ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1501.2011年6月25日(土) 東京文化会館で初めてクラシックを聴く。

 お祭騒ぎで待っていた「小笠原諸島の世界自然遺産認定」が昨晩遅く決定した。自然遺産としては、2006年 の知床半島に次ぐ登録である。最近小笠原関係のテレビ・ドキュメンタリー放送が多いとは思っていたが、日本中に期待感がいっぱいだったのだ。カラーで見る 小笠原の自然は格別きれいで、世界でも珍しい動植物がたくさんあり、生態学的にも貴重な自然保護区である。陸の孤島のようで、本土からはかなりの距離があ り、それが小笠原独自の種が生育し、保護できた所以である。
 諸島のうち最大の父島へのアクセスは6日に一度しか運航されていない船で、乗船客は千人余で25時 間あまりもかかる。この不便さが逆説的に貴重な自然を保護するのに役立っている。かつて屋久島が世界自然遺産に登録された直後に屋久島を訪れたが、ここに は航空路線があり、船も大きなものではないが、頻繁に運航され、観光客が行き易かった。そこに落とし穴があった。大勢の観光客が訪れることにより島の経済 こそ潤ったが、反って貴重な自然が荒らされて、観光資源に傷がついた。
 小笠原も屋久島の轍を踏まないよう、ガイド資格にも条件をつけるようだし、空港設置の話も聞かない。周囲の紺碧の海が素晴らしい。何とか智恵を働かせてこの自然を守っていきたいものである。
 さて、今日は飯田ゼミの仲間であるチェリスト赤松晋さんが所属する「上野浅草フィルハーモニー管弦楽団」の第50回記念演奏会が東京文化会館大ホールで開かれた。例年2回の演奏会は、地元浅草公会堂で開催されるが、節目の50回ともなると、やはり芸術のメッカ・上野の東京文化会館となる。いつも通り15名ほどの仲間が駆けつけた。会場が立派だとオーケストラも格調高くなるものだとつくづく感じた。
  先日赤松さんから聞いたところによると、このオーケストラは芥川也寸志が生前熱血指導され、永年顧問を務め随分思い入れも強かったそうだ。今日も最初に芥 川を偲び芥川の「交響管弦楽のための音楽」が演奏された。次いでマーラーの「さすらう若人の歌」、最後がベルリオーズの「幻想交響曲」だった。いずれも悔 しいが、聴いたことがない曲だ。ただ、マーラーの曲ではバリトン河野克典氏が独唱したので、いつもと変わって興味深かった。
 終演に当たり指揮者・河地良智氏が挨拶されたが、3月11日 の東日本大震災以来全員揃うことが少なく、練習も充分できず、一時はこの演奏会も中止になるのではないかと心配したそうである。そのためいつもならアン コールにお応えするところをそれができないことを許してほしいとの話だった。こんなところにも大震災の影響が及んでいたのだ。そう言えば、会館周囲はもと より、内部にも募金をお願いする人たちが大勢いたが、珍しい光景に見えた。
 それにしても赤松さんにとって、演奏は楽しくもあるだろうが、練習が大変だろうなと余計な同情をしたくなる。赤松さん、楽しく素晴らしい演奏会をどうもありがとう。

2011年6月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1500.2011年6月24日(金) ブログを連続1500回書き続けました。

