ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1319.2010年12月23日(木) 河野雅治・駐ロシア大使更迭される。

 今日は天皇誕生日で祭日に当たり、昔風に言えば天長節で旗日ということになる。60年以上も続いた昭和天皇の天皇誕生日から、漸く最近になって今上天皇の誕生日が時期的にも馴染めるようになってきた。今上天皇と美智子皇后には優しい印象があるので、不幸にして戦争のイメージを払拭出来なかった昭和天皇に比べれば、国民からの敬愛の念は強いのではないかと思う。

 韓国のヨンピョン島へ北朝鮮が砲撃を加えて、今日でちょうど1ヶ月になる。韓国軍は3日前の海上軍事訓練に続いて、今日は空陸一体となって北朝鮮国境近くで砲撃訓練を行った。北は事前にやればやり返すような強硬なコメントを述べていたが、今のところ静かである。このまま平穏であって欲しいものである。

 さて、昨日のニュースによると駐ロシア大使の河野雅治氏が更迭されることになった。メドベージェフ大統領の11月の国後島訪問の情報を事前に入手出来なかった、重要情報収集力欠如の責任を問われた模様である。この裁断が下される前に、実は今月初発行の月刊「選択」12月号に河野氏の大使としての外交能力を疑問視する記事が掲載されている。確かに自分が勤務する国の最高権力者の行動が直前まで分らないのでは、出先の外交責任者として外交情報の入手はどうなっているのか政府首脳が訝しがるのも当然である。

 かつて鈴木宗男前代議士の「ムネオハウス」が、疑惑の俎上に上がった際、モスクワの日本大使館勤務の佐藤優外交官のロシアにおける並外れた行動ぶりが、外務省のような保守的な空気の中では必ずしも好意的に評価されず、外務省職員として職務停止の状態に留められ、今も裁判中で休職扱いである。その後佐藤氏の著書を何冊か読んでみて、その規格外れの行動力に目を見張った。佐藤氏の講演を聞いたり、直接話を伺ったこともある。

 佐藤氏は浦和高から同志社大学神学部を出られた。在学中に湘南・浦和高定期戦で、湘南高を訪れたこともあると言っておられた。佐藤氏の話を聞いてロシアのような魔界的な国では、危険を冒してでも政界内部へ食い込み人間関係を築いて、コンフィデンシャルな情報を入手する必要があることを痛感した。そこまで蛮勇を奮える外交官の数が少なくなったようだ。得意のロシア語を駆使してロシア政界内部へ切り込んでいく豪胆さを持ち合わせていた佐藤氏は、ノンキャリアである。スパイ視される危険を承知のうえで、相手の懐へ飛び込まなければ重要情報の入手は容易ではない。これがエリートには中々出来ないのではないか。これは佐藤氏の話と著書から感じたことである。その点で現大使の河野流のパーティ外交では限界があったというべきであろう。

 後任には、現チェコ大使の原田親仁氏が就任すると見られているが、「選択」では原田大使は既定路線と見ていて次のように手厳しく論評している。ロシアスクール出の原田氏はドン的な人材ではなく、保身を考えるような人物と同列にあると辛口の評価である。外務省にはしたたかなロシア・クレムリンと正面から交渉出来る外交官はいないとクレムリンにも見抜かれているようだ。

 身の危険を冒してまでも情報収集に当たるべきかどうかについては、議論の分かれるところだが、こういう特殊な国を相手にする場合は、相当語学に秀でた外交官に長期間勤務を継続させて人間関係を構築することが大切ではないかと思う。

 いずれにせよ、政治家がダメなら、外交官もダメ。これでは今後うるさ型で百戦錬磨の各国の首脳陣を相手にどうやって外交問題を解決していこうというのだろうか。どうも心許ない。

2010年12月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1318.2010年12月22日(水) がんじがらめの「日本」という国

 年末の年中行事だが、来年度国家予算の決定に際して水面下で関係当局が虚々実々の駆け引きを行っているようだ。外交や政治を始め政局の動きも絡んで、中々前へ進まない点を心配していたが、役所は話をとっとと進めているらしい。

