充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1264.2010年10月29日(金) 日本シリーズの優勝チームは、真の日本一か?
次弟が最近前立腺の手術を受けたということもあり、私も年齢相応に「前立腺」が若干気になったので、先々週かかりつけの森内科で「高感度PSA」数値を検査してもらった。今日通院の際教えてもらった数値は「4.89」だった。安全圏は4以下で、4.89という数値はそれを僅かながら上回っていて灰色だそうだ。半年後にもう一度検査してみた方が良いとの森先生のアドバイスだった。まあ執行猶予付というところだろう。多少神経質にならざるを得ないが、当面危険数値というのではないので、12月の韓国旅行を含め今後の行動に大きな支障はない。言うならば、「不安半分・安心半分」というところだろうか。
序に糖尿病についても次回通院の際検査してもらうことにした。
さて、昨日はプロ野球ドラフト会議が行われ、目玉選手である早大・斉藤佑樹投手を始めとして大学生選手に好選手が多く、一部では抽選風景がテレビ中継され、大分盛り上がったようだ。
その一方で、先日TBSが保有している球団「横浜ベイスターズ」を売却すると発表した。交渉中だった購入希望の「住生活グループ」とは売却契約成立一歩手前だったが、一昨日になって突如その話が破談となった。何でも住生活グループがベイスターズの本拠地を横浜スタジアムから、他都市へ移転させる計画に横浜ファンやTBSが納得せず、同意しなかったことが原因と見られている。現時点では新たに他の交渉相手を探し、売却交渉を進める時間的な余裕がないことから、TBSはもう1年チームを保有することになった。
しかし、損失が嵩まないように一刻も早くチームを手放したいと考えているオーナー会社が、良い買い手さえ見つかれば早目に売却したいと考えているようでは、チームの勝利を目指してプレイしている選手の気持ちとしてはたまったものではない。
プロ野球も一時の熱狂的なブームが去り、プラチナ・カードと呼ばれた対巨人戦ですらテレビ視聴率が落ちて、スポンサーがあまりつかなくなったらしい。今年の夏は、完全にワールドカップ人気のサッカーに押されて、テレビ中継の数もめっきり減った。その証拠に明日から始まる日本シリーズ第1、2、5戦はスポンサーが見つからないために地上デジタル・テレビでは放映されないらしい。こんなことはかつて考えられなかった。
プロ野球界にとって、最大のイベントである日本一を決める関が原の決戦が全国放送としてテレビで観戦出来なくなり、一方で前座の前座でもあるドラフト会議なんかが一部とはいえ、テレビ中継されているのは奇異に思えてしようがない。
日本シリーズの価値が低下したのは、両リーグの優勝が決まったのにクライマックス・シリーズと称する短期決戦の、日本シリーズ出場チーム決定戦の導入によって、両リーグそれぞれに第2優勝チームを無理に作り出し、その第2優勝チーム同士で日本一を決めようとする不可解なシステムを誕生させたからである。金儲けに走った末に優勝チームの権威が落ち、真の日本一チームが分らなくなってしまった。日本シリーズで仮にパ・リーグのペナントレース3位だった千葉ロッテ・マリーンズが勝った場合、本当のチャンピォンはどのチームになるのだろうか。コミッショナーやオーナーらが、先頭に立ってプロ野球界の秩序を壊し、優勝チームの権威を低下させているのだ。
考えようによっては、時代の流れについていけないプロ野球界は、ひとつの曲がり角にさしかかっているのかも知れない。
1263.2010年10月28日(木) ダメ政治、ダメ政党、ダメ政治家
民主党の公約も大分怪しくなってきた。今度は企業献金を復活させるという。手元にある昨年の総選挙前に作成されたマニフェストを見ると、「イ」の一番に7つの「ムダづかいをなくすための政策」を掲げている。その中の大項目に「企業団体による献金、パーティ券購入を禁止します」と堂々と書いている。それにも拘わらず国民を騙して裏切り、但し書き付きながら企業献金を再開しようというのである。いかにも朝令暮改のチャンピォンである民主党らしいパフォーマンスではないか。まったくよくやってくれる。
