充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1022.2010年3月1日(月) オリンピックも終ったなぁ
今日から弥生3月である。わが家の庭でも梅の花が咲き、メジロが餌を啄ばみにやってくる。何となく日本的風情がある。
遠い外国のカナダでは冬季オリンピック祭典が閉会式を迎え、その遥か南ではチリ大地震が発生している。チリでは地震による死者が700人を超え、被災者は200万人とも言われる。オリンピックの華やかな陰で、悲惨な状況に立ち向かわねばならない人は多い。チリでは送電系統がやられて、電気を頼りにすることが出来ず、住民は真っ暗闇の中で水と食料の確保に懸命のようである。
日本政府も早速救援隊を派遣することを決めた。ハイチの時は初動の動きが鈍かったので、その辺りを意識したのだろう。
さて、興味深い話題が3つある。ひとつは統計である。日経夕刊によれば、EU域内で1人当たり国内総生産(GDP)が最も高い地域はロンドンだそうである。金融街シチーがあるせいだろうが、第2位のルクセンブルグ、第3位のブリュッセルも金融機関や国際機関が多い。ロンドンの1人当たり平均GDPは約1,000万円だそうだから、世界でも屈指の金持ち地域だと思う。他人の懐具合を詮索するのはあまり趣味が良くないが、外国報道人もそういう意味では覗き趣味と言えるかも知れない。
2つ目は物騒なニュースである。かねてよりお互いに強硬な非難合戦を戦わせていたイスラエルとイランが緊張状態になってきた。そもそもイスラエルの存在自体を否定するハマスを支持するアフマディネジャド・イラン大統領が、テヘランで開催中の会議に参加したパレスチナ解放人民戦線代表者を前に、徹底的にイスラエルを非難した。以前からパレスチナのハマスなどはイランから支援を受けていると言われる。一方、ぞっとする話だがイスラエルは、イランに隙あらば先制攻撃も辞さないことをかなり前から計画している。変なことにならなければいいが・・・。
3つ目は、ちょっとユーモラスだが、アメリカのオバマ大統領がまだ禁煙出来ないようだ。立候補した時約束した「禁煙の誓い」をまだ実行出来ず、ホワイトハウスは原則的に禁煙のため就任後は吸わないと公言した約束も、まだ守れず四苦八苦しているらしい。まだ可愛い公約だが、われわれタバコを吸わない人間から見れば、どうしてタバコなぞを止められないのか不思議なくらいだ。タバコを止められないような人がノーベル平和賞をいただけるのだから、ノーベル賞受賞者の意思も大したことはないなぁ。
1021.2010年2月28日(日) 国内外ともに慌しいつごもりの一日
昨日南米チリで起きた大地震はマグニチュード8.8という超弩級のスケールで、チリでは300人を超える死者が出た。地震に伴って発生した津波が、そのまま太平洋を北上して日本にも影響すると予想されていた通り、今日はNHKなんか番組を変更して朝から津波情報にかかりっきりである。
バンクーバー・オリンピックも終盤に近づき、今までその存在すら知らなかった団体パシュートというスピードスケート・レースで、日本女子チームがひょうたんから駒というのか、あれよあれよという間に決勝まで勝ち残り、銀メダルが転がり込んできた。ドイツを相手にした決勝戦は好レースとなり、終始日本がリードしていたがゴール間際に逆転され、僅か2/100秒差で敗れてしまった。悔しさに橋本聖子団長なぞは、金だったならばなどと欲深いことを言っていたが、大健闘である。有終の美を飾りメデタシメデタシではないか。
ところが、国内では午前中からチリ地震による津波ニュースが溢れんばかりである。時々刻々と津波の襲来時刻を放送する。昨日予告した日本到着時間とそれほど違わないからすごいと思う。午後1時くらいから北海道・東北地方沿岸部へ少しずつ影響が出てきた。花咲港や久慈港では1m以上も高波が押し寄せてきた。夜の7時過ぎになって高知・須崎港でも1mを超える高波がやってきた。
自然の力というのは恐ろしいとつくづく思う。チリ沖合いでプレートが落ち込んで表面がずれた結果地震となり、それが大きなエネルギーを伴って海水を押し寄せるか、引っ張るかの作用をしているわけだ。延々2万㎞近い距離を大波がすごいスピードで走り続けて日本沿岸にやってきたことになる。地球の不思議さと言うか、実に神秘的である。
60年安保闘争の真っ只中の1960年5月22日に起きた三陸沖地震は津波を伴い、国内で142人の死者・行方不明者を出したが、それもチリ沖合いの地震の影響である。その時のマグニチュードは、これまで計測された最大級のものでM9.5だったという。現在チリのサンチャゴ国際空港も損壊されて航空機が飛べないというから、ハイチ同様チリの被災者救済活動も、これから国際的支援を仰ぎ、国際的な規模で行われるのだろう。
