ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1449.2011年5月2日(月) 「アル・カイーダ」の首魁、ウサマ・ビンラディン殺害される。

 高校の先輩で旧南洋群島のひとつ、トラック島酋長だった故相澤進さんにまつわるプライバシーとエピソードを伺うため藤沢市内の相澤さんの身内の会社を訪ねた。トラック島で相澤酋長に初めてお会いした際相澤さんから藤沢市内に親戚が不動産業を営んでいるので、機会があったら訪れてほしいという話を聞かされていた。相澤さんは長年に亘って厚生省が主管する太平洋戦争戦没者遺骨収集事業に協力されてきた。終戦と同時にトラック島から藤沢へ父親とともに引き揚げられ、その後プロ野球で活躍された4年間を併せても日本にいたのは12年ほどで、再び母親のいるトラックへ戻り、そこで事業を起こされたので、日本にはプロ野球選手としての記録以外に取り立てて足跡が残されていない。相澤社長の祖父三治さんと進さんの父正太郎さんが兄弟で一緒にトラック島へ移民したが、元々相澤家は藤沢市の出身だと伺った。身内である相澤土地㈱相澤光春社長は相澤家には家系図のようなものはなく、あまり詳しい系図はご存知ないということだった。今日は写真を1枚拝借し、そのほかに毎日オリオンズ時代のユニフォーム姿と酋長の正装姿の写真は、貸し出しても良いかどうかをトラックにいる進酋長の長女・ナンシーさんにお伺いをたてるということでお借りするのはペンディングとなった。
 トラック島の相澤さんの様子については、生前兼高かおるさんを度々案内され親しかったので、兼高さんに伺ってみてはどうかとのアドバイスもいただいた。タイムリーにも25日の日本旅行作家協会総会で会長から名誉会長になられる兼高さんにお会い出来ると思うので、兼高さんから見た相澤酋長の話をお聞きしてみたいと思っている。
 相澤社長には日本ミクロネシア協会に資料がある筈だから照会してみてはどうかとのアドバイスもいただいた。来週高橋ユニオンズ時代のチームメートだった、同じく高校先輩の佐々木信也さんにお会いするので、佐々木さんからも個人情報を伺えれば大分助かる。
 亡くなられた人の周辺情報を探るのは中々大変だとノンフィクション作家のご苦労が思われる。
 さて、藤沢から真っ直ぐ帰宅してテレビで衝撃的なニュースを観て驚いた。オバマ大統領が、9.11同時多発テロの黒幕である、あのウサマ・ビンラディンをパキスタン国内でアメリカ軍特殊部隊が殺害したと日曜日の深夜に公表したのである。このニュースは一瞬にして世界中を駆け巡った。アメリカ国内では大々的に歓迎され、アメリカ国内は沸きかえっている。このフィーバーぶりは、いかに憎き殺人鬼をやっつけたとは言え少々異常な感を受けるほどである。意外だったのは、パキスタン領内に潜伏していたことだった。時間をかけて住まいを転々としていたらしいが、最も精度の高い情報としてアフガンとパキスタンの国境周辺に潜伏しているとの噂が流れていた。それがパキスタンの首都イスラマバードの北方僅か50kmのアボタバードというリゾートだという。
 2000年にパキスタンを訪れ北部地帯のペシャワール、ラホール、イスラマバードを歩き、特にアフガンとの国境であるカイバル峠に至った時、その手前の集落で9.11テロにつながる不気味な空気を察して、ひょっとするとアメリカ国内で大きなテロがアル・カイーダによって引き起こされるのではないかとの言い知れぬ不安のような気持ちに襲われたことがある。結局その1年半後に9.11テロは引き起こされた。そんなことを思い起こさせてくれるウサマ・ビンラディンとアル・カイーダである。そのラディンがアメリカ当局によって殺られたのだ。アメリカ政府とアメリカ国民にとっては、溜飲の下がる思いであろう。彼の死によってしばらく散発的な騒ぎは起きるだろうが、いずれテロ活動が収束へ向かうことを望んでいる。
 ただ、家族を失った人たちにとって、ラディンが殺されようが逮捕されようが、ラディンの口から本心を聞かなければ心が休まらなかっただろう。その意味では遺族にとっては、1件落着との心境にはなれないだろう。
 アメリカにとってもう1人の目の上のタンコブ、アラブの暴れん坊・カダフィ大佐だが、一昨日リビアの大佐の住まいがNATO軍の空爆により破壊され、大佐の息子たちのうち1人が子どもと一緒に亡くなった。アメリカにとってはこのニュースも内心ちょっぴり嬉しいのではないか。リビアに対するNATO軍の介入に関しては、必ずしも国際的な同意が得られているわけではなく、アメリカですら腰が引けていた。しかし、最近になって体制側の攻撃により反体制側が形勢不利となり、軍事力において圧倒的優位に立つ体制側の攻撃により反体制側が押し捲られている。そこでNATO軍も軍事施設への攻撃に限定して空爆を続行していたが、その状況下でカダフィ家が直撃されたようで、今後の成り行きがどうなるか予断を許さない。
 このようにアラビアンナイトの世界やイスラム過激派の世界では、相も変わらず理解不可能な出来事が起きる。これからもどうなるか分らないが、取りあえずほっとしている。

