充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1379.2011年2月21日(月) カダフィ大佐よ、リビアをどうする?
ここ数日メディアではパンダが中国からやって来るニュースで持ちきりである。そして今晩2頭のパンダがやってきた。成田空港から実況放送するほどのバカ騒ぎである。聞くところによると、中国からのレンタル料金が10年契約で年間約8千万円、運送費が約4千万円だというからびっくりである。しかも食事代が1日1頭15,000円だというから、2度びっくりである。ここまでして上野動物園でパンダを飼育する必要があるだろうかと考えてしまう。上野商店街では、早くから町興しの起爆剤にしようと周辺住民ともども手ぐすねを引いて楽しみにしている。パンダの経済効果も約200億円と予想されているそうだ。
さて、中東のデモはいよいよ本丸へ迫ってきたという印象が強い。絶対権力を行使していたカダフィ大佐のリビアでも、国内各地でデモが拡大してきた。ベンガジで始まったデモが首都トリポリへ飛び火して押さえつけようとした軍部が発砲し、多数の死者が出た。
リビア、或いはカダフィ大佐と聞くと多少深刻に考えた出来事を思い出す。ひとつは、1973年7月の日航機ハイジャック事件で日本赤軍と別グループが日航機をドバイでハイジャックした事件である。日航機はその後ダマスカスからリビアのベンガジへ着陸して犯人が乗客を避難させた後爆破し、犯人はカダフィ大佐の黙認の下に国外逃亡した事件である。その時偶々アフリカへ出張中でカイロ市内のホテルでベンガジからやって来た若い日本人からハイジャック機の生々しい様子を聞いたことがある。
もうひとつの事件は、1981年9月チャウシェスク独裁政権下のルーマニアに文部省教員海外派遣団の添乗員としてお供した際、首都ブカレストからウィーンへ発つために空港へ向かっていたところ、突然国賓カダフィ大佐が到着したため空港と市内の唯一の道路が一時閉鎖されると検問所で知らされ、一瞬大慌てしたことを昨日のことのように思い出す。結果的に女性通訳を介してドライバーに何とか田んぼ道を案内させて時間前に空港へ辿り着くことが出来て、ほっとした。あの時どんな道でも良いから空港へ走ってくれとお願いした時、当惑した通訳さんがドライバーと相談してわき道であるガタガタの田んぼ道を急いでくれたことで事なきを得たことがある。その時はカダフィ大佐を恨んだものだったが、いま思い出すとわが旅行人生の中でもセンセーショナルな出来事だった。そのカダフィさんの屋台骨もどうやらぐらついてきたようだ。住民に発砲したことは、デモ隊に対して言い訳の出来ない残虐な行為を冒したことになる。もし政権が転覆したら厳しい責任を取らされるのは明らかである。今もリビア情勢は刻々と悪化しているようだ。
いつも思うことだが、こんな時天下泰平のわが日本は、パンダで大騒ぎし、国会は緊迫感もなしに揚げ足取りにうつつを抜かしている。
1378.2011年2月20日(日) 田園調布に白人撫子
孫のひとりがヤマハ音楽教室のエレクトーン発表会で友だちと演奏するというので、妻と横浜・関内大ホールへ出かけた。会場内は保護者らの熱気で盛り上がり、そのフィーバーに些か圧倒された。今の子どもたちの校外学習のエスカレートぶりには、遊びまわっていた自分自身の子ども時代を照らし合わせるととてもついて行けない。長男の子どもたち3人もそれぞれ塾やお稽古であまりのんびり出来るような学習環境ではないようだ。親にとって経済的にも大変だし、特別子どもが好きなら別だが、無理やりそのように仕向けることにはあまり賛成出来ない。
幸い孫はお稽古が気に入っているようなので、後は息子夫婦が経済的に賄えるなら、それはそれで良いと思っている。
彼ら小学生のアンサンブル演奏は皆日頃の腕前を発揮してその熱演ぶりは見事なものだった。よく知られている「エル・クンバンチェロ」や「剣の舞」合奏などはリズミカルで迫力もあったように思う。それにしてもエレクトーンがいろいろ多彩な音をひねり出すことが出来るのには驚いた。偶にはこういう子どもたちのイベントに顔を出すだけでも、子どもたちの演奏を通して現代音楽の傾向を知ることも出来る。
