充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1165.2010年7月22日(木) 金賢姫への厚遇に疑問の声
金賢姫・元北朝鮮工作員が、拉致事件被害者家族と鳩山前首相の私邸である軽井沢の別荘でこっそり会っているのも話としては奇妙である。個人の住宅を舞台に国境を越えた国家的犯罪の関係者たちが秘かに会って、話し合いをするという点にミステリアスなシナリオと薄気味悪さを感じる。案の定今日発売の「週刊新潮」に場所を提供した鳩山前首相について、これによって次回衆議院選挙に立候補しないと言った前言を翻しても、国民に分ってもらえるだろうとの前首相の軽薄な思惑があると取り上げられているようだ。衆院選と別荘提供がどう結びつくのか分らないが、拉致事件関係者の面会は高級別荘らしい雰囲気の中で、関係者以外は近づけない厳戒体制の中で行われた。そして今日金賢姫は軽井沢から調布まで車でやって来てヘリコプターに乗り換え、江東区のヘリポートへ飛び都内のホテルで拉致家族に会った。
驚いたのは調布から江東区までのヘリ飛行中に相模湾上空から横浜上空を回ったらしい。今日は天気も良かったので、富士山を見てもらうとびっきりのサービスをしたのではないだろうか。
金賢姫に対するあまりの手厚い接待と厚遇に、一部批判の声が上がっている。谷垣自民党総裁もテロリストを国がらみで歓迎しているように受け取られるのは問題であると批判的である。
結局金賢姫から新しい実利的な情報を得ることは出来なかった。家族会としては彼女から「被害者は必ず生きています」との激励に力づけられたと言っているが、状況が進展する様子は見えない。気の毒なのは犠牲になっている拉致被害者と家族である。
さて、今日の日経夕刊に東洋英和女学院大学・村上陽一郎学長が昨今流行気味の言葉の無意味な省略について批判的なエッセイを書いている。私もまったく同感である。そもそもテレビの雑な話し言葉から徐々に乱れてきたと考えている。特に呆れたのは、言葉について責任ある立場のNHKが気安く下賎な省略語を使い出したことである。
例えば、民間テレビが地上デジタル放送のことを「地デジ」と言い出したが、それを真似てNHKも「地デジ」と言い出したことである。どうしてこんな乱れた略語を使用するのかと思っていたが、村上学長もそう感じたようだ。もうひとつ同意見なのは、「目線」という言葉である。以前からどうして「視線」ではダメなのかと不思議に思っていた。村上学長もそう書いていて、次のように分析している。「何となく、きちんと言えば、素人で、省略すると、業界に近い、玄人っぽい、その方面に通暁している、というような思いがあるのでは。如何にもそれはさもしい根性ではなかろうか」。まったくその通りである。その意味ではさもしいチャンピォンはNHKだろうか。
1164.2010年7月21日(水) 毎日暑い! 暑い!
ここ数日雨の降らない地域では、猛暑となっている。雨が降れば洪水を引き起こし、各地に大きな被害をもたらしている。一方で、好天気のところでは多数の熱中症患者が出ている。館林市内の38.9℃を始め、北関東ではほとんど35℃前後である。 ロシアでは旱魃が心配され、南半球ではチリやボリビアで大寒波による死者が出ている。地球温暖化のせいとは一概には言えないだろうが、それにしても極端から極端に走る気象には油断がならない。明日の天気予報をみるとほとんどが最高気温300℃をオーバーしそうである。とにかく暑い。
EU内の隣国同士、ハンガリーと国境を接しているスロバキアの街・シュトロボに住むハンガリー系住民に対して、ハンガリーがハンガリー国籍を与えると勧誘して話題を提供している。陸続きの向う三軒のような地勢なので、両国の間でもお互いに異国という感じがしないのかも知れないが、法律的にはそれぞれひとつの独立国である。それにしてもハンガリーも自分たちの都合だけで、よく他所の国にチョッカイを出すものだ。