2011年5月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1448.2011年5月1日(日) 原発建設推進か、反対か。今後展開される議論

 日本で開催予定だった世界フィギュアスケート選手権は東日本大震災の影響を考慮して日本が開催を返上し、代替会場としてモスクワで開催された。昨日華の女子フィギュア・シングルで安藤美姫選手が4年ぶりの優勝を果たした。優勝は浅田麻央選手か、韓国のキム・ヨナ選手だと予想していたが、浅田が6位という期待外れの中で、今年は調子の良い安藤がキム・ヨナを抑えて世界チャンピオンになった。男子シングルでは一足お先に小塚崇彦選手が銀メダルを獲得し、初めて表彰台に立った。暗いニュースの多い中で日本人選手が活躍してくれるのは頼もしく嬉しいものだ。
 さて、昨日の市民講座で原淳二郎氏が懸念していたように原発推進派と反対派の対立が静かに潜行しているようだ。今回の福島原発事故で推進派は沈黙を守り、反対派は勢いづき考え方の対立の収束は長引くだろうと言われ、また柴田鉄治氏は国民投票の実施を希望されておられたが、すでに原発建設を予定している地域では住民投票がスケジュール化されている。
 鹿児島県串間市では今月10日に予定していた賛否を問う住民投票を急遽無期限延期した。建設反対派では、意外にも今度の事故をそれ見たことかと攻勢を強めようとは考えていないようだ。推進派の弱みにつけこむような運動の進め方では反って反発を買うと考えているのではないか。
 山口県上関町では2018年の運転開始を目指す中国電力の原発建設をめぐり、推進派・反対派のせめぎあいは30年間も続いているという。同じ地域に住む住民同士が、不幸にして敵・味方に別れて対立し、結局地域を二分してしまう。深刻な対立が長く続けば、両者の溝は深まるばかりで、結局どちらに決まっても住民同士の感情的な対立は残ったままで地域全体の一体感にキズをつけ、お互いの心を蝕む。今や原発問題を地域に持ち込むことが、経済面では地域を支援することになるにせよ、地域にとって厄介なトラブルとなる可能性を孕んでいる。原発とは別の観点から問題は複雑化し面倒なことになる。それだけに建設、反対どちらに決まるにしてもきめ細かい住民対策が欠かせないということを最近の原発建設は教えてくれる。
 福島原発事故が世界のエネルギー政策に大きな議論を呼び起こしたが、同時に世界中の原発建設地、並びに建設予定地にも大きなショックを与えている。ドイツでは建設計画が延期されたし、カナダでも都市の原発建設について反対の声が盛り上がってきた。まったく知らなかったが、カナダでは既存の原発の他に5大湖のひとつ、オンタリオ湖畔に新たに4基の原発を建設する計画があるという。それが今では建設すべきか、中止すべきかで激論となっている。これも明らかに福島原発事故がもたらした影響である。

2011年5月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1447.2011年4月30日(土) 福島原発事故を検証する市民講座