 その中で2点ほど気になったことがある。ひとつは、民主党政府がマニフェストで約束したバラマキ政策が、未だに歳入のメドも立たない財源難のため実現の可能性が危ぶまれていることである。

 来年度の一般会計の歳出は、今年度と同じ92兆円台と見られている。これを税収41兆円と国債発行44兆円を併せても、なお約7兆円が不足する計算である。この不足分を独法や特別会計の剰余金で賄う腹のようだ。ところが驚いたことに「出るわ、出るわ」、JN協会の松尾道彦理事長が総裁を務めていた鉄道建設・運輸施設整備支援機構から利益剰余金1.2兆円を始め、財政投融資特別会計から1兆円、外為資金特別会計から3兆円の剰余金を税外収入として計上するという。国はあっちからも、こっちからもいざとなれば、いくらでも剰余金をかき集められるシステムになっているようだ。「国家の制服」にはない筈の袖がいくつも付いているのだ。どうしてこれだけの大金が不透明なまま埋蔵金として眠っていて、国民の前に公表されないのだろうか。言ってみれば「隠し資産」のようなものではないか。かつて学生時代に法政大学へ出かけて大内兵衛教授の講義を受講したことがあるが、その時大内教授は財政投融資を表に出せない「めかけ」のような存在と手厳しく糾弾していたが、なるほどと思う。

 もうひとつ注目したのは、「日本復活特別枠」というおひねりを作り出したことである。これは来年度予算編成で成長戦略やマニフェスト関連施策を実現するために特別に設けた予算の枠だという。まったく国の手にかかったら何でもありなのだ。しかも当初想定を上回る2.1兆円にも達するという。

 そのどちらも国民のほとんどがその決定の経緯と中身を知らないと思う。在日米軍の駐留経費の日本側負担額などもこの中に含まれるらしい。どうも国民の知らないところで、物事が決定されていく。民主党政権になって戦時中の翼賛体制傾向が強まっているようだ。危険!危険!

 財政悪化と経済成長の弱さが影響して日本の格付けも下がる一方である。大手格付け会社、アメリカのS&P社の格付けによると日本は信用度の低下したスペインと同格の「AA(弱含み)」に置かれている。更に同社は日本の社会保障費が高齢化に伴って増え続けた場合、国債の格付けを現在のダブルAから更に引き下げる可能性を匂わせている。日本の出来の悪い政治家たちの行う政治ごっこが、外から危ないと見られているのだ。どうしてこういう政治家をわれわれは選んでしまったのだろうか。「田園の憂鬱」ならぬ「日本の憂鬱」である。

2010年12月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1317.2010年12月21日(火) ホームページを一部修正

 ホームページのトップページを模様替えしてみた。HP開設以来3年半余が過ぎたが、写真の追加はやってみたもののほとんど手を入れていなかったと言ってもいい。昨日パソコン教室へ行ったのを機会に写真をすべて入れ替えてみた。今まではチベットのポタラ宮殿、シベリア鉄道ウラジオストック駅、モン・サン・ミッシェルをバックにした3枚の写真を載せていたが、今度は趣向を変えて、新聞記事(3年前の小田実さんの追悼デモ)、南アフリカの金鉱山、アマゾン、南アルプル北沢峠をトップページに掲げた。他にも若干変更したり、図解を取り替えたりもした。どんな反響があるか楽しみだ。今後はできるだけ機会を捉えて、写真1枚でも良いから半年に1度ぐらいは手を加えてみたいと考えている。

 昨日の韓国軍の軍事訓練に対して北朝鮮の反撃がなく、国連安保理事会緊急会議は、本国照会の重要コレポンに対する返事が中国だけから来なかったこともあり、アメリカとその他の国々の中国に対する不満が爆発して開かれなかった。アメリカのライス国連代表が名指しこそしなかったが、中国の対応に相当な怒りを露にした。緊急会議がまったく機能しなくなったからである。北朝鮮が反撃しなかったから朝鮮半島は大事に至らなかったが、もし仮に北が攻撃し、これに韓国が応戦していたら国連はまったく機能不全のままで戦火は拡大しただろう。もっとも北も動こうにも動けない実情があったようだ。韓国の訓練に各国から観戦員が監視しているので、第3国が見守る中では北としても攻撃しにくいということもある。いずれにせよ、油断は出来ない。

