ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1531.2011年7月25日(月) グエン・カオ・キ元南ベトナム副大統領死す。

 昨日の朝日朝刊にベトナム戦争中一世を風靡した、元南ベトナムのグエン・カオ・キ氏が、23日マレーシアで死亡したとの写真付の囲み記事が載っていた。享年80歳だった。ベトナム戦争中常に彼の一挙手一投足が世界中から注目され、若くして力を得た空軍パイロットはグエン・バン・チュー大統領の下で副大統領としてアメリカの支持を得て、北ベトナムやベトナム民族解放戦線と戦った。だが、卑劣にも1975年4月、あの象徴的なサイゴン陥落の直前に米軍ヘリでサイゴンを脱出してアメリカへ亡命した。
  存在感の強い個性的な軍人で、プレイボーイ的パフォーマンスで何かにつけ話題になることが多かった。私がベトナム反戦運動に関わっていた間、彼の動きが連 日マス・メディアで派手に報道され、あのひげ面の小憎らしい顔を見ない日は一日たりとてなかったほどである。われわれにとっては、にっくき仇のようなもの だった。その点でグエン・カオ・キはベトナム民主化に障害となった、ゴ・ディン・ジェム大統領、弟のゴ・ディン・ヌー秘密警察長官、妻のゴ・ディン・ヌー 夫人らと並び、最も警戒され嫌われた人物のひとりである。
 1967年1月私が初めて戦時下のサイゴンを訪れた時、彼は得意の絶頂にあった。その意味では、栄枯盛衰「奢れる平家は久しからず」を味わった典型的な人物のひとりである。ベトナム戦争が終って早や36年が経過した。戦争の匂いは遥か彼方へ遠ざかり、南北統一が実現したベトナムでは戦争当時北ベトナムの後ろ盾となって力強く支えた中国が、今では南シナ海問題でそのベトナムの権益を脅かしつつある。世界の流れと考えも変わったなぁとつくづく思う。
 グエン・カオ・キの死は時代の流れと同時に感慨深いものを感じる。
  さて、昨日起きた中国高速鉄道の事故について、常識的にはとても考えられない事後処理が成されている。事故発生以来まだ1日しか経っていない昨日、早くも 事故原因究明の最大の証拠品である転落した事故車両を壊して穴を掘り埋めてしまったのだ。そして、事故現場では試運転を開始して、平常通り高速鉄道が走っ ている。
 呆れるというか、驚いたというか、あまりの手際の良さには開いた口が塞がらない。JR西日本の福知山線事故では、事故発生後最初の列車が運行されたのは事故発生から55日 目である。こんな荒っぽいやり方では事故原因を調査するというより、事故原因を隠蔽しようとの意図ありと見られても致し方あるまい。流石にいつも政府に楯 突かない御用新聞が証拠隠滅だとその対応に批判的である。一般的に事故の原因として「安全よりスピード」の中国当局の意向が反映されているという見方が多 い。
  ところが、今日事故最寄り駅でこれから乗車しようとしていた乗客がインタビューされた時、高速鉄道は恐いが急ぐので高速鉄道を利用するとか、チケットを 買ってしまったので乗らざるを得ないとか、当局にとってつけ込まれる心情の中国人が多いことに事故発生の遠因があるような気もした。結局は国民の安全につ いて深く考えない性格が、政府の政策や行動に反映されるのではないかとも思った。ただ、誰かが、今回の事故は安全と言っていた高速鉄道が安全ではなかった という点について、福島原発も散々安全と言っておきながら実際には安全ではなかったという点で、日本の危機意識も似たようなもので当てにはならないと皮肉 を言っていた。
 鉄道関係者が事故は落雷によるものと決め付けていたが、落雷の後に安全な停止装置を起動させられなかったオペレーションの不備が指摘されている。当局は責任者3人を追放したと強弁しているが、問題の本質を取り違えているのではないか。
 現在判明している限りでは、死者が39人、負傷者は200人を超えているので、死者はもっと増えるのではないだろうか。中国当局が何と言おうと、結局これも原発と並んでおぞましい人災ではないか。

