充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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1791.2012年4月8日(日) 今日はお釈迦様の誕生日、花祭りである。
今日4月8日はお釈迦様の誕生日、花祭りである。花祭りと言えば、我々の小学校時代は教科書にも載っていて、誰でも知っていたものだ。今でも諳んじることができる「今日は楽しい花祭り お釈迦様 天上天下を指差してお立ちになっていらっしゃる。今日は楽しい花祭り」という一節があった。ところが、今では花祭りよりお花見の方がよほど世間の関心を呼ぶものと見え、桜開花情報が喧しい。特に震災に遭った東北地方の桜便りが毎日のように伝えられ、これはこれで中々楽しい。
近年東京では千鳥ヶ淵、靖国神社、新宿御苑などと並んで、目黒川沿いの桜並木が急速にクローズアップされ、連日その開花状況や賑わいがテレビで伝えられるようになった。今日は絶好の花見日和となり、先日から居候するようになった長男が今朝高校ラグビー部の仲間と八王子へ花見に出かけたので、それでは我々夫婦も花見をと思い、目黒川へ行ってみることにした。東急東横線中目黒駅を降りた途端、もう浮かれ花見の中にいるようなものである。駅構内は人で溢れ、改札口は臨時改札口まで開設され、駅前から川端まで桜祭りの幟の間を縫うように人ごみを掻き分けて歩いた。
ところが、ものすごい人ごみで思うように歩けない。左岸を歩いたかと思うと橋を渡り反対側に向かい右岸を歩く始末である。肝心の桜も今が満開で見事なものである。目黒川も澄んでいて何と1羽の白鷺が餌を啄ばんでいた。
やはり桜は日本の象徴であり、日本の花だと感じた。学生時代、というより受験勉強で学び馴染んだ、桜を詠んだ和歌のうち3つばかり印象に残っている歌を挙げてみる。
ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ (紀友則)
いにしへのならのみやこの八重桜 けふ九重ににほひぬるかな (伊勢大輔)
花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに (小野小町)
来年の花見はどこへ行こうかと思う。
さて、今年のGWは海外旅行者が増えるとの記事を見たばかりだが、今日パキスタン北西部のフンザとギルギットで孤立状態にあった日本人団体客77人が、パキスタン空軍輸送機で救出され、首都イスラマバードに運ばれた。一昨日から日本の外務省がパキスタン政府に空軍機で救出してくれるよう要請した結果、パキスタン側が速やかに応じてくれた。
しかし、これは観光業界にとって汚点とも言える事件である。こんな危険で、交通不便な地域になぜ観光ツアーを企画したのか、日本橋にある旅行会社のあまりにも非常識な感覚を疑う。この地域は以前から民族紛争が絶えないところである。確かに自然は美しく、私も憧れている場所のひとつである。だが、個人で個人の責任で行くなら、自分の経験上からも分からないこともない。しかし、商業ツアーとして普通の旅行者が団体を組んで行くべき場所ではないことは分かりそうなものである。結果的に世間を騒がせ、両国間の外交交渉を余儀なくされ、相当な費用もかかった。この費用は誰がどう負担するのか。1旅行会社の軽薄な企画のために全観光業者が顰蹙を買い軽視されるようになるのである。
旅行目的地の選定には、よほど慎重であってほしいものである。
1790.2012年4月7日(土) 官僚が騙した貯金と翻弄される無力な政治家
毎度のことで今では政府・民主党の考えや政策実行についていちいち文句を言うのも馬鹿馬鹿しくなってきたが、昨日発表された大飯原発の再稼動に合せた安全基準と高速道路の建設工事再開に関して、いい加減に政治家と役人の判断でことを進めても良いのだろうかと思うくらい簡単に決めている。
その陰で野田首相を始め、民主党内外から中止を求められていた鳩山元首相のイラン訪問については、鳩山氏は周囲の反対の声なぞどこ吹く風とまったく意に介さず、押し切るように昨晩イランへ向けて飛び立った。ルース・米駐日大使も懸念を表明している。同行したのは、大野元裕・民主党参議院議員である。かつてフセイン・イラク大統領時代に中東問題専門家としてテレビで分かりやすい解説をして独壇場だった中東調査会主任研究員だったが、今やどうしようもない鳩山元首相のメッセンジャーボーイに成り下がったか。
もう民主党内は国家国民のことを考えず、やりたい放題のろくでもない議員しかいない。党内は統制が取れず滅茶苦茶である。
さて、そのどうしようもない政権政党・民主党が原発再稼動について安全対策の暫定基準を決めた。それは3点ある。①地震・津波による全電源喪失を防ぐための安全対策、②福島原発を襲ったような地震・津波でも冷却が続き、燃料損傷に至らないと国が確認、③保安院が求めた原発事故に関して30の安全対策の実施計画を電力会社が明示、である。安全対策を重視することは国として当然である。だが、この3点を地域住民、国民はすんなり納得して賛同してくれるだろうか。地域住民の同意を得られて初めて稼動へ向けて動きだす。
