充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1580.2011年9月8日(木) 「冒険ダン吉」をインターネットで見つける。
ドキュメント「トラック島の日系大酋長が見せた大和魂と謎」に取り掛かっているが、その中に「冒険ダン吉」が登場する。ダン吉のモデルと称せられた森小弁 について触れた箇所があるからである。実際には原作者・島田啓三が冒険ダン吉にモデルは実在しないと言っていたので、後になって森小弁を取り巻く周囲の人 が、その生き方が冒険ダン吉に似ているからとダン吉を騙らせたのだろう。それでも今も断固として小弁こそ冒険ダン吉と思い込んでいる人も少なからずいるよ うだ。その小弁の孫を妻として迎えたのが、拙稿の主人公アイザワ・ススム大酋長である。そんなことから冒険ダン吉が拙稿に登場することと相成った。
そこで何とか「冒険ダン吉」の漫画を一コマでも良いから拙稿に取り入れたいと思ったが、昭和8年から14年まで「少年倶楽部」に連載された古い作品で、簡単に手に入るような代物ではない。いつも利用する八雲中央図書館に電話で聞いてみたら、目黒区内の全図書館にも「冒険ダン吉」は在庫としてないということだった。幸いインターネットで調べて、今日漫画1冊だけだが1000円 で楽天を通して購入することが出来た。この漫画本には何枚かは気に入る漫画があるだろうから、それを拙稿に掲載させてもらいたいと思っている。それにして もこのアイザワ大酋長を追っていくとトラック島の大物の人脈にぶつかる。大酋長夫人はミクロネシアのモリ現大統領と従姉再従兄弟の関係であるし、トシヲ・ ナカヤマ初代大統領の兄と大酋長の姉が結婚している。トラック島では相当名誉ある家系らしく、大物量産家系にはいやはや驚ろかされる。「冒険ダン吉」は小 学生のころ少しは見たことはあるが、今見たらどんな感じがするだろう。楽天からどんな漫画本が送られてくるのか、楽しみである。
さて、民主党の新閣僚人事を見ていると、大丈夫かなと思うような些か頼りない大臣が何人かいる。安住財務大臣と玄葉外務大臣が心配だと駒沢大学の菱山郁朗 講師にメールしたところ、その他に山岡国家公安委員長と平岡総務大臣も心配だと返信をいただいた。小宮山洋子・厚生労働大臣の如きは畑違いのタバコ増税を 発言して、安住財務相から担当は自分だと釘を刺されている。果たして任期を全う出来る大臣はどのくらいいるだろうか。
一方、党内人事もわけが分らない。特に、幹事長に小沢グループの輿石東氏が就任したが、幹事長が部 下を統括して選挙対策や陳情窓口、国会対策、政策担当などを配置して仕切る考えのようだが、輿石幹事長の下に筆頭副幹事長、副幹事長、幹事長代行、幹事長 代理等々が取り巻いて序列すらよく分らず、まるで伏魔殿である。大体代行と代理はどっちが順位は上なのか。命令系統は大丈夫か。こんな複雑怪奇なことをや るから、党内でも混乱するのではないか。この様子を見ると何事もすぱっと決められない民主党という未熟な政党の体質が透けて見えてくる。
1579.2011年9月7日(水) 台風12号による被害は平成になって最悪
紀伊半島を襲った台風12号が平成になって以来最悪の被害を出している。今日現在死者は53人、行方不明者54名 という状態である。被害を蒙った地域は山間部のため、土砂崩壊、洪水に襲われ集落が孤立している。ライフラインが寸断され、特に断水により病院で点滴も充 分行えない状態である。今度の台風被害で原因が分析されているが、初めて聞く言葉が多い。山が深く崩れたのは、スピードののろい台風の停滞のために降雨が 底深くまで浸み込み、丸ごと土砂を崩した深層崩壊というのだそうだ。これまでの表層崩壊とは大分違うようだ。
それにしてもわが国では自然災害に遭う運命にあるようだ。自然災害は想像もできないことが起こる。想定外だらけなのである。これからは、少しでも可能性があるなら、あらゆる対策を考えておかなければならないと思う。
さて、リビアのカダフィ大佐と彼が支配する政府軍が姿を隠して以来、どこへ逃げたか、捕り物帳的な 見方をされている。今やカダフィ軍復権の希望は考えられず、いつ、どこで幕引きをするのか、いま世界の目はそこへ集まっている。昨日になって、カダフィ一 行はリビア国境を越えアルジェリア経由でニジェールへ入ったとの報道がなされた。アルジェリアとの亡命交渉はアルジェリアに断られた。カダフィ政府は亡命 交渉をしながら国外へ脱出し転々と彷徨い出したらしい。リビア中央銀行から持ち出した大量の金塊と現金を車列に積んで移動している。ニジェールで留まるこ とをせず、更に旅は続けられている。その行き先がどこか。噂ではニジェールの南西隣国のブルキナファソ共和国へ入ったという。ブルキナファソなんて国は知 らなかった。世界が大きく動くと今まで知らなかったことを知ることが出来る。このブルキナファソもそうだ。これからカダフィはどこへ落ち延びるのだろう か。身から出た錆びとは言え、あれだけ権力を乱用していた独裁者としては哀れというしかない。こうなると、他の国の独裁者も心中穏やかではあるまい。父子 で40年に亘り独裁政治を敷いてきたシリアのアサド大統領も今やデモ騒ぎが頻発して、カダフィ追放劇をのんびり対岸の火災視しているわけにはいくまい。もうどんな国家であっても独裁国というのは、そう長続きしないと支配者は悟るべきである。