 わが国内でも政治は相変わらず機能していない。昨日の菅・小沢会談が不調に終ったのを受けて、菅首相は政治倫理審査会の出席を諦め、次の手段として小沢元代表の国会招致を実現させようと動きだした。漸く腹を決めたのではないか。しかし、この問題を収拾するためにまた余分な時間を消費しなければならない。政治、経済、外交、沖縄基地、年金、予算編成等々、数多くの問題を抱えていながらこのザマである。政治というより国そのものが一向に前へ進まない。こんなことで良いのか。

2010年12月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1316.2010年12月20日(月) 国内外に混乱と騒乱

 ついに今日午後韓国軍はヨンピョン島周辺海上で軍事訓練を開始した。北朝鮮の不気味な反応を不安視していた国連安全保障理事会は緊急会議を招集していたが、中国とロシアの独善的要求により北朝鮮への制裁決議がもたついている間に、韓国は決然と自国の正当性を行動に移した。この行動自体は朝鮮半島を緊張させ、戦火を誘発する可能性もあり、その是非の判断は難しい。訓練を行えば、報復も辞さないと通告していた北朝鮮は、今のところ反撃の気配はない。

 しかし、この緊張状態がいつ発火するのか分らない。

 国内では、このところ小沢一郎・民主党元代表に対して、政治倫理審査会に出席して献金疑惑について説明責任を果たすべきだとの声が強くなり、今日菅首相が小沢氏に直接会い説得した。だが、首相は小沢氏を納得させることは出来なかった。菅首相の顔も丸つぶれで、今後民主党としては小沢氏をこの政倫審の場へどうやって引き込めるかということが大きな課題と責任になった。同時に民主党内に反小沢派と親小沢派の対立が一層露骨になってきた。

 一方、地方都市では、河村たかし・名古屋市長が辞表を提出し受理された。これで来年2月に愛知県知事選と同日選挙を行うことになった。この市長辞職というパフォーマンスがどうも理解しにくい。市議会が迷走の後に、リコールが成立して解散することになった。不可解なのは、河村市長が一旦リコールを不成立と判定された段階で辞職の意向を示し、それが一転してリコール成立となったにも拘わらず、辞職を決断したことである。市長の言う理屈は分らないでもないが、このおまけの市長選挙にかかる経費はバカにならない。優に2億円を超えるという。市長は理屈をこねまわしながら個人的な主張をしているが、市民と市財政のことをまったく考慮に入れていないのではないか。一見民主政治を装っているが、こういう個性むき出しのわがままとも思える風潮が蔓延るのは、民主政治を堕落させる一歩である。鹿児島県阿久根市長のリコール問題にしてもそうだ。ひとりよがりの行動には呆れ果てるばかりである。

 さて、11月25日号「週刊新潮」に菱山郁朗・駒沢大講師の論文が大きな話題を提供していたが、今朝の朝日新聞に半面広告で2頁に亘って「週刊ポスト」に同様の内容が取り上げられた。早速買って読んでみた。ジャーナリストの上杉隆氏が菱山氏にインタビューするスタイルだが、内容的には「週刊新潮」にほぼ書き尽くされている。それにしても菱山氏は絶大な権力を行使している元上司に当たる読売グループ会長の渡辺恒雄氏や日本テレビ会長の氏家斉一郎氏に対して堂々と真っ向勝負を挑んでいる。日テレ関係者にそっと聞いたところによると、菱山氏の意欲的な論文は日テレ内では拍手喝采だそうだ。文面から推測するなら、両氏より菱山氏の言い分に遥かに理があるように思えるが、元部下から批判されて貝となって口を閉じた両氏が応えようとしないのでは、勝負にならない。取り合おうとしない両氏には、それが計算済みの作戦なのかも知れない。

