ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1603.2011年10月3日(月) 首相は多忙なのか、暇なのか。

 野田首相は今日多忙の中でスケジュールを差し繰り朝霞へ視察に行った。何を視察に行ったかと言えば、国家公務員官舎の建設地を視察に行ったのである。再三国会でも追及され批判された案件である。
 しかし、この視察はどうだろう。この忙しい最中に国のトップが無理をしてまで「たかが」官舎の建設現場を視察するまでもないと思う。写真や資料と充分な説明だけで、ある程度トップの判断は下せるのではないだろうか。例えば、企業の社宅を建設するのにわざわざ社長が現場を見に行くだろうか。大体この案件は一昨年の事業仕分けで凍結と決まったものである。それを首相が財務大臣だった時に、当時の財務省3役が「談合」で予定通り建設しようとこっそり決めて工事に入ったところである。この辺りに情報を公に知らせることなくこっそり事を運んでしまおうとする、役人の狡さと身勝手が表れている。
 野田首相は視察の結果、どういう結論を下すのだろうか。じっくり考えて国民が納得のいくよう慎重に判断すると言って判断を示さなかった。野田首相は首相就任早々、いま国家にとって最も喫緊の課題は、震災からの復興と経済の回復だと述べたばかりである。その中で敢えて朝霞へ「たかが」官舎の建設現場へのこのこ出かけて行く必要があるのだろうか。何かトンチンカンな印象が拭えない。どうも5年間凍結の結論という腹を固めたようだ。
 これはわざわざ首相が現場に行って決めるまでもなく、局長クラスの視察で充分ではないだろうか。ましてやたった15分間の視察である。こんな程度で建設、否中止の判断ができるのだろうか。往復の時間を合せれば、随分無駄な時間を浪費している。
 こんな時にハーバード大学ライシャワー日本研究所長のアンドリュー・ゴードン氏がインタビュー(「選択」10月号)に応えている。日本の首相在位は回転扉のように速い回転だとアメリカで皮肉られているが、それを避けるために任期制にしてはどうかと提言しているのだ。イギリスやドイツのように同じ議院内閣制でも各党が行動原則の明確な政策に従えば、日本のような異様な事態は起こらないはずだと指摘している。外国では日本の首相の腰が定まらないことを皮肉たっぷりに揶揄しているのだ。
 異論はあろうが、この際思い切って首相の任期を2年間、或いは3年間の期間に限ってみることも検討してはどうだろうか。

2011年10月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1602.2011年10月2日(日) パ優勝チームのホークスは、日本シリーズに出られるか。

 昨日福岡ソフトバンク・ホークスが昨年に続いて今年のプロ野球パ・リーグ優勝を決めた。今年はシーズン初めにもたついたが、シーズンが深まるとともに圧倒的な力を発揮して、5月に入るや勝ち続け、6球団のうちトップでテープを切った。何年か前なら、これでパ・リーグの覇者として、一方のセ・リーグの覇者と日本シリーズで日本一を争うという図式だった。
 それがいつの間にか、日本シリーズの前に上位3チームで日本シリーズ出場権を争うクライマックス・シリーズ(CS)という、正当性が感じられない茶番試合をやることになった。こうなるとリーグ3位であっても日本一になれる可能性がある。実際昨年の日本チャンピォンチーム、千葉ロッテ・マリーンズはペナントレースでは3位だった。それが一旦波に乗るやCSを勝ち抜き、日本シリーズでもセ・リーグの優勝チーム・中日ドラゴンズを破り日本一の座に就いた。2つあるリーグの一方のリーグで3位だったチームが日本一となったのである。実際どのチームが強いのか分からない、釈然としないおかしなプロ野球になる。ホークスのパ・リーグ優勝はぬか喜びに過ぎなかった。このシステムだと、仮にペナントレースで勝率が5割以下であっても日本一になれる可能性がある。
 こういう摩訶不思議なシステムをどうして実行しなければならないのだろうか。全体の機構、ルールを複雑にして、どこのチームが一番強いのか分らなくしてしまった。実際昨年の日本一チーム・マリーンズが今年はびりっけつである。
 この辺りにプロ野球の人気が止まり、収益も上がらなくなった大きな原因があると思う。優勝を目指す喜びに水を挿し、制度を複雑怪奇にして、何のために戦っているのか分らなくしてしまった。プレイする目的が何が何だか分らなくなってしまったのだ。これによってプロ野球はつまらなくなり、自ら身を滅ぼす因を作ってしまった。
 昨今のプロ野球は確かに面白くなくなった。その日の試合だけに目を向けることによって、シーズンの長丁場ペナントレース全体に目を向けなくなったら、ペナントレースなんかやる意味がないのではないかと思う。
 だが、目先の利益を追う経営者は、そのほとんどが赤字経営だが、プロ野球人気の凋落に目を注がず、抜本的な改革に意欲なく、目先の細事で手のかからないことばかりにお熱を上げる。こうして、プロ野球は益々面白くなくなり、ファンは離れ、経営が行き詰まる。そろそろ気がついて良いはずなのに、性懲りもなくCSを前に浮き足立っている。
 これはプロ野球界だけの問題ではない。似たようなことは在野にいくらでもある。こういう奇妙キテレツなパフォーマンスはいずれ立ち行かなくなると思うが、周囲だけしか見ていないといつの間にか本丸をやられているということがある。
 プロ野球界もいずれ壁に突き当たり、衰退の道を辿るのでなければ良いが・・・・。

