ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1671.2011年12月10日(土) EU内で浮上した英対独仏の対立は解消できるか。

 ヨーロッパ経済の不安定化の渦中にあるEUでは、ここ1週間首脳会議を開催し、ユーロ圏の政府債務危機への総合対策を盛り込んだ議長総括を採択して昨日閉幕した。

 しかし、これまであまり注目されなかったEUという堅牢な組織の脆い部分が少しずつ姿を表してきた。ギリシャ財政危機以来、中心となって危機回避に奔走してきたのは首脳の中でも、ドイツのメルケル首相であり、フランスのサルコジ大統領だった。だが、昨日の首脳会議閉幕前になって、この独仏両国と同じEUではあるが、ユーロ圏に入っていないイギリスとの間で考え方に齟齬を来たすようになった。

 EU加盟国は27カ国であるが、通貨を共通する「ユーロ圏」国は17カ国であり、ユーロ圏外で最大の国家がイギリスである。このイギリスと独仏が鋭く対立する場面が出てきた。そもそも独仏の間では必ずしも考えが同じではなかったが、財政規律を強化するためにはEU条約を改正する必要があるとの認識で、お互いに歩み寄ることによって意思の統一を図った。条約改正には加盟27カ国の全会一致が不可欠だからである。ところが、これに異を唱え出したのがイギリスである。イギリスのキャメロン首相は、「ユーロ圏の安定はヨーロッパ諸国とイギリスにとって良いことだが、イギリスの利益を守る必要がある」として、条約改正はイギリスの利益につながらないと述べ、挙句の果てには「単一通貨に入っていなくて良かった」と言い出す始末である。条約改正にイギリスが反対している以上議長総括も簡単には前へ進めない。

 日本の外交官と異なり、百戦練磨のタフ・ネゴシエーターであるそれぞれの首脳陣が、交渉のプロセスでいずれ妥協点を見出すことと思うが、外交に弱い日本としてはこの際タフな3ヶ国のお手並みを拝見し、当面高みの見物と行くか。

 さて、今年生まれた子どもの名前について、明治生命が人気ランクを発表した。まだ年末まで1ヶ月近くを残しているが、傾向としては何となく分る。しかし、近年の特徴として簡単に読めない名前や、字画数が多くて赤ちゃんが大きくなった時に他人から正確に呼んでもらえないとか、試験用紙に記名するのにちょっと苦労するのではないかと他人事ながら些か気にもなる。

 つい最近ブラジル・サッカー界のスーパースターだったソクラテス選手が亡くなった。しかし、かのギリシャの哲学者と同じ名の選手はひとときサッカー界で大活躍していたが、サッカーばかりでなく頭脳の方も中々優秀だったようで医師としても活動した。名前負けしなかったのだ。

 さあて、日本の子どもはどんな名だろうと思ったら、懸念した通りまず読みにくい。はっきり言って読めない。男の子は①大翔(ひろと)、①蓮(れん)、③颯太(そうた)で、女の子は①陽菜(ひな)、①結愛(ゆあ)、③結衣(ゆい)、というのが人気ベスト3である。親も子どもの幸せを願って、良かれと思い名づけたと思うが、有名人とかタレントの名にあやかって名づけたとしたら、子どもが可哀相な気がしてくる。男の子の「ひろと」、女の子の「ひな」「ゆあ」なんてよくも考えたなぁと思う。最近子どもを育てきれずに、子どもに暴力をふるう若い親や、幼い子どもに突然ナイフで傷つける若者などに見られるように残虐な事件が多い。両親の愛情を一身に受けて親が名づけた名前の通り、健やかに成長してほしいものだと思う。

2011年12月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1670.2011年12月9日(金) 日系人ミネタ米下院議員の信念について

 「JAPAN NOW観光情報協会」の12月観光セミナーで、NHK制作局チーフディレクターの小山靖史氏が、今年のドキュメンタリー話題作「渡辺謙アメリカを行く―9.11テロに立ち向かった日系人」について制作者の立場から、ビデオのさわりの部分を映写しながら約2時間に亘って講演してくれた。

 この番組は放映された時に観て、中々骨太い作品だと感銘深く感じた作品である。小山氏が製作の裏話を交えて、いくつか興味深い話もしてくれた。アメリカで圧倒的な人気と存在感がある日本人は、MLBのイチローと俳優の渡辺謙だそうだ。その渡辺が企画に賛同し、ボランティアとして演じてくれた。渡辺は1年のうち日本とロスアンゼルスでそれぞれ半分ずつ生活し、日系一世のような生活をしていると自認し、日系人の歴史と生活に関心が強いらしい。