この民主党という未熟な政党は、ない智恵を絞って言い訳を考え、修正文言をこじつけることを何とも思わない人たちの集まりである。今回癒着の恐れがあるとされる国や自治体との多額の契約が、仮に1件1億円未満なら、その企業などに限って献金を受け入れ、パーティ券を買ってもらうという虫のいい究極の悪知恵を考え出した。民主党はマニフェスト違反ではないというが、いかにも苦しい弁解である。
こういう政治とは関係のないところで姑息な手段で資金を得ることだけに頭を働かせて、本業では国民が期待するマニフェストを実行することに腰が引けている。
朝日新聞の今日の社説でも、今回の献金再開は後ろ向きであり、流れに逆行していると指摘している。さらに「小沢、鳩山の政治とカネの問題で、民主党は歴史的な政権交代に大きな傷をつけた。公約破りではないと言い張っても納得しない」と手厳しい。
結局マニフェストなんて恣意的にどうにでも解釈出来るとの思い上がった本心が透けて見える。それゆえに、マニフェストに盛られた世襲政治廃止とか、国会議員数削減、その他諸々の公約を訴えながら、一向に実際に実行しようとしない彼らの活動ぶりを見ていると、裏切られたような気持になり段々嫌になってくる。
まったく期待を裏切ってくれる民主党政権のごまかし政治の跋扈である。
現在国会開会中であるが、昨日から事業仕分け第3弾が始まった。スタートした当座は目新しさもあって、注目を集めたが今回はどうか。いままでの一般会計上の事業の仕分けではなく、伏魔殿である特別会計の仕分けである。今日の仕分けの中で、スーパー堤防整備事業が中止と決まった。他の事業と併せて総額13兆円だという。事業そのものは、今のまま事業を続けても今後300年とも400年とも時間がかかるといわれている。しかも、まだ全体の5%程度しか整備工事は進められていないという。
財政が逼迫している中で、どうしてこうも悠長で、ほとんどムダとも思える工事が進められているのだろうか。仕分け人が鋭い質問を繰り返して、あっさり廃止と決まった。こういう非現実的な予算の使い方があること自体異常である。これも「政治主導」を唱えている政治家が、「木を見て森を見ない」視野しか持っていないことと、真摯に政治を行っていないからである。
1262.2010年10月27日(水) 袴田事件裁判の真実と難しさ
寒い!と思ったら東京では早くも木枯らし一番の襲来である。札幌では雪上車も見られた。今年は夏が異常に暑く、過去の猛暑記録も破ったほどの炎暑なのに、冬は冬なりに例年異常の厳しい寒さが訪れそうである。
毎週水曜日の駒沢大学の講座では、このところ裁判制度を巡る講義が多く、今日も清田義昭講師から重い内容のテレビ・ドキュメントを見せてもらい、これまで格別関心を抱かなかった、最近とりわけ脚光を浴びている裁判制度のあり方について考えさせられた。
今日は静岡朝日放送が制作した30分番組「悔恨―袴田事件を裁いた人」を観賞した。死刑囚・袴田巌の静岡地裁の第一審公判で裁判官を務めた、熊本典道氏の反省と謝罪、悩みを熊本氏の口を通して事件の全体像を語らせ、冤罪の可能性と危険性に迫ったドキュメントである。
偶々今朝テレビを観ていて「判検交流」という言葉を知った。検察庁から裁判所へ一定期間派遣され、本来なら検察官役を務めるべきところを出向中は裁判官として中立の立場に立って判決を下す。しばらくしてこの裁判官が本籍の検察庁へ戻るケースに触れていたが、件の裁判官はどうしても検察寄りの判断を下すことは考えられるとの話だった。事実とすれば、この「判検交流」には裁判の本質とは相容れない視点が入る危険性があり、現行の裁判制度の中で大きな弊害となり、当然是正されなければならない。なぜこんな恣意的な人事異動がこっそり行われ、世間から糾弾されないのだろうか。
ところが、今日のビデオでは、裁判所法に基づいた「評議の秘密」なる言葉があるということも知った。裁判に関する内容を外部に漏らしてはならないという法である。これが壁となって、熊本元裁判官は自らの考えや裁判記録を長らく外部に発表することはなかった。だが、事件から40年が経過し、ともに判決を下した先輩の2人の裁判官も亡くなられた。第1審当時若かった熊本氏は袴田無罪を主張したが、最終的に他の2人の裁判官が主張する有罪説を、自らが信ずる無罪説へと説得出来ず、押し切られたことを今も悔やみ慙愧に堪えないと言っている。ビデオは、これまで熊本氏の負い目となっていた真相の秘匿を白日の下に曝け出し、袴田巌は犯人ではなく、彼を冤罪から救う運動を支援している姿を追ったものである。