十数年ほど前、チェコで学校訪問を終えた後、スロバキアの首都ブラチスラバからシュトロボを経てドナウ川に沿ってブダペストまでやってきたことがある。その時は、ブダペストの夜景の美しさに陶然としたものだが、今ふっとシュトロボの街を思い出した。ドナウの女王と呼ばれるほど景観の美しいブダペストが、ブダ地区とペスト地区を総称してブダペストと呼ぶと聞いたのはその時が初めてだった。ヨーロッパの古都はどこも美しい。それは景色の美しさばかりでなく、都市計画の素晴らしさもあると思う。最近はBSテレビで都市めぐり番組を観る機会が多い。訪れた都市を放映する時は懐かしい気持ちで楽しむが、訪れたことのない都市の場合は好奇心で観る。
昨日テレビで新しく建設された国会議員会館を紹介していた。総費用として約1,700億円が投資されたそうである。国会議員1人当たりに換算すると約2.5億円である。会館内部は議員個室が広くなり、それほど必要としない設備も作られ、贅沢三昧である。さらに今回当選した参議院議員は、登院1週間で1ヶ月分丸々の給料(230万円)がもらえるそうだ。これを一部にはおかしいという議員はいるが、国会議員大勢としてはその声は表に出てこない。自分たちが有利なことには甘いばかりでなく、国民感情意に介さずの姿勢でぬくぬくとしている。こんな人たちに国を任せて果たして大丈夫だろうか。
1163.2010年7月20日(火) 金賢姫・元死刑囚が来日
今朝4時元北朝鮮工作員の金賢姫・元死刑囚を乗せた日本政府特別機が羽田空港に到着した。そのまま異例の厳重警戒の中を早朝の都内を駆け抜けて軽井沢へ向かい、驚いたことに鳩山前首相の別荘へ入った。
電光石火の早業で金賢姫が来日したことの背景には、昨日何となく感じた韓国の北朝鮮に対するイラついた気持ちのしっぺ返しがあるのではないかと推察していた。
ところが、今朝のテレビの報道番組を観ていると「コリア・レポート」の辺真一氏が、韓国政府は卑劣極まりない北朝鮮の拉致事件で北を非難し、さらに金賢姫を使って大韓航空機爆破事件を引き起こした北の責任を糾弾することによって、韓国哨戒艦沈没事件に対する北の責任を国際社会にアッピールして北を追い詰めようとの思惑があると話していた。他方で韓国国民の気持ちとしては、金賢姫が日本へ行くことについて釈然としない気持ちを抱いているのではないかという。金賢姫は大韓航空機事件115名の犠牲者の遺族に対してまだ一度も面会も謝罪もしていないので、訪日について韓国国民は必ずしも納得していないのではないかとも言っていた。
加えて日本国内にも出入国管理法に反するとの声とともに、大韓航空機爆破事件の際日本人の偽造旅券を使用した公文書偽造の疑いもあるとの指摘もある。中々問題は複雑である。
4日間の滞在中に拉致事件家族会の方々に会って、少しでも彼らの気持ちを慰め、被害者の生存への期待を持たせようとの意図が、少しでも叶えられれば結構である。
辺氏は事件解決のためには、日本と北朝鮮政府代表者が話し合いのテーブルについて、解決へ向けた具体的で実効性のある話し合いを行うことが先決であり、併せて日朝政府のトップ同士が会見することが重要であると語っていた。
北の頑固で悪質な姿勢はそう簡単に変わるとも思えない。北にはどこの国も手を焼いている。北朝鮮から一番頼りにされている中国は、北にばかり配慮しないで迷惑を蒙っている国々のことを考え、もう少し大人の対応が出来ないものだろうかと聞きたい。さもなければ金正日総書記の早い他界を希うより方法はないのではないか。
今日の朝日夕刊一面の「人脈記―毒に愛嬌あり」を呼んでゾッとした。1969年新年参賀の際、昭和天皇に向けてパチンコ玉を打った奥崎謙三が、その後彼を主人公としたドキュメンタリー映画を撮られていた時に、奥崎が「中隊長を殺そうと思う」と言い監督は震え上がったという。翌年12月に実際に中隊長の自宅を訪れ応対に出た長男を改造拳銃で発砲し逮捕された。
昭和天皇に戦争責任ありと思い込み、従軍したニューギニア戦線で無謀な処刑を命じた中隊長に対してもその責任を問い詰めるべく、追い回していたらしい。
似たような話はビルマ慰霊団や、中部太平洋戦没者遺骨収集事業の際にも聞いた。戦火の中で味方の上官を狙って弾を撃ったという元兵士からも話を聞いた。戦地で苦労された私の知っている方々はほとんど亡くなられたが、今でも時折戦争の話を聞くとやるせない気持ちに捉われる。