 番組は戦時中の日系人隔離収容所で日系人が収容され、自由を奪われたことに対して、日系人下院議員として1987年レーガン大統領時代に、アメリカ議会に日本と日本人に対して謝罪させ、名誉を回復する法案を通過させることに尽力した、ノーマン・ミネタ氏の生きざまと足跡を追ったものである。ミネタ氏の積極的な行動力と誠実な人間性が議会でも信頼され、民主党員であるにも拘わらず、クリントン民主党大統領の下で商務長官、ブッシュ共和党大統領の下で運輸長官という極めて稀な閣僚経験を持つ。

 この番組の主旨に惚れこんだミネタ氏と渡辺が、多忙な中でボランティア的協力をしてくれた。そのミネタ氏は戦時中ハート・マウンテン収容所に押し込められて家族の絆を壊されたと語ったそうだが、この番組のために現地を訪れ、アメリカで有名人である渡辺がドライバーを務めてくれたことに興奮していたと述べた。

 9.11テロ発生の時、ミネタ氏は運輸長官だった。アメリカ国内にイスラム系住民に対する非難が渦巻き、航空機搭乗に彼らを差別しようとの動きがあった。その差別的行動を阻止したのは、戦時中人種差別により収容所でミネタ氏自身辛い体験を味わった原体験があったからである。

 多くの反発とバッシングがある中で、敢えて差別を阻止しようとしたミネタ氏の理念と行動力、加えて揺るがぬ信念、強い正義感が反対論を押さえ押し切った。ミネタ長官の提案通り法案は通過し、アメリカ国内で9.11以後イスラム系住民を差別するシステムは回避された。

 現地の映像も良かったが、話の中心がぶれなかったことと、ストーリー性がしっかりしていたことが素晴らしい作品に仕上がった理由だと思う。

 小山氏には事前に私の9.11に関する持論を話し理解をいただいた。併せてカイバル峠の写真のコピーを差し上げた。ほかに何人かの質問者の中で、JN協会前理事長の丹羽晟氏が、ミネタ氏は信念が固くぶれないと言われた話で、丹羽氏が運輸省局長時代に仕え、ぶれない政治家として挙げた3人とは、①中曽根康弘・元首相、②橋本龍太郎・元首相、③石原慎太郎・現東京都知事、というのには多少反論もあろうが、なるほどと頷かせるものがあった。

 いずれにせよ、今日のセミナーは極めて意義のあるもので、勉強になった。

 さて、今日臨時国会が閉会した。最後になって一川保夫・防衛相と山岡賢次・消費者相に対する参議院問責決議案が可決された。だが、拘束力がないので、本人に辞める意思がなく、任命権者である野田首相にも辞めさせる気持ちがなく、両大臣は揃って来年の通常国会まで任務に就く。だが、問責決議に拘束力がないとするなら、なぜ貴重な時間を費やしてすったもんだの辞職騒ぎをやるのか。今国会では提案した法案38のうち、通ったものは僅か13案である。平成になって最低だそうである。国会議員はあまり仕事をしていないことがよく分る。

 同時に、公務員人件費の削減、国会議員定数の削減などは法案が通らず、公務員のボーナスが今日増えて支給された。国会議員、公務員を併せて自分たちは身を削らず、国民に負担ばかり強いている。ひどいものである。

2011年12月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1669.2011年12月8日(木) 太平洋戦争開戦70周年を迎える。

 日本帝国海軍の戦闘機による真珠湾攻撃で戦争の火蓋は切られた。今からちょうど70年前の今日太平洋戦争は始まった。今なお公式には戦争の検証が充分なされたとは言えない。先ずは、戦争の原因を突き止め反省のうえに過去を清算することが、求められると思う。にも拘わらず、今だに誰が戦争責任者なのかはっきりしない。310万人もの多大の犠牲者を生み出しながら、依然として誰が戦争の責任者なのか判然としないのは不条理ではないか。

 今朝の朝日「オピニオン」で、日本近代史専門の加藤陽子東大教授は、最終的に開戦の決定を主導したのは誰かと問われたのに対して、大本営政府連絡会議と閣議決定によって開戦が決まったので、軍と内閣双方の一致があったと答えている。つまり軍と政府両者の責任ということのようだ。個人的には誰とは言っていない。加藤教授によると、日本は軍と文官の間に非対称性(この言葉がよく分らない)があったという。

 開戦は軍の暴走によるものと喧伝され、それを止められたのは天皇しかいなかったと言われ、結局戦争へ向ったのは、止められなかった天皇の責任が重いと言われたこともあった。いずれにせよ戦争責任についてはこれまであいまいのまま過ごしてきた。

