ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1506.2011年6月30日(木) 日本遺族会が九段会館閉鎖のうえに職員9割を解雇

 今年認定登録された世界遺産のリストを探し当てた。昨日本稿に書いたように中国の「杭州西湖の文化的景観」が認定されたが、その他に1968年 訪れたことがあるケニアの「モンバサのフォート・ジーザス」も登録認定されていた。随分懐かしいメモリーである。首都ナイロビから夜行列車で東海岸のモン バサへ行った。夕方フォート・ジーザス近くを散歩中、親切なインド人夫婦に怪しげな男が尾行しているようだからこの場を早く立ち去った方がよいとそっとア ドバイスをもらい、幸い危険な目に遭うようなことはなかった。その翌日望み通りではなかったが、路線バスで四苦八苦しながら長い時間をかけてナイロビまで 戻ってきたことを懐かしく思い出す。そのフォート・ジーザスが登録され、私の世界遺産訪問暦も159番目となった。世界遺産も印象の強いところとそれほど焼きついていないところがある。その点では、このフォート・ジーザスは40年以上も前のことだが、今でも強く印象に残っている。早速HPを修正した。
 今朝の朝日新聞を見て驚いた。「日本遺族会職員を130人 中9割解雇へ-九段会館閉鎖の影響-」と書かれている。九段会館が日本遺族会の持ち物で、スタッフは遺族会の職員によって運営されていることは百も承知 だったが、ついにここまで来たかと感慨深いものがある。東日本大震災で天井が崩れて2人の利用者が亡くなられた。飯田ゼミの会合で毎年利用していたのも、 遺族会でお世話になった人が九段会館へ異動となったからである。厚生省の戦没者遺骨収集団、遺族会主催の戦友会、その他にも戦友会の慰霊団などで打ち合わ せ、結団式でしばしば九段会館を利用した。それが大震災のあおりを受けたとは言え、建物の底が抜けて耐震性と耐久性に問題を生じ、ついに建物の再建を諦め た。これには、日本遺族会の組織、立場、影響力がある。年々遺族会の構成員である遺族が減少し、基盤が弱くなったことは間違いない。かつては圧力団体と取 られかねないほど政治力が強かった遺族会も、それを支える遺族が少なくなっては影響力も落ちる。その遺族会に中部太平洋戦没者遺骨収集団では随分お世話に なった。
 朝日記事によると日本遺族会職員は130名全員を解雇し、その内1割ほどを再雇用してその人たちで事務を続けるようだが、果たして戦後続いていた各方面への遺骨収集事業を実施することが可能なのか気になる。年とともに各戦跡で収骨数も減っている。それがNPO団体への丸投げ遺骨収集団となって問題を起こした。今後戦没者の遺骨収集事業は、われわれが大勢で恭しく行っていた時のように、引き続き細々ではあっても堅実に国家事業として行っていくことができるのだろうか。気になるところである。
 午後突然雷雨が激しくなり、日本財団で開かれた「構想日本」のセミナーを欠席した。原発被災地の菅野飯館村長が来られる予定だったので、残念なことをした。

2011年6月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1505.2011年6月29日(水) マレー鉄道の魅力、終点駅がなくなる。

 今年認定登録された「世界遺産」が日本の小笠原諸島と平泉を含めて25ヶ 所だということがやっと分った。手を尽くしてインターネットで調べて分ったのだが、マス・メディアは日本の2ヶ所について報道するだけでなく、もっと外国 のどこの何が世界遺産として登録されたと報道すべきではないだろうか。今までもその年に認定された世界遺産を調べるのにかなり時間を費やした。
 今年認定された25ヶ所を併せて世界には「世界遺産」が936箇所ということになる。中国で今年認定された世界遺産の中に「杭州西湖の文化的景観」があった。ここへは2度行ったことがあるので、私の個人記録として訪問世界遺産は158ヶ所になった。早速HP上の「訪問世界遺産」を修正する必要がある。まだほかにも、他の国で過去に私が訪れた都市の中に今回認定された世界遺産が含まれているかも知れない。楽しみにしてこれからのんびり調べてみようと思っている。
 今夕の日経紙に「マレーシア国有鉄道-シンガポール部分廃線」と書かれていた。記事によるとマレーシア側最南端のジョホールバールからコーズウェイを渡ってシンガポール領に入りシンガポールの駅・タンジョンパガーまでの20kmの土地を、マレーシア政府はシンガポールに返還することになった。これによりこの20km部分は廃線となるわけである。シンガポール政府がこれまで主張してきたように、他国の国鉄が自国内の真ん中を貫通する異常事態を解消することになった。
 私自身この鉄道の始発駅、(タイ鉄道)バンコックから2000km近 く走って旅に終りに近づくこの区間に感じる何とも言えないノスタルジックなムードに魅力を感じて、度々シリーズ・ツアーを計画し、多くの参加者を得て大い に盛り上がったものだ。当時の会社もこのツアーの人気によって社員の士気が上がり、大いに潤った。私も5度ほど搭乗し、ジョホールバールから山下奉文大将 の名を轟かせたブキテマの丘を通りシンガポールへ入線する時間が好きだった。
 これでマレー鉄道は全長が約20kmばかり短縮される。目的地の最後の目玉でもあり旅の究極の魅力が無くなり、タイ、マレーシア、シンガポール3ヶ国を貫通する鉄道のイメージも2ヶ国となり、南方の鉄道の旅イメージが消えることになり、随分夢と思い出を与えてくれただけに、残念な気がしてならない。
  今中国の高速鉄道の技術特許が問題となっているが、スピードだけに拘るとそういう尖った話になる。マレーシア・シンガポール両国同士の話し合いの末に解決 されるのなら、傍からぶつぶつ言うのも憚られるが、それでものんびりと低速で走り、列車の旅を楽しませてくれたマレー鉄道の、最後の最後の魅力が削除され るのはちょっと寂しく、残念で仕方がない。

