ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1551.2011年8月14日(日) 原子力安全庁は独立性を確保出来るか。

 今度の福島原発事故で原発の安全性とそのチェック方法が問題となり、従来のありようについて多くの疑問が噴出した。これまで経済産業省の下に置かれていた 原子力安全・保安院は経産省から切り離され、環境省に所属させられることになった。元々原発を推進する官庁に安全をチェックする組織が所属すること自体矛 盾していた。マッチ・ポンプならぬマッチ・ライターだった。何事も自分たちのやりたいことを自分流に実行することに天才的な知恵を出す役人が、組織が他省 庁へ移管したからとて権限を移譲することに素直に納得してくれれば良いのだが。
  まず、環境省に移った組織が名前を原子力安全庁と変えたとしても、今まで原子力推進派だった役人を経産省から環境省へ移動させることになれば、よほど頭を 切り替えないと以前と変わらないのではないか。仏造って魂入れずである。これまで原子力安全・保安院で原子力業務に携わっていた職員は300人もいた。この他に内閣府から環境省へ所属替えする原子力安全委員会のスタッフも100人 いる。彼らの頭の中には「原発推進」が刷り込まれているのではないか。しかも彼らは原子力の専門家であり、当分彼らの力を借りずして今後の原子力行政も成 り立たないのではないだろうか。その点でも環境省は四六時中、今度の組織移管は規制の独立性確保を目的に成されたという点を言い聞かせていないと元の木阿 弥になってしまう。
  しかも、環境省は元々原発推進派なのだ。2年前に九州電力川内原発増設計画の環境影響評価で何と「原発の最大限の活用を」と求めたことがあるらしい。加え て過去にも温室ガスの排出削減に原発を活用する方針を示してきた。これらを考えると果たして上級官庁として、環境省が妥当なのか疑問の残るところである。
 早急には何がベストか判断するのは難しいが、新しい組織「原子力安全庁」が、なぜ経産省から環境省へ移管されたか、その意味を充分理解することがまず大切である。

2011年8月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1550.2011年8月13日(土) イタリアの財政赤字削減策を見習え!

 昨日からお盆休みで帰省する人たちで交通機関、高速道路はかなり混雑している。東北大震災のせいで今年のお盆は 格別なものがある。とりわけ話題を提供したのは、陸前高田市の薪を「京都五山送り火」に使用しないと決定したことである。当初壊滅的な被害を受けた陸前高 田市の犠牲者を供養する言葉を地元の薪に託して、五山送り火で焼いてもらう計画だったが、含まれてもいない放射線騒ぎで中止になり、それが批判を受けて復 活して改めて実施する予定にして準備していたところ、今度は本当に放射性セシウムが検出され、結局中止となった。誰がいけないということではないが、最初 に放射線が検出されなかったのに中止を決定した主催者の、被災者に対する配慮のなさにあったのではないだろうかと考えている。
  今世界的な不況による全面株安で各国とも金融不安に覆われているが、日本もご他聞に漏れず株安傾向と、それ以上に国の多額の累積借金にいずれ行き詰まるの ではないかと懸念されているところである。日本より長期国債格付けも下位で恒常的な赤字国家となっているイタリアでは、12日 緊急的な財政再建策を決定した。ラテン気質丸出しで、脱税が多く税の捕捉率の向上が課題となっているイタリアでさえ今度こそは、財政改革に本腰を入れるよ うだ。それに比べて比較的真面目人間の多いとされるわが国では一向に改善策が打ち出されないが、政局にばかりかまけていないで、ここはひとつイタリアを見 習って</B>真剣に財政改革に取り組んでみたらどうだ。
  イタリアの歳出削減策は、まず中央と地方で公務員の定員を合せて5万人も減らし人件費を圧縮する。わが国でも、まず「櫂より始めよ」を実践し、高給をも らっている役人が身を削ることから範を示すべきではないか。昨日の本ブログに取り上げたように、定年退職後雇用延長の役人に毎年7割もの給与を支払ってい る場合ではないのだ。さらにイタリアは自治体の統合を促して業務効率をたかめる。同時に、歳入増対策としては、富裕層に新たに5~10%の連帯税を課すそうだ。これだって日本なら鳩山由起夫氏のような金持ち連中から非難轟々であろう。このほかにも祝日を減らして就労日数を増やして生産性を高め、税収の増加を図るという。これによって、2012~3年の2年間で何と財政赤字を「約5兆円」も減らす計画だというから相当な決意なのだろう。
  とかく遊び人と見られがちのイタリア人がこれだけの覚悟を示すのは、厳しい自国の財政事情がいずれ国を崩壊させかねないと危機感を感じたからだと思う。反 対もあるだろうが、それを押し切って計画を成し遂げてほしいものである。それに引き比べ日本の政治家、官僚にはこの国が今何をなすべきか、何の発言もせ ず、何の行動も起こそうとしていない。政治家と官僚がこの国をダメにしていることは間違いない。