その帰途東横線・田園調布駅で下車して、田園調布駅前から渋谷行のバスで帰ってきたが、いつも利用する自由が丘駅の隣の駅なのに、改築工事が終ってからこの駅を一度も利用したことがなく、今日は新田園調布駅完成以降初めて利用したことになる。自由が丘とはよく比較されるが、まったく雰囲気は別だ。田園調布の静かな駅前の住環境は、奇妙な話だが、1月に目黒で老人夫婦宅へ押し入った殺人強盗犯が、金持ちを狙うターゲットとして挙げた高級住宅街だけあって駅前周辺も落ち着いた佇まいで、流石にわが国最高級の住宅街だけのことはある。
今日その田園調布駅前で1組の背の高い碧眼のカップルを見た。件の女性は何と和服姿で着こなしもきっちり決まっている。妻に聞くと持っているバッグも趣味が良く、その着物にぴったり合っているそうだ。和服女性としては歩き方も地についている。こういう和服の女性、しかも白人女性が周囲を気にすることもなく自然体であることに感銘を受けた。日本の若い女性が段々和服を着なくなって、偶に着てもしっくりいかなかったりして、大和撫子が消えつつある。それが図らずもわが国の高級住宅地の田園調布で異人撫子を目撃することになるとは、時代も変わったものだと思う。
1377.2011年2月19日(土) ラグビーのテレビ・マッチ・オフィシャルについて
今シーズンは1度も観戦しなかったラグビーもシーズンの終わりが近づき、来週には日本選手権の決勝戦を迎える。今日は準決勝2試合をたっぷりテレビで観戦した。すでに今日までのトーナメントで2つの大学チームとクラブチームの代表は社会人チームに一蹴され、勝ち残ったのは昨年同様社会人強豪チームだけとなった。かつては、慶応と早稲田が社会人チームを破り日本チャンピォンになったことはあるが、今では社会人チームと大学チームの実力の差は歴然として、大学チームが社会人チームを降すことは望むべくもない。
その社会人チーム同士の準決勝で、4連覇を目指す三洋電機と拮抗した力の東芝戦は、三洋が後半に逆転して決勝戦へ勝ち進んだ。もうひとつの準決勝戦はこれまた熱戦の末、サントリーが神戸製鋼を振り切った。いずれも好ゲームで久しぶりにラグビーの面白味と楽しさを堪能することができた。
ところで、今日の試合で「テレビ・マッチ・オフィシャル」制度が実際に採用された場面を現実に観ることになった。トライかどうかの微妙なシーンを前者の試合で3度も観ることになった。このシステムは2年前から大きな大会やトーナメントで採用されるようになり、レフェリーが瞬時にプレーを判定しにくかったり、際どいプレーが死角のポジションにいて判定出来なかったケースに、タッチジャッジに尋ねることはあるが、それでも自信を持って判定出来ない場合に、ビデオ画面を観たうえでレフェリーがジャッジするものだ。
今日の3つのシーンでは、確かにそれなりに納得出来る判定とはなった。ただ、このシステムが万能とは言い切れない点と、ラグビー・スピリットから考えるとこの制度の採用には疑問も感じる。ひとつは、ゲームが盛り上がった時点でプレーをストップするもどかしい空白の時間である。もうひとつは、ラグビーはレフェリーに全権限を委ね、お互いの信頼の元にゲームが行われ、レフェリーのジャッジに対して一切アピールは出来ないとの紳士的了解の下に試合を行っているからである。
時代の変遷につれて、試合以外でもルールが変わり、ジャージーと云われるユニフォームも変わり、試合の展開に合わせて選手の交代を行う戦術にも多少の違和感を感じるが、これも時代と言ってしまえばそれまでだ。だが、昔の素朴なラグビーを知るものにとっては一抹の寂しさを感じるのも事実である。
近代スポーツとして衣替えして、テレビ放送向けに派手で目立つユニフォームに変わり、コマーシャリズムが入り込み、外国人選手も多くなり、選手たちの気持やパフォーマンスも人の目を意識するものに変わってきた。果たしてこれが良いことなのかどうかは分らないが、アマチュアイズムの権化のように言われたラグビーにも明らかにプロ化の風が吹き込み、時代の波に晒されていることは間違いない。
1376.2011年2月18日(金) トップを首にしたい民主党幹部
「首相代えてもいい」今日の朝日夕刊トップ記事の見出しである。よりによって与党民主党幹部が野党である公明党幹部に打診した秘かな囁きである。国民の菅政権支持率低下と並行して、最近の政局の動きからいよいよ菅政権の命運が尽きる日が近づいているとも言える。昨日の造反議員の行動は一般の受けは良くなく、あまり意味がないと思うが、それでも心情的に賛同している同志は少なくないようだ。
一方で、囁きは首相がやる気はあるのに、首相の首と引き換えに予算関連法案に賛成してもらおうとの一部幹部の裏取引であると捉えられている。まったく腰が据わらない菅首相の政権運営だが、これだけ周囲に舐められ、周辺が喧しくなってくると、いよいよ退任もやむを得ないと諦めるよりしようがないか。