2011年7月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1530.2011年7月24日(日) アナログテレビ、「地上デジタル」へ移行

 一昨日ノルウェイのオスロ郊外ウトヤ島で残虐な大量殺人事件があったばかりだが、中国では昨夜高速鉄道の追突に より車両が脱線し、4両の車両が高架橋から落下して多数の死者を出す事故が発生した。中国の高速鉄道の製造とレール敷設工事は急ピッチで進められ、それが 全体計画に無理な皺寄せを生じさせて今回の事故につながったのではないかと推測されている。
 とにかく中国は高速鉄道建設のスピードが速い。2005年に工事を始めてその2年後には早くも上海・杭州間で開業した。2010年には営業㌔は7500㎞を超え、2020年にはその距離を更に16000㎞にまで延ばす壮大な計画を持っている。建設計画ばかりではなく、先日はアメリカほかで高速鉄道建設の特許申請をしたとされ、それが日本の新幹線技術のパクリではないかと日本国内、とりわけ開発したJR東海などは神経を尖らせている。つい最近では中国に日本の新幹線用のアニメーションに似せた偽物アニメまで現われる始末で、中国の特許侵害疑念とスピード志向はモラルと安全の両面で疑問を持たれていた矢先である。それが、やはり安全面の懸念が現実となった。
  中国には政策実行を急ぐあまり安全面への配慮をなおざりにしないよう願いたい。また、これまでの高速鉄道開発の経緯と完成した車両は誰が見ても日本の特許 を侵害しているのは明らかで、今や世界の大国となった中国が、自己主張を曲げず自己中心的で他から諫言を聞き入れようともしない傲慢な態度はそろそろ考え 直すべき時に来ているのではないだろうか。 
 さて、長い間テレビ局が「地デジへの移行」PRに努めてきたが、今日正午を期して、アナログ放送 は終了し、すべてデジタル放送化された。「地デジ」などという下品な言葉を恥も外聞もなく平然と使っているテレビ局は、地上デジタル放送が何のために行わ れ、視聴者にとってどんなメリットがあるのか、これまでほとんど視聴者に説明して来なかった。これは視聴者に対して無責任、かつ不親切であり、もっと広く 啓蒙すべきではないかと思う。

 今、問題になっている原子力の場合でも、原発開発と推進のプラス面ばかり強調され、そのうえ肝心な原子力に関す る知識については、一般国民に知らせようとして来なかった。それが今後のエネルギー政策を国論として検討を進めようという今、すぐ議論を起こせない原因と なっている。東電もテレビ局も根っ子は同じ体質なのかも知れない。
  今まで何ゆえに過大な費用をかけて、現段階で使用可能な機器を無駄にしてまでも「地デジ化」する必要があるのかという議論を聞いたことがない。電力にし ろ、テレビ放送にしろ、国が関わる事業には必ず情報未公開と情報隠蔽がある。これからは国が関係する事業や政策が実行、または変更される時には、国民が注 視できるようマス・メディアがもっと情報を流すことが必要である。
 今朝の朝日新聞によれば、「地デジ化」のために総務省が直接投資した費用は2000億円、NHKや民放が各種機材に投資した経費は1兆5000億円に達しているそうである。そのうえ視聴者は旧来のテレビを無駄にさせられ、新規テレビの購入やチューナーの購入に「二重」払いした。
  メリットは高画質が得られたこと、地デジ移行で空く電波の跡地に携帯電話用の周波数帯を広げて携帯利用者の増加で混雑している問題を解消することを狙って いるという。だが、この辺りの説明が不十分ではないだろうか。説明不足で無駄な金を払わされているという釈然としない印象である。
 国は今国民に対して、責任を果たさないことが多過ぎるような気がする。

2011年7月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1529.2011年7月23日(土) 今日はオペラ「トスカ」のさわりを楽しむ。

