充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1344.2011年1月17日(月) 竹原信一・前阿久根市長敗れる。
神戸・淡路大震災から今日で16年である。神戸を始めとして、日本各地で大地震に備えたシミュレーションを行っている。サンフランシスコやトルコで大きな地震に遭ったことがあるが、こればかりは2度と味わいたくない恐怖である。だが、地震は突然襲ってくるので、逃げようがない。せめて被害を少なくすることしか考えられない。
さて、地方政治の中で全国的な話題を集めていた鹿児島県阿久根市の出直し市長選挙が昨日行われ、竹原信一・前市長が新人で前市長のリコール運動を進めた市民団体の役員だった、37歳の西平良将氏に敗れた。
中央から離れた1地方の市長選が全国的にこれだけ注目されたのも、過去2年半で3度も行われた市長選のせいである。狂気の沙汰と呼んでもおかしくない。これだけ世間離れなことをやっていれば、辛らつに言って日本中の恥晒しになる。世間常識では計り知れない地方政治の不透明さが、噴出したような印象を受ける。
自衛隊出身者らしくある面で正義感の塊のような前市長の目指す方向性は、ある程度受け入れられていた。しかし、その手法があまりにも独断的で、議会や職員を無視した性急なやり方が批判されたのだ。過去に議会と対立して2度も不信任を決議され、それでも前回の市長選では再選されている。この時点ではまだ多くの支持者がいた。にも拘わらず、ここへ来てあまりにも議会無視が目立ち出し、昨日の3度目の市長選で遂に敗軍の将となった。
近年東国原英夫・宮崎県知事、橋下徹・大阪府知事、河村たかし・名古屋市長、そしてこの竹原信一・前阿久根市長のように個性的な首長が進出するようになった。地元の実情を日本中に広く訴える点では大いに効果的であり、決してその行動を否定するものではない。問題は彼ら首長の主張や行動が、個人的なパフォーマンスに終始していないかどうかと言う点にある。選挙前にはあれだけ支持を懇請しておいて中央政界へ進出しようとしている宮崎県知事や、色気満々の大阪府知事と名古屋市長らに対しても、最初に将来ビジョンや方向性、本心をすべて曝け出せと言いたい。
今回の阿久根市長選では、竹原氏の考え方に賛同する市民もかなりいた。竹原氏の読み違いは議会と市職員を完全に無視したことだろう。市民に直接訴えると言い、街頭で理念とビジョン、政策を訴えた。それは良い。だが、自分の考えを議会にも諮らず、一方的に決定しようとする専決行動では、大方の理解は得られまい。議会議員だって市民から選出されているわけで、その意味では前市長は市民の意見をネグっていたということになる。往生際もあまり良くない。反省の言葉はなく、敗戦の弁は「職員組合と報道に負けた」というものだった。
新市長もこれからが正念場である。前市長の方向性は間違っていないと述べている。ここは、今後どうやって話し合いの中で行政を進めるかということであり、若手市長の手腕が問われるところだろう。しばらく注目して見てみたい。
1343.2011年1月16日(日) アメリカ大陸に新たな石油埋蔵地
「選択」1月号によると今後世界の石油市場が変わるかもしれないという。それを象徴するエポックメークな現象がアメリカで現実化しつつあるようだ。北米大陸の砂岩からタイト・オイルが採掘出来そうだという。これまで石油と言えば、中東地域の砂漠における掘削や、昨年メキシコ湾で火災が発生した海底油田に象徴される。だが、海底油田の開発には巨額の費用と長い年月がかかるうえに事故の心配が大きくなった。砂漠から得られる石油については、カタールが「世界に天然ガスを安定供給できる国はカタールしかない」と胸を張り、売り手市場をよいことに国際石油価格を手玉に取るほど中東諸国の独壇場だった。ところがアメリカで新たにタイト・オイルの実用化が現実味を増してきたことにより、産油国である中東諸国とロシア国内では、今までのように売り手市場を有利に利用出来る機会が減少するのではないかと胸の内は穏やかではない。
では、このタイト・オイルとは一体何だ?日本人でもあまり気付いている人はいないらしいが、硬く固まった砂岩(タイト・サンド)の中から石油を取り出すらしい。そして、その埋蔵量は在来型石油の5倍以上もあり、その埋蔵場所も北米大陸に偏在しているというから、アメリカにとっては願ったり叶ったりだ。また、この非在来型石油の台頭が世界の産油国勢力図を一変させようとしていることで、これまでの産油金満国や、アフリカに広く資源獲得外交を行い石油掘削工事に熱心な中国をドキリとさせている。