ところでこの原発再稼動安全基準には、これからの日本のエネルギー源として果たして原発が必要であるかどうかの議論がまったくなく、「原発ありき」を前提に再稼動を急いでいる様子がありありと見える。大飯原発から30km圏内にある、滋賀県の嘉田由紀子知事は福島の原発事故の検証も済んでおらず、安全が確認されていない中で再稼動が話し合われること自体が理解できないと憮然たる表情であり、同じように府内の一部地域が30km圏内に含まれる京都府の山田啓二知事も、現時点では反対を唱えている。話し合いをするためにすぐさま地元を訪れると言っている豹変王子の枝野幸男・経産相も些か拙速ではないだろうか。
もうひとつ問題なのは高速道路の建設である。マニフェストで「コンクリートから人へ」を旗印にして、高速道路の建設を凍結していたが、またもや公約を無視して巨額を投じて高速道路を建設すると恥ずかしげもなく公表した。今度は「人からコンクリートへ」に回帰したのだ。国民を舐めるにもほどがある。
新規に作られる道路費用は足し算でざっと見積もってみたところ3兆8千億円もかかる。こんな資金がどこにあるのか。国に金がないから消費税を値上げしようとしているのではないか。ところが、ない袖は振れぬどころか、袖の一部はあったのである。しかも一部とは言え、国土交通省がこっそり隠していた埋蔵金まがいの金が3500億円もあった。借金返済のための金が金利低下により溜まった金だというのである。こんな国民が知らないずるい蓄財の手があるのか。国民の金でもいつの間にか省庁のものになる。本来は国庫に返すべきものであり、役人の一部の考えでうやむやに使ってしまうのは許せない。これを消費税分に充当するなら、少しは楽になったであろう。
役人は公僕ではなく常に悪事を企み、政治家はやるべきことをやらない。これでは日本は救われない。
1789.2012年4月6日(金) 「なんも言えねぇ」と「応援よろしくお願いします」
一昨日の本ブログでべた褒めした水泳の北島康介選手が、昨日の日本選手権平泳ぎ100mに続き、今日も平泳ぎ200m決勝で優勝した。これでロンドン五輪では、シドニー五輪以来4回連続して平泳ぎ100m、200mの2種目に出場する。またまたたいしたものである。
北京五輪で金メダルを獲得した直後のインタビューで「なんも言えねぇ」の名セリフを口走った北島選手は、今日同じそのセリフを意識的に喋っていたようだった。昨日の日経紙コラム「春秋」でも、「いまだ氾濫するのが、スポーツ選手が猫も杓子も口にする『応援よろしくお願いします』の常套句である」と書いて、それに比べて北島選手の言葉を個性的で、歯切れの良い言葉だと褒めちぎっている。普段あまり深く考えないスポーツ選手の陳腐で住所不定の言葉に比べて、確かに北島選手の言葉はすかっとしている。
実際この「応援よろしくお願いします」という言葉を聞くとがっくりする。一つ覚えにならない言葉の例として、もうひとつ北島選手の「チョー気持ちいい」を挙げている。北島選手の言葉には、ありきたりのスポーツ選手とは違う、自分の力を発揮できる底力が秘められているような気がする。
話は違うが、それに引き比べて、NHKアナウンサーの優勝選手へのインタビューは相も変わらずお粗末で、成長が見られず寂しい。インタビュアーが度々「ありがとうございました」と言っていたが、これは完全な間違い。「ありがとう」に過去形はない。時制に関係ない「ありがとう」に丁寧語の「ございます」が付いて「ありがとうございます」になっただけである。
あれは8年前のアテネ五輪の直後だった。NHKは五輪の間中毎度インタビューの度に「ありがとうございました」と言っていたので、NHKに一度注意したところ納得してくれ、アナウンス室担当部長が今後は極力気をつけると言っていた(HPの「論稿・エッセイ」4-19「アテネ五輪に見る表彰選手への低レベルインタビュー」参照)が、「喉元過ぎれば暑さを忘れる」の例え通り、当初は「ありがとうございます」と軌道修正されたが、すぐ「ありがとうございました」へ先祖帰りした。お役所的なNHKには反省の様子はなく今では元の木阿弥である。東電にしろ、NHKにしろ、国策会社的組織には懲りるということがなく、つくづく駄目だなぁと思う。
さて、消費税増税について、政府・民主党は閣議決定をしたが、この問題で右往左往している。更に別なところで火の気が立った。民主党と連立政権を組んでいる国民新党が党内部で対立した。ついに亀井静香代表と亀井亜紀子政調会長が、他の6人の国会議員から除名されることになってしまった。党の代表が決めたんだから、党は連立解消だと公言していた亀井代表が切られた。何か逆な感じである。前2人は、消費税値上げに反対して連立を解消すると言い、閣僚である自見庄三郎郵政改革担当大臣、下地幹事長らは値上げに賛成で連立政権に留まると主張して、ここ一両日は話し合いが続けられていたが、結局袂を分かつことになった。