 昨夕のタンゴに続いて今日午後はオペラ入門編である。自宅近くの「めぐろパーシモンホール」へオペラ入門シリーズを鑑賞に妻と出かけた。2005年 から毎年3回オペラ入門シリーズと称して、世界的にも名高いオペラをアリアに解説を交えてさわりを分り易く紹介してくれる企画が、目黒区芸術文化振興財団 主催、二期会制作協力の下に行われている。これまでに「カルメン」「椿姫」「蝶々夫人」「リゴレット」「フィガロの結婚」「トゥランドット」等の有名オペ ラが紹介され、かなりの人気があるようだ。実際今日も200席の小ホールは満員だった。今日のオペラはプッチーニの「トスカ」だったが、松本宰二・プロデューサーの分り易い解説と素晴らしいアリアに大満足だった。
 特にトスカ役のソプラノ・嘉目真木子とカヴァラドッシ役のテノール・山田精一の声量ある歌声に圧倒された。第3幕で山田が歌ったアリア「星は光りぬ」は、「トスカ」の見せ場だけに迫力もあり、感動的ですらあった。オペラの面白さを大いに満喫した。
 これまでに、本場のオペラはパリ・オペラ座の「魔笛」、ニューヨーク・メトロポリタン劇場の「サロメ」、ベローナ野外劇場の「アイーダ」を観る機会があったが、機会があればダイジェストの「トスカ」ではなく、完全版「トスカ」をスカラ座辺りで観賞してみたいものである。
 昨日ノルウェイの首都オスロ市内官庁街でテロ爆破により、政府系ビルが破壊され7名もの死者が出た。その僅か2時間後にオスロ郊外の小さな島、ウトヤ島で1人の男が銃を乱射して84名が亡くなった。政治的にも安定し、ノーベル平和賞授与国であり、一人当たりの国民総所得が世界4位のノルウェイはこれまで治安上問題になるようなことはなかった。それが、同国民によれば第二次世界大戦以来の惨劇であり悪夢だそうだ。
  今までテロと言えば、左翼系とかイスラム系によるものと思われがちだったが、今度のテロはどうも右翼系ノルウェイ人らしい。ひとつ気にかかったことがあ る。事件後インタビューを受けたノルウェイ人が外見からすると、ほとんど黒人系、或いはアラブ系の国民に見えたことである。実は2009年ノルウェイでは移民の受け入れ規制を訴えた右翼が躍進した。今では国民の1割が移民で、この移民受け入れを推進してきた政府が右翼に狙われたようだ。詳しい原因は犯人らしきノルウェイ人が1人逮捕されたので、いずれはっきりするだろうが、フィヨルド観光などで良いイメージのノルウェイにとっては、唾棄すべき忌まわしい事件である。
 今日名古屋場所14日目で横綱白鵬を倒した大関日馬富士が優勝を決めた。白鵬の前人未到の8連覇は成らなかった。同じモンゴル人同士であっても、そろそろ白鵬以外の優勝者が現れても良い頃ではないかと思っている。

2011年7月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1528.2011年7月22日(金) タンゴとディナーを楽しむ。

 慶応のタンゴ・バンド、KBRタンゴ・アンサンブルの東 日本大震災チャリティーコンサートが、神田の如水会館で開かれるから良かったら参加をとのご案内を、先日ゼミの利光國夫先輩の奥様からいただき、妻を伴っ て出かけた。ほかにタンゴに精通している島田さんご夫妻、音楽全般に詳しい須藤さんご夫妻のゼミ仲間に、島田さんの友人、野上さんご夫妻の10人で1テーブルを囲むフルコースのディナーショーである。
 案内状によるとフランキー堺もこのタンゴ・バンドの出身だそうで、中々名門バンドのようである。今も大学公認のバンドとして全国各地で公演しているらしい。 
 今日紹介された演奏メンバーは、医師あり、企業戦士あり、元航空会社員あり、農家ありで多士済々の優秀なバンド マンで、多忙な中で一芸に生きがいを見つけている人たちである。素人がこう言っては失礼だが、各地から参集し急ごしらえで編成したせいであろうか、?と感 じられるところもあった。しかし、テレビにも出たことがある実力派バンドだけに、総じて素晴らしい演奏を披露してくれた。
 普段タンゴを生で聴く機会はほとんどないが、それでも「カミニート」「ベサメムーチョ」「ジーラジーラ」「ラ・ クンパルシータ」「ジェラシー」などタンゴの名曲はよく知っているので、聴いていて楽しかった。ボーカリストの思わせぶりたっぷりのソロなんか中々見事な もので反ってその気障っぽいジェスチャーが一部で穿った見方をされ「慶応ボーイ」と言われる由縁かも知れない。紹介によれば、航空会社を辞めて山梨県忍野 村で百姓をやっているとのことだが、多分元日本航空社員ではないかと思っている。個人的に知る限りでも同社には、芸達者の社員が多かった。かつて親しかっ たJALセールスマンの安井賢さんも、奥さんともども今では大阪のFM放送で演奏しているほど趣味を活かし、充実した第2の人生を送っている。とかく娯楽的な趣味に熱中すると若いころにはプレイボーイと思われがちだったが、年齢を重ねるに従ってそれが一芸となり、それに秀でていると人生を豊かにするようだ。
 ディナーも東京會舘のフルコースにフリードリンクが付き、全員でタンゴをエンジョイし食事もエンジョイした一日だった。

