ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1526.2011年7月20日(水) 恐い!残留放射線は消えないのでは?

 アメリカがこっそり臨界前核実験を行っていたことが明らかになった。アメリカは包括的核実験禁止条約(CTBT)に違反していないと言っているが、オバマ大統領が唱える「核なき世界」構想に反すると非難の声が挙がっている。
  今日駒沢大の清田昭義講師の講座で、「隠された被爆」というビデオを見せてもらった。放射線の残留被曝の苦しみを取り扱ったものである。そこには広島と長 崎で、原爆投下後まもなく爆心地近くまで立ち入り、その後原爆症状を示す残留被爆と見られる状態であったにも拘らず、公式に中々認めてもらえず、長い裁判 の末漸く原爆症患者として国の認定を受けた。だが、国は本音としてはそれを認定したのではなく、高齢者救済が目的と問題をすりかえる対応を取り、認定判断 に対して改めて控訴する有様である。その根拠にはわが国がアメリカの核の傘の下にあると考え、日本政府がアメリカと同様に核隠蔽を庇う体質があるからであ る。
 一方アメリカ連邦政府は核爆発には放射能は残留しないとの見解に固執している。それが日本政府の考えに影響を及ぼし、広島と長崎の残留被曝を認めようとしない偏屈なスタンスを取らせている。
 しかし、アメリカ政府の見解がいかに好い加減なものであるかという点について日本政府は追及し、真実を究明しようとの姿勢は見られない。アメリカは原爆投下1ヶ月前の1945年7月に核実験を行い、すでに死の灰の危険を承知していた。それでも長い間に亘ってネヴァダ州で核実験を何度も行った。連邦政府が残留放射線を強く否定し、それも爆発後90秒後にはまったく影響がなくなるとして、実験現場周辺では爆発時には塹壕に身を隠した兵士が、その90秒後に一斉に外へ出て、今で言う放射能を浴びた。多数の被爆者を出したのである。約50万人の兵士が核爆発実験に立会い、核実験以来時間も経過した点を割り引いても、その内現在までに30万人もの兵士が癌や白血病で亡くなっているという。当時の兵士が国に騙されたとして、連邦政府を訴えている。
  今日清田講師がビデオ・レポートに触れつつ話された論点は、最近肉牛から検出されたセシウムだけに留まらず、一般に事態を深刻に捉えようとしない、また過 小評価しようとする風潮に警鐘を鳴らすものだった。ある権威筋の「安全」の言葉だけで、検証もせず、本当に大丈夫なのか。真実とか彼らにとって都合の悪い ことは隠してわれわれ国民は騙されているのではないか。どうも国民は原子力村と経産省が造り上げるペースに乗せられて、安易に彼らの言い分を鵜呑みにさせ られていやしないだろうか。
 今日大相撲の大関魁皇が引退記者会見を行った。23年間の土俵人生だったが、土俵を去る悲しさより思い切り相撲を取ったという誇らしい満足感を述べていた。後悔はまったくないという。潔いと思う。だが、これで横綱と大関の4人はすべて外国人となった。日本の国技としては少々寂しい気がする。

2011年7月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1525.2011年7月19日(火) 中国は世界最大の世襲国家となるか?

 中国は来秋の共産党大会で指導体制が代わると見られている。すでに諸外国への売り込みを始めている習近平・国家 副主席が、胡錦濤・国家主席に取って代わることはほぼ確実である。近年軍事力の急速な拡大とともに、その存在感を強めている軍部も、トップが外交の場へ出 てくることが多くなった。
  中国が時の経過とともに代替わりするのは当然であるが、それが世襲制度を益々強めて「太子党」と称される元の共産党幹部の子弟が各分野で頭角を表し、彼ら が国を支配するのは民主化に逆行するのではないかと心配である。元々共産国家に世襲自体馴染まない。現在の中国は中国国民による選挙によって代表者を選ぶ という民主主義の原則を踏まず、共産党の一党独裁の下に、密室の中で支配者を決めているが、これではとても民主的とは言えまい。アメリカ政府を始めEU諸国が、体制批判や民主化運動に対する人権弾圧に非難でもすれば、直ちに内政干渉と抗議して一切受け付けず、一言でも体制批判的な発言でもしようものなら言論封殺によって押さえ込む強権的な体質は、中国を恐怖国家と看做す風評を流布することにならないか。
  「選択」7月号によれば、最近の中国指導層に昇格する幹部の中には、悪名高い文化大革命に関わった党幹部の子弟がごまんといるらしい。彼らはかつての天安 門事件、ソ連や東欧の崩壊という体制危機を目撃して、民主化や政治改革を敵視する紅衛兵思想が強い。その太子党の中に、何と劉少奇・元国家主席の息子や、 毛沢東の孫まで含まれているというから驚いた。その他にも中国建国の元勲の子弟が綺羅星の如くいるというのだから、この国の人材育成、人間教育では世襲し か信じられない独裁者の性や心情を育む秘密が隠されているのではないか。こういう太子党が軍の中枢に抜擢され、軍事予算は年々増大し、軍部が力を強めてい く。それが南シナ海への進出につながっているとすれば恐ろしいことである。
  今や中国は、そのスケールにおいて北朝鮮やアラブ諸国の世襲国家を圧倒して、世界最大の世襲国家への道を進んでいるというのが「選択」の結論である。他国 のことではあるが、何を仕出かすか分らないお隣の大国・中国をこのままにして、いずれお出ましになるであろう北朝鮮の将軍様のような、毛沢東そっくりな中 国将軍様に引っ掻き回されるようになっては、いつも割りを食っている大人しい日本人としてはたまらない。
  さて、今朝世界一の座へ上り詰めた女子サッカー「なでしこジャパン」チームが凱旋帰国した。選手が全員揃って「チームワーク」「絆」「仲間」を勝因として 認めているのが爽やかである。それにしても女子選手のブレザーは何とかならないだろうか。黒一色でまるで喪服のようである。もう少し女性らしい明るく、若 やいだものに出来なかったのだろうか。近年稀に見るほど地味で、「ダサイ」ブレザーだと思う。この黒づくめのブレザーでは、世界一の栄冠を獲得した若い女 子選手たちにとって少々気の毒な気がした。

