ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

ブログ一覧

1374.2011年2月16日(水) 政治をダメにし、希望を失わせる鳩山由起夫と小沢一郎

 民主党は小沢一郎・元代表に対する民主党員資格停止処分を決定した。政治資金規正法違反に関する検察審査会の強制起訴に対して、やましいことは一切ないの一点張りで国会の証人喚問、政治倫理審査会への出席をいずれも拒否して野党の厳しい追及をかいくぐっていた小沢一郎氏が、民主党内からも批判の矢面に立たされている。豪腕小沢の仕返しが怖い民主党幹部は誰も猫の首に鈴を着けられず、ついに菅首相が直接会って議員辞職、或いは離党を勧めたが、小沢氏はこれらをいずれも拒否してにっちもさっちも行かなくなってしまった。民主党常任幹事会は親小沢派と反小沢派が対立してすったもんだして、裁判で決着がつくまでの間小沢氏の党員としての活動停止を漸く決定した。この決定を受けて倫理委員会の追認を経て最終的に処分が決定する。

 かつては民主党政権の閣僚だった亀井静香・国民党代表からも、民主党は離合集散を繰り返し、内部対立でリンチを繰り返した連合赤軍と変わらないと呆れられ皮肉を言われる始末である。

 この内輪揉めのていたらくで民主党と菅政権に対する国民の支持率は急降下して、とても政権を担っていけるだけの基盤が構築されていないことが明白になった。そこへ今度は鳩山由起夫・前首相の失言である。

 沖縄における米軍駐留は敵の攻撃の抑止力になると鳩山氏が在任中に述べたことは、「方便」だったと沖縄タイムスとのインタビューの中で語った。昨年首相辞任前の沖縄訪問の際、就任時から力説していた「沖縄米軍基地の海外移設、最低でも県外移設」を諦めざるを得なくなった。鳩山氏は沖縄県民に対して、米軍が沖縄に駐在することは大きな抑止力になるので、駐留させる必要があるとの結論に至ったととってつけたようなロジックを述べていたが、それは今にして思えば、単に思いつきの「方便」だっただけなのだ。本心から米軍駐留が抑止力になるなぞ考えてもいなかったことになる。まあ酷いウソツキ総理大臣である。言葉の使い方も知らない。それより何より沖縄県民に真っ赤な嘘をついて平然としているではないか。この狂った神経とセンスはまったく理解出来ない。何と軽率で言葉の重みを知らない人だろうか。こういう人が国のトップの地位にいて国民を騙し続けていたことを国民は情けないと思うと同時に、恥と思わなければいけない。

 流石に呆れた菅首相も言うべき言葉を失ったようだが、担当大臣の北沢俊美・防衛大臣は人生で1、2を争うような衝撃的な発言だと不快感を露にした。

 この鳩山由起夫なる欠陥政治家は、首相から身を退く時にも今後は国会議員としての活動から手を引き、政界から引退するとはっきり述べた。それすら舌の根も乾かぬ内に撤回した。何と言葉を軽視する政治家だろう。政治家たる資格もない、この鉄面皮には最早つける薬もない。

 こんな人物が総理大臣を務め、与党幹事長には疑惑だらけの人物が務めていて日本の政治が良くなるはずがないと、お人好しの国民は失望し悲観するだけである。

2011年2月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1373.2011年2月15日(火) 中々面白かったペンクラブ2次会

  一昨日2010年名目国内総生産(GDP)で中国が日本を追い越し、アメリカに次ぐ世界第2位の地位にのし上がったことが正式に発表された。早くから予想されていたことでもあり、数字自体には格別驚くこともないが、それでも中国経済の成長スピードには驚嘆させられる。この10年間の日本の成長率が実質0.7%に留まる一方、中国は10.5%に達する猛スピードの成長率である。このままいくと15年後にはアメリカを抜いて中国は世界第1位の経済大国の座を占めることになるらしい。

 菅首相はやせ我慢だろうか、近隣の国が経済成長することは歓迎すべきこととコメントしている。しかし、いくら経済界、産業界が頑張ったところで、今の日本の政治状況を見ているとノー天気の菅首相のように超然としてはいられないのではないか。