現在石油の消費は毎年着実に増え、その供給は産油国の外交カードにも使われているほどである。世界最大の石油消費国であるアメリカに、新たな石油資源が発見されたとするなら、アメリカは追い縋ろうとする中国を始め、ロシアや石油産油国をぶっちぎってダントツで世界に君臨するようになるだろう。
中国を始めとする各国のガソリン車の販売台数の伸びを見ると、石油市場の活性化は疑問の余地もなく、日量の消費は1億バレルに達するが、一方で地球温暖化や再生可能エネルギーの普及によって脱石油政策が進み、日量9千万バレルに抑えられるとの声もある。
タイト・オイルは、アメリカが2011年を世界最大の産油国として復活する年になるテコになるだろうとも推測されている。
大きなお世話かもしれないが、働かずとも現金が手に入り「濡れ手に粟」でがめつい中東産油国や、アフリカ大地を石油の採掘権獲得により引っ掻き回している中国、など成金国家にきついお灸を据える意味ではアメリカのこの新しい石油開発は効果的だと思う。そもそも石油消費自体があまり地球生存のためには好ましくない観点から考えれば、とりあえず豊かなアメリカに石油が採れるメドが立ったということは、無秩序な石油開発に警鐘を与えてくれるのではないかと、むしろ喜ばしいことだと思考するがいかがなものだろうか。
1342.2011年1月15日(土) 旧「成人の日」に思う。
「成人の日」は毎年1月第2月曜日に変わってしまったが、以前は今日がその「成人の日」だった。積雪情報が伝えられる中で大学入試センター試験が行われ、交通機関の案内にこと細かい注意が与えられている。随分親切になったものである。少子化傾向が強まっているにも拘わらず、大学入試志願者は前年度より増えた。55万人の受験生の内、5人にひとりが浪人生だという。われわれが成人式を迎えたころは、センター試験なぞなくて、各大学が独自に入試を行っていたし、成人式は生憎2年目の浪人期間中だったので、お祝い気分なんかまるでなく苦い思い出しか残っていない。例え難関を潜り抜けても2年後(4年後ではない)には厳しい就職が待っているなどと皮肉な報道もされている。
さて、北アフリカのマグレブ3国のひとつ、チュニジアで独裁的権力を揮ってきたベンアリ大統領が激しいデモの中を逃げるように国外へ脱出した。同じイスラム国家のサウジアラビアへ亡命したようだ。アフリカやアラブ諸国には、絶大な権力を行使して長期に亘って最高権力者の地位に居座り続ける独裁者が多いが、このチュニジアのベンアリ大統領にしても1987年の無血クーデターで永世大統領だった前任のブルギバ氏を追放してその地位に就いたものだ。そのブルギバ大統領にしても、30年間に亘って大統領の職にあった。
チュニジアには2400年前にハンニバルが活躍したカルタゴ国があった。その歴史ゆえに多くのローマ遺跡もあり、実際現在も170人ほどの日本人観光客がチュニジアを旅行中だという。私もいずれモロッコ、アルジェリアなどほかのマグレブ国とともに訪れてみたいと思っている。
今日午後最後のパソコン教習に行った。5年近くに亘りPCを学んできたが、まだマスターしきっているわけではない。しかし、何とか所期の目的だったパワー・ポイントの習得と、ホームページを開設出来たので、まあ自分ではよくやった方だと思っている。まだ時々習いに来たいと考えていたが、PC教室がクローズされるので今日が最終回になるのもやむを得ない。幸いなことに波田野講師とは個人的に連絡をとれば時折会って指導をしていただけるということなので、どうしても行き詰まったら、また波田野講師にお願いしたいと思っている。
1341.2011年1月14日(金) 第2次菅内閣発足
昨年末独法・国民生活センターから依頼された原稿内容の中で、旅行傷害保険の内容を確認するために、元の勤務先へ出かけ、わざわざ来てくれたAIU保険のセールス担当者から資料をいただきながら説明を伺った。拙稿内容は任意保険である旅行障害保険が強制保険であるべきだ、またクレジット・カード付帯保険より第一義的には旅行障害保険に加入すべきとのアドバイスである。更に、旅行中の事故の処理はともかく、出発前にも心の備えをして、パックツアーで添乗員のいないツアーではツアー参加者も安全確保義務を積極的に行うべきだとの提言である。
書きかけたままの原稿コピーをあげて保険に関する内容と表現が間違っていないかどうかの確認をお願いした。