2011年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1549.2011年8月12日(金) 甘える役人、愚かな政治家、その陰で苦労する国民

 今月4日の本ブログに経産省のトップ3人の更迭に触れた。3人は福島原発事故の対応の拙さと遅れ、九州電力やら せメール事件等の責任を取らされて「更迭」処分となった。その「更迭」が昨日役人のよく使う手であるが「勧奨退職」と名を騙り、退職金の2割程度を上乗せ するという、世間で言う「更迭」ではとても考えられないお土産つき退職ということになった。ともかくわが国は明治維新以来役人には甘いのである。いずれこ の高給役人はいずこかへ天下りして、そこでも何度か「退職金」を戴くことになるのであろう。いつもながら役人にとっては天国である。
 7日のブログには人事院が国家公務員定年後のスライド制退職で65歳 まで務めた場合、退職前の給与の7割を毎月受け取れる新人事制度の素案を作成し、9月下旬の国会に提出するということを批判した。それにしてもこんな役人 天国を助長させるような法案を、役人仲間の人事院が堂々作成するとは呆れ果てた。民間では苦労に苦労をして、定年後の職探しに懸命だというにも拘わらず、 役人は黙っていても年金受給年齢の65歳までは現役時代の7割もの給与をいただけるというのだから、役人ほど恵まれた職業はない。
  後段の新人事制度については、あまり癪に障るので、朝日「声」欄に投書したが、掲載候補者として規定の名、住所、年齢、職業などを知らせよとの連絡があっ たが、残念ながら掲載される見込みはまずない。書き方が朝日にやや批判的とも取れる文体だったことと、ニュースソースが朝日ではなく日経紙なのでバツが悪 いのか、出し抜かれたと思うのか取り上げてくれそうもない。
  最近の朝日は、東電から巨額の広告掲載料を得て馴れ合いが常習化していたと一部週刊誌に暴露されたり、一昨日には医師資格がない人物を被災地の医療行為で 英雄扱いして報道し、今日になって謝罪記事を出したり、些かジャーナリズムとして常軌を逸する傾向が見える。正論ではあるが、彼らにとって都合の悪い「ご 意見番の意見」をボツにすることぐらいどうってことはないのだ。
 だが、このまま「役人天国」「官尊民卑」を放ったらかしておいていいものか。メディアが糾弾しなくて誰が国民の下僕・役人たちの「甘い汁体質」を追及し暴くことができるのか。
 役人は国民の苦労の裏で、あくどいことをやって甘い汁ばかり吸っている。
 役人が役人なら政治家も政治家である。世界の政治家に対するアメリカの民間団体の通信簿が発表された。それが何 と日本の政治家の政治力は世界でもワースト5に入ると判定されたというから情けない。普段から国家、国民のために粉骨砕身努力する様子がほとんど伝わって いないからである。アフガニスタン、イラク、台湾、ベルギーと並んで、日本の「ノータリン政治」を断罪したのである。もっと酷い国もあるとは思うが、日本 が槍玉に挙げられたのは、皮肉の側面もあると思う。それだけ日本の政治家のやることは滑稽なのだ。
 もっと国民のために真面目に仕事をしてくれよ。ずる賢い役人とバカボン政治家どもよ。

2011年8月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1548.2011年8月11日(木) 今日もドル安円高の流れ