 我ながらよく続けてこられたと思うこのブログだが、今日で実に連続1500回 を数えることになった。書き出してから4年余を費やした。これは中学3年生時に書き始めた日記が6年余続いたのに次ぐロングランだ。書き続けられた最大の 要因は、書き続けたいというポジティブな意欲だと思う。友人からの激励も強く背中を押してくれた。それに何と言っても書く材料に事欠かないことが大きい。 世相が煩く想定外の事件が多かったこと、普段なら話題にならないことが大きな話題になったことも書く原因となっている。政治家のバカさ加減がこの4年間に 益々強くなっている。これからも彼らが現状のままだと書く材料が益々増えるだろう。
 今日の朝日「天声人語」欄には、政治家のボーナス支給に関する話題が皮肉たっぷりに採り上げられていた。当然であろう。議員は262万円、閣僚は350万円、両院議長には440万円、首相は480万 円だそうだが、彼らがこれだけ多額のボーナスに見合う議員活動をどれほどやったのか問いたい。最近の政局遊びで大震災復興へ向け、彼らはむしろ足を引っ 張ったのではないだろうか。財政逼迫の折そういう人たちに国民の税金から給料のおまけであるボーナスまで支給する必要はまったくないと思う。
  以前から問題だと感じていたのは、国会議員も含めて公務員にどうしてボーナスを支給するのかという疑問である。ボーナスとは、平素成績を上げたことに対し て半年後にご褒美として経営者が従業員に支払うものであると認識している。従って、成績が悪ければ民間会社では当然ボーナスは支給しない。これに対して議 員や公務員には確実に盆暮れの2回ボーナスが支給される。これは彼らが実績を上げたかどうかに関係なく、また財政的に苦しくても支給される。こんなバカな ことがあるだろうか。これをメディアは今までに取り上げたこともない。これもおかしい。大体役人の成績をどうやって評価するのか。むしろ、あまり働かず、 自治体の足を引っ張るならボーナスなんて支給する必要なんてない。最近の私利私欲、党利党略を剥き出しにした国会議員のふざけた怠慢ぶりを見ていると、彼 らにボーナスなんて支払う理由も根拠もまったくない。ボーナス支給を止めればそれだけでいくら財政が助かるか。
 さて、昨日から暑さが厳しくなり、日本で一番暑い都市として知られる、埼玉県熊谷市では39.8℃を記録して、6月としては最高気温となった。一方西日本方面から大雨が移動して豪雨が上高地を襲い、松本と上高地を結ぶ県道を土石流が切断した。上高地に800人の観光客が閉じ込められ、21台のバスも動きが取れなくなってしまった。上高地から出られず、800人 は旅館に泊まったようだ。われわれの時代は上高地へバスが直接入れず、島々までしか行けなかった。上高地と島々間を定期バスがピストン往復して乗客を運ん でいたものだった。それが、今では直接上高地まで観光客を運んでいるようだ。それが騒ぎを大きくした要因のひとつでもある。
 さて、今日NHKの ゴールデンアワーに「瀬戸内寂聴が語る・究極の愛 岡本太郎を生涯支えた女性・敏子」という番組が放映された。太郎と敏子を身近に知る寂聴の目から見た二 人の愛だが、普通ではない二人の関係だけにいろいろ憶測が飛ぶのも止むを得まい。しかし、太郎が敏子を妻にしないで養女にした理由なんか、後付で外部の人 がとやかく邪推すべきことではないと思う。太郎の作品を売り込むことにかけて、敏子の力が大きかったことは確かである。それにしても当事者が亡くなった後 で、家族関係にまで立ち入って詮索するのはいかがなものかと思う。
  今年の冬に本番組の前段として「タローの塔」という連続ドラマがあった。この中で太郎が慶応幼稚舎時代に寄宿舎から学校へ通っていたストーリーになってい たが、太郎と幼稚舎、普通部を通じて親友だった義父から、幼稚舎に寄宿舎があった話は聞いたことがないし、太郎は電車で楽しく通学していたと聞いていた。 この点に関して放送後NHKに義父の話をメールで知らせたところ、確かに承りましたと感情のない無 機質なメールがあっただけだった。もう少し気の利いたメールを寄越せないものか。ストーリーを精査するなんて話はもちろんなかった。話を面白くするために 創作するのは結構だが、ウソを演出するのはいただけない。
 最近マス・メディアがどうも信用できなくなってきた。

2011年6月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1499.2011年6月23日(木) 沖縄・慰霊の日に思う。