2011年7月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1524.2011年7月18日(月) 女子サッカー「なでしこジャパン」世界の王座へ

 今日は国民の祝日「海の日」である。平成7年に祝日制定された時は7月20日だったが、平成13年の祝日法の改正によって平成15年から7月第3月曜日に変更になった。
 2005年に福島県職員研修の講師を務めるため、その前々日、17日 に相馬市の鈴木進一さんのお宅に泊めてもらい、その翌日の「海の日」に松島と瑞巌寺を鈴木さんご夫妻に案内してもらってから福島市内のホテルまで送っても らったことがあった。勇ましい大漁旗を掲げた幾艘もの漁船の間を縫うようにして松島湾を観光船で巡ったことが懐かしい。その鈴木さんご家族も東日本大震災 ではどうやら無事だったと聞いて安堵している。
  今日は日本中が明け方行われた女子ワールドカップ決勝戦で、日本チーム「なでしこジャパン」の堂々の優勝に酔いしれた嬉しい一日だった。テレビでは朝から 晩まで一日中、「なでしこジャパン」得点シーンを繰り返し放映していた。まあこんなに鮮やかな勝ちっぷりは何度観ても飽きることはない。戦前の下馬評は悪 かったが、その予想を覆して勝った決勝トーナメントの2試合、準々決勝対ドイツ戦、準決勝対スウェーデン戦以上に厳しい戦いが予想されていたが、わが「な でしこジャパン」は、最大の強敵・アメリカに対して臆することなく延長戦で2-2の末PK戦を制して撃破した。女子サッカー世界チャンピョンの座に君臨したのである。「なでしこジャパン」はおろか、日本のサッカー界にとっても初めての栄誉であり最高の勲章である。
  日本中を力づけた今回の勝利は、「弱敵として侮らず、強敵として恐れず」をモットーに大敵アメリカに対して、一歩も退かず身体を張って食い下がりひたすら チャンスを待っていたところに勝因があると思う。ほとんどの日本人はまさかアメリカを破るとは想像していなかっただろう。実際川淵三郎・日本サッカー協会 名誉会長ですら、まず勝てるとは思っていなかったと正直に漏らしていた。
  このチームには、チームワーク、指導者、キープレイヤー、選手ひとりひとりの傑出した能力、ハート等々チームが勝つための諸々の条件が備わっていた。特に 感心したのは、勝負を諦めない執着心である。個人的には、澤穂希選手のキャプテンシーと得点能力が素晴らしい。澤選手は今大会のMVPと得点王も獲得した。強敵アメリカに2度までも試合をリードされ、普通ならこれまでと諦めるところだが、その都度同点に追いつき決着をPK戦へ持ち込むという試合運びで強敵を降した。
  今日の勝利は日本国内のみならず、世界中から賞賛されている。フランクフルトのスタジアムは4万9千人の観客を呼び込んだが、地元ドイツに勝った日本に対 する声援も多かった。少しずつ女子サッカーも定着しつつある。これを機会に日本でも、女子サッカーが普及することを願っている。
 大震災など嫌な事件が頻発し、政治のアホらしさにもうんざりしている最中に、久しぶりにスカッとする快挙である。

2011年7月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1523.2011年7月17日(日) 日本の煮え切らない外交政策