 このGDPの数値は1人当たりでないところが味噌で文字通り総計であり、当然人口の多い国が有利である。その点では国民の生活レベルを正確には表していない。中国が日本を追い抜いたことに、中国市街でのインタビューで中国市民はほとんどが誇らしげに自分たちの国に誇りを持っていて、いずれアメリカも追い越すと自信たっぷりに語っていた。その中でインテリ風の中国人は、1人当たりの所得を見ると日本の約1/10であるので、これが日本に追いつくことが出来れば嬉しいと冷静な分析をしていた。実際中国の地方都市に行けば、国内の経済格差はもちろん、いかに農村部が貧しいかということを目の当たりに知ることが出来る。富の蓄積というものをどう捉えるか、数字だけでは図り知れないものをどう理解するのかという点を論議しなければ、数値だけでは表面的で通り一遍のものになってしまう。

 さて、久しぶりに日本ペンクラブ例会に出席した。今日は定例の著名人による30分ほどのショートスピーチがない。その代わりに新入会員紹介で、あれっと思う人が紹介された。誰あろう、ギニアのオスマン・サンコンさんである。テレビタレントとして知られているが、文筆家とは知らなかった。だが、サンコンさんは元々パリ・ソルボンヌ大学を出たインテリで、数ヶ国語を話す。少し話をしたが、意外に小柄で如才なく中々愉快な、テレビで見る通りの人だ。その他にも阿刀田高会長、西木正明さん、轡田隆史さん、堀武昭さん、吉澤事務局長ら何人かの人と短い会話をした。終って2次会は、小中陽太郎さん、大原雄さん、西原健二さん、ヨタロウ会幹事の瀧澤ご夫妻と有楽町ガード下の「金陵」で、昨年の国際ペン東京大会について議論が沸騰した。5月の総会で報告されると思うが、国際ペン東京大会も史上最大規模で成功裏に終ったが、その裏には相当苦労話も隠されているようだ。ペン理事会の会議内容などを聞いていると、社団法人ということもあり、普通の会社組織とは大分異なる組織団体であることを知らされる。やはり利益追求団体ではないからだと思う。何かにつけ引き合いに出されるのはいま話題の財団法人日本相撲協会である。かなり率直に話し合ったので、小中さん、大原さん、瀧澤ご夫妻らの激論は傍で聞いていて中々面白かった。

 小中さんからいただいたフルブライト同窓生の機関紙‘NEWS LETTER’2010 年12月号の表紙に高校先輩の根岸英一博士の顔写真が掲載されている。実は、3月18日に母校・湘南高校の東京有志会で根岸博士が講演されるのを機会に、根岸博士の言葉を引用した拙著を贈呈するつもりであることを小中さんにお話したら、それならと最新号をご持参いただいた。そのうえ同誌の最初の文章は同じフルブライトの小中さんご自身がペンを取っておられる。根岸博士にお会いする際、この同窓会誌をお持ちしようと考えている。

2011年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1372.2011年2月14日(月) 北方領土問題は解決出来るか。

 いつのころからか聖バレンタイン・デイと呼ばれるようになった。とかくノー天気に成りがちの日本では、好きな人にチョコレートを贈るということで国中が大騒ぎしているが、少し狂っているのではないか。アメリカ辺りではこんなふざけた習慣はないというから、まるで日本人はみんな菓子メーカーの口車に乗せられたピエロだ。まあ天下泰平と言っては言い過ぎだろうか。

 こんな浮世離れの現実とは別に、昨晩NHKが深刻なドキュメント番組「北方領土・解決の道はあるのか」を放映していたが、ロシア首脳の北方領土訪問による領土の主権アピールと島民の生活の改善により、かつては日本領だった4つの島が今や現実的にロシア政府に実行支配され、ロシア領土となってしまったかの感がある。

 番組を観ていて考えさせられることが多い。日本には2つのグループが厳然としてあることである。ひとつは北方4島全島返還を求める正論派、もうひとつはとりあえず現実的に可能な案として、歯舞、色丹の2島返還、そしてその後残る2島返還を求めて交渉を続ける一派である。