2011年10月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1601.2011年10月1日(土) 沖縄密約文書裁判について思う。

 一昨日沖縄密約裁判で東京高裁が原告に逆転敗訴を言い渡したが、どうして1審判決を取り消して逆転敗訴となったのか。どうもその理由と経緯がよく分らない。1審ではほぼ原告の全面勝訴と言われた判決文に、それを否認するような新たな証拠が顕われたわけでもなく、1審で認めた原告の言い分を追認しているような経過を辿った末に、最後になってまさかの逆転判決である。
 東京高裁は密約文書があったことははっきり認めている。外務省が肝心のその文章を紛失(廃棄処分)したことも承知している。それに対して原告が情報公開法に基づく開示や損害賠償を求めたことに対して‘NO’と言っている。それがよく分らない。つまり「ないものは開示できない」と子どものように駄々をこねているだけだ。これを原告の西山太吉氏は司法の独善と手厳しく反論している。作家の澤地久枝さんも怒っている。一方で、藤村修・官房長官は請求対象文書を保有していないということが認められたとコメントした。官房長官になったばかりであまり本件に詳しいとも思えない理系の人間が、本当に外務省が重要文書を紛失したことに責任がないとでも思っているのだろうか。山口壮・外務副大臣にしても「ないものはないからすみませんという話だ」とまるで人を馬鹿にしたようなコメントをしている。そんな無責任が通ると思っているのだろうか。ご両人ともちょっと軽薄過ぎる。
 密約文書の存在を認めながら、廃棄処分?したから資料として提出できないのは仕方がないという裁判所の論理に対して、原告はアメリカが保有している文書を取り寄せて開示することを求めたが、裁判所は認めなかった。この点が私にもよく理解できない。他に方法があるなら頭を下げてもそうすべきが、社会通念ではないか。ましてや国がウソをついているかどうかを追求している問題だ。
 大体の様子は分る。密約文書は実際に存在した。外務省がそれを廃棄した。原告は探して開示しろと言った。外務省と裁判所はないものはないと突っぱねた。重要資料は紛失しても許される。まあこういうことだ。結局行政が司法と一体となって糺すべきことを回避したということになるのではないか。何となく司法に騙されたような気がしてならない。
 原告団のおひとり、小中陽太郎氏から昨日メールをいただいた。判決は逆転敗訴となったが、言い分はほぼ認められたと書いてこられた。いろいろな考え方があると思うが、真意を汲み取り、それをどう解釈するかが大事だと思う。都合が悪くなったら重要書類でも黙って処分して構わないと天下に公言したお上の言い分には私は強く抗議したい。
 一昨日購入した「『冒険ダン吉』になった男・森小弁」を読み終えた。一応書き終えた拙稿に、小弁の活動とトラック島における日本人の活動について若干加筆すべき必要を感じたので、付け加えたいと思っている。

2011年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1600.2011年9月30日(金) ここ2日間で納得の行かないこと