夜の「報道ステーション」でもこのニュースが最初のトピックとして取り上げられた。
民主国家のわが国では、今や血で血を流す闘いはなくなったが、政権の座をいとも簡単に禅譲しようとする古い考えが未だに残っていることに危機感すら憶える。
海外では民主化を獲得するために激しいデモが繰り広げられているのが現実である。一時的にデモが納まっていたイェメンでも再び騒ぎが拡大している。北部地区とアデンを中心とする南部地区と分裂の可能性も出てきた。バーレーンのデモでは、治安部隊が鎮圧に乗り出し死傷者が出て、反って民衆の反政府感情に火を点けている。リビアも酷い。40年以上に亘るカダフィ大佐の独裁統治によって民主化運動が弾圧されたリビア国民は、ついに堪忍袋の緒が切れた。これっぽちも反政府デモが表面化したことがなかった「カダフィの国」に、少なくともデモが発生した。昨日現在13人の死者が出たとの情報がある。このように海外、特に中東諸国で自由を獲得するために身体を張った民主化デモが起きているのに、国内では民主化を獲得していながら非民主的な取引で上へ下への大騒ぎをしている。この平和ボケと無責任な政局にはほとほと愛想が尽きる。
日本という国には、本当の民主政治はまだ生まれていないのではないか。
1375.2011年2月17日(木) 甘い汁を吸う独裁者と惨めな末路
栄耀栄華を恣にしてどん底に落ちたかつての権力者ほど惨めなものはない。「奢れる者は久しからず」を地で行っている。エジプトのムバラク前大統領にして然りである。つい1週間前まで国家非常事態下において権力を行使し、国民を弾圧していた独裁者が、今では見る影もない。カイロから逃れてシャルム・エル・シェイクの別荘に蟄居しているが、伝えられるところによると重病説もある。思考能力にも疑問符が付けられている。汚職による不正蓄財で訴追される可能性も指摘されている。一旦栄光の座から滑り落ちるとその権威が失われるのは止めようがない。
チュニジアから始まった長期政権批判による独裁者の追放の動きが、エジプトでも実現されたわけである。これが更に周辺の中東諸国に波及しつつあり、長期政権の独裁者も内心穏やかではないのではないか。すでにイェメンでは現大統領が任期満了を以って職を去ると発表した。現在民主化を求めるデモはバーレーンとイラン、リビアに飛び火している。
バーレーンの如きは国王が実権を握り、産油国としての裕福な財政事情を背景に、デモ隊の生活保護の要求に応えようとして各戸別に約22万円を支給する苦肉の策で逃げ切ろうとしている。加えてこの国には宗派の対立が燻っている。人口の7割を占めるイスラム教シーア派が、政治の実権を握っている同じイスラム教スンニ派に痛めつけられているとの思い込みが強い。それにしてもこれまで強権的に民主化運動に圧力を加え、非難されるや子供騙しの一時金でしのごうとする無為無策のお大尽遊びにつき合わされてきた国民こそ、宗派を問わずいい迷惑で、建設的なビジョンが示されない解決策だけに不満はたまる一方であろう。
日本の政治にも同じようなことが言える。小沢一郎・元代表に対する民主党党員資格停止処分に関して早速小沢グループから反発が表面化した。小沢氏の処分と直接関係があるとは断定できないが、16名の小沢氏に近い衆議院議員が民主党を離脱はせずに党内会派を結成して執行部と対決していくと勇ましい。しかも身内の菅首相の退陣を求めていくという。彼らは全員民主党比例代表区選出の1、2年生議員である。誰のために何のために政治家になったのだと1人ひとりに尋ねてみたい。この間ロシア政府は中国と韓国との合弁事業により北方領土を開発すると発表した。完全に日本政府のぐらぐらした状態を見抜いて北方領土の実効支配を更に強固にしている。軟弱外交の日本はやられっ放しなのである。
この間国内では霧島連山・新燃岳の爆発噴火が続き、その都度地元住民は避難したり掃除したりてんてこ舞いの有様である。更に鳥インフルエンザが各地に発生し、関係者は泣くに泣けない状態で苦しんでいる。
大きな顔をして好待遇を受け、ちやほやされながら内輪喧嘩ばかりして、国民のために真面目に働かない国会議員と、噴火で苦しんでいる牧畜業者や養鶏農家らとの間の格差は、このままにしておいては問題であろう。
今日の唯一明るいニュースは、宇宙飛行士・若田光一さんが国際宇宙ステーション(ISS)の司令官に日本人として初めて選ばれたことである。メデタシ、メデタシ。