 しばらく動きが伝えられなかったリビア情勢だが、じわじわとカダフィ政権へ圧力が強まっている。すでに、欧米主要国は反体制派の国民評議会(TNC)を唯一の正当な統治組織として承認している。中でもアメリカ政府は、カダフィ政権との関係を断絶したうえで、TNCをリビアの正当政府として承認した。
 今朝の朝日によると、TNC代表で暫定政府首相のマハ ム・ジブリル氏は日本がカダフィ政権との関係を維持している点について、関係を解消するよう求めている。日本がカダフィ政権との関係を切れないのは、紛争 解決後のリビアにおける天然資源の権益に色目を使っているからである。だが、いかに時間がかかろうとも大勢としては、カダフィ政権崩壊がひとつの流れだろ う。ここは、早く同政権にきっぱり引導を言い渡した方が、長い目で見てわが国にとっても有利になるのではないかと考えている。
 日本の外交はいつも結論を出すのが遅れ勝ちであるが、そのうえ煮え切らない政策対応で相手国の信用を失っている ような気がする。今朝もテレビで河野洋平・前衆議院議長が日本のダブル・スタンダードが問題だと指摘していた。かつてのアメリカ牛肉の汚染が問題になった 時、日本は輸入牛は全頭検査をすべきと主張し、アメリカ政府ともめた。今回の福島県の肉牛から規定値以上のセシウムが検出されたが、これは全頭検査が難し いことを表していると言い、日本政府は自国内で出来ないことを外国に対して要求していると、日本の外交上の対応とダブル・スタンダードを問題視していた。
 とにかく、外交政策というのは、自国のためばかりでなく他の国に対しても迷惑を及ぼすこともあるので、決定すべき時にはずばっと決める素早い決断、外交理念と外交スタンスが必要ではないかと思う。
 それにしてもカダフィ大佐もしぶとい。あまりにも内戦状態が長く続くので、EUと一緒になって空爆に協力しているイギリスでは、戦費支出も問題視されて厭戦気分が漲ってきたという。

2011年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1522.2011年7月16日(土) 原発関連ニュースで良いことはひとつもない。

 菅首相が記者会見での自らの脱原発発言に対して、昨日衆議院予算委員会で弁明のような発言をした。つまり前日述 べたばかりの「脱原発依存社会を目指すべき」との真っ当な発言は政府の統一見解ではなく、個人的な願いだと言い訳がましく首相自身によって修正される有様 である。そこへ今度は高木義明・文部科学大臣の、高速増殖原型炉「もんじゅ」の開発中止を含めて検討するとの発言が槍玉に上がり、大臣はこんな発言はして いないと否定した。言った言わないと、どうしてこうも神経質に取り扱わなければならない問題の、一番気になる点を深く考えることもなく、軽々しく口を滑ら せるのだろうか。これは口が軽いなんて問題ではなく、自ら然るべき責任ある職には自分は不適任だと言っているようなものだ。
 やらせメールによるお騒がせ事件を起した九州電力でも、真部利応社長が14日に続投と居直ったが、これだけ世間を騒がせた責任を執るべきだと海江田経産相から詰め寄られ、辞任の覚悟を決めたようだ。この国策会社も無責任体質丸出しで、世論に対してKY的だった。どいつもこいつもてんで話にならない。
 さて、昨日ラグビー部の後輩、矢田健一さんから藤田祐幸氏が長崎で行った講演の動画「You tube」 を観るようにと親切に教えてくれた。先月ペンクラブ環境委員会のセミナーで配布された、電力供給量は需要を超えている(原発なしでも電気消費量を賄える) との資料を作成された人である。慶大理工学部助教授だったとは知らなかった。1時間半の長きに亘って図を示しながら淡々と原子力の恐さを説明される。震災 2週間後の講演だが、すでに4年前に浜岡原発、東海原発の危険と放射能汚染を心配して神奈川県三浦市から福島から一番遠い長崎県西海市へ自宅を移して、そ こを拠点に全国各地で脱原発の講演活動を行っている。チェルノブイリへも行かれ、惨状を目撃して、心の底から脱原発を訴えておられる。「スリーマイル、 チェルノブイリの悲劇から学ばなかったのは『愚』、福島の悲劇を繰り返すのは『大愚』である」とか、「終わりでなく、新時代の始まりの始まり」とか、その 感性溢れる適切な言葉には感嘆する。「昨日のように今日があり、今日のように明日がある」と表現して何気ない連続性が幸せの原点と講演を結んだ、スマート な言葉の使い方は中々のもので、分り易いトークに好感が持てた。
 ここへきて新たな原発関係の嫌なニュースが発生している。その最たるものが、肉牛の餌である稲藁から国の暫定基 準を超える放射性セシウムが検出されたことと、畜産農家が出荷した牛の肉から同じく放射性セシウムが検出されたことである。出荷された牛の肉が広範囲です でに販売されているのだ。これでこの周辺の牛肉を買おうとする消費者は当分の間いなくなるだろう。畜産農家はみんな泣いている。気の毒でたまらない。今後 影響が拡大していったら、事態はどうなるのだろうか。
 今日福井県大飯原発で1号機が手動により停止された。手動停止は滅多にないことで危機一髪の事態が想定されたのではないだろうか。ぞっとする。冷却系統に不具合が生じたようだ。日本の原発は一体どうなっているのだろう。

2011年7月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com