充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1477.2011年6月1日(水) 呆れた国会議員のパフォーマンス
銀座の「ライオン」に飯田ゼミの仲間10人が集まり今後の「飯田会」の在り方、方向性について話し合った。結局飯田先生は亡くなられたが、これまで結束も固く今日までほぼ50年 間に亘って継続されてきた会をここで解散してしまうのはいかにも名残惜しい。気の合った仲間同士で、今後も切磋琢磨したいというのが一人ひとりの気持ちで ある。毎年秋恒例の「飯田会」を今年も開催して、そこで参加者の意見や提言を聴いて、来年5月の一周忌に参集して結論を出してはどうかということになっ た。
今後は「飯田会」に名を借りたゼミ仲間の懇親会のようなもので、奥様にも案内を差し上げ出来ればご出席いただきたいという願いと考えである。取りあえずスタートしてみて、その内飽き足らなくなったら見学会とか、旅行会に発展させるという手段もある。
さて、先日来話題になっている菅内閣不信任案を今日自民党、公明党などが提出した。採決は明日の衆議院本会議で行われる。現時点で議席数から言えば、478議席の内の半数である240票を獲得して不信任案を可決することはかなり難しい。問題は、与党民主党内の党員が反旗を翻して不信任案にどの程度賛成するかということであるが、昨日から菅首相の手法に同調出来ない民主党員が怪しげな行動で連絡を取り合っている。現時点では民主党内から81人以上が造反しない限り不信任案の可決見通しは立たない。
民主党内では菅首相に辞任カードを突きつけている小沢一郎元代表と鳩山由起夫前首相の動向が注目されている。小沢氏はすでにアメリカのメディアに対して菅首相では国難を乗り切れないと公言しているので、小沢派の50議員は不信任案に賛ご意見番成票を投ずるだろう。残り30票について、今日も鳩山氏が動き回っていてどんな手を打ってくるのか注目される。
今日の党首会談で谷垣自民党総裁の「一日も長く菅政権が続くと国益を損なう」とか、大島副総裁の「菅総理では災害復旧と復興、原発事故の処理に対応出来な い」と、自分たちには一切責任がないような発言を繰り返しているが、後釜に誰を据えるのか、まったく代案すら出せない有様で、ただ相手を批判しているだけ という感じである。被災地でテレビを通して国会討論を観ている被災者は、すっかりしらけ切って、もう完全に政治家を見放し、彼らの理念とか、主張を当てに していない。もう野党流の政権批判は聞き飽きた。うんざりである。
まったく政治家にはろくな奴がいない。20年若ければ、彼らにとって替わりたい心境である。
1476.2011年5月31日(月) イラストレーター・近藤聰さんは同級生?
先日の日本旅行作家協会総会後のパーティで近藤聰さんと仰る会員の方から話しかけられ、同姓の誼もあって気軽に60年安保のことなどを話し合った。これで近藤さんとは同年輩だと見当がついたが、その数日後その近藤さんから立派なご著書をお送りいただいた。ワインに関する専門家で興味深いエピソードをいくつも書いておられる。その中でルイ15世と愛人ポンパドゥール夫人に纏わる創作が特に面白い。本書にも近藤さんの垢抜けたイラストが散りばめられワインと旅を取り扱って全体的に洒落た構成になっている。広告会社を経営しながら、今もイラストレーターとして活躍されいくつかの賞も獲得されていることが分った。
その立派な装丁のご著書「極上葡萄酒談義」ではワインに関する薀蓄を思う存分傾けて、これまでの近藤さんの仕事に合せたワインと旅との付き合いが自由に綴 られていて気軽に楽しく読める。しかも海外渡航に制約のあった時代から海外を歩かれ、欧米、アジアで高級ワインを品評したり、ユル・ブリンナーのミュージ カル「王様と私」の最終公演をブロードウェイで観劇してその感想まで書かれている。
奥付にある著者略暦を見ていて生年が私と同じ1938年であることに、一瞬もしやと思った。千葉県の私立市川学園中学1年生の同じクラスに、偶々「近藤」姓が4人もいて、その中のひとりが「聰」であり「節夫」だった。私はその翌年父の転勤で京都市内へ移ったので、お互いにそれっきり会うことも連絡を取り合うこともなかった。
近藤さんの住所を調べてみたら、案の定市川市内の真間 にあった。身体も大きく子どものころと変わらない。そんなびっくりするような思いでお返しにお送りした拙著に添えた手紙の中で、率直に感じたことを書き、 私の知る「近藤聰」であるかどうかを今問い合わせているところである。多分現在の近藤聰さんは、市川中学1年生の「近藤聰」くんに違いないと思っている。 事実とすれば、あれからほぼ60年が経つ。まさに「事実は小説よりも奇なり」を地で行くような再会となる。まあ、どういう返事が届けられるか分らないが、それにしても不思議なご縁である。近藤さんからの返事を楽しみにしている。
