ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1746.2012年2月23日(木) 高校時代のクラス会で和気藹々

 藤沢市内で開かれた高校2年生時のクラス会に出席した。求心力となっておられた恩師は4年余前に亡くなっているが、どういうわけかこのクラスは集まりが良い。今年は卒業してから丁度区切りの良い55年になる。当時51名の生徒の内、すでに11名が鬼籍に入った。まだ現役として活躍して、出席できない友人もいた。それでも19名が出席したから出席率は上々ではないかと思う。

 一人ひとりの現状と自己PRを聞いていると、73歳という年齢のせいもあり、病気の話や家族の介護の話が多くなった。僭越ではあったが、私自身は昨年母校創立90周年記念事業として建設された「湘南高校歴史館」内のオブジェ「湘南大樹」の一葉に近日名前が掲げられることになったことを報告した。在学中の成績は私より優れている友人がいくらもいるので、推薦された言い訳を推薦者の言葉通り、後輩にとって元気、夢と目標を与えられる先輩のひとりとして、ヨルダンで軍隊に身柄拘束された勇ましい体験が判りやすく、効いたようだと話した。

 その後2次会でカラオケへ行き、下手ながら好きな軍歌3曲、「ラバウル海軍航空隊」「加藤隼戦闘隊」「空の神兵」を歌って、ここ数日確定申告の書類作成にかかりっきりで少々堪っていたストレスを発散した。いい気晴らしになった。再来年には、幹事を押しつけられそうなので少し気が重いが、クラス会では高校時代の友達と言いたい放題おしゃべりできる点がスカッとする。

 さて、このところ外交でビルマが話題になっている。かつての強権政治に伴う非民主化の動きに対して、国際社会が経済制裁を課していたところが、最近の僅かながら民主化への移行に鑑みて、徐々に各国で制裁解除の動きが見られる。

 ここへ来て、漸く日本政府もビルマに対する円借款を再開する方針を固めたようである。政府開発援助(ODA)を港湾や鉄道など大規模なインフラ整備に向ける考えのようだ。今やビルマ国内には中国が食い込んで大きなプロジェクトはほとんど中国の色がついている。かつてどこの国もビルマ市場に進出していなかった当時、日本に対するビルマ人の信頼感は抜群に良かった。それから経済制裁という名の下に、支援を絶っている間に中国に市場を奪われてしまった。仮に港湾と鉄道を中国が抑えたら、地勢的にも中国はインド洋湾岸都市から中国への物流ルートを完成させてしまい、これがアジアの国々にとっても新たな脅威となりかねない。

 ビルマは本来親日的な国である。日本政府は本腰を据えてしっかりビルマ人の目を見据え、真摯な対応によりビルマとの交流を復活させてほしいものである。

2012年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1745.2012年2月22日(水) 危機感の薄い日本の原発対策

 昨年の今日、ニュージーランドで大きな地震が発生し、語学留学中の日本人学生28名を含めて185名が犠牲となった。そして、その後半月余りで東日本大震災が発生した。

 その最中に今日NHK‘ニュース7’でアメリカの原子力規制委員会が記録していた、福島第一原発事故直後から現在までの経過に関する委員会の質疑内容を記した文書が公表された。3千頁を超える膨大な記録である。

 まず驚くのは、自国内で起きた事故でないにも拘わらず、最大級の危機感を持ち、常に最悪の事態を想定して、すべての作業を進めていたことである。これが80km圏内に居住するアメリカ人への退避勧告につながった。当事国である日本がもたもたしている間に、アメリカでは国家的危機感を持って事態の推移に備えていたのだ。一方当事国の日本では、先日担当部門の会議議事録すら残されていなかったほどの杜撰さが炙り出されて問題になった。

 日本の迷走ぶりは、今朝の朝日新聞一面にも大きく報じられているように、原発津波対策が道半ばであることを取り上げている。福島原発が津波によって被害を受けたのに、その対策が十分なされず、防潮堤建設に着手していない原発もある。その中で一部には再稼動の動きすら感じられる。安全神話はもはやあり得ない。この甘い危機意識はどうにかならないだろうか。早急に防潮堤でも何でも津波襲来に耐えうる設備を設置する必要があるのではないだろうか。

 さて、昨日中国からいかにも中国らしいニュースが伝えられた。中国企業がタブレット型端末器‘iPad’を商標違反で訴えたのである。あれっ、立場が逆ではないのか。これが現代中国の中国らしいところなのかもしれない。別の中国企業は‘i-phone’も訴えているそうである。これまで他所のブランドを真似て偽物を作り、度々知的財産権を侵していた中国企業が、こともあろうに知的財産を侵されたと主張すること自体、まるで漫画である。すでに中国人の間でも、ブランド特許を商売に利用していると見透かされている一面もある。iPadが売り出されたのは、ちょうど2年前であるが、すでにその当時からこの中国企業は中国国内で名前を先取り登録していたらしい。それどころが、同社はiPadどころか、 aPadから zPadまで名前を登記していたとの話もある。