1162.2010年7月19日(月) 元死刑囚に超法規的手続きが取られるか。
1987年に起きた大韓航空機爆破事件犯人の金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚が明日来日すると発表された。北朝鮮による拉致事件被害者家族、特に北朝鮮で接触があったという横田めぐみさんの両親に、めぐみさんの様子を直接伝えて励ますことが目的だそうである。以前から日本政府は韓国政府に対して事件解決策のひとつとして、日本人拉致の事情を知るキム・ヒョンヒを日本に招き、知っている真実を話す機会を与えてくれるよう要望していた。だが、実際には北朝鮮に配慮する韓国が日本の要望を受け入れることはなかった。
しかし、ここへ来て微妙に状況が変わってきた。金大中大統領以降韓国と北朝鮮が太陽政策の下で表向き友好的な外交関係を樹立していたからである。ところが、現在の李明博大統領になって俄然対応が変わった。そこへ、先般勃発した北朝鮮による韓国哨戒艦沈没事件で、韓国は北朝鮮に対して攻勢に出た。しかしながら、韓国国民の北に対する憤懣やる方ない気持ちは、国連安保理でも積極的に取り入れられなかった。韓国にとってはやり場のない気持ちを、北朝鮮が嫌がることで鬱憤を晴らそうと考えたのではないか(これは私見)。それが、今回のキム・ヒョンヒ来日許可である。これで日本国内に北朝鮮の悪辣なやり口を暴露することによって北への憎悪の気持ちが燃え上がれば、願ったり叶ったりである。韓国と日本の思惑は果たしてどんな結果を生むだろうか。
日本サイドは割合冷静に受け止めているが、このキム・ヒョンヒと拉致家族が会うことを歓迎する空気は少なくないように思う。
しかし、昨日元入国管理局OBが、懲役1年以上の実刑判決を受けた外国人受刑囚に対して入国ビザを与えないのが出入国管理法であると語って、キム・ヒョンヒの来日について疑問符をつけた。法制度上はこのOBに一理ある。ダッカ事件に次いで超法規的手続きを取ることになるのだろうか。結果は明日判明する。
1161.2010年7月18日(日) 恥知らずな鳩山由起夫・前首相
6月に総理大臣の座を降りた鳩山由起夫は、その直後に総理大臣を務めた権力者が国会議員として政界に留まり、影響力を与えるのは好ましくないので、次回の総選挙には立候補せずに政界を引退すると述べたのは納得出来たし、ある面で潔かった。
それが突然のように、昨日になって再考すると言い出した。選挙区の後援者の声として代弁させているが、まず本人の意向であることは間違いないだろう。こういうのは「朝令暮改」というより、「ウソ八百」とか「裏切り王子」というのではないか。
鳩山氏の節操のなさは、出来ないことを出来ると言い、発言がおかしいと指摘されると、そう受け取られたのは遺憾であり、本意はこうだと居直ることである。同時に発言があっちへ行ったり、こっちへ来たりでまるで言葉に一貫性がなく立場がぶれることである。その挙句にカネを誤魔化し、毎月母親から1800万円ものお小遣いをもらっていながら脱税行為を行っていた。政治家としての置き土産である普天間基地移設問題の未解決は、そのやり方において最も稚拙な方法であり、天下に大恥を晒した。
こういう幼稚で世間知らずの政治家を、国家のトップに戴いていたのは、あまりにも国民にとって不幸だった。次の総選挙で静かに舞台を去るということから、敢えて幼い思考回路を糾弾するつもりもなかったが、開き直って復活するとなると冗談じゃないと言いたい。
こういう恥知らずな人間を国会に再び送るという愚は、いくら後援者の声とは言え、断固止めさせるべきである。
首相を辞してからすっぱり議員職を辞めた小泉純一郎元首相の行動を少しは見習ってはどうか。尤もその前にマザコンのお坊ちゃまとしては、母親に相談する必要があるのかもしれないが・・・・。
折りも折り今日は「ネルソン・マンデラの日」と呼ばれている。アパルトヘイトに抵抗して撤廃させたネルソン・マンデラ前南アフリカ大統領の92回目の誕生日である。28年間の獄中生活に耐え、ついに黒人の自由を勝ち取り、ノーベル平和賞も授与された。この精神的に屈強の抵抗主義者に比べると、何とも鳩山前首相のひ弱さにはがっかりである。