さて、今日第2次菅内閣が発足した。昨日の時点で入閣が疑問視された与謝野馨氏が経済財政担当大臣として起用された。民主党を批判していた与謝野氏の入閣には党内からも強い批判がある。どうも首相は消費税を含む財政改革を一歩進めるために、財政のベテラン与謝野氏を一本釣りしたらしい。官房長官には噂通り、枝野幸男・前幹事長代理が起用された。18名の閣僚のうち、与謝野氏と留任の北沢俊美防衛大臣が私と同い年で閣僚最高齢者である。段々若返っていくのは結構だが、頼りにならない大臣では困る。78歳の高齢で鳩山内閣時の財務大臣だった藤井裕久氏を副官房長官に起用したのは、首相補佐と言っているが、史上最年少官房長官・46歳の枝野幸男氏の教育係だろう。実際藤井氏は、高齢を理由に大臣を辞めたほどである。官房長官を辞めた仙石由人氏は、更迭の匂いが強いが、傷つかぬよう党代表代行の処遇を与えた。首相も妙な気配りだけはやるものだ。
更に今日になって経済産業大臣へ横滑りした海江田万里氏が、ポストを引き継いだ与謝野氏の後継人事について「人生は不条理」と言い不快感を表明した。この2人は東京選挙区第1区の議席を争うのだから、それは分るような気がする。法相に就任した江田五月氏が9月の党代表選で「政治の不条理をなくしたい」と発言していたからだ。2年前は海江田氏が勝ち、敗れた与謝野氏が比例代表制で当選したという因縁もある。お互いの心の内は一体どうなのだろうか。
ともかく新体制になって、気分も新たに国家国民のために真摯に任務に取り組んで欲しいものである。
ここ数日寒い日が続いているが、今日北海道・陸別町で今冬最低気温の-28.8℃を記録した。明日以降都内でも積雪があるかもしれないとの予報があった。
1340.2011年1月13日(木) 政治は行わず、何でもありの民主党
何が何だかわけが分らず混沌としてきた政界だが、民主党内の対立は今日の民主党大会でも露骨に表れた。参議院で問責決議された仙石官房長官と馬淵国交相が辞めざるを得なくなり、明日内閣改造を行う。それに先立ち官房長官の後任には、枝野幹事長代理が就任する模様である。
驚いたのは、現時点ではまだ決定してはいないものの、昨年4月自民党を離党して新党「立ち上がれ日本」を結成し、平沼赳夫氏とともに党の共同代表を務めていた与謝野馨・元財務相が離党して政権入りすると囁かれていることである。もしこれが事実なら、与謝野氏は一体何を政治家の理念と考えているのだろうか。かつて自民党の中でも政策通で良識派として知られ、私も期待していたひとりだったが、昨年末の新党と民主党との提携交渉が不調に至った折の立ち回りなどを見ていると不器用な人だなとは思っていた。
しかし、それにしても自分が創った党を、理念と実務の考え方が同志と異なるからといとも簡単に離党して政権へ参加しようというのだから、あまりにも身勝手で節操がなさ過ぎるのではないだろうか。こういう無責任な人が国の政治を動かすとしたら、国が真っ直ぐ前へ進むはずがないではないか。
ところで民主党はこの期に及んで一昨年総選挙で国民に約束したマニフェストを見直すと言い出した。元々無理な政策を掲げていたので、見直すのは結構だが、財源が足りないのに見映えの良い政策ばかり実施しようと欲張るからである。その一方で財源を生み出すはずの経費節減がまったく当て外れとなった。当てのない財源に膨らむ支出という不安視されていた通りの結果となり、財政破綻の典型となった。その結果ほとんど何も出来なくなってしまった。
因みに手元にある一昨年総選挙時の「政権交代」と称する民主党のマニフェストを見てみると、無駄使いをなくす政策として、①天下りの斡旋禁止、②官製談合と随契の一掃、③国家公務員の総人件費2割削減、④国が地方に使い途を指定する「ひもつき補助金」廃止、⑤企業団体による献金、パーティ券購入禁止、⑥国会議員の世襲禁止、⑦衆議院比例代表制定数80人削減、を訴えている。これで政権交代を成し遂げたわけである。にも関わらず、ほとんど実行されていないではないか。しかも本気になって検討しようとの様子も見られない。そこへ見直しだという。ふざけるなと言いたい。もう少しやってみて難しいので一部軌道修正するならまだしも、とてもすべて実行出来ないからご破算というのではまったく話が違うのではないか。
衆議院議員を削減するなんていう話は、声を大にしてほざいていたが、自分たちの身を削るとなると党内に強い抵抗もあって「無期限先送り」「忘れたころに中止」となりそうだ。まったく政治家なんて落ち目になると、誤魔化せるものなら何でもやるものだと呆れるばかりだ。