 朝日新聞社会部OB会が主催する市民講座が亀戸文化センターで開かれたので、期待感を抱いて出席した。昨年初めて外務省機密漏えい事件の西山太吉さんからお話を聞く機会を作ってくれ、その時信念を貫き通す西山さんの姿勢にいたく感銘を受け、とても良い企画だと思ったので今年も案内をいただいて直ぐ参加を申し込んだ。出席者50名ぐらいのうち、そのほとんどが朝日を中心とするジャーナリストだったようだ。
 テーマは今世間の耳目を集めている「東日本大震災と福島原発事故を検証する」と題し、朝日のOBと現役がメディアの立場からかなり専門的な話をされた。
 講師は現役の尾関章氏、OBの原淳二郎氏と柴田鉄治氏だった。冒頭尾関氏は東海村に初めて原発が稼動した際朝日が「『原子の火』ともる」と社説に持ち上げて取り上げたこと自体が、結果的に日本の原子力政策を後押しすることになったと反省の弁を述べられた。OBのお2人はいずれも東大工学部で学ばれ、原氏は原子工学を、柴田氏は地震学を専攻された専門家でもある。特に柴田氏は海外駐在員としても活躍され、私も随分特派員便りを読んだものだ。朝日を退職されてから子会社社長や国際基督教大学教授も務めたと伺った。
 原氏は原子力が安全と言われ続けて、その風潮に反対するのは理論的には無理な環境にあったと話された。今度の事故で反対派が勢いを増すと思うが、推進派と反対派の対立を収束するのは難しいとも話され、特に強調されたのは原発に頼らなくても良い社会を作ることであると話された。ITは電力を消費し過ぎるし、事故は必ず起きる。テロリストによる原発内への侵入などを例に挙げ、脱原発を志向することが必要だと主張された。
 津波は想定外ではない。日本は地震国であり、原爆被爆国でもあり原子力について充分な備えをするべきであり、今回の原発事故は想定外なんかではあり得ないと柴田氏は力説された。今度の事故は最初の安全対策がダメだし、テレビ報道などを観ていると全体の司令塔が分らないと手厳しく批判された。メディアが原発のマイナス面を主張しなかったのもメディアの責任であり、所詮原発は廃棄物処理が出来ないことは分っていたはずだと仰った。今後原発の賛否について国民投票まで持っていってほしいと要望された。特に、メディアも国民の胸に沁みるような意見を提案してほしいと結ばれた。
 質問などを聞いていると中々原子力全般に詳しく識見の高い人が多く、原発問題について考えさせられる有意義なセミナーだった。原子力について論じる場合、こういうような機会を出来るだけ多く得て、少しでも専門的な知識を身につけておくことが必要であると痛感した。

2011年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1446.2011年4月29日(金) ウィリアムズ英王子結婚

 今日は昭和の日ということになっているが、かつては昭和天皇誕生日として皇室関係最大の式典の日だった。今朝の朝日新聞コラムが江戸城再建について取り上げている。私も所属するNPO「江戸城再建を目指す会」の小竹直隆理事長のコメントも取り上げられている。論調もどちらかと言うと「『国内最大』再建なるか」との見出しもあり、再建に期待を抱かせるような内容のように感じられる。元の天守閣の跡地が、皇居内東御苑に完全に空いていて上屋が建てられるのを待っているように思える。仮にお城が復元されるとするなら東京スカイタワーを遥かに優るインパクトを与えるのではないか。
 昨年上梓した共著書「そこが知りたい 観光・都市・環境」の中で、江戸城が再建されれば、東京駅に近い好立地だけに観光のランドマークとして外国人観光客にとっての絶好の観光スポットとなるので、出来るだけ早い時期に世論を結集して再建すべきであると私なりの持論を書いた。昨年溝畑観光庁長官にお会いした時、長官自身積極的に再建計画を応援したいと仰っていた。再建上の問題は、①建設資金、②全国民的賛同・合意、③宮内庁許可などであろう。普通なら一番問題なのは資金だろうが、本件に関しては何と言っても頑として管理権を主張する宮内庁の石頭が問題だ。宮内庁職員が皇居内はすべて自分たちの財産であるかの如き錯覚に捉われていることである。どうも役人は思い違いをするから困る。彼らには皇居内敷地が国民の財産であり、国の財産であるとの気持ちが欠落している。朝日記事でもどうもその点を慮っている様子が窺える。
 皇室行事というより今日世界的に注目を集めたのは、イギリスのウィリアムズ王子の結婚式である。世界中でテレビ中継を観た人の数が20億人と言われている。NHK・BSの中継放送を4時間近くも観続けてロンドン周辺に想いを馳せた。結婚式場のウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿に至る馬車パレードの道に沿って懐かしく思い起こしながら観ていた。
 イギリスの王室人気は近年少し持ち直している。一時は最悪で、いつの日か王室はなくなるのではないかという世論が支配的だった。不祥事続きの英王室がダイアナ妃の事故死後チャールス皇太子が不倫相手のカミラ夫人と結婚した頃がどん底だった。人気回復に今日のウィリアムズ王子の結婚が貢献することだろう。残念ながら東日本大震災に鑑み、日本の皇室は招待を辞退して誰も皇族が出席されなかった点が少々寂しかった。
 日本ではまだ当分の間慶事を素直に祝福するムードにはなっていない。しかし、人生の新しい門出をお祝いする英王室の伝統的な式典でもあるし、昔から日英皇室の間には強い絆もある。震災は震災としてお祝いに駆けつけることぐらい認めてあげた方が良いのではないかと個人的に思考するが、いかがなものだろうか。