 名前を信用とか、保護のために登記するのではなく、商売と金儲けのために登記しているのは、少々やりすぎではないか。しかし、これが嵩じれば中国における商品とそのブランド名には、世界的な厳しい監視がなされるようになる。これが国にとってどれだけマイナスか、目先の欲に目が眩んだ華商には分からないのだろうか。尤も彼らの登記名は、品格もセンスもない全て大文字表記の[IPAD]や[APAD]のようだが・・・。

2012年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1744.2012年2月21日(火) 光市母子殺害事件で元少年の死刑確定

 昨日最高裁の差し戻し上告審で元少年の死刑が確定した。山口県光市で若い妻と幼児を殺害した殺人、並びに強姦致死などの罪に問われていた被告の、事件発生以来13年ぶりの刑が確定した。これまでの裁判では少年法の制約もあって、残虐な事件だったにも拘わらず、犯行を犯した18歳1ヶ月の少年に、1審、2審とも極刑を課されることはなかった。少年法では、18歳未満の少年への死刑適用を禁じており、犯行時にこの少年が18歳1ヶ月とやっと18歳の少年法のしばりから解かれたばかりで、直ちにこの少年を極刑の対象とすることに論議が分かれていたからである。実際本上告審でも4人の裁判官のうち、1人が最後まで死刑を宣告することに反対したという。

 それを覆したのは被害者の夫であり父でもあった、当時23歳の本村洋さんの怒りと熱意、そして揺るぎない正義感だった。妻子を殺害された本村さんは悲しみに堪えて地道に、かつメディアをさりげなく上手に利用して裁判制度の治外法権的な不透明な範囲に疑問を投げ、その不条理を訴えたことが、一理ある彼の論理を通させたと言える。1審と2審の結果に不満を憶えた本村さんは、原告となって最高裁へ上告した。平成18年最高裁は「犯行時の年齢は死刑回避の決定的事情とまではいえない」として審理を広島高裁へ差し戻した。20年4月差し戻し後の広島高裁2審は「極刑回避の事情はない」として死刑を言い渡した。

 昨日の最高裁小法廷は「被害者の尊厳を踏みにじった犯行は冷酷、残虐で非人間。被告は犯行の故意や殺害態様などについて不合理な弁解を述べて、真摯な反省の情をうかがうことはできない」と指摘して、「少年だったことや、更生の可能性もないとはいえないことなど酌むべき事情を考慮しても、刑事責任はあまりにも重大」と述べ、広島高裁の2審判決を支持して死刑判決は止むを得ないとした。

 この13年間に夫だった本村洋さんの取った言動は、多くの人々の同情を買い、世間に大きな衝撃を与えた。いかに相手が少年とはいえ、愛する妻子が獣のような殺され方をされ屈辱と恨みは頂点に達していただろう。昨日の最高裁判決後、本村さんは結果には満足しているが、喜びはないと語っていた。常に冷静なのである。行動を起こす素養もあったかもしれないが、家庭の平和と個人のプライドを踏みつけにされた、辛く厳しい試練が若者を逞しく鍛え上げたのだ。

 この若い本村洋さんの行動を見ていて、根気強く逞しい若者の正義感に心を打たれた。奇を衒うような素振りは微塵もなく、妻子を守って挙げられなかった負い目を償おうと必死に戦った潔さに感動すら憶えた。

 可能性はあまりないとは思うが、本村さんのような人が、もしこれから政治家になってもらえれば、国民が期待する以上の仕事をしてくれるのではないかと感じたほどである。

 少なくとも日に日に劣化している今の国会議員より、本村さんの方が遥かに立派な業績を残してくれるであろうことは間違いないように思う。

2012年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1743.2012年2月20日(月) 憂鬱な確定申告シーズン到来

 また憂鬱な確定申告のシーズンがやってきた。先月来少しずつ準備をしているが、1年に1回きりのことなので、申告を済ませるとどうしても「喉元過ぎれば暑さを忘れる」の譬え通り、肝心なポイントを忘れてしまって、昨年の記憶を呼び起こすのが中々難しい。昨年の今頃も四苦八苦の末に漸く整理をつけ、最終的に加入している玉川青色申告会でフォーマットを作成してもらって税務署に申告した。今年こそは、パソコンで申請書類を作成できるよう講習会にでも出席してマスターしたいと思っていたが、あっという間に1年が経ってしまった。まったく元の木阿弥なのだ。

 今年も掛け声倒れに終わり、相変わらず手書きですべての書類を書き込むことになる。止むを得ず先月から書類の記入を始めたところである。勘定科目のゴム印も手元にはほとんどないので、大半はボールペンでひとつひとつの項目を丹念に書き込むことから始めている。出金伝票の記入から金銭出納帳の記入まで、まだ途中の段階だが、この記入をすべて終えてから一応貸借対照表らしき一覧表を作成して、申告書類に書き込んで申請前に青色申告会で最終チェックを受けたいと考えている。