今日消費増税についてひとつの方向性が示された。財政赤 字が溜っている上に、税収不足で消費税の値上げが俎上に上がりかけていたところへ、東日本大震災による国からの支出が増えると予測され、消費税値上げへ追 い風かと思いきや、「増税」という言葉を嫌う政治家が選挙民の声を忖度して、消費税値上げに否定的な声を発するようになった。これでは国の台所が火の車に なるのは当たり前である。「復興構想会議」発足直後に五百旗頭真・議長が増税を口にした途端非難を浴びる始末である。これから巨額の支出が予想されるの に、真剣に財源を検討しようともしない。その矛盾に漸く気がついたのか、やっと税制改革へ向けて歩み始めた。
税と社会保障の一体改革を議論する政府の「集中検討会議」に対して、内閣府と財務省が消費増税について報告書を提出したのである。まだ、政府部内にも反対の声があり、現在の5%を一気に大幅に引き上げると経済変動が増幅されるとされ、2012~3年に7~8%、2015年までに10%と段階的な引き上げに落ち着きそうだ。
消費増税に全面的に賛成するわけではないが、このまま放っておくと復興支援を始め国家機能が止まってしまうのではないか。消費税のある程度の引き上げは、現下の状況を考えると止むを得まい。
1476.2011年5月30日(月) ドイツ、2022年までに脱原発
ついにドイツが脱原発を表明した。福島原発事故前までは、恐る恐るだが原発へGOサインを出していた。それが福島原発事故がきっかけで一時運転を休止していたが、今日になって原発から脱却する方針を固めた。遅くても2022年までに全廃する意向だそうだ。
ドイツは現在電力供給量の約23% を原発に頼っている。他国へ先駆けて「脱原発」へ舵を切ったドイツは今後、再生可能エネルギーなどへの構造転換を目指すことになる。現在停止中の8基は再 稼動しない。残りの9基はいずれすべて停止となる。まさに電光石火というか、この決断の早さには舌を巻く。いつも前向きに検討とか、多くの意見を聞いて正 しい方向に進むよう努めたいとのらりくらりのどこかの国とは随分違うなと思う。
昨日も政治家の行動につい愚痴を書いたが、原発事故にお構いなく与野党の国会議員たちは政局がらみの菅内閣不信任案提出に慌しい動きを見せている。なぜ谷 垣自民党総裁は「公明党」「共産党」「みんなの党」「立ちあがれ日本」と歩調を合わせて不信任案を提出するのか。答は簡単である。谷垣氏自身の存在感が自 民党内でまったく示されないからである。自民党内で若手を中心にそういう声を耳にした谷垣氏が大芝居を打ったというのが本当のところではないか。結局不信 任案を考えている国会議員にとっては被災者のことなんか二の次で、自分たちのことしか頭にないのだ。現在様子見だが、今週中に不信任案を提出しそうな雲行 きである。まあその時になってもし解散・総選挙でもなったら、最早国民は誰一人今の国会議員を信用しなくなるだろう。
それにしてもドイツの早業に比べて、何とまあのろまで、無様な猿芝居を演じている日本政治だろうか。
今日の朝日夕刊に日本賞賛とでも呼ぼうか、或いは皮肉と言おうか、シドニーに本部を置く国際民間シンクタンク「経済・平和研究所」が2011年版国際平和指数を発表した。それによると「国民が日常生活で平和を享受」している平和ランキングは、日本が2年連続で世界第3位だそうである。たいしたものである。世界153カ 国を対象に犯罪発生率や政治の安定などで評価した指数である。因みに上位は①アイスランド、②ニュージーランド、③日本、④デンマーク、⑤チェコの順で、 下位は最下位のソマリアから、イラク、スーダン、アフガニスタン、北朝鮮の順だという。今の日本の政治が安定しているのかどうか、基準が分かりにくいが、 それでも日本は世界から治安が良く住みやすい国だと見られている。それは決して政治家のお陰ではないことだけははっきり言っておきたい。
1476.2011年5月29日(日) 自分たちのことしか考えない国会議員
台東区生涯学習のラーニング・スクェアで「世界の都市を知る」シリーズの第1回「イギリスの魅力といろいろな都市を知る」と題して講師を務めた。すでに担当者と打ち合わせを済ませており、一応のイメージに沿って昨日までにパワー・ポイントのスライド28枚を作成した。どうしたらイギリスの魅力とイギリス旅行の楽しさについて説明したら良いかといろいろ考えてみた。受講者の年齢が50歳以上という制約の中で、当初28名の募集に対して申し込みが少なく開催を心配していたが、今日現在受講者が21名というのはまずまずだったのではないか。比較的意欲的な受講者が多いようなので、政治、伝統、文化、習慣、文学、特に文学ではシェークスピアとワーズワースについて触れた。観光面では首都ロンドンより、地方都市の良さを訴えた。中でも湖水地方とケンブリッジの美しい環境について自分自身の体験談を交え話したので、イギリスの田園地帯の素晴らしさを理解してもらえたのではないかと思う。次回は再来週に「フランス」を担当するので、どういう視点で説明するかゆっくり考えたい。
