると思う。帰りに浜松町駅近くで一杯ご馳走になる。テキストはすでにTEI社に手渡したが、もう少し手を加えてより効果的にしたいと考えている。
1004.2010年2月11日(木) トヨタは苦情の対応方を知らないのでは?
くどいようだが、トヨタのリコールに関する責任の取り方と対応はやはり甘い。アメリカ国内の批判に対してトヨタ自動車のトップである豊田章男社長が渡米して、アメリカ国内で充分説明して納得させるということだったが、渡米は来月上旬だという。こののろのろした対応は、一体どうしたというのか。鉄は熱い内に打てというが、クレーム対応も同じだ。この緊急事態に何を考えているのか。確かにアメリカ東部、特に首都ワシントンとニューヨークでは111年ぶりの大雪で交通は遮断され、連邦政府は今日まで4日間も休業状態だという。これでは議会筋に話をしようとしても、話し合いの場の設営が出来ないという論理も分からないわけではない。しかし、私自身の苦情処理体験から言えば、こういう時こそまず本丸である議会へ駆けつけて、ひたすら会って説明したいというジェスチャーと誠意を示すことが大切だ。情緒的ではないとされるアメリカ人だが、案外そうでない点もある。ここは、豊田社長が遠い日本から車の不始末の謝罪と説明のために、わざわざアメリカへやってきたというパフォーマンスをアメリカ国民や議会関係者の前で示すことによって彼らの気持ちも少しずつクールダウンしてくるのではないかと思っている。その点で豊田社長の行動は少々のんびりし過ぎていやしないだろうか。
一方、バンクーバー・オリンピック開催を目前にして相変わらず現地では雪が積もらず、関係者をやきもきさせている。東海岸では大雪、西海岸では桜も見られるという異常気象には、つい1ヶ月前のハイチ大地震も関連づけてしまう。
ハイチ政府の発表によれば、大地震の犠牲者は少なくとも23万人だという。なお、犠牲者の数は増えそうなので、近年稀な大災害ということになりそうだ。今朝の朝日新聞によると、ハイチでは災害にも貧富の差により明暗が生じているという。同じ首都ポルトープランスに住む裕福層と貧困層の間でも打撃は大きく異なる。市内中心部は政府関係の建物を含めて壊滅的な損壊状態だが、同じ首都でも富裕層の住む高台は地盤が固いせいでそれほど破壊されていないという。スーパーには品物が溢れ、贅沢品も陳列され、ガソリン・スタンドではガソリンを切らしたことはないらしい。同じ市内の貧困層の住む地域が徹底的に破壊されているのと比べて対照的である。
世の中というのは不条理のめぐり合わせである。恵まれた者は大して辛い体験なしに人生をぬくぬくと生き、貧しい人は徹底的に痛めつくされて、死と背中合わせの内に人生を終える。この不釣合いを解消するのが、政治のひとつの役割だと思うが、今の政治家は自分自身の欲得のためにしか仕事をしないように見受けられる。
特に、今日保釈中の民主党の国会議員石川知裕氏の離党に関する小沢民主党幹事長の記者会見ぶりを見ていると、日本の政治には良識はないと悲観せざるを得ない。まったくお先真っ暗である。
午後から孫のヤマハのエレクトーン発表会があると息子夫婦から知らせがあったので、寒い中を妻ともども横浜の関内ホールへ出かけた。小学生も高学年生あたりになると難しい曲をアンサンブルで中々聞かせるものだと感心して帰る。夕食をともにしたが、やはり少々疲れる。
それにしても今年も建国記念日に関するメディアの報道が、私の知る限りまったくなかった。右翼も騒がず、日本遺族会も靖国神社も音なしの構えだ。神武天皇も影が薄くなったということか。
1003.2010年2月10日(水) トヨタへの不信感をトヨタはどう取り返すのか。
先日来大きな問題となっているトヨタのリコールに関して、昨日豊田章男・トヨタ自動車社長が再び記者会見を開いた。アメリカで問題視されたトヨタ各種の車のブレーキとアクセルの欠陥が判明したうえに、日本でも昨年売り出したプリウスのリコール問題が持ち上がったために、海外メディアを含めて400人を超える内外の記者が集まったという。
遅かった前回の社長記者会見では、釈明という点では充分納得させていないために改めて開かれたものである。しかし、プリウスのブレーキがすぐ効かないという指摘や苦情に対しては、フィーリングの問題と逸らしていたトヨタも、今回改めてブレーキの設定が不適切であったと認め、リコールに踏み切ることにした。
トヨタの対応の遅さもさることながら、アメリカの関係者の追及は執拗で鋭い。トヨタの失態をアメリカ自動車産業の復活に転換させようとの意図もありありと見え、アメリカ政財界、マス・メディア挙ってトヨタ叩きを始めている。それらの声を意識したのか豊田社長の記者会見では冒頭に英語で謝罪した。アメリカ人記者からは「社長が再び会見したのは批判を浴びたからか」とか、「アメリカの怒りをどう分析するか」とか、ことの本質から外れた意地の悪い質問が相次いだ。今日10日にはアメリカ議会でこの件に関して公聴会も開かれる。
穿った見方をすれば、日本車叩きは日本叩きで、アメリカの言うことを従順に受け入れない最近の日本政府への意趣返しで、普天間基地移設問題のこじれたツケを日本に請求しているようにも受け取れる。
しかし、所詮何を言ってももとを糺せば日本車「トヨタ」自体に問題がある。優秀な技術以前にトヨタの心が蝕んでいるように思える。最初のブレーキ事故が発生してから原因究明と対策、改善等が遅れを取ったことと、会社側が謙虚な反省と迅速な対応にもう少し配慮していれば、これほど国家間の外交関係にまで発展するようなことはなかったと思う。
それでもトヨタはリコールとその対応に動き出した。豊田社長も近々アメリカへ説明に出かけるという。この教訓を糧に、もう2度とこのような不祥事を引き起こさないよう世襲社長以下全トヨタ社員が一丸となって、決意を新たに出直して欲しい。
先週末にカナダのイカルウィットで開催されていた主要7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、中国に対する要望が強く出された。今のG7をG4にしようとの働きかけも中国にその気がなく、主要国の間で中国に対する不満が燻っているという。中国が自己本位で世界のリーダーとしての責任を果たしていないとの苛立ちがある。G7関係国の間では中国に対する幻滅が最近になって一層広がっている。
一番不信感を与えたのは、昨年のCOP15の際、主要国の期待に反して協定案に妥協しなかったことである。遂にオバマ大統領は、中国にとって触れられたくない安い人民元問題に踏み込んだ発言までしている。中国も今までの発展途上国の仮面をそろそろ外すべき時である。