充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
1185.2010年8月11日(水) アメリカで日本人観光客のバスが死傷事故
昨日アメリカ・ユタ州シーダーシティの近郊で日本人観光客14人が乗った小型バスが道路からはみ出し横転し、3人が即死した。ほかにもけが人が続出している。ラスベガスからブライス・キャニオンに向かっている途中だった。この近くを何度か通ったことがあるが、道路はアメリカの人口希薄の都市間を結ぶ直線の高速道路だけに、テレビで画像を観ても事故を起こしそうもない場所である。実際地元の警官は、こんな大事故はほとんど聞いたことがないと話しているほどである。
午後朝日新聞社の村山さんという記者から電話があり、この事故の原因をどう思うかとのお尋ねだった。一応思っているままに、ツアーの安売り競争が日本の旅行会社から、現地の手配業者にプレッシャーをかけ、コストダウンを要請する。強行日程に加えて、現地ランドオペレーター内で経費の節約を図る。添乗員、ガイド、ドライバーが協力して行う仕事をドライバー1人で行い、長距離を走行する。当然ドライバーに疲労が重なる。この結果、ドライバーがつい居眠りをしてしまうのではないかと話した。つまり根源はツアーの安売りだと思うと持論を述べた。村山さんがどう感じたのかは分らないが、専門家の意見として、明日の朝刊に載せるかどうかは検討すると言っていた。安売りの話より、もっと事故そのものについて直截に話した方が良かったかも知れないなという気もした。
JN協会で編著として準備している「そこが知りたい 観光・都市・環境」の担当箇所「観光編」の最終原稿を昨日交通新聞社へ送信した。今日はプロフィールと参考文献リストを送信した。イタリアの観光を担当した大島悦子さんからも今日最終原稿を送ってこられたので、交通新聞へ転送した。これで、原稿はすべて揃った。後は校正に気を配り、何とか立派な書物として観光業界でも話題と関心を呼ぶようになれば有難い。
かつて、政界の暴れん坊として国会内でも大声で怒鳴ったり、現役の法相を殴ったり、暴力を振るうなど、とかくの噂があった元代議士の浜田幸一が、今度は背任容疑で逮捕された。国会議員の質を低下させた張本人で、これだけタチの悪い人物が、よくも選良として国会へ出てこられるものだと、彼を選んだ選挙民のレベルの低さにも呆れる。かつては、ラスベガスで賭博による4億円何がしかの大損を、ロッキード社からの賄賂で支払って議員を辞職した。こんな不浄な感覚で国の政治に関わっていられたのでは国民は堪ったものではない。浜田に似た程度の国会議員がまだほかにもいるのではないかと考えると実際腹が立つ。
1184.2010年8月10日(火) 朝鮮併合100周年に際して
政府は韓国併合条約発効100周年を迎えるのを機に、過去の植民地支配への反省や未来志向の日韓関係を築く決意などを柱とする首相談話を決定した。「韓国の人々は、植民地支配によって国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられた」などの談話骨子は、戦後50年の村山談話、60年の小泉談話に沿ったもので格別目新しい点はない。
しかし、これに合わせて宮内庁に保管されている、「朝鮮王室儀軌」と云われる朝鮮王朝時代の公式記録文書を韓国へ返還することになった。韓国の所有権を認める「返還」ではなく「引渡し」という表現を使った。重箱の隅をつつくような表現に気を遣っているようだが、日本の朝鮮併合は、明らかに先鋭的な帝国主義の成せる結果であり、明らかにこれは韓国に所有権がある。これを返すのは当然である。これによって今後とも日韓関係がスムーズに行けばこれ以上のことはない。
今日の発表では、終戦記念日に菅内閣閣僚は靖国神社へ参拝しないことになった。これも毎年物議を醸し、中国や韓国からも厳しい論評が寄せられる。どうも日本国内で誤解されているのは、「靖国神社不参拝」が「戦没者慰霊拒否」と受け取られていることである。戦没者を慰霊しないのではなく、戦犯の霊に参拝しないということである。嫌々戦場へ狩り出され、無念の戦死を遂げた元日本兵の遺族の気持ちとして、靖国神社参拝を避ける政府高官の気持ちはやりきれなく、許し難いものだということはよく分る。靖国神社に一般の戦没者と戦犯の御霊をともに祀ったことにそもそも原因がある。毎年同じ問題が繰り返されるのかと思うと、どうも気持ちが晴れない。