2011年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1527.2011年7月21日(木) 民主党がマニフェストを見直し

 民主党の岡田克也幹事長が、一昨年の総選挙に際して国民に約束したマニフェストを見直すと述べると同時に、国民 にお詫びするとも述べた。4年間の衆議院議員任期の半分も経過しない内にこのていたらくである。やはり無理が祟り無責任だと思うと同時に、第2次補正予算 法案通過を念頭に置いた政局がらみの後退劇で、野党のペースに巻き込まれたと感じた。
  しかし、野党時代に良いこと尽くめで大盤振る舞いのマニフェストを作成し、そのお陰で自民党から政権を奪ったとするならマニフェストを見直し、変更するこ とは国民を欺くに等しい。これでは政権の座を潔く去るべきであると思う。結局足が地に着いていないから、政策実行もままならず難局を乗り切れない。最大の ネックになったのは、子ども手当てである。確かに子育て世代にとっては、大いに助けられたと感じるだろうが、他の支出とのバランスを考えるとやはり厳しい 政策実行だったのではないだろうか。だが、だからと言って予算が足りないので政策実行をトーンダウンさせるという手法は、政権政党として取るべき態度では ない。
  それにしてもこの民主党政権というのは、確たる哲学も信念もなく時代の流れと政権交代の熱狂的な世論によって支えられた一時的なフィーバーで実現したに過 ぎないのではないか。現在の民主党政権を見ているとトップのリーダーシップが欠けている。トップに理念と哲学がないから、いつもふらふらしている。こんな 調子で国民を導いていけると思っているのだろうか。
  さて、ワールドカップ優勝以来日本中が「なでしこジャパン」ブームに沸いている。経済効果も相当あるという。選手たちも挨拶回りから、練習へと休む間もな く動いている。その中で監督と一部選手が東京都庁へ優勝報告の挨拶に訪れ、石原慎太郎知事が激励とお礼を述べ、これだけ日本中に力と勇気を与えた優勝メン バーに銀座パレードさせて優勝に応えてあげるくらいのことを考えても良いのではないかと持ち上げた。パレードはどこまで本心か分らないが、選手たちに労い のかけてそう語った。その直後に「報道ステーション」の古館伊知郎キャスターが、そんなことより選手たちに被災地を訪ねてもらって被災者を元気づける方が 大切だと話したが、一概にそうとも言えない。果たしてそうだろうかと疑問も感じた。
  その判断の是非については何とも言えないが、石原知事の発言の真意は予想外の活躍で世界一の座につき、国民、特に被災者に勇気を与えてくれた選手たちを褒 め称え、活躍に応えてご褒美をあげようということで、被災地への表敬的な凱旋をしてもらうという意図ではない。もし古館キャスターの言うように選手たちに 被災地へ激励に行かせるとしたら、選手たちには反って心理的な負担を強いるばかりではないかと思う。
 銀座のパレードが行われることはないようだが、どうも感情論ばかりが先走って核心を突いた議論になっていないような気がするが、どうだろうか。

2011年7月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com