2011年6月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1504.2011年 6月28日(火) コップの中の大騒ぎ、政治ごっこは好い加減にしろ!

 菅首相の延命を図るかのような姑息で不適切な内閣改造を行ったが、これが民主党内、特に党幹部にとっても極めて 不評、加えて自民党議員を一本釣りしたために自民党からも批判を浴び、菅首相としては益々四面楚歌に陥った感じである。首相は性懲りもなく、辞任の条件と して3つの法案成立を明言した。第一に第二次補正予算、第二に再生可能エネルギー特別措置法案、第三に特例公債法案である。これが国会を通らないなら辞め ないとの強気の意思表示でもある。
  ところが、その前提として行った大臣の取替え作業が、よく分らない。震災復興と原発事故対応にばかり担当大臣がこね回すものだから、実に分かりにくい人事 であり、担当大臣である。新たに作られた原発事故収束・再発防止担当大臣に細野豪志・首相補佐官を当て、復興担当相に松本龍・環境相兼防災担当相を起用し た。これだけでも目まぐるしいのに、蓮舫行政刷新相を首相補佐官にし、行政刷新相は枝野官房長官が兼務して、松本氏の環境相は江田五月・法務相が兼務す る。
 一番酷いのは消費者庁で、2年間で大臣が6人目だそうだ。主婦連合会事務局長も呆れ果て、いつも大臣が兼務で短命とぼやいている。確かにこれでは、消費者政策も腰を据えてできるわけがない。消費者行政が軽視されているのは言わずもがなである。
  さて、今は株式会社の株主総会が真っ盛りである。今日は各地の電力会社で総会が開かれた。話題の東京電力の株式総会も都内のホテルで開催された。出席株主 数が過去最大、総会開催時間が過去最長である。各メディアもその様子を伝えるためにあの手この手で実況しようとしている。当然原発反対の動議も出された が、すべて否決されたようだ。それはそうだ。東電のような大企業の大株主は、ほとんどが経済を減速させるような手段を善しとしない大金融機関とか、東京都 である。個人株主の声なぞ所詮ごまめの歯軋りにしか過ぎない。東電も謹慎程度のポーズはとるが、総会自体はすべての案件が可決されることを織り込み済みの うえ乗り切った。
  ところで、一向にわが国のエネルギー政策に関する議論や意見が盛り上がってこない。確かに福島原発を収束させることに全力をあげる時期ではあるが、そろそ ろ次のエネルギーについて真剣に議論しないと間に合わなくない、結局安易に原発しかないという政府にとって思う壺の政策へ収束されていくことが恐ろしい。
 やはり、この際マス・メディアが世論を動かしていかなければいけない。その点でメディアの責任は重いと思うがどうだろう。

2011年6月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1503.2011年6月27日(月) やっとドキュメントの初校脱稿