先日来高齢者の所在不明が大きな話題となっているが、日本中で一体どれだけの高齢不明者がいるのか見当もつかない有様である。100歳以上の不明者が50人から70人と言われ、各メディアが発表する数字もマチマチで今ひとつ信憑性に欠ける。ところが、今日神戸市の発表には度肝を抜かれた。あまりにも杜撰である。神戸市内だけで先月末時点に居住する100歳以上の高齢者847人の内、105人が確認出来ないという。好い加減にしろと言いたい。しかも、その中に国内最高齢者にあたる125歳の女性が含まれているという。会見した担当課長の言葉から察すると、まったく責任を感じていないように見える。つまり、やるべきことをまったくやらないで他人事のような発言を繰り返している。
公務員というのは、どうしてこうも責任感がないのだろうか。こんなことでは神戸市の担当者には、高い給料を支払う必要がないのではないか。ところが、今日人事院は国家公務員の給与、ボーナスをちょっとばかり減額するよう勧告した。これでも支払い過ぎだと思う。とりあえず、公務員のボーナスに関して、一刻も早く国民的議論を闘わせてもらいたい。今日の発表によると国家の借金はついに900兆円を超えた。給与はともかく、これではボーナスを支払う原資も正当性もない。
1183.2010年8月9日(月) アメリカが長崎「原爆の日」式典に出席しない理由
今日は長崎の「原爆の日」である。アメリカ政府代表者は予想されていた通り「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」には出席しなかった。今年初めて広島の式典に出席したイギリスとフランスは、代表者が出席した。
アメリカが代表者を出席させない理由として、ルース大使のスケジュールが合わなかったと言っているが、広島と長崎の式典の日時は早くから分っていたことであり、スケジュール云々はこじつけに過ぎない。
アメリカはオバマ大統領がいかに核廃絶へ向けて熱意を示そうとしても、アメリカ国民の気持ちの中には、「原爆投下は終戦を早めた」との思い上がった気持ちがあり、大量虐殺と言って間違いない原爆投下を素直に自分たちの罪、過ちと認めようとしない。終戦を早め、その結果として戦争による犠牲者の数を減らしたとの思い込みは、あくまで彼らの論理であって、犠牲者サイドから言えば、あまりにも身勝手で暴論である。犠牲者に対する贖罪の気持ちがまったく感じられない。いくら戦争とは言え、他国の一般人を大量に殺戮しておいて、自分たちを擁護する自己主張には、人間としての思いやりとか憐れみの気持ちがまったく感じられない。
これでは、この先オバマ大統領が仮に広島や長崎で原爆犠牲者に哀悼の意を表したところで、単なるみせかけでしかない。
終戦直前は日本にはもはや余力が残されておらず、降伏直前だった。それを広島はおろか、長崎にまで原爆実験で徹底的に痛めつけておいて、何が終戦を早めたであろうか。アメリカ国民がまだこんな残虐な考えに凝り固まっているとしたら、アメリカ人の本性は獣である。日本を訪れるアメリカ人はすべからく広島と長崎を訪れ、犠牲者と遺族に贖罪の気持ちを表して然るべきである。
さて、JN協会の企画会議の前に急遽「そこが知りたい 観光・都市・環境」編集会議を開いた。名古屋から須田寛氏も出席されたが、イタリアから一時帰国中の大島悦子さんは出席出来なかった。出版社編集者を交え7名で打ち合わせをした。全員すでにノルマである原稿を書き上げたので、一応形を作り上げてから推敲をしようということになった。須田さんからは個人的に貴重なアドバイスをいただいた。これから何度か打ち合わせを重ねて、今の予定では出版にこぎつけるのは11月中旬とのことである。段々楽しみが増してきた。
1182.2010年8月8日(日) 中国経済成長の陰に不安
中国の経済発展は目覚しく、今年中に国民総生産では日本のそれを追い抜くことはほぼ確実視されている。日米欧が不況の真っ只中にいるにも拘わらず、ひとり勝ちの様相である。一昨年の北京オリンピックに続く今年の上海万博開催に至って、益々勢いがついている。「向かうところ敵なし」の感がある。
近年になって中国自体がその経済力をバックに大国として、国際社会で発言力を強めている。すべてが中国にとって万々歳のように見える。実際には、言論弾圧と情報管理により、貧富の極端な格差や農村の貧困などの恥部が外部へ流れることを封殺している。国民の自由が抑圧されているのは明らかで、いつ国民の不満が爆発するか予断を許さないのが実情である。