1578.2011年9月6日(火) 原子力について考えを変えた人たち
今朝の朝日に菅直人・前首相への福島原発事故に関する単独インタビューの内容が掲載されている。まもなく事故発生以来半年になるのに一向に明るい見通しが 立たない。菅さんも追及ばかりされていた首相職を下りてほっとしたのだろうか、インタビューの内容はかつて野党時代の弁舌鋭かったように中身が分り易く説 明されている。しかし、このインタビューの中で放置出来ない大事な点が2つ明らかにされた。
ひとつは、今年5月フランス北西部のドーヴィユで開催されたサミットで、原発大国フランスのフィヨン首相から菅前首相に使用済み核燃料を引き取ってもよい と日本にとって有難い話があったという。フランスにとっても厄介な核燃料だが、商業ベースに立つという点、そしてフランスの原子力技術をアピールできると いう長期的な視点から、積極的に持ちかけたようだ。前首相はこの話をすぐに経産省に伝えた。ここからが問題だが、日本側は返事を留保している。その理由 は、使用済み核燃料についてわが国は、2012年に完成予定の六ヶ所村の再処理工場でプルトニウム を抜き出す核燃料サイクルを進める予定で、フランスの申し出に応じれば日本の核燃料サイクル政策が根底から崩れかねないと内輪の論理で経産省内では反対論 が強く、まだ協議を続けている段階だという。核や原発等、いわゆる原子力に別れを告げられないのだ。5月の話がいまだに宙ぶらりんの状態でフランス政府に 諾否の回答もしていない有様である。
もうひとつは、事故直後の3月15日 に東電から「福島第一原発から撤退したい」という話があったということである。冗談じゃない。撤退しそのまま放置したら全部がメルトダウンし、チェルノブ イリどころではないと前首相が撤退は許さず、命がけで抑え込むとの決意だったという。どこまで信用して良いのか分らないが、国民の安全を放っておいて責任 を取るべき立場の人間が自分たちだけ逃げてしまおうとのふざけた話である。
2つの話はわれわれ国民が知らないところで、安全を司るべき政府の責任者と事故責任者が揃いも揃って、国民不在で自分たちの思い通りにやることだけにうつつを抜かし、また自分たちが失火した火事場が燃え盛っているのに自分たちだけ逃げようと考えている不届き千万な話だ。
どうして日本の中枢がこうも無責任な連中ばかりになってしまったのか。また、なぜこんな動きをこそこそ「原子力村」の人間だけに任せるようになってしまったのか。良識、誠意、思いやり、そして倫理観が無くなり、人間力が機能しなくなってしまったのだ。
ところが、今日の朝日夕刊の「ニッポン人脈記」で「核に別れを」と題して、かつてのアメリカ政府の重鎮が世界に訴えている寄稿論文が取り上げられている。この論文は寡聞にして知らなかったが、2007年 1月にジョージ・シュルツ、ヘンリー・キッシンジャー、ウイリアム・ペリーら3人の元国務長官らが、サム・ナン元上院軍事委員長とともに訴えた主旨が今核 問題がとやかく言われているこの時代に心ある人々の胸に訴えている。その主旨とは「これからの最大の脅威は核を使ったテロ。失うものがないテロ集団には、 核で脅しをかけても抑えがきかない。だから核を持ち続けるより、核をなくしてテロを防ぐ方がいい」である。この4人はかつて核兵器が世界の安全に欠かせな いと主張していた人たちである。シュルツ元長官のようなガチガチの保守派が、謙虚に核兵器に詳しい物理学者から原子力について学んだ末に辿り着いた結論で ある。
いつまでも核に固執している時代ではないし、こんな危険なものを捨てられないことが、何も知らない人々を不幸に追いやるのだ。核を含めて原発に賛成する人たちは、自分の問題としてよくよく考えるべきだ。
1577.2011年9月5日(月) 佐々木信也さんの高校時代の球歴
近畿地方を襲った台風12号の猛威には圧倒される。最初はゆっくりしたペースで日本本土に上陸したが、このゆっくりしたペースが曲者だったようだ。降雨量が普通の台風とは違って多く、地盤の弱い地区や、堤防が脆い地区では土砂崩壊や洪水が押し寄せ多数の犠牲者を出している。今日現在で31名の死者が判明した。これらの地区が復旧するのは、まだ遠い先になるのだろう。今年は自然災害に襲われる地域が多く、地震・津波災害にやられた東北地方、台風・洪水にやられた近畿地方、等々に起きた被害に鑑みて新たな防災対策を含め災害対策も待ったなしである。