 外務省内にも理想と現実派の2つの流れがあるという。しかも、2島返還は1956年の日ソ交渉で決まっていたことであり、他方で4島返還を求める運動に何の進展もなかったことから、日ロ間に平和条約も結ばれず、今では反って2島返還すら縁遠い話になってしまった。

 政治家がこれまで何らの行動も起こさなかったことが、領土問題未解決の最大の原因である。言うならば大罪である。4島返還を求める環境の中で、秘かに2島返還交渉へ動いていた鈴木宗男・前参議院議員も、皮肉なことに勇み足で今は獄中に繋がれた身である。ある有識者は、現在政治的には日ロ間は行き詰まっているので、他の分野における対ロ協調、その中でも日本の経済支援、技術支援、環境支援などによって友好関係を構築し、時間をかけてロシアのかたくなな気持の雪解けを待つのが良いと提言する。

 前述の通り、政治家を始めとして日本が正当性のある歴史的事実を国際社会へ訴えてこなかったことが、ロシアに思うように行動させている原因であることは論を俟たない。

 それにしてもロシアの言う4島は、国際的にもロシア領土として認められているという主張はおかしくはないか。第2次世界大戦の戦利品として、ロシアは北方領土の主権の正当性を主張しているが、日本が降伏した8月15日以降に占領したものであり、いかに国際的には大戦の終戦を9月2日としているとは言え、敗戦国の財産を強奪した、火事場泥棒的イメージは拭えない。今もこの北方問題から逃げ腰のわが国の政治家と外交官は、これまでいかなる志を抱いて一体何を仕事にしてきたのかと問いたい。

 こんな深刻なテーマが周りにいくらでもあるのに、チョコだとか、義理チョコだとか少々軽過ぎるのではないだろうか。いい気なものだと思うのは、ひがみだろうか。

 さて、69年前の昭和17年の今日2月14日は、日本陸軍がシンガポールへ攻め来み、翌15日払暁に陥落させ、日本中が歓喜に湧き、燃え上がり日本国民が一番一致団結していた1日だった。 

2011年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1371.2011年2月13日(日) 週間ニュース関心度ランキング

 日経新聞電子版の先週閲読ランキングを見ると、経済専門紙だけあって普通紙の閲読とは少々異なる。因みに上位10位までは次の通りである。

 ①愛知県知事に大村氏、名古屋市長に河村氏

 ②米格付け会社、日本国債「下振れリスク高まる」

 ③トヨタ車急加速問題、米運輸省「電子系に欠陥なし」

 ④大相撲、春場所中止に

 ⑤連合赤軍事件の永田洋子死刑囚が死亡

 ⑥ボタン1個の携帯電話、ソフトバンクが3月発売

 ⑦長友がインテルでビュー

 ⑧エジプト情勢、緊迫続く

 ⑨米フェイスブック、新本社敷地は東京ドーム5個分

 ⑩HIS、タイ片道4800円低価格ツアー発売

となっている。

 それぞれに極めて興味のあるニュースであるが、⑥の携帯電話の件は知らなかった。ムバラク大統領が辞任する直前の盛り上がりからすると、⑧のニュースは昨日辺りならもっと上位に入っただろう。日経なので経済に強い興味を持っている人の関心度であるが、トップに愛知県の選挙結果がランクされているのは、民主、自民の既成政党から支持層が離れた人がいかに多いかということを示唆していると思う。この現状を多くの人々が強い関心を抱き、他方で両党関係者が心配している。これに多くの人が関心を持ち、不安視していることは、信頼出来ない今の政治状況そのものを象徴している。

 私には、⑤永田洋子の死亡関連ニュースに関心が向く。その点についてはすでに2月7日付本項に書きこんだ通りである。

 ⑩格安ツアーについては、決め付けるわけにはいかないが、安売り合戦でわが国の旅行業界に、ただ見かけの値段だけ安ければ良いとの風潮が蔓延ることが心配である。先般独法・国民生活センターへ寄稿した文章にも書いたが、ツアーの安全性との関連をもう少しPRし、啓蒙した方が良いのではないかと思う。あまりにも安いツアーでは、安全管理、旅行者保護上の物心両面での費用投資が難しいからである。

 来週になったら、新しいニュースが顔を出すだろうが、北方領土問題に関する日ロ間の険悪な空気や、新燃岳噴火、年金一元化問題等々が躍り出て、日本人の心をやきもきさせるのではないか。

2011年2月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1370.2011年2月12日(土) ムバラク政権ついに崩壊!