 それが証拠には、靖国問題はウヤムヤにされ、沖縄基地問題も出口は見えず、戦後浮上した国境問題には話し合いする気もなく、歴代政権は事なかれ主義で手をつけず今日まで無為に過ごしてきた。実際太平洋戦争とは言うが、これだって正式な名称ではなく暫定的な名称であり、あれだけの犠牲を払った戦争が今もって正式名称さえ付けられないまま今日に至っている。

 今の政治家は無能ということもあるが、こういう大事な問題を真正面から取り組もうとしない。些細なことについて口こそ達者だが、しっかり学び専門知識を身につけて、論理的にディベートしなければいけないような厳しい問題からはみんな逃げている。何でもかんでも先送りして、自分たちの手は極力触れないようにしているのだから話にならない。

 さて、昨年の今日は韓国にいた。昨年11月23日に起きた延坪(ヨンピョン)島砲撃事件の情報を探るべく出かけたが、警戒が厳重で同島方面へはとても行ける状況ではなかった。ただ、高速道路上、或いはドライブインで大砲を載せた軍用車を見たり、頻繁に戦車を載せた軍用車を追い抜いたりしたのは、事件の影響ではないかと思ったものだ。

 今日のテレビ番組を見てみると、NHKは戦争を取り上げた番組がいくつかあったが、民間TV放送はあまり大きく取り上げていない。僅かに日本テレビ「ZERO」が、戦史物を書いている半藤一利氏を引っ張り出し、村尾信尚キャスターと対談した程度である。過去の事件よりCMが取れる金儲け番組の方が大事だと思っているわけでもあるまいが、各民放も開戦70周年という画期的な日を真剣に捉えて、もう少し昭和の大戦争に関心を持っても良いのではないかと思う。

2011年12月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1668.2011年12月7日(水) 鈴木宗男元議員を囲むピント外れの議員たち

 昨日は親しい友人3人と今年最初のランチ忘年会で、こもごも最近の身の回り情報の交換をする。ひとりは私と同年配であるが、残りの2人はかなり年長で、どうしても健康が話題になる。以前なら忘年会を昼日中にやるなんて気持ちも発想もなかったが、最近は同じ年配者と集まることが多いこともあり帰りの足を心配して早いうちに一杯となる。楽しい会話であっても少々味気ないのは、やはり健康問題上アルコールを控えることだ。しかし、こればかりは残念だが止むを得ない。

 今日はまず「JAPAN NOW観光情報協会」の企画会議に出席した。主要議題は来年3月に名古屋で開催予定のJN協会観光セミナーについてである。日本観光振興協会中部支部長で、JR東海相談役の須田寛氏がほとんど立案し、実施面でも主体的に取り仕切られる。今日の会議でも須田氏があらましの計画について説明された。須田氏の献身的でエネルギッシュな活動には頭が下がる。

その後JN協会の忘年会を同じ麹町の海事会館ビル内の喫茶店を借り切って行った。久しぶりに高校の同級生・大塚武夫さんと話しこんで、中国問題について意見を交わした。また、青色申告に関していろいろお知恵を拝借した。

さて、昨日受託収賄罪で2年間の刑に服していた鈴木宗男・元衆議院議員が1年の刑期を残して仮釈放されたが、昼間の記者会見と夜の仲間内の祝賀会?では恥も外聞もなくいい気になって気炎を上げていた。悪質な罪を背負った仮釈放の身の人間に対して、早速愚かな国会議員が集まり、‘鈴木先生’の激励会をやっている図式はあまりにも次元が低くはないか。仮釈放されたとは言え、刑期はまだ1年残っている。もう少し謙虚に反省して謹慎の気持ちがあって然るべきではないか。ところが、そんなことにはお構いなく、鈴木氏は大演説をぶち上げ背広の襟に金バッジまで着けている。議員でもないのに不思議だと思っていたら、永年勤続議員として表彰された時いただいた金バッジだという。ここにも嫌らしい「国会議員への渇望」とミエが見られる。

 小沢一郎・元代表、鳩山由起夫・元首相ら民主党領袖、出る場所を間違えたのではないかと思える‘良識派’福島瑞穂・社民党党首、更に国会で鈴木氏を「疑惑の総合商社」とまで罵倒した辻元清美議員までもが敵に塩を送るかのように、こんな妖怪が顔を出すような場に顔見せして自分の常識・社会通念の劣化ぶりを世間にアピールする愚かさには、またかというアホらしさに呆れるばかりである。

 日本の政治、そして政権交代を成し遂げて期待された民主党のフレッシュさを台無しにした民主党の面々、特にリーダーの小沢、鳩山の凸凹コンビにはがっかりさせられる。鳩山氏は表舞台に出しゃばるべきでないにも拘わらず、鈴木氏をヨイショして、一昨日にはまた軽率な発言で周囲を唖然とさせている。