  昨日4日ぶりに反発した株価も世界中の株式市場で今日再び下落した。基軸通貨であるドル安に伴い、円高の退避場として金が買われているようで、街の金 ショップに金製品をかき集めて持ち込む人も多いそうだ。実際田中貴金属の金価格表を見ると、6月末以来じりじり上げ続けてきた金価格は今月に入って急激に 上がり始めた。今日の金価格は1g=4731円だから、昨日に比べても168円も値を上げている。
 かつてベトナム戦争当時は金とドルの価格が1オンス=35㌦と決められ、いずれも安定した価値を持ち続けていた。今や小金を持っている人や、成金、新興財閥が金を手づかみでどこへも乗り出してくるようになって、いずれも価値の変動が彼らに左右されるようになった。
 いずれにせよ当分ドルの動きが気になるところである。
  東日本大震災が発生して今日でちょうど5ヶ月が経つ。毎日毎日繰り返される被災地からのニュースには気の毒だと思うとともに、もう少し明るいニュースはな いのだろうかと思う。どん詰まりになった政局も、あとは菅首相退任の3条件のうち2つは、昨日までに与野党の話し合いがつき、2つ目の特例公債法案が衆議 院を通過したので、残る第3の条件である再生可能エネルギー特別措置法案の成立を待って首相は退任することになる。3つの条件はいずれも震災がらみである が、この第3の法案は政局とは別に減原発、脱原発へ一歩踏み出すものであり、ノロマの政治もスピードアップして欲しいものである。
  政局は次の首相選任へ動き出している。後継者不在と言われ、有力な候補者が見当たらなかったが、菅首相が近日辞めることを見越したのか、ここ数日のうちに 「帯に短し襷に長し」の次の首相候補者が雨後の筍の如く立候補の意向を示した。前原前外相、野田経済相、海江田経産相、馬淵前国交相、樽床前民主党国対委 員長、鹿野農水相らが自薦他薦名乗りを上げた。第3の条件を満たした後で、現状6名の次期首相争いの後で選任される新首相が、果たしてしっかり国をまとも な方向へ導いてくれるのか。現状では国民はただそれだけを願っている。

2011年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1547.2011年8月10日(水) 野坂昭如氏について小中陽太郎さんと話す。

 年2回恒例の「ヨタロウ会」が品川プリンスホテルの「ハプナ」(レストラン名の意味不明)で、会長?小中陽太郎ご夫妻を交え16名 の小中ファンが集まった。いつもながら和気藹々の楽しい雰囲気である。夏休みのせいだろう、小さな子ども連れの家族が大勢いて、広いブッフェ会場は熱気む んむんである。一人当たりの食事代からすればそれほど高くはないが、子ども連れの両親にとっては大変な家計の負担ではないかと余計な心配をしてしまう。
 6日の日経朝刊の文化欄に珍しく野坂昭如氏の「戦後66年は砂上の楼閣」と題するエスプリの効いたエッセイが掲載されていた。なぜか文頭にあまり例のないことわり書きがついていた。異例である。「野坂昭如氏(80) は、敗戦の現実を忘れずに、執筆活動を続けてきた。『焼跡闇市派』の作家が受け止めた震災と敗戦をつづってもらった」とある。さらに自分が寄稿したエッセ イに野坂昭如氏と敬称付きである点も些か気にかかった。内容的には、野坂氏らしい鋭い観察眼で、東北大震災と戦後の焼け野原を比較している。震災と空襲の 風景は異なる。空襲の後は一面の焼け野原だったが、震災ではいまだ被災地を瓦礫の海が覆っているという。そういう現象面ばかりでなく、人々の気持ちにも大 きな差が見られるという。実際そうなのかも知れない。私などにはすぐには思いつかない視点であり捉え方である。
  ヨタロウ会で小中さんと野坂氏の文章についてしばし話をした。小中さんが一時期「週刊文春」に連載物執筆をしていたのは野坂氏の口利きだったと以前に聞い たことがある。小中さんは今でも野坂氏を兄貴分と立ててお付き合いしておられる。野坂氏は最近年齢と健康面の影響もあり、第一線から退いてしまった感があ るが、お二人は今でも心からのお付き合いをしておられる。小中さんはこのエッセイを読んでおられなかったようだが、野坂氏の文章の特徴を話してくれ、これ は口述筆記で書かれたものだと言っておられた。それ故通常のエッセイ扱いをせず、他人行儀らしい特別な採り上げ方をしたのだと何となく納得した。
  小中さんからは9月にベオグラードで開催される国際ペン・セルビア大会について、出来たら通訳団の中心になるであろう山崎洋さんに日本ペンの様子を連絡し ておいた方が良いのではないかとアドバイスいただいた。タイミングよく山崎さんからは今日絵葉書を受け取った。浅田次郎会長が大会に出席されるとの連絡は すでに届いているようだ。今回は山崎さんからも参加を誘われたが、予定が立たず国際ペンには出席する予定はない。
 帰りは小中さんの奥様が運転するベンツで自宅まで送ってもらい、すっかりお世話になってしまった。

2011年8月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com