 ついに現代のファラオ・ムバラク王国陥落! 日本時間の昨日深夜から今朝へかけてエジプト情勢が急展開した。昨日の朝刊新聞第1面には「ムバラク大統領辞任へ」とあったが、実際には職権の内かなりの部分を副大統領に委ねることにして、本人はまだ大統領の職を辞する意思はなかった。それが一夜明け今朝の新聞第1面では、昨日の見出しから「へ」が取れて「ムバラク大統領辞任」とはっきり辞任を打ち出した。夕刊紙の1面トップもほとんどが「ムバラク辞任」である。今度は本人のテレビ演説ではなく、替わって副大統領が公表したものである。とりあえずこれでエジプト政変の第1幕に幕が降りた。

 ムバラク氏とその家族は、ヘリコプターで大統領官邸からシャルム・エル・シェイクへ向かったと言われている。シャルム・エル・シェイクはアカバ湾とスエズ湾の狭間に位置するエジプト屈指の高級リゾートとして知られ、ムバラク氏の別邸もあるが、むしろ1967年6月に勃発した第3次中東戦争時には、イスラエル空軍機がエジプト軍のアカバ湾の封鎖作戦を破壊するため電撃攻撃を仕掛けてひとしきり話題になった街である。ついに独裁者ムバラク大統領も、国民の民主化要求の声に抗しきれず、断腸の思いで30年に近い長期政権から身を退くことを決断した。

 しかし、エジプトにとって問題はこれからである。ムバラク政権が強権政治下に民主化の芽をほとんど摘んでしまったために、この後受け皿として誰もが納得するような人物も、組織も、体制も見当たらないのである。更にもっと深刻な問題は、景気停滞により8千万人の人口の内、52%を占める25歳以下の若者に職がないことである。彼らの失業率は何と20%を超えているという。しかも石油産油国と見られているが、最近では石油の輸出量より輸入量の方が多いくらい産油国としての存在感が薄い。アラブ諸国の中ではイスラエルとの関係が比較的良好だったために、アメリカと当のイスラエルにとっても、新政権がどういう体制を作り、イスラム国としての立場を強く打ち出すようになるのか、従来と同じようにイスラエルに対して受容的な政策を取るのか、はらはらしながら見守ることになるだろう。

 一方で、中東諸国の中でも長期政権の続く国では、チュニジア、エジプトに続いて「明日はわが身」と事態を深刻に受け止めている国もある。さしあたってイェメン、アルジェリア、サウジアラビア辺りでその影響が表れてくるのではないだろうか。

 ムバラク氏の辞任を受けてスイス銀行では、早速ムバラク氏とその一族の資産を凍結した。その資産が何と5兆8千億円だというから小さな国ならまるごと買えてしまうほどの巨額である。極貧生活を送っている庶民がいる一方で、このように権力を行使して私的に蓄財していた人物がいたわけである。これでは貧困生活を送っている国民が怒るのも無理はない。

 テレビ画面に映されるカイロの風景、とりわけナイル川に架かっている橋の遠景を見ていると、あの橋を渡った昔が思い出される。初めてエジプトを訪れた時はナセル初代大統領だった。2度目の時はサダト大統領で、3度目に訪れた時はこのムバラク大統領だった。その意味では、歴代すべての大統領と同じ都市・カイロで同じ空気を吸っていたことになる。何と言っても古代エジプト文化を造り上げた末裔たちの国であるだけに、印象的なシーンや建造物が多く、それぞれが懐かしく思い出される。

 ムバラク氏辞任を受けて、オバマ大統領やキャメロン英国首相がコメントを述べていたが、彼らの存在感に比べて最後に記者会見でコメントを述べた、疲れたようなわが菅首相の影が薄く、暗い印象にはがっかりした。

2011年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com