鳩山氏が何をしゃべったか?? 相変わらず反省の色もなく、こう着状態の沖縄普天間基地移設問題について、辺野古以外に基地移転の場所がある筈だと思いつき発言をしたのである。この懲りない御仁はどこまで無責任で、周囲の人々を惑わせ、迷惑をかけるつもりだろうか。

鳩山氏の政界における存在は、日本の政界のためだけではなく、日本国にとって大いなるマイナスでしかない。議員職に縋りついていないで1日も早く議員を辞すべきである。それは彼が国家のためにできる唯一の善行である。

2011年12月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1667.2011年12月6日(火) プーチン‘大統領’再び君臨か?

 来年3月ロシアで大統領選挙が行われる。すでに昨年辺りからロシア的と言うべきか、プーチン首相によるおかしな政治的な工作が行われている。つまり、現在のメドベージェフ大統領とプーチン首相がお互いの立場と職務を交換して、プーチン氏が大統領に、メドベージェフ氏が首相に納まろうとの奇妙な政治的取引である。こういう国民を舐めたような政治ショーが世界の大国で行われようとしている。ロシアが近代民主国家ならぬ姑息なエゴイズムを全世界に曝け出したのである。

 これはどう考えてみてもおかしいと思う。プーチン首相の権力欲と名誉欲は留まるところを知らない。最高位権力者である大統領として憲法上認められている2期・10年の役目を3年前に終え、本来なら引退か、閑職に就くべきだったが、甘い蜜に味を占めて権力の座に居座る方策を考えた。それが、一旦座を離れてから前職に復帰することである。権力の中枢から遠く離れず、茶坊主・メドベージェフ氏に一時的に「大統領の座」を貸して院政を敷き、憲法に抵触しない範囲内で虎視眈々とトップの座に復帰を図るという、呆れた政治ショーを演じようとしているのだ。

 プーチン首相の並々ならぬ権力志向は、まず憲法上許される2期・10年の任期を全うすることであるが、更にこのうえに強欲なおまけがつく。大統領就任後この任期を憲法改正によって1期5年ではなく、6年に延長して、自分は2期・12年を大統領として君臨し、再び甘い汁を吸おうというのである。つまり、今後2012年から12年間の2024年まで、再び国のトップでやりたい放題のことをやろうというのである。長期政権に胡坐をかき、恐怖政治を行った末に独裁者として追放された、チュニジア、エジプト、リビアの権力者の最近の悲惨な例を見るまでもなく、いつかはプーチン長期政権が民衆によって倒される可能性も充分考えられる。

 実は、こんな馬鹿げたことがよくできると呆れ返っていたところ、一昨日行われたロシア下院選挙で、プーチン率いる政権与党「統一ロシア」が議席を大きく減らした。そうは問屋が卸さないものだ。2007年の前回選挙では全450議席のうち、「統一ロシア」は丁度7割の315議席を獲得して一党支配状態だった。それが、今回の得票率は52.8%の238議席でしかなかった。過半数を超えたとは言え、憲法を単独で改正できる2/3の絶対安定多数は失った。

 日経紙は、「プーチン首相が過去10年間に亘り実施してきた‘一党支配’や‘管理された民主主義’への警鐘となる。経済面では汚職の根絶や、自由な企業活動の保証に向けた構造改革に期待し、政治面では政党間の公正な競争を求める中間層が声を上げた結果だ」とコメントしている。

 今ひとつ見えにくいロシアの政治が若い層には嫌われていることが窺がえる。プーチン首相が大統領に返り咲いて、ロシアは民主主義の道を歩んでいくのか、或いは以前の暗黒の共産主義国家時代へ逆戻りをするのか、プーチン首相の行動から目が離せない。

 さて、朝日新聞の特集「カオスの深淵」3回目で知ったことだが、ベルギーには昨年6月から首相がいなかった。昨日540日ぶりに漸くディルポ新首相が選任された。ちょっと常識的には考えられないことであり、これでよくも国家が機能できたものだといぶかしい気がする。

 実は、ベルギーは言語別、地域別の5つの自治政府が教育、経済、雇用などを担当しているので、中央政府としては他国の中央政府ほどなすべきことはない。そしてEUという国家の枠を超えるような超国家の枠組みの中に組み込まれているので、それほど国家としての意識や存在感がないらしい。古来ベルギーは、北部のオランダ語圏と南部のフランス語圏の対立が続いていたので、余計にひとつの国という概念が国民の間ではぴんと来ないようだ。

 それにしても、こうなると国家とは一体何だろうか。

2011年12月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com