 このところ気に食わないことが多い。昨日厚生労働省の審議会は公的年金の減額に向けて検討を始めた。年々悪化する年金財政を立て直すために、「税と社会保障の一体改革」のプロジェクトの中で、将来に向け健全な運営を図るための対策を練る検討会である。現在のような経済環境では年金基金をいくら上手に運用しても、確かに収支的には厳しい。それを若い世代の負担を極力減らそうとの試みは理解できないことはない。そこで約2.5%分余計にもらっていると判断される現在の年金を調整しようというものだ。当然減額される年金に対して、受給者から反発が予想される。私も受給者のひとりとして一言言いたい。収入はともかく支出面でこれまでに無駄は無かったのか。現状無駄な支出はないと自信を持って言えるのか。数年前解体された旧社会保険庁の杜撰だったあのザマは何だ。よくよく反省のうえに立って検討してもらいたいものだ。
 次に好ましくないこととして、今日人事院が今年度の国家公務員の平均年収を引き下げる勧告を提出した。平均で0.23%の引き下げだという。民主党マニフェストに沿って政府が通常国会に提出した給与カットは平均7.8%である。このギャップは何だ。人事院の言い分がふるっている。公務員の月給は民間平均より899円高く、ボーナスは0.04ヶ月低かったという。これを以って月給を少々下げ、ボーナスは減額しないという。この民間会社というのは、景気の良い大企業のことだろう。こういうのは民間平均とは言わないものだ。同じ国家公務員である人事院職員は、自分たちに都合の悪いことを提案するわけもなく、できるだけ防波堤を高くしようとする。国家公務員の給与の査定を内々の公務員が行うこと自体おかしい。
 更に、人事院の許せない点は、先月7日の本ブログへ書き込んだように国家公務員の定年後の優遇措置を、この人事院勧告とセットでこっそり提案しようとしていることである。つまり公務員は定年後65歳まで毎年退職時の7割を給与として受け取れるそうだが、公務員の給与削減が強く言われている中で、こんな自分たちだけ好待遇を受けるということについて、公務員自身良心の呵責を感じないのか。できるだけひっそり、こっそり甘い汁を吸おうとしている。根源的には現在の人事院制度の在り方に問題がある。こういう公務員に甘い論理だけで、公務員の待遇を決定するずるい決済方式は止めるべきではないか。まったく日本の官僚は国民を出汁にして楽に、厚遇を受けようと悪辣なことばかり考えている。
 もうひとつ納得の行かない事案がある。昨年4月東京地裁で下された1審判決を、昨日東京高裁の控訴審で原告側の訴えを退ける逆転判決がなされたことである。あまりにも有名になった沖縄返還の際日米政府が交わした密約をめぐる情報公開訴訟である。密約文書は過去にあったが、今は紛失したので、公開できないというごまかしを裁判所は認めたわけである。裁判では密約文書があったこととそれを廃棄した可能性に言及した点で、実質的には西山太吉氏ら原告側の主張を認めたのである。それでも形式上逆転敗訴となったことが理解できない。原告側は上告を検討しているらしいが、当然であろう。これまでの経緯を見てみれば、原告側の主張こそ筋が通って正しいことははっきりしている。それにしても国のしらばっくれた隠蔽行為と、ばれたら誤魔化そうとする態度は許せない。

2011年9月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1599.2011年9月29日(木) 「冒険ダン吉」画コピーを講談社諒解

 一昨日「知的生産の技術研究会」八木哲郎会長からメールで、いま執筆中の原稿に掲載しようと思っていた島田啓三画「冒険ダン吉」の絵の掲載を講談社からクレジット付で了解を得たと連絡をいただいた。古本の少年倶楽部文庫「冒険ダン吉(2)」からコピーするが、講談社からは表紙のコピーだけOKとの条件で、早速その表紙を原稿に挿入してみた。一応文章は脱稿したので、写真と地図を挿入して組み版してサンプルをコピーして八木会長に送った。ただ、まだ最終原稿として完全には仕上げていないので、もう1~2度目を通して完全なものにしたい。
 ところで、今日偶々自由が丘駅前の不二書店で将口泰浩著「『冒険ダン吉』になった男・森小弁」を見つけ、早速購入した。今年初めから半年間産経新聞朝刊に連載されていた作品だが、先日森喜朗・元総理からもお話を伺ったばかりである。この小弁については拙稿にも頁を割いているので、確認のためにも本書を通読して内容を精査し修正すべき点があるなら修正して、納得してから最終原稿にしたいと思っている。
 さて、女子サッカー「なでしこジャパン」の活躍に刺激され、男子チームも背中を押され、U22代表チームもオリンピック予選を順調に滑り出した。ところが、サッカーとよく比較されるラグビーの成績がどうもぱっとしない。折角2019年のワールド・カップ日本開催が決まり、森元総理も日本ラグビー・フットボール協会会長として第7回ワールド・カップが開催されたニュージーランドへ日本代表チームの応援に駆けつけた。にも拘らず、日本代表チームは予選グループで4戦1分3敗の成績でグループ最下位となり散々だった。強敵フランス戦とニュージーランド戦では最初から負けを覚悟していたが、カナダとトンガにはうまくすれば勝てるのではないかと秘かに期待していた。ところが、トンガには敗れ、カナダには前半リードしていながら追いつかれ引き分けてしまった。
 どうも日本代表には、協会、チーム首脳らの間に多くの点で意見の食い違いがあったようで、作戦的にも、また選抜メンバー選出の仕方にもカーワン・ヘッドコーチと協会スタッフとの間に齟齬を来たしていたようだ。これではいかにカーワン氏がラグビー界の超大物だったにしても、首脳陣の間に内部分裂の可能性のあるチームを率いては勝てる筈がないと思った。試合以前の問題で最下位に甘んじたのではないかと残念である。案の定カーワン氏は大会後ヘッドコーチを退くという。カーワン流儀でそこそこの成果を挙げていただけに、惜しい気がする。

2011年9月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com