最終的に苦渋の選択と言いながら国民新党は党代表と政調会長を除名するとの結論を出した。それを受けて亀井代表は自発的に党代表のまま離党すると言い出した。内輪揉めもこうなるとよく分からない。その亀井氏は新党設立を探るという。また、政治ゴッコである。これでまた間違いなく政治が停滞するだろう。
1788.2012年4月5日(木) 理解できない鳩山元首相のイラン訪問
昨日の本稿に批判的に書き込んだ鳩山由紀夫・元首相の突然のイラン訪問が国会議員の間で大きな話題となり、物議を醸している。私は改めて鳩山氏の軽はずみなパフォーマンスを指弾したい。鳩山氏は派手好きな性格から、周囲からちやほやされ注目されないと面白くないのかもしれない。いつも取り巻きに囲まれてへらへらしていたいのに違いない。普通ならこんな人物は逆に相手にされないものだが、やはり鳩山氏の金の力であろう。いつも周囲には取り巻きがいる。金持ちには敵わない。
しかし、鳩山氏は本来議員辞職をして当然であり、自分の存在感が薄いからといって所属する政党を惑わせるような行動は、総理大臣を務めた人物として些か無責任ではないだろうか。今日の国会でも自民党の山本一太参議院議員から野田首相に対して「鳩山議員のイラン訪問を止めさせて下さい」と注文が出たほどである。それに対して首相は、鳩山氏とよく話し合ってみたいと暢気なことを言っていた。その前に野田首相も玄葉外相も鳩山元首相のイラン行きについて好ましいとは思わないと不快感を表明していたはずだ。結局今日の参議院予算委員会で野田首相は鳩山氏の訪問中止もあり得ると応えた。
そもそも鳩山氏のイラン訪問は何が目的か。アフマディネジャド大統領や実力者ハメイニ氏らと会談して、核開発をめぐる原油供給の停滞、武力衝突の回避を探る意向のようだが、これは政府の方針とは外れており完全な二元外交になる。鳩山氏はこんなことも分からなくなってしまったのか。
されど、誰もこのお坊ちゃん議員の暴走を完全には止められない。どうしてこういう国のことを考えない国会議員が後から後から出てくるのだろう。民主党内がばらばらで統制が取れていないからだ。少なくとも3年前の総選挙までは野党としての民主党は、与党自民党に代って何かやってくれそうな気がした。それが今では自らは何もできず、何をやらせてもできそうになく何もしないまま落ちるところまで落ちぶれてしまった。こうなるとこれから党内分裂も拡大する。貧すれば鈍するだ。まったく救いようがない。
1787.2012年4月4日(水) 競泳北島康介選手の4大会連続五輪出場はすごい。
今競泳の日本選手権がロンドン五輪代表選考会を兼ねて開催されているが、昨日の男子100m平泳ぎ決勝でアテネ、北京五輪の金メダリストである北島康介選手が日本新記録で優勝して4大会連続五輪出場を決めた。たいしたものである。選手寿命の比較的短い競泳選手として13年間も世界のトップの座に君臨していることがすごい。メディアはテレビ・新聞とも珍しくべた褒めである。朝日夕刊「素粒子」欄には「復活の29歳はなお成長中。北島康介、日本新でロンドン行き切符つかむ。また聞いてみたい『チョー気持ちいい』。」と書いてある。スポーツ各紙はすべて第一面に写真入りで取り扱っている。文句なしにすごいと思う。彼の場合何がすごいのか。私なりに分析すれば、目標の大会が好成績で終わっても緊張の糸を切らさず、調子の波はあっても次のゴールを目指してペースを調整しながら集中力を保っていることである。更に4年ごとに調子を最高潮に持ってくる集中力とチェンジ・オブ・ペースは、精神力が強くなければ中々できることではない。
この北島選手の瞬発力、調子の波の加減法、緊張感の持続方、そして実行力、それらはすべて現在とみに政権担当能力が疑問視されている野田首相と民主党にとって随分参考になるのではないだろうか。野田首相も北島選手のトレーニングを受ければ、もう少しすっきりした政権運営ができるだろうし、いつまでもぶくぶく太っていることもなくなるのではないかと思う。
その民主党の鳩山由紀夫元首相が近日イランを訪問するという。どうしてこういう過去のいわくつきの人が、しかも民主党政治を行き詰まらせた張本人の元首相が核開発問題で世界中から非難されているイランを今訪れなければならないのか。他の時期に変更することはできないのか。また、他の議員では駄目なのか。しかも政府特使として訪れるのではなく、敢えて言うなら一政党・民主党の「外交担当」最高顧問として訪れるそうである。政府民主党の外交政策の整合性を問われることになる。もし、軽率な鳩山氏が前後の見境もなくお得意の空手形を発行しようものなら、民主党にとって取り返しのつかないことになる恐れがあるばかりでなく、日本外交にとっても大きなマイナスとなる心配がある。一旦引退を宣言した元首相にはもうきれいさっぱり色気は引っ込めてもらい、さっさと引退してもらいたい。それが真っ当な日本人の要望である。さもなければ本人にとっては名誉を、またわが国にとっても国益を失うことになりかねない。