こんな時に船出した野田政権は目の前に溜った多くの課題を可及的速やかに対処しなければならない。事態の深刻さを承知した野田総理は、臨時閣議で大雨被害 の情報収集を強化する一方で、人名救助と行方不明者の救出に全力を尽くすことを強調した。野田政権にとって救いとなるのは、政権発足時の支持率が60%を超えていることである。20%を切るような政権末期の鳩山内閣や菅内閣のような不人気でないことにほっとする。実行力は未知数ではあるが、前向きな姿勢だけは伝わったようだ。野田総理にとって内外に難題を抱えて大変な時ではあるが、指導力を発揮して難問に果敢に挑戦してもらいたい。
さて、相澤酋長に関するドキュメントの内容で、佐々木信也さんに確認したい点があったので、電話で尋ねてみた。昭和24年 夏の甲子園で母校湘南高校が初出場、初優勝の快挙を成し遂げたが、佐々木さんはその時1年生だった。その後高校卒業までの戦績を聞いてみたかった。2度目 の甲子園は3年生になった、翌々年の選抜大会で主将だった。「トップバッターでセカンドでしたか?」と大学、プロを通じて定番のポジションに関する質問 に、「いや、三番でショートでした」との回答だった。佐々木さんには悪いが、三番とは意外だった。チャンスメーカーではなく、一発勝負を決める役割を期待 されていたのだ。守りもセカンドでなく、ショートだったとは更に意外だった。それにしても常識とはかけ離れた球歴があったわけで、面白いと思った。
佐々木さんからは相澤さんが湘南OBである確認がとれたかどうかと尋ねられたが、確証がなく確認できないので、こればかりははっきり応えられない。小林泉著「南の島の日本人」では、相澤さんを湘南OBと結論づけていたが、本ドキュメントでは私は詮索しないということにしている。拙文を読んだ方がどう受け取られるか。
1576.2011年9月4日(日) 記録的な豪雨をもたらした台風12号
いよいよリビアのカダフィ政権も末期症状を露呈したのか、最後のあがきを取材しようと世界中のメディアが注目している。昨日のTBS「報道特集」に続いて 今日はNHK・BSで外国メディアのドキュメント「リビア市民蜂起の真実」が、カダフィ政権の罪のない市民の虐待と殺戮行為を暴いていた。いずこの独裁政 権もその体制維持のためには、一般人からの密告やリンチなどの陰湿な残虐行為が常習化しているようだが、リビアで反政府軍が力を得たきっかけとして、弟を 殺害された市民運動のリーダーの弁護士が今年2月に逮捕されたことが大きな原因となった。これに対して非合法的に逮捕され殺害された遺族グループが共鳴し 反政府運動に火をつけたと詳しく報道していた。日本の新聞ではあまり残酷なシーンは報道されないが、ベンガジ市内のアブ・サリム刑務所では1200人が処刑されたという。荒れ果てた刑務所内も映し出された。
カダフィ政権が姿を消し廃墟となった政府軍建物の跡から、密告の証拠書類が見つかり、密告者はそれが露見すれば自分の身が危ういと秘密警察署を襲い証拠 書類を消滅させようとする。反政府運動を代表する国民評議会アブドル・ジャリル議長は、密告の証拠書類の公開は報復の連鎖を招くとしてその公開を拒否して いる。われわれの感覚ではとても考えられない異常な事態が起きていた。
それでも着々とカダフィは追い詰められている。遺族グループが火をつけた運動が政府側を弾劾し、追い詰めて民主化の動きを広げていけばリビアにもいずれ明るい未来が訪れることを期待したい。
ここ数日前からゆっくり北上してきた台風12号 が、のろいスピードで四国から関西を襲い日本海へ抜けたが、近畿地方に記録的な豪雨をもたらし、多くの被害を与えた。意外なことに台風通過地点より若干外 れた紀伊半島に大きな被害を与えた。特に、和歌山、奈良、三重で多くの犠牲者を出した。全国で今晩24名の死者が報告されている。
こういう自然災害の惨状を見るにつけ、日本の立地は災害に襲われる地質、国土、地形になっているとつくづく思う。地震や津波ばかりでなく、毎年やってくる 台風も巨大なもので多大な被害をもたらしている。こんな脆弱な地盤では原発事故に対する不安感から、今後建設反対の声が上がってくるのも当然であろう。
今日細野豪志・原発担当相が福島第一原発で汚染された瓦礫の処理施設は福島県外で行うと公表した。 先日辞任直前の菅首相が福島県を訪れ、佐藤雄平知事に福島原発から排出された原子力放射性廃棄物は福島県内で処理して欲しいと前触れも無くお願いしたとこ ろ、知事が怒り一喝された。細野大臣はその辺りの福島県民の気持ちを斟酌して、国全体で負担するのが国の配慮であるとの発言をした。それはそうだろう。
ただ、福島県以外の自治体がどれだけ福島原発から排出される放射能汚染廃棄物を引き取ってくれるだろうか。また新たな問題を提起することになるのではないだろうか。