さてさて、またアホな国会議員のパフォーマンスについて書かざるを得ない。菅直人首相を首相の座から引きずりおろそうとする野党の中でも、谷垣禎一・自民党総裁の「菅首相ではもう何も出来ないし、期待出来ないので、何とか辞めてもらわないといけない」とぶち上げ、他党とも謀って菅内閣不信任案を提出するという。これに対して安住淳・民主党国会対策委員長は、仮に不信任案が通ったら国会を解散すると受けて出た。この言葉を聞いた谷垣氏は、原発事故で苦しみ、県議会選挙も行えない現状で総選挙とは、被災者の気持ちを考えていないと厳しく追求していた。まったくどっちもどっちである。谷垣氏の言い分は、不信任案を可決させて何とか菅首相を辞めさせたいようであるが、結果的に衆議院解散も当然あり得る状況からすれば、何をふざけたことを言っているといつもながら自分たちの都合だけを優先させている態度には腹が立つ。
現在の国会議員の中にはもちろん真面目な人もいる。しかし、自分の都合ばかり考えて、国の健全な発展のために、全身全霊を注いで国家のために貢献しようとする人が果たしてどれほどいるだろうか。
今の政治家集団が政局ばかり気にしている姿を見ていると、最早こういう利己集団には期待することは出来ないような気がする。
今日の朝日朝刊トップ記事は、またもや原発事故の巨額に上るであろう国際賠償の話題である。何とわが国が海外から巨額の賠償を負わされる恐れがあることが分った。何と日本が、国境を越えた被害の損害賠償訴訟を事故発生国で行うことを定めた国際条約にも加盟していないことが判明した。菅政権は危機感を強め、条約加盟の本格検討に着手し出したとのことである。極めて深刻な事態である。どうして原発を抱えているわが国がこのような国際条約に加盟していなかったのかと云々することより、こんな重大な時期に放射能問題を一向に解決へ導けないわが国が、首相の首をどうする、こうするもないと思う。
そんなことも分らないのが今の国会議員ではないか。だからそんな国会議員が勤める国会議事堂の最寄り駅・地下鉄「国会議事堂前」(KOKKAIGIJIDOMAE)が、フランス人から「コッケイジジドモー」と呼ばれるのだ。
1475.2011年5月28日(土) 原発事故に不毛な政治
フランスのドーヴィユで開催されていたG8も首脳宣言を採択して閉幕した。菅首相にとっては、日本と首相自身の存在感とパワーを示す絶好のチャンスだったが、残念ながら腰折れだった。折角サルコジ仏大統領がエスコートしてくれたことでもあり、これに甘えて全体写真でも最前列に並んで世界中に日本の総理大臣の顔を売れば良いのに、いつも通り「日本の首相」らしく目立たない指定席でもじもじしていた。
首相は個別の記者会見で、2020年代の早い時期に自然エネルギーについては発電量の20%超を目標とするとの公表と同時に、国内1千万戸の屋根に太陽光パネルの設置を目指すと語った。ところが電力担当の海江田万里・経済産業相がそんな話は聞いていないと憤然とした口調で語っていた。こんな多額の補助金を要するような政策実行について管轄する経済産業相が、情報は報道を通じて知ったという間の抜けた話である。結局閣僚間のコミュニケーション以前に、内閣としてどう機能すべきかという政治の初歩が分っていないようだ。これでは「百年河清を待つ」の心境にならざるを得ない。
そんな弛緩した政治情勢、そして原発事故の収束という厳しい環境の中で、自民党谷垣総裁と公明党山口代表が、菅内閣不信任案を提出することを鼻息荒く喋り捲っている。つい最近の各社の世論調査でも菅内閣は支持しないが、菅首相の退陣には反対という国民が増えている。国民の方がよほどわが国の深刻な危機状態が分っているのだ。
国際原子力機関(IAEA)の調査団が、昨日福島第1原発を視察した。地震、津波、原発事故の専門家を含めて、その数は20人だという。それだけIAEAも事態を深刻に受け止めているのだ。来月ウィーンで開かれる閣僚級会議で報告書を公表する。話は逸れるが、この原発で生じている放射能汚染水の浄化処理費用が、たった1ℓに約210円もかかるというから目を回す。これでは後から後から排出されるであろう汚染水にどれだけ費用をかけることになるのだろうか。実際、一旦事故が起きると外部への直接、間接の費用のほかに原発自体に巨額の費用をつぎ込まざるを得ない。これでは、やはり今後のエネルギー政策は、原発から他のエネルギーへの転換を真剣に検討すべきだとの考えが益々強くなる。
さて、笑っちゃう話だが、NHKの教育テレビの通称を「Eテレ」ということに決めたそうである。よくもこういう下品でくだらない略称を頭の良いNHK幹部がすんなり承認したものである。これまでにも「地上テジタル」を「地デジ」と略称化して呆れていたが、ここでまたもやってくれた。
かつてJR東日本が都内の電車をすべて「E電」と呼ぼうと決定した。あまりにも軽薄な略称の名づけ方に呆れた石原慎太郎・元運輸大臣が待ったをかけて沙汰止みになったことがある。そのJR東日本の社長を経験した御仁が、今やNHK会長職に就いている。どうでも良い話かも知れないが、幾ら何でもこんな軽い「Eテレ」は止めた方が良いと思う。