その「行け行けドンドン」の中国で、商業銀行が地方政府系企業に対して実施した融資のうち、借り手の返済能力や担保などに問題がある債権が、約19兆5千億円にのぼることが明らかになった。もし、景気減速などで不良債権化すれば銀行システムへの打撃が極めて大きい。いよいよ氷山の一角が崩れることになるのか。そうなれば中国経済全体にとって大きな影響が出る。これまでのように、そういつまでも好景気を謳歌しているわけには行かなくなりそうだ。
さて、記録的な猛暑に襲われているロシアでは、森林や泥炭の火災がロシア西部で拡大を続け、首都モスクワは最悪のスモッグに覆われている。モスクワ周辺の各空港では視界が悪く航空機の発着にもかなりの影響が出ている。アメリカや欧米各国では、旅行者にモスクワ周辺への渡航を差し控えるよう警告を出した。
懸念されているのは、旧ソ連時代にウクライナで起きた原発事故で汚染された森林を抱える地方では、仮に汚染地域に延焼すれば、放射性物質が大気中に拡散する恐れがあると伝えられていることである。想像も出来ないことがあるものである。それにしてもロシア西部だけで、577箇所の火災が発生しているというから驚く。日本でこのような山林火災が起きたら、大参事となるだろう。その点で言えば、国会で政治ゴッコをやって遊んでいられるだけでも日本の政治家は気楽な稼業と言えるのではないか。
1181.2010年8月7日(土) 夏の高校野球開幕に想う。
暦の上では今日が立秋である。残暑どころか、まだまだ暑い日が続く。夏の風物詩と言えば、甲子園の高校野球が今日始まった。炎天下を歩む選手の入場行進をテレビで観るとはなしに観ていると、懐かしい数々のシーンが瞼に浮かんでくる。
初めて甲子園で高校野球を観たのは、昭和28年、中学3年生の時に芦屋市内の牛乳販売店を手広く経営していた田鎖さんのお宅へ泊らせてもらいながら、開会式から3日目の最終試合で地元の県立芦屋高校が敗れるまで、ひとりで全試合を観戦した時である。
戦時中は現在の芦屋高校の前に住んでいたこともあり、また父の仕事の関係上親しくしていた田鎖さんが、前年度優勝校・芦屋高校野球部後援会長をされていた関係もあり、そんなに野球が好きなら見せてあげるから、いつでもお出でという言葉に甘えて3日3晩お邪魔して、田鎖さんのお宅から甲子園へ阪神電車で通ったものである。
開会式直前に芦屋高校野球部員が宿泊している旅館に連れて行ってくれ、優勝旗を触らせてもらい、この後開会式で優勝旗を返還する選手だと言って本屋敷錦吾主将を紹介してくれた。この優勝旗はその4年前母校・湘南高校も手にしたものである。本屋敷選手はその後、立教大学黄金時代の主将として長嶋、杉浦選手らと神宮球場を沸かせ、プロでも阪急、阪神で活躍した。
あれ以来甲子園へ行く機会はなくなったが、子どもたちが高校野球に興味を持ち出したのがきっかけとなり、再び甲子園へ通い出した。毎年春と夏の大会になると、2人の息子や、時には甥を連れて、わざわざ甲子園まで観戦に行ったものである。
かつては名門校とか古豪という、誰でもすっと思い出すような高校が桧舞台に登場することは少なくなった。昭和28年の大会では、名門の浪華商高、中京商高、松山商高のビッグ3が優勝候補だったが、松山商が優勝した。今では他の2校は私立大学の付属校として、大体大浪商高、中京大中京高と呼ばれている。そう言えば、中学時代に一時在籍した名門・平安も、中高ともに昨年龍谷大付属平安中高となった。昭和31年に全国優勝した平安高校のメンバーは平安中の同級生で、誇らしく思ったものだが、校名の前に奇妙な冠が付くと、伝統校として歴史は受け継がれているのだろうが、どこか違うなぁという寂しい印象は拭えない。
今年も熱戦を繰り返して不景気を吹っ飛ばして欲しいものである。
それにしても今年の夏は格別に暑い。ロシアでは過去130年の観測史上最も暑い夏となったようで、シベリア森林の自然火災により煙がモスクワ市内まで流れ込み、市民は外出時にマスクをしている有様である。遂に昨日プーチン首相は、炎天による旱魃のために国内産小麦の輸出を禁止する非常事態に乗り出した。
異常気象は今年だけに限らない。何年か前から頻りに言われている地球温暖化の影響であることは間違いあるまい。国際的に二酸化炭素の削減の数値とか排出ガスの販売権などと、各国間で本質とずれた話題で丁々発止の駆け引きを演じているが、所詮焼け石に水のようだ。地球温暖化にブレーキをかける、もっと抜本的な国際合意を形成されなければ、今後毎年のように地球は確実に暑くなっていくのではないだろうか。