日本では今のところ死者はいないというが、チリでは今後犠牲者の数が増えていくことだろう。地震国に住むわれわれとしても安閑としてはいられない。
さて、昨年3月に行われた東京国際マラソンが、今年は1ヶ月も繰り上げて今日雨の中で開催された。出走者が32,000人というから驚異的な参加者数である。出走風景を観ているとまるで芋を洗うような雰囲気である。市民ランナーとして一般参加者が年々増え、今では出走のための抽選が行われているが、それも大した競争率で出走自体が難しい。何でも昨年は6倍の競争率だったというが、今年の応募者は30万人だというからすごい。幸運にも横浜に住む長男が昨年に引き続いて抽選で出場権を得た。数日前から天気予報がぱっとしないので、気になっていた通り、今朝から雨がしとしと降り続け、気温3℃と寒さも厳しくなり、あまり無理をしないよう場合によっては途中棄権もやむを得ないと考えていたが、夕方になり完走したと連絡があった。昨年のタイム3時間58分を上回る記録を狙っていたらしいが、やはり悪天候には勝てず、記録は4時間12分とのことだった。最後には寒さで足が動かなかったというからよほどコンディションは悪かったのではないか。目標完遂とは行かなかったが、悪天候の中で完走し、昨年より14分遅いだけだから、まあ健闘したのではないか。
普段中々忙しい中で毎日トレーニングを重ねるのは大変だと思うので、これからは無理のない健康マラソンにチェンジして、妻子に心配をかけないよう「ほどほどマラソン」「そこそこマラソン」にしたらどうかと思う。
1020.2010年2月27日(土) 日本にもデフォルトの危機が襲うか?
昨日沖縄で地震があったが、あまり気にも留めないでいたところ、今日夕方になって南米のチリでマグニチュード8を超える大きな地震があったという驚くべきニュースが入ってきた。詳しい情報はまだ得られていないが、津波が太平洋を横切り、南半球から北半球へやってきて日本には明日午後1時頃に到達するというから、そのスピードが速いのか遅いのかは分からないが、油断はできない。60年安保闘争の年にチリで地震が発生したことがある。太平洋を越えて日本にも津波が押し寄せ、三陸地方を中心に日本でも100人以上の死者が出るという大きな被害があったことを思い出す。
先月ハイチで大地震があったばかりだが、このところ天災地変が各地に大きな被害を及ぼしている。どのくらい予防出来るか分からないが、警戒するに越したことはない。これから明らかになるであろうチリの地震被害が心配である。
さて、このところギリシャの財政状況が危ういとの報道が目立っている。ギリシャ政府はEUの支援を受けつつ、再建策を模索しているが、その中で国民に厳しい忍耐を要求した。公務員の賃金カットや、年金支給額の削減、等々が国民を怒らせて大きなデモ騒ぎになっている。世界的な不景気は、ギリシャだけに留まらず、ヨーロッパ諸国を襲っている。今ギリシャ以外にも、ポルトガル、スペイン、イタリアが危機的状況に近づいているらしい。これらの国々のイニシアルを並べて、「PIGS」と呼ぶそうだが、何と「豚」ではないか。豚扱いされたこれらの国々は、今必死になって財政破綻から逃れようとしている。
外国の財政破綻をこれまで対岸の火災視していたわが国だが、昨日の日経夕刊によると下手をすれば日本もデフォルトに落ち込む危険性があると警告している。日本の国債発行額が異常に多いことがその根拠である。昨年末国の借金が871兆円で国民1人当たりに換算しても7百万円を超えるというのだから空恐ろしい。仮に消費税の引き上げだけで財政健全化を目指すには、消費税率を35%に上げる必要があるとの試算がある。とてもじゃないが、非現実的である。
しかし、こんな財政悪化が進捗する中で割合のんびりしていられるのは、日本の経常収支が黒字であることと、国債の90%以上を日本人が買っているからだと言われている。それにしても毎年毎年国債発行を繰り返しながら、一向に財政立て直しを論議しようともしていない。まだ、新聞で報道している程度で政治家や財務省の官僚たちは、まだ目覚めてはいないらしい。
いつまでも国債を発行し続けて、挙句の果てに国を破綻の方向へ向かわせようというのだろうか。
1019.2010年2月26日(金) バンクーバー・オリンピックに思う。