 沖縄慰霊の日である。終戦の年の今日沖縄の地上戦で日本軍の組織的戦闘が事実上終結した。沖縄全戦没者追悼式に 出席した菅首相は、「沖縄だけ負担軽減が遅れているのは慙愧に堪えない。負担軽減と危険性除去に最大限の努力をする」と述べた。もちろん菅首相だけの責任 ではないが、この言葉を聞いていると何か虚しい気がしてならない。あれだけ沖縄県民が辺野古移転を反対している中で、昨日日米外務・防衛閣僚会議 (2+2)で、アメリカが要望していた辺野古のV字型滑走路を日本は期限を1年先延ばしにしながら実際には認めてしまっている。しかも、北澤防衛相は訪米 前に仲井真知事に会い、知事から強い拒絶反応を受け止めながらその場を離れれば背任的な言動をしている。こんなことでよくも沖縄県民に対してはもとより、 政治家として、また自分自身の良心に対して何も咎めることはないのだろうか。
  いずれにせよ、沖縄県民は政府の言うことを最早信じてはいないだろう。だが、基地問題が解決に向うわけではなく、沖縄県民に言わせれば悪くなる一方であ る。これではもう政府を信用できず、無力感や脱力感が漂うばかりである。アメリカは極東地区の安全保障のためには沖縄周辺の防衛力を減殺させることはでき ない。そこへ近年中国軍が東アジア海域で露骨な示威活動を始めて周辺国とトラブルが堪えない。アメリカが防衛力を強化しようとするのは、中国軍、特に中国 海軍に対する抑止力を高める狙いがある。そうだとすれば、沖縄周辺は中国と相対するアジア諸国にとっても安全保障上重要な防衛圏である。アメリカにとって はアジアの安全保障上防衛拠点としては、今や沖縄はもっとも重要な基地となってしまった。
 問題は何か。今問題になっている基地問題について、沖縄県民以外に基地反対を唱える国民が非常に少ないことではないだろうか。かつての60年 安保闘争を持ち出すまでもなく、国民運動の低調が気になる。例えば、沖縄県外の大学生なんて沖縄問題を真剣に考えたことがあるだろうか。結局身につまされ なければ、誰も自分たちの問題として真剣には考えなくなっている。これは政治家のありようがもたらした問題であるが、マス・メディアの責任も大きいと思 う。今メディアは一番動いているようで、一番手を抜いているように思える。伝えるだけで、まったく批判精神を失っているからだ。また、弱者の視点が欠けて いる。メディアは世論をもっと幅広くすくいあげ国論をリードするようでなければ、存在する意味がない。
 もっと沖縄県民の目線に立った報道をしないと、いずれメディアは自らの首を絞めることになるのではないか。

2011年6月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1498.2011年6月22日(水) 宮武外骨が生きていたら、今の政治に何と言うか。

 今日駒沢大講座で宮武外骨について昔のビデオを観ながら、その後に清田義昭講師の解説を伺った。これまで外骨については、反骨のジャーナリストとは知って いたが、反体制的行動と気骨ある業績については知らなかった。ユーモア溢れる雑誌や新聞で世相を風刺したが、幾たびも牢獄生活を体験し、その牢獄内で新聞 を発行するという徹底振りまではまったく知らなかった。講師も言っていたが、慶応3年生まれで昭和30年に89歳で亡くなるまで、検挙されることはあっても拷問の末、獄死したり、処刑されることがなかったのは、彼の生き方がある面で官憲から目を逸らせるようなところがあったからではないだろうか。
 正義感の強い硬骨漢だが、その中でユーモア精神に溢れている点がよい。
 「我に子孫なし・我に学識なし・我に余年なし・我に墳墓なし・我に頭髪なし」というのもいい。
 さて、今日会期末を迎えた通常国会が70日 間延長されることになった。連日ごちゃごちゃ内輪揉めばかりしていて、漸く議決で決まったというお粗末の一席である。こう決まった以上8月末まで菅首相に は陣頭指揮してもらって、大震災復興に向けた法律を通して実施に移してほしい。ここ最近政局に取り付かれていた政治家の言動は、あまりにも国民を馬鹿にし ている。ひとりでは何もできない政治家が、何を偉そうなことを言っているのかと思ってしまう。
  昨日ワシントンで行われた日米外務・防衛閣僚会議(2+2)では、沖縄県民の反対をよそに辺野古に滑走路を作るという自公政権時代の日米合意に舞い戻っ た。訪米前に北澤防衛相は仲井真・沖縄県知事に辺野古への移転を承認して欲しいと訴えたが、知事は敢然としてこの申し出を蹴った。それを無視したうえで、 辺野古への移転をアメリカに了解する日米合意の確認である。こんな不誠実な手法で大丈夫だろうか。元々鳩山前首相の「最低でも国内県外移設」がポシャッて から、民主党政権のやることなすこと、みんな話にならない。自分たちの意見を固めることもせず、根回しもせず、反対意見を斟酌することもなく、アメリカに 正面からぶつかっても思い通りにいくわけがない。どうしてやることなすことみんなダメなのか。世界は動いているのに、日本だけが福島原発で動けない。これ では政治家は必要ない。
 国連事務総長を潘基文現総長がもう一期努めることが決定した。国際通貨基金(IMF) のトップの専務理事にフランスのラガルド財務相がほぼ就任が決まった。これに引き比べてわが国の首相はいつまで現職が務めるのか、近々辞任するとしたらポ スト菅に誰が就くのか。まったく分らない。これだから外国から舐められるのだ。もう好い加減にしろ!宮武外骨が存命なら、何と言っただろうか。