しかし、いま問題なのは、自ら関わり事実関係を最もよく知る元裁判官・熊本氏が袴田は犯人ではないと、証拠品についてもいくつかの疑問を述べても結論が変わらないことである。熊本氏が間違った判決を下したことを後悔し、人間として袴田の前で手をついて詫びたいと述べていたことに、袴田無罪説を信じる人も結構多いのではないか。だが、袴田はこのままだと冤罪で刑場に送られることになる。死刑制度、誤審、冤罪、裁判員制度等々、まだまだ難しい問題が多い。
1261.2010年10月26日(火) 高校同級生が文化功労者に
来る文化の日は私にとって72回目の誕生日に当たる。その文化の日に文化勲章受章者は皇居内の文化勲章親授式で天皇・皇后両陛下から直接お言葉と勲章を賜る。翌4日には文化功労者に対する顕彰式がホテル・オークラで行われる。今日発表された文化勲章受賞者は、各界でそれぞれ業績を残された著名な7人であるが、その中に先日ノーベル賞受賞が決まった鈴木章博士と母校湘南高校の先輩・根岸英一博士がおられる。お2人は文化功労者にも選ばれている。
嬉しいことに、文化功労者には「世界のホームラン王」王貞治氏、女優の吉永小百合さん、漫画家の水木しげるさん、歌舞伎の市川猿之助さん、iPS細胞の山中伸弥・京都大学教授ら錚々たる著名人と並んで、高校の同級生・中西準子さんと21年も後輩の指揮者・大野和士さんが選ばれた。今年は母校も当たり年というのか、ノーベル賞1人、文化勲章1人に文化功労者が3人の輩出である。
中西さんは1年生の時、同じクラスだった。50人の同級生の中には女生徒はたった3人しかいなかったが、彼女らはみな成績が良かった。特に、中西さんは目だって優秀で、オカッパ頭で印象的な容姿とともに鮮明に覚えている。確かお父さんは上海・東亜同文書院を出た、バリバリの日本共産党中央委員で参議院議員でもあった。ゾルゲ事件にも絡んでいたように思う。入学早々クラスで、大学出たての「生物」担当、与野主計教諭から、クラスの何人かに好きな歌を唄いなさいと言われて、私が愚かにも津村謙のヒット曲「上海帰りのリル」を唄ったのに対して、彼女は恐らく当時同級生の誰もが知らなかったであろう労働歌「第1インターナショナルの歌」を堂々と唄って同級生を唖然とさせた。人間的スケールが違い、とても歯が立たなかった。
彼女はその後横浜国立大学工学部へ進学して、卒業後横浜国立大学と東京工業大学で教授を務めた。現在は「産業技術総合研究所安全科学研究部門長」という長い肩書きの職務をこなしている。確か昨年何とかいう勲章を授与されていると思う。文化功労者の対象となったのは、「環境リスク管理学」というらしいが、素人には中々難しい。60年安保でも活動していたようだが、デモの現場で出会ったことはなかったし、高校卒業後はまったく接触はない。
まあそれでも同級生が文化功労者に選ばれるとは嬉しい限りであり、パワーを戴いたような気がする。
さて、首相辞任直後に「総理たる者、その影響力をその後行使しすぎてはいけない。従って、私は次の総選挙に出馬をいたしません」と次の総選挙で引退すると大見得を切った鳩山由起夫・前首相が、いとも簡単に前言を撤回した。「党の状況が思わしくない」ので、まだ自分に果たしうる役割があるというのが、その理由だそうである。冗談じゃない。鳩山氏に委ねるべき役割はもうない。小沢一郎氏と並んで散々政治とカネの問題で騒ぎを引き起こしたのは、ご自身ではなかったのか。
その一方で、首相としては普天間基地移設問題で稚拙な対応に終始して政治を混乱させて命脈が尽きたばかりではないか。この間変心に至るまでに、たったの4ヶ月しか経っていない。あまりにも口も腰も軽く、軽佻浮薄すぎるのではないか。国民は鳩山氏の無責任と不正なカネの問題、実行力のなさ、不誠実さ、等々をしっかり見抜いてしまって、もう従う気持ちなんてどこにもない。ご自分を一体何様と思っているのだろうか。政治的能力がないことをはっきりさせた鳩山氏には、最早政治力を行使することを国民が望んでいないことは明白である。そんなことぐらいちょっと考えてみれば分りそうなものである。第1自己批判も出来ない人に国政で力なぞ発揮出来る筈がないではないか。今もって政治家として自らの無能ぶりに気がつかない。そのうえで再び背後で、後輩を操ろうとするその鉄面皮ぶりには、呆れて物が言えない。相変わらずノー天気なぼんぼんである。あまりにも情けない。
案の定、地元の支援者や住民ですら呆れ果てている。かつては、日本のトップに立った人が生き恥を晒し、一度は諦めた国会議員の座になおしがみつこうというのは、あまりにも厚顔無恥で不謹慎である。
1260.2010年10月25日(月) 外国人訪日旅行の新たな問題点
韓国・慶州のG20 の財務相会議が行われ、断片的なコメントを公表しているにも関わらず、ドル安、円高傾向は一向に止む気配がない。今日は15年ぶりに一時1$=80.45円の水準にまで円高が進んだ。ドルの価値がこれだけ下がってもアメリカの為替対策が無為で効果を発揮しないのは、アメリカの経済力が明らかに地盤沈下していることを表している。アメリカ政府の財政当局も、これといって有効な手を打てない。国内で洩れてくるのは、経済界から悲鳴ばかりである。
新しくなった羽田国際空港から出国してみたくなり、韓国へ行くことを決めた。空港の利便性を実体験してみたいのと、低価格ツアーの実態をよく見てみたいということ、さらにまだ見学していない韓国内の世界遺産を見学してみたいと欲張った。
先月新聞に低価格の韓国ツアーの広告が載っていた。その中のひとつのツアーが、内容的に希望に合っていたので、大分時間が経過してはいたが、電話で問い合わせてみたら、設定されたツアーはすべて満員でキャンセル待ちが大分あるとの話だった。この不景気に随分景気の良い話である。そうこうしている内に先日同じ会社で同じようなツアーの広告が掲載された。新しい羽田空港新滑走路から飛び立つツアーで、販売価格も両ツアーともにまったく同じだ。前のツアーには、「統一展望台」と「自由の橋」がセットされていたが、それがない。
また、陶器の産地である「利川」も含まれていない。利川はソウルに近く、2008年正月に冷凍倉庫が大爆発して40名以上の死者が出たが、日本のメディアが一度報道して直ぐ報道を止めた事故があったところだ。この不審な動きについては「知研フォーラム」にも論稿を寄稿した。その利川が2番手のツアーでは入っていない。ちょっと残念だが、まあそれは次回に譲るとして、低価格ツアーで出かけることに今日決めた。これらのツアーも千客万来のようだが、何とか12月6日に出発するツアーの予約が取れた。韓国は2年ぶりだが、ゆっくりソウルと慶州の旅を楽しんできたい。
さて、いま政府も外国人旅行客を呼び込むことに力を入れている。2008年には観光庁も発足して組織は出来ている。だが、やはりというべきか、最近の中国人観光客の来日で大きな課題が持ち上がった。今日の日経「Monday Nikkei」コラムによると、アジア人を手配する国内旅行のクォリティが急速に劣化してきているというのである。日本人観光客が参加する低価格ツアーの品質がよく問題になるが、これと裏腹の関係にある。中国人の訪日旅行の平均は5泊6日で約5万円とされる。登録制度がなく価格次第で安易にハンドリングを引き受ける、手配業者がいることに問題があるようだ。
観光庁は、日本人に関わるツアーなら問題だが、外国で募集した外国人のツアー内容を日本の法律で規制するのは難しいとして、外国人旅行者の保護には消極的である。つまり外国人の団体旅行に関しては、現状では野放し状態である。ツアーの品質は下がり、日本に対するイメージも徐々に低下することははっきりしている。
でも国は今のところ解決のための手を打つ気がない。私自身も外国人旅行者に関するこういう視点をいま初めて知ったようなものだ。そう言えばそうだ。このまま放置すれば、いずれは日本人の国内旅行の品質にも関わってくる問題だ。やはり、ツアー内容を維持出来るだけの、ある程度のルール化は必要ではないだろうか。今後議論が交わされることを期待している。