2011年4月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1445.2011年4月28日(木) 復興計画は本当に軌道に乗るだろうか。

 東日本大震災による被災者への義捐金呼びかけが、全国各地で手広く行われていることを知り、心が和む。連日報道される被災地の悪魔の爪あとや、そこで暮らす人々の声を聞いていると可哀相で、家族が別れて生活したり、避難警戒地域に住む人々の悩みは、元を辿れば人災とも呼ばれるべきものであるだけに心が痛む。
 数日前の新聞記事によれば、全国の刑務所に収容されている受刑者から2千数百万円の義捐金が集められたという。受刑者1人当たり1万円弱の金額が寄せられたことになるらしい。法律を犯した罪深い人たちでさえ被災者への憐憫の気持ちがある。ところが、国会議員を始めとして政治家集団から、義捐金が寄せられたという話はまったく知らない。或いは政治家として法律に抵触するケースでも恐れて、秘かに個人的に資金を提供した政治家がいるのかも知れないが、現在のところ尊いお見舞いの心情を義捐金として表した政治家は耳にしていない。
 端的に言えば、政治家が被災者に対して抱いている憐憫の気持ちとか義侠心というのは、罪を犯した受刑者より劣るということなのだ。
 そんな中で支援・復興プロジェクトの全体像が確立されず一向に前へ進まないのは、力強く復興を後押しする組織の一本化と、それを支える財源ファンドが決まらないからである。2週間前に復興構想会議が立ち上げられ、早速委員も決定して、五百旗頭真議長が復興振興税構想なるものを口にした途端、外野から大ブーイングである。新税を即増税と捉えて「増税反対包囲網」が出来つつある始末である。増税に異を唱える人は「景気にマイナスを与える増税論議であってはいけない」と国民の声を背負ったようなことを言う。復興構想会議は本来、政治的な縦割り組織から離れて大所高所から意見を言える立場である筈なのに、権限も何もあったものではない。こうして新しい組織は他の似たような名前の組織と同じように機能せず埋没していくことになる。
 ならば、愚かな政治家たちに伺いたい。復興のための財源をどうやって手当てしようというのか。被災者のことを考えようともせず、私利私欲で仲間内の足の引っ張りあいばかりして、新しいものに馴染もうとせず、つぶすことばかり考えて事態を停滞させているだけではないのか。一向に解決策が生み出されていない。
 今日経済産業省が3月の鉱工業生産指数を発表したが、前月比15.3%も低下して過去最大のマイナスとなった。わが国の国債の価値がまた下がったのは、震災によって悪化するであろう財務状況が悲観的に見通されているからである。
 さて、WEBサイトに「はてなアンテナ-犬のアンテナ」というのがあり、著名人の提言を取り上げている。以前にも本稿をそっくり取り上げてくれたが、昨日の映画「100,000年後の安全」鑑賞に関する本稿全文を早速評論家・加瀬英明氏の提言の後に取り上げてくれた。僭越だが、ある程度内容を評価してくれたのだろうか。そうだとすれば嬉しいことである。以前にも日本赤軍議長・塩見孝也氏の作文と並列して掲載してくれていた。
 ただ、昨日の拙文の最後に14日の文章の一部をくっつけて、その時のやや刺激的な見出し「大阪をどうするのか、橋下知事。日本をどうするのか、愚かな国会議員たち」を加えられたのは、全体の論調を変更する恐れがあるし真意が伝わらない心配もあるので、載せるならキッチリ分けて全文を掲載してほしい。一応自分で書いた文章が真意を曲げられないよう今後注意深くチェックしていきたいと思っている。

2011年4月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com