 2ヶ月近く取り掛かっていたエッセイというか、ドキュメントをやっと書き上げた。構想と文体が中々決められず時間がかかってしまった。まだ初校なので、こ れから何度か推敲を重ねる。今回は森喜朗・元総理も絡んでいて、先月佐々木信也さんに連れられて出向いた衆議院議員会館で森さんに会って、辞去する時に内 容に間違いがあるといけないので、下書きを見せてほしいと言われている。
 「トラック島の日系大酋長が見せた大和魂と残した謎」と題し、副題を「元プロ野球投手・相澤進が元チームメート・佐々木信也、元総理・森喜朗と結んだ絆」と名づけた。A4判で18枚 のボリュームで、予定より少々長くなってしまった。内容的にはトラック島の大酋長の相澤さんが所属した高橋ユニオンズのチームメート・佐々木さんの交友関 係、また戦時中トラック島に駐留し戦後捕虜になった元総理の父親のトラック島との関係について若干プライバシーを交えながら書いたものだ。遺骨収集団でト ラックへ行った時、初めて相澤さんに会い、そのスケールの大きい個性にびっくりさせられたが、佐々木さんから話を伺うと私が聞いた話と佐々木さんの話が正 反対だったり、不可解で謎のような話が多くて書いていて???と首を傾げてばかりいた。それだけに話としては面白い。先日も相澤さんが生前親しかった兼高 かおるさんにもお話を伺ったが、やはり南方人の思考回路に疑問を抱いていたようだった。
 明日相澤さんのご親戚、佐々木さん、森元総理へ初校ゲラをお送りしてチェックしていただくことにしている。原稿は「知研フォーラム」7月号に掲載してもらうことになっていたが、時間的に難しいので10月号になる。まあ内容的には面白いと思うので、取りあえず書き上げてほっとしている。
  さて、政治が行き詰まり、与党内、与野党間でぐじゃぐじゃ揉めている。菅首相の退陣時期を巡ったものだったり、震災復興に向けた法案だったり、その結果内 閣を改造するという話が出てきた。今日になって奇妙な内閣小幅改造と見られるような人事が発表された。最近よく名前が出る人物が、横滑りで新担当相になっ たり、浜田和幸・自民党参議院議員を復興担当政務官に任命して、民主・自民党間に新たな火種を蒔いたり、何か手当たり次第に政策を進めんがため、何でもあ りの状態になってきた。日本には構想力の乏しい政治家が多いが、これだけ国民を抜きにして勝手な思いつきだけで、内閣改造や他党の人物を一本釣りしたり、 このまま放置するとこれからどうなるのだろうか。いよいよ末期症状になったか。

2011年6月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1502.2011年6月26日(日) 小笠原に続き、平泉も世界遺産に登録

 

 一昨日の小笠原諸島の世界自然遺産登録に続き、昨日「平泉」が世界文化遺産に登録された。平泉は2008年 にも登録申請したが、世界遺産委員会の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)から構成資産の再検討が必要として登録延期を勧告された経緯がある。今回 は前回の勧告を反省し、構成資産を精査して自信を持って再提案した。平泉は京都や奈良と同じようにいくつかの構成遺産を合せてひとつの「平泉世界遺産」と して認められた。今後は浄土思想を具現するものとして、①中尊寺、②毛越寺、③観自在王院跡、④無量光院、⑤金鶏山の5つをセットに、平泉と浄土思想を啓 蒙していくことになる。言うまでもなく平泉は、奥州藤原家の初代平清衡が建立した中尊寺を中心とする街づくりだが、中尊寺と最近観光客の間に人気のある毛 越寺との思想的な区別がよく分らなかった。説明によると中尊寺金色堂は阿弥陀如来の住む極楽浄土を言い、毛越寺は薬師如来が住む浄土を表そうとしたそうで ある。私は中尊寺金色堂しか訪れたことがないが、いずれ平泉の他の遺産を訪れなくてはなるまい。これで私の世界遺産訪問も1つ増え157箇所を数えることになった。
  小笠原が自然環境を守ることが難しいと気にしていたが、この平泉も文化遺産とはいえ、今後環境維持と文化的価値のある建物の保存に相当気をつけなければい けない。そうこうしている間に、ユネスコ世界遺産委員会が日本政府に何と「古都奈良の文化財」の主要な資産である平城京跡にある駐車場と仮塀の撤去を求め たことが分った。どうしてこんなことが起きるのだろう。昨年の平城遷都1300年祭用に造られた駐車場が問題視された。世界遺産敷地内に断りなく駐車場を造ってほったらかしている感覚が理解できない。他にも問題が指摘されたが、文化庁のお役人の無神経と不感症にはびっくりする。1993年に日本の世界遺産第1号に登録された屋久島の自然道も荒らされているし、2004年登録の「紀伊山地の霊場と参詣道」の修験者道の杭も木製をコンクリート製に代えてしまった。文化をそのまま大切に保全するという基本的な視点がどうも欠けているようだ。
 世界遺産の登録が増えるのは、観光日本にとって追い風となり歓迎すべきことだが、それを管理保全するという考えがないようでは、登録数が増えること自体が反ってマイナスになってしまう。
 これは富士山のゴミの管理を見ていれば分かる。日本人は綺麗好きと言われる一方で、場所によってはゴミ大好き人間もいることが分る。

2011年6月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com