バンクーバー・オリンピックも今やたけなわで、どのテレビ局もオリンピック競技をわれ先がちに放送している。一昨日女子フィギュア・スケート・シングルが始まるや、そのフィーバーぶりは頂点に達し、一億国民が浅田真央選手の金メダルを希う有様である。朝から晩まで浅田とライバルの優勝候補、キム・ヨナ選手をあの手この手で取り上げ、そのエスカレートぶりは、国会論戦や沖縄米軍基地問題などそっちのけで、まったく眼中にない感じである。女子フィギュアのように、これまでにこれほど「一時的に」熱の入ったスポーツ種目は近年ないのではないかと思わせられる。結果はSPで1位に立ちリードしていたキム・ヨナ選手が、今日のフリー競技でも浅田選手を圧倒して金メダルを獲得し、浅田は銀メダルだった。それでも2人の好勝負は大きな感動を呼んだようである。実力伯仲の2人の勝負は、まだこれからも続くのではないだろうか。
それにしても、フィギュアのように伝統のある競技は見応えがあるが、近年急速にスポットライトを浴びるようになった競技にはどうもあまり興味が湧いてこない。夏季オリンピックには、新しい種目はそれほど増えていないようだが、改めてバンクーバー大会を見てみると、知らないような競技が多い。特に近年になって新たに冬季大会に加わった競技は、一般人が楽しめるようなものが少ない。高価な用具を使うことと、競技場が特殊な場所に限定され、誰で出来るというものではないようだ。これではオリンピックの精神に悖るのではないか。
かつてはなかったパラレル大回転、モーグル、エアリアル、スノーボード・クロス、スキークロス、リュージュ、ハーフ・パイプ、スケルトン、カーリング等々は、用具にお金がかかるうえに設備や施設にもお金がかかりそうで、誰でも気軽にプレイ出来るスポーツとは言えない。こういう競技種目をメジャースポーツ化するのは、長い時間がかかるし相当な資金を必要とすると思う。それに一番頭を悩まされるのは、これらのスポーツが進化すれば、概して危険性がより増してくるということである。用具とか機械を使用するようになれば、当然極限まで追及するようになる。それはスポーツというより危険な曲芸への転換を意味する。世紀の祭典で危険と背中合わせの競技を開催して、果たしてどれだけの意味があるのだろうか。
今度の大会でも開幕前に練習中の事故で1人の選手が亡くなった。ほどほどなら良いが、最近の傾向は物珍しさとか、新し好きばかりが目立って、極端に走り見境がないような気がする。
何でもかんでも土地の名物競技なら取り入れようとするのを1度検証して、オリンピック精神に則っているのかどうかをじっくり精査して、整理することを考えてみることも大切ではないだろうか。そんなことが頭をよぎった。
1018.2010年2月25日(木) これが公正か? 意地悪なアメリカの公聴会
日本時間の明け方近くに続けられていたアメリカ議会の公聴会2日目は、トヨタの豊田章男社長を参考人に召還して、トヨタ批判の急先鋒の議員を筆頭に豊田社長にあらゆる質問をぶつけた。一見してこういう場が得意ではなさそうな豊田氏の顔にはスマイルが見られず、終始暗い表情でうるさ型の議員の質問に応えた。
しかし、これではまるでつるし上げである。公開処刑である。豊田社長はアメリカ中のさらし者になっている。この公聴会というシステムは、果たしてその名に叶った公聴会の公聴会になり得ているのか疑問でさえある。こういう魔女狩りを利用して不正を暴くとか、国民の安全のためと詭弁を弄して今後も続けていくとするなら、これは最早自由主義ではなく、一種の経済統制ファッショではないかとこの公聴会という制度そのものに疑問を呈せざるを得ない。
今日の豊田社長は昨日のレンツ社長ひとりの時とは違って、別の北米統括会社の稲葉社長と同席し、自分の考えを述べた。しかし、出席した12人の議員の質問に対して応えたトヨタの考えが、彼らに必ずしも納得されてはいないとの印象を受けた。3時間半の公聴会を終えて豊田社長は、アメリカのトヨタ関係者の討論集会で励まされたことに感激したのか、つい涙ぐんだが、このあたりは正直なところもっと我慢して、涙を見せないで欲しいと思った。
こういう公衆の面前では、ディベートの経験が足りないような応答ぶりの豊田社長は、今後アメリカにおける出番が増える事態に備えて、これからでも良いから質疑応答のトレーニングを積んだ方が良いと感じた。
それにしても、アメリカ側議員の「日本とアメリカの文化の風土が違う」とか、「アメリカの顧客を軽視しているのではないか」や「苦情を社内に伝えないような内規でもあるのか」のような無礼な質問に至っては、日本最高の国際企業を何とかへこませてやろうとの底意地の悪い気持ちが見え隠れしているような気がしてならない。これこそジャパン・バッシング以外の何物でもない。
しかし、ともかくこの危機を切り抜けるのはトヨタ自身に他ならない。一日も早くこの苦境を脱して立ち直って欲しいと願うばかりである。それはそれとしてどうもアメリカ人の手法が理解できない。