ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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1800.2012年4月17日(火) 原発再稼動に腰が定まらない野田政権

 このところ福井県の大飯原発の再稼動について考えが揉めている。安全と公表した政府に対して、周辺自治体、特に京都府、滋賀県、そして大阪市が安全対策は拙速で不十分と主張し、更なる万全なる安全対策を行うよう求めている。地元の福井県は県の専門家の意見を聞いたうえで回答すると表明、原発所在地のおおい町は本音では原発再稼動を願いながら、自らの考えを言い出すことを差し控えている。これだけ反対派の意見が強くなってきたら、ひっそりと声を潜めているより手がないとも言える。

 問題は政府と民主党執行部の夢遊病者のような言動である。「原発ありき」を腹に収めて行動しているから、強い反対派に会うと一瞬折れたような印象の返事をする。どうも考えがふらふらしている。それがまたぶれているようなイメージを増幅させてどうも腰が定まらない。特に監督官庁である経済産業省の枝野幸男大臣に至っては、大飯原発を訪れたり、西川一誠・福井県知事を訪れたりと、安全であるので再稼動に同意して欲しいとしきりに訴えているが、すっきりと色よい返事がもらえない。

 その枝野大臣の発言が物議を醸している。当初は再稼動に慎重だった大臣はいつ再稼動に積極的になったのか。

 1月には、「再稼動を急ぐ気持ちはまったくない」「原発がまったく稼動しない状況でも、昨夏のように産業へ影響を与えない範囲で乗り切る可能性はある」と再稼動に慎重な意見を述べていた。4月に入っても2日の参議院予算委員会では「現時点では再稼動に反対」と応えていた。それが急転直下翌3日には君子豹変したのである。前日の発言に対して、積極的な反対ではないのかと問われ、「違う」と応えた。つまり、積極的には反対しない、言い換えれば賛成と取れないこともない。どうもこの一両日の間に心境の