2011年6月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1497.2011年6月21日(水) 外国製原発施設は粗悪品ではないか。

 東日本大震災に関する作業、中でも福島原発事故、被災者避難、復興問題が収束へ向けて一向に前進しない。政治が まったく機能しないからである。中国・上海のメディアに「経済一流、官僚二流、政治三流」と皮肉られる所以である。問題山積の法律成立もすべて止まったま まだったが、漸く復興基本法が成立した。内閣に復興庁を設置することは決まったが、実施されるまでは前途多難である。しかも、これはあくまで枠組みが決 まっただけで具体策はこれから決める。すでに震災後100日も経過している。何とまあノロマばかりなのか。被害の酷かった南三陸町長はもっと早くと言い、釜石市長は遅すぎと言い、飯館村長は「今何が必要なのか、現状に即したスピーディな対応を」とスローな対応に苛立ちを募らせている。
  その一方で、今日福島第一原発に溜っている高濃度の放射能汚染水の浄化処理施設を試験中に除染装置のポンプが停止した。昨日は放射能の計測値が異常に上 がって作業開始から僅か5時間で停止した。この浄化処理施設はトラブル続きだが、前者は原子力技術に関しては絶対の自信を持つ、名うてのフランス・アレバ 社製であり、後者はアメリカ・キュリオン社製で、いずれも外国製である。日本の科学技術が優れ、科学技術の研究者が世界で一番多く科学技術レベルが最も高 い日本の製品をなぜ採用しないのだろうか。今回の事故発生と同時に非常用発電機が使い物にならなかったが、これもアメリカ製である。どうしてここまで外国 社製に頼らなければいけないのだろうか。
 それにしても、汚染水が満杯になりそうなのに、この始末である。まったくいつになったら国民を安心させてくれるのだろうか。
 さて、今日駒沢大の公開講座の2時限目に共同通信出身の片山正彦講師が、通信社というものについて分り易く説明してくれた。通信社の沿革と歴史、そして現状、問題点等について話してくれた。世界の大通信社とは今までロイター、AP、UP、UPI等 だと考えていたが、実際はそうではなくアバス(仏)、ウォルフ(独)、ロイター(英)が3大通信社と知って意外な感がした。経営も徐々に通信情報から経済 情報に移り、ロイターでも通信情報は全体のほんの1割程度だというから時代も変わったものである。今やこの業界でもITの寵児・ブルームバーグが頭角を現 しているそうだ。尤もいまのIT時代を考えれば、そうなのかも知れない。
 アバスの特派員として戦前日本に派遣されたのが、ゾルゲの仲間で山崎洋さんの父・ブーケリッチ氏であり、それを片山講師に話したところ驚いていた。しかも片山講師が取り組んだ卒業論文がゾルゲ事件の尾崎秀実だというから、更に驚きである。
 駒沢大の講座も前回より更に面白くなってきた。

2011年6月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com