 機械的に淡々と作業を進めていくだけなのだが、時には疑問を感じることがある。一例を挙げれば、今話題になっている国民厚生年金と企業年金だが、どうして二つの収入に対するそれぞれの所得税の間にこれほど大きな差があるのかと考えてしまう。私のケースだと厚生年金の所得税が1.3%であるのに対して、企業年金の所得税は7.5%で、企業年金の税率が圧倒的に高いのである。私の場合企業年金の方がいただく金額が多いので、これは一寸痛い。いずれ落ち着いたら、なぜそうなっているのか、累進税率が影響しているのか、その原因をよくよく調べてみたいと思う。

 さて、ヨーロッパの債務危機などによる世界経済の減速で、わが国の輸出が大きく減少した。4ヶ月連続で輸出が減り、一方で原発事故の影響もあり液化天然ガスの需要増で輸入が増えた。今日財務省が発表した1月の貿易統計速報は、貿易収支も4ヶ月連続の赤字で、単月では過去最大となった。

 世界的にはどこも貿易収支が赤字だが、この傾向はこれまで伸び続けてきた中国でも同じ傾向で大幅な貿易収支の赤字を生み出したようだ。

 それでも今日の外為市場や証券市場を見ると、漸く超円高水準が少し円安へ振れ、株式市場も半年ぶりに9500円台を回復してきた。先行きにはまだあまり好材料はないが、少しでも希望を見出せるような回復の兆候を見たいものである。

2012年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1742.2012年2月19日(日) 「東京物語」のリメーク作品はダメなのか。

 月刊誌「選択」の「本に遭う」を毎号楽しく読んでいるが、今2月号の「『東京物語』への冒涜」を読んで実は一寸驚いた。毎号書いているのは、河谷史夫・元朝日編集委員で連載して146回になるので、すでにその鋭い批評と鑑識眼は定着している。朝日時代には名物コラム「素粒子」を担当執筆していた。それが今月号に限って言えば、「寅さんシリーズ」を撮った映画監督の山田洋次氏への呵責のない批判で、流石の山田氏も未熟児扱いでボロクソなのである。私もあまり映画を観る方ではないが、「寅さんシリーズ」はいくつか観て面白いし、山田監督は庶民の側から主人公を映像に撮る素晴らしい監督だと評価していたが、河谷氏はとにかく舌鋒鋭く山田映画をこき下ろし、その挙句に山田監督の人格批判までする有様に少々呆気にとられている。山田監督より一回り以上も若い後輩が、すでに実績を積み重ねた大先輩に対して、ここまでやるかと思えるほどその批判精神は強烈だ。

 そう言えば、河谷氏は朝日の書評で渡辺淳一氏の「失楽園」をこっぴどく論評して渡辺氏の怒りを買い、対決を迫られたが、逃げ回って話に応じようとしないと渡辺氏が不満を漏らしていた。また、6年前の「素粒子」では東京ディズニーランドで行われた浦安市の成人式を皮肉って、市長や教育長が連名で朝日社長に抗議文を送ったように毎度お騒がせの時限爆弾のようなお人でもある。

 その河谷氏は、山田監督が小津安二郎監督の最高傑作「東京物語」のリメーク作品を撮ると聞いて、天をも恐れぬ所業だと烈火のごとく怒っているのだ。氏によれば、敬愛できる人の作品は恐れ多くて映画作品なぞできないものだという。実際小津監督ですら愛読書、志賀直哉の「暗夜行路」の作品化を勧められたが断った。それが後日別の監督が作品化すると聞いて「天に唾する行為」と切って捨てたそうだ。

 河谷氏が山田監督にあまり良い印象を抱いていないらしいことは、渥美清の役どころを間違えていると考えている点からも推察できる。つまり、渥美清を「寅さん」にしてしまったことを問題にしている。渥美は平然と残忍な人殺しをするような役をできる俳優で、「寅さん」のような紙芝居に終わらせたのはもったいないとまで言っている。

 河谷氏は新派で山田監督が現在脚本と演出を担当している「東京物語」が出身の朝日新聞で高く評価されたこともお気に召さないらしく、山田監督がヒット作品「幸福の黄色いハンカチ」で最後のシーンに黄色いハンカチが風にはためく光景はいかにもあざといとまるっきりなのだ。

 では誰も名作のリメーク作品を作る資格はないのかというと、「東京物語」は小津監督を直接知っている吉田喜重監督ならできると言っている。この程度の説明では、一寸説得力はないと思うのだが。

 「寅さんシリーズ」はあれだけ話題を生んで、多くのファンを喜ばせてくれ、渥美清にフーテンの寅の愛称まで献上した。渥美清は、確かに悪役も演じ切ることはできたと思うが、彼にとってフーテンの寅の方が反って彼にとっては良かったと思うのだが・・・。 

 こう言っては河谷氏には申し訳ないが、山田監督に対して何か遺恨でもあるのではないかと思ってしまう。ここはぜひ山田監督の考えと反論を伺いたいところである。もっとも河谷氏の論評暦を知っていれば、山田監督が取り合わないだろう。或いは、ひょっとするとこれから話に尾ひれがついて、場外戦が始まるかもしれない。冷やかし気分でそれを願う一方で、泥仕合なんかにならないことも願っている。

2012年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com