ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1314.2010年12月18日(土) 防衛大綱決定で中朝の無法を止められるか。

 一昨日政府は税制大綱を、そして昨日防衛大綱を決定した。従来の防衛大綱は、全国に自衛隊部隊を均等配備する「基礎的防衛力」に重点を置いていた。だが、最近の北朝鮮の軍事的不安定要因と、中国の軍事力の近代化や西南諸島における中国軍の動きを念頭に、重点地域にはそれなりの軍事力を配備する「動的防衛力」に力を注ぐ方針に変わることになる。これに対して「仮想敵国」と名指しされたような印象を与える中国政府は予想されたように不快感を表明した。

 ところで、昨夕の新聞には現在の大綱と新大綱の防衛力比較表が示されている。それによれば、財政が厳しい折、全般的に軍備が増強されているわけではないが、海上自衛隊の潜水艦が16隻から22隻へ増強されることと、弾道ミサイル防衛強化が海上防衛に注力することを示すエビデンスか。

 しかし、よく考えてみると軍事力などは、国家にとって機密事項であると思うが、すべて丸裸なのである。わが国はそれ以前に自衛隊が憲法違反との長沼ナイキ1審判決がある。その後国の控訴により2審で覆り、違憲ではないとされたが、未だに自衛隊の存在自体は違憲・合憲の境界線上にある。そんな事情からであろうか、防衛省は情報公開に前向きで自衛隊に関する情報は誰でも容易に入手できる。インターネットで調べれば、いとも簡単に防衛省のHPにアクセスし、相当な情報が手に入る。

 新大綱では弾道ミサイルの内、イージスシステム搭載護衛艦が4隻から6隻に増え、地対空誘導弾部隊の高射群が3個群から6個群に増強されることが大きな変化である。ここまで一般に告知されると当然中国軍などはそれに対応した防備体制をとるのではないか。

 こんなシステムで自衛隊による国の安全は保たれるのかとの疑問なしとしないが、いずれにせよ新大綱で防衛体制は変わることになる。

 折りも折り、今日黄海の韓国の排他的経済水域内で違法操業していた中国漁船団を取り締まろうとした韓国警備艇に対して、中国人漁船員が暴れ出し一隻は転覆、沈没して死者が出た。韓国警備艇に乗船していた海洋警察庁職員にも負傷者が出た。その画像を見てみると9月に尖閣諸島で海上保安庁巡視船に体当たりした中国漁船の姿がダブって見えた。いずれも中国漁船員の暴力的な抵抗がことを大きくしていることははっきりしている。2つのビデオを日韓両国がお互いに照合し、検証して中国漁船員の共通した暴力行為と中国の違法性を中国へ訴え、違法行為を取り締まるよう抗議してみてはどうだろうか。いずれにせよ、北朝鮮も無法の限りを尽くしているが、中国だって大国としてはあまりにも大人気ない。

2010年12月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1313.2010年12月17日(金) 兼高かおるさんに学ぶ。

 菅首相は仲井真弘多・沖縄県知事再選後、初めて沖縄を訪れ知事と会談した。予想通り会談は平行線のままで、結論はまた引き延ばされることになった。菅首相としては、5月の日米合意に基づいて普天間基地を辺野古へ移転する案を沖縄県が認めてくれるよう説得したが、基地県外移設をスローガンに掲げて再選された仲井真知事は頑として自説を譲らなかった。

 この際菅首相の発言を聞いて「おや?」と思った。首相は「県内移設はベストではないが、ベターだと思う」と言ったのである。基地反対なので、ベターの筈がないではないか。会談を終えて、知事はやはりこの言葉に拘って「基地が沖縄にあることがバッドだ」と言った。菅首相はせめてこう言うべきだったのではないか。「最善の策がダメなら、次善の策を」である。これとてベター?ではないが、言葉としては誤解されることが少なくなる。菅首相は使うべき言葉のTPOを知らない。

 昨日NHK昼番組「スタジオパーク」に珍しく旅行家・兼高かおるさんが出演された。御年80歳である。かつてTBS「兼高かおる世界の旅」を観ては外国に憧れ、ほぼ毎週のように楽しませてもらった。ソフトな語り口でさりげなく話題を聞き出してくれた故芥川隆行氏との名コンビぶりが愉しい番組だった。この番組は31年間も続いたそうだ。

 久しぶりにお姿を拝見すると、お年は召しても相変わらず綺麗で、懐かしそうに昔のことを克明に話してくれる。この番組は外国へ憧れる若者にとって夢のような企画だった。多分あの頃からこの番組を通して私の海外志向が一層高揚したのではないかと思っている。確か高校生のころ80時間で航空機を乗り継いで早回り世界一周をされた。兼高さんによると映画「80日間世界一周」にあやかった企画に乗せられて世界旅行を楽しんだと仰っていた。

 兼高さんは、世界150カ国を訪れ、地球を80周したそうだが、自分の足で歩いたわけではないと謙虚に仰っていた。だが、兼高さんのすごいところは、実際には企画に乗せられたばかりでなく、企画と一体となって、プログラムに行動的、挑戦的なトライをしながら番組作りに携わったことである。例えば、ボストンで空のスカイダイビングをやって見せてくれたり、氷の上の北極点へ舞い降りたり、海ではスキューバダイビングを実演したり、実に行動的で、今どきのかわい子ちゃんの平板的なリポーターぶりとは、行動力のみならず信念とか気合の入れ方が大分違うように思う。

 スペインの天才画家サルバドーレ・ダリを訪ねた時の、今から50年以上も昔のフィルムを再現してくれたが、ダリの両先端が上へ跳ねたような個性的な髭は砂糖水で固めたなんてことは初めて知った。兼高さんの可愛らしい魅力にダリもつい心を許ししゃべってくれたのだろう。

 兼高さんは住むなら、アメリカとヨーロッパが良いと仰っていたが、そのアメリカは自分が持っているものをすべて活用出来るようにしてくれる国だと言われた。同感である。そのうえで、若者に世界を見てみなさいと無言のメッセージを送ってくれた。今の内向き志向の若者に対するアドバイスであり、強いメッセージだと思う。

 日本人は日本のことをもっと知るべきだと、ご自分の経験上から話された。海外の旅では、その国の人々と触れあい、その国の食事を楽しみ、荷物を少なくする、などと納得のいく話をしてくれた。そのうえで海外旅行は楽しいと旅のエッセンスで話を締めくくってくれた。

 兼高さんの150カ国訪問と地球80周にはとても及ばないが、年齢を重ねても兼高さんのポジティブな姿勢と人生観から、現在71カ国と地球13周の私も少しでも多くのことを学んでいきたいと思っている。

2010年12月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1312.2010年12月16日(木) 税制改正より消費税値上げ検討を

 今日は今年最も寒い1日となった。帯広では早朝零下21.7℃を記録した。初雪が見られた地方もある。最近は地球温暖化の影響で冬は暖かい年が多い。段々季節感がなくなり、気候にメリハリもなくなり、面白みのない気象になった。

 さて、今日政府は来年度の税制改正大綱を決定した。今財政当局は、景気が低迷して税収が伸びず、その一方で費用が嵩むという財政にとって難しい課題を抱えている。そのように厳しい状況の中で、税制改正の目玉は法人税の5%減税である。これが税収減となり苦しい国の歳入が一層厳しくなる。他方少子化対策として3歳未満児につき1人7千円を補助する。これで歳出が更に増える。収入は減り、支出が増える。年々この悪循環が加速している。これで財政が持ちこたえられるのか。このための財源に裏づけのある根拠があるのかどうか、どうもはっきりしない。給与所得の一部縮小とか、成年扶養控除を縮小とか、姑息な増税案ばかりがまかり通っている。

 この税収不足というピンチに民主党は、どうして消費税引き上げを国民に訴えて実施しようとしないのか。民主党に言わせれば、先の衆議院選のマニフェストで消費税値上げをしないと国民に約束したからだという。しかし、原資は尽き、国の借金は年々増えているのだ。これでは健全なプロジェクトは何も出来ないではないか。妙なところで意地を張っていないで、素直に原資がないから、国民生活を維持、向上させるために、実は値上げをしないと約束したが、消費税を値上げしないと国家財政が苦しい。これには当然自分たち国会議員も歳費縮減に協力するので、了解して欲しいと正面から国民にお願いしてみてはどうなのか。

 この際消費税の値上げを取り上げて、真剣に国民的議論をやってみたらどうか。

 今日検察のトップ、大林宏検事総長が年内に辞職する意向を固めた。6月に就任したばかりで、しかも任期途中で辞めた検事総長はかつていない。大阪地検特捜部による証拠改ざんと犯人隠避事件による検察庁内部の不手際の責任を取った形になったが、気の毒というよりほかない。せめて現在検討中の防止策を、精査に精査を重ねて2度と同じような不祥事を繰り返さないよう努めることが、国民の検察への信頼を取り戻す近道ではないかと思う。

2010年12月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1311.2010年12月15日(水) 公共投資の無駄

 長崎県諫早湾干拓事業の潮受け排水門を13年ぶりに開門することに政府が同意した。福岡高裁の判決に対して上告しないと判断したのである。外野から見ているとどういう判断が正しいのか、またその判断が関係者に実質的な損害を与えないのか即断は出来ない。かつて菅首相は野党時代に、この排水門は税金の無駄遣いではないかと強く非難していた。それゆえ排水門を使用しなくなるということは菅首相の当初の考えと矛盾するものではない。

 しかし、この判断によって対立と膨大な無駄が生じる。巨額の資金を投資して排水門を作り、漁民の生活を脅かし、新たに干拓地で農業に従事する農民が生まれた。今回の判断はこのサイクルを元へ戻すことになる。漁民は元通りに漁獲を得られるようになり、その一方で農民は生活の基盤を失うことになるわけである。

 これと同じことは群馬県の八ツ場ダムでも行われている。ここでは民主党政権により建設中のダム中止の決定が出た。これまでに注ぎ込んだ投資を今後どう回収しようというのか。八ツ場ダムでは、馬淵国交相のごときは再び計画推進の発言をしている。この無責任な決定に振り回され困っているのはその周辺に暮らす人々である。どうしてこういう大事な問題を、建設から中止へと簡単に覆すのだろうか。

 もう少し慎重に検討して結論を出してもらわなければ、周辺住民が苦しむだけである。

 先日来もめにもめている名古屋市議会リコール問題も住民不在で厄介である。これは河村たかし市長の個人的なパフォーマンスが極端に表出し過ぎているように思う。先日解散を求めた住民による署名でほんの僅かであるが、定数に達しなかった。これで市議会解散は流れたかに見えたが、署名の無効数に異議ありとして再審査したところ、今日になって無効署名の内、相当数の有効署名が認められてリコールは成立し、市議会は解散することになった。

 これにはまだおまけがつく。当初署名が予定数に達しなかったと市長は辞任を決意し、改めて市長選挙を実施して信を問うと言っていたが、これもおかしな話である。目立ちたがりやの市長は考えを変える気はなく、約束通り辞任してもう一度市長選での当選を目指すらしい。

 これこそ政治の停滞であり、費用と時間の無駄遣いではないか。こういう無駄の屋上屋を重ねるようなことは止めて欲しい。

 今日はJAPAN NOW観光協会の定例企画会議と出版記念会を兼ねた忘年会がいつも通り海事センターで行われた。

 企画会議は取りとめもない個人的な話だったが、先週訪れた韓国で感じたことを話した。朝鮮半島の雰囲気、米軍装甲車の隊列、ソウル市内の住宅事情、朴正熙大統領の人望、李正子さん、韓国人のお墓等々について雑駁とした内容について述べた。しかし、忘年会の席で松尾道彦理事長と朝日記者だった加納隆さんから、韓国の話は良かったと言っていただいた。

2010年12月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1310.2010 年12月14日(火) 楽しいゼミ仲間との語らい

 先月14日の朝日新聞書評に社会学者・加藤秀俊先生の「常識人の作法」(講談社刊)が紹介されていた。書評したのは江上剛氏である。江上氏は作家であるが、元銀行員(みずほ銀行)であり、最近まで経営の苦しくなった日本振興銀行から経営建て直しを頼まれ代表取締役社長を務めていた。しかし、結果的に江上氏の思うようにはならず、社長の地位を去ったばかりである。その江上氏が加藤先生の随筆の感想を書いている。

 冒頭から「痛快、愉快、爽快。本書を読むと、そんな言葉がすぐに浮かんでくる~」というように、確かに抱腹絶倒ものである。最後に「私たちが常識だと思って気にもとめない多くのことが加藤さんから見れば、実は非常識極まりないことばかりだということに目を覚まされ、たたきのめされる。それがなんとも心地よい。加藤さんは高名な社会学者で、現在80歳。もはや怖いものなんかなんにもないんだろう。ああ、うらやましい」と結んでいる。今どき加藤先生のように急所をずらしたような指摘の仕方で、しかもユーモアがあり、なるほどなるほどと頷いてしまう文章はそうざらにお目にかかれない。特に、「科学と感性」編の「開花宣言のふしぎ」が面白い。軽妙洒脱な文体で現在の科学とか合理性を皮肉っているのだ。

 加藤先生とは何度かお会いしているが、いつぞやはシカゴ博物館に展示されているホルマリン漬けされた人間肉片スライスについて意気投合して語り合ったことがある。社会を独特の見方で観察する、感性の鋭い社会学者である。拙著「停年オヤジの海外武者修行」上梓に際して、先生から授かった言葉「知的道楽」を使用すべきかどうか考えあぐねご相談した時に、「会話の折に不意に口を突いて出た言葉に知的財産とか、知的所有権なぞあり得ようはずもなく、どうぞ自由にお使い下さい」とお便りをいただいた。

 同じ世田谷区にお住まいの中々愉快な先生で、世田谷区には「沢」がつく地名が5つ(駒沢、深沢、野沢、北沢、奥沢)もあり、馬と関係が深い地名(上馬、下馬、駒沢)もあるなどと世間話も愉しい方である。とにかく面白い。ぜひお読みになることをお薦めしたい。

 今日はゼミの忘年会で、毎年のように下北沢のイタリア・レストラン「JACK POT」で、生牡蠣料理を食する。学校関係でいくつもの集まりがあるが、今になって三田の大学専門課程で学んだ飯田ゼミほど郷愁を感じるアカデミックなグループはない。先日の浅草のオーケストラ演奏会でも声をかけると錦の御旗に何人かのゼミナリストが集まってくる。これは飯田先生のお人柄もさることながら、ゼミ会員が在学中ゼミで、また卒業後もゼミで学んだことをベースに向上心を失わなかったことが大きいと思う。

 今日も11人の仲間が集った。出てくる話題は、最近の民主党政権の頼りなさに対する不満である。つい最近利光さんは、何人かの同志とともに岡田幹事長に会った時に、それなりの提言をしたと仰っていた。冗談半分にわれわれが内閣を組閣した方が、よほどましな政策実行が出来るのではないかという幻想とも言えないジョークが出るくらいだった。誰に聞いても民主党に対する不満が口をついて出てくる。こんなことで良いのだろうか。

2010年12月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com