 今日夕方になって久しぶりにパソコン教室受講に出かけた。4月までほぼ週1回ペースで4年間通い続けて個人教授を受けていたが、しばらく休講している間に来年1月に教室が閉鎖されるという連絡をもらった。普段はそれほどPC操作に不自由しないが、時折不明な箇所が出てくると電話で尋ねて解決していた。だが、分かりにくい大きな疑問はやはりじっくり聞かないとダメなので、今日ホームページ修正の件で教室を訪れた。

 波田野講師に教室閉鎖の事情を聞いてみると、いくつか理由があるようだった。経営上の問題ということと、年齢的にきついということも大きな理由かなと思う。残念だがやむを得まい。ただ、今後も電話で尋ねたり、時には会って教えを請うことも出来るようなのでホッとしている。

2010年12月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1315.2010年12月19日(日) 日中関係世論調査の結果

 朝鮮半島情勢が大分緊迫してきた。今日から3日間の間に韓国軍がヨンピョン島周辺で軍事訓練を行うと報道されていたからだ。北朝鮮は韓国が訓練を行ったら何らかの反撃を行い、その責任はすべて韓国が負うべきであると強硬な声明を発表した。幸い今日は訓練が行われなかった。周辺には米軍もいて北にプレッシャーを与えている。これまで北朝鮮の過激な行動に対して、国際社会から北への影響力の強い中国が北に説得することを要請されながら、その説得役を行使せず、今回の緊張事態に対しても中国は両軍に対して自重するよう注意を喚起して、恰も中立的立場で主導権を発揮しようとしている。身から出たサビとは言え、中国も昨日自国漁船と韓国警備艇の衝突という新たな問題を抱えて、内心対応に大童の筈である。

 昨日の漁船衝突問題で韓国は悪質な中国漁船の操業に対して厳重な取り締まりを行うと発表した。どうも朝鮮半島周辺が急速にざわめいてきた。やはりこの主役は北朝鮮であり、これをネガティブにサポートしているのが中国だろう。

 内閣府が外交に関する世論調査結果を発表した。日本人が中国について親しみを感じないと答えた割合が、実にほぼ8割に達した。或る程度予測された数字ではあるが、これほど中国に対して悪印象を抱いている人が多いとは想像以上だった。新聞でも分析していたが、9月の尖閣諸島周辺の中国漁船衝突事件以降の中国の強硬な対応に、日本人が嫌悪感を持ったことが大きい。この世論調査が始められて以来対中関係は最悪になったようだ。低下したとは言え、個人的に中国への親近感が2割程度あったのに、日中関係が良好だと考えている日本人が10%にも満たなくなったのにも驚いた。これを元通りに日本人が中国に対して良い感情を抱くようになるには相当な時間がかかると思う。これほど急速に日中関係が悪化したのは、日本人と中国人の関係が悪くなったというよりも、この間に中国共産党政権がからんでいるとみるのが妥当だと思う。この悪化した感情は、中国政府が意図的に醸成したと言っても当たらずとも遠からずだろう。

 これから明日、明後日の韓国軍の軍事訓練の実施が気にかかる。

 さて、母校湘南高校が来年創立90周年を迎える。今年はそのプレ・アニバーサリーイヤーとして、先輩の根岸英一教授がノーベル化学賞を受賞されたし、同級生の環境リスク管理学者・中西準子さんと後輩の指揮者・大野和士さんが文化功労者にも選ばれた。慶応ラグビー部では後輩が大活躍したり、ラグビー部を中心とする運動部活動が韓国のKBSテレビに取材、放映されたり、明るく嬉しいムードに包まれた。

 創立90年を記念して、同窓会(湘友会)名簿を発行する。前回同様拙著の広告掲載を要請されたので、今日1日かけてゲラを作成し出版社へ送った。これによって、販売部数が伸びるわけではなく、お付き合いの要素が強いが、拙著「新・現代海外武者修行のすすめ」と「停年オヤジの海外武者修行」を写真付きで載せ、共著「知の現場」と最近刊行された共著「そこが知りたい 観光・都市・環境」の宣伝文を、そして来年上梓したいと考えている書下ろし「士・農・工・商・エージェント」(仮題)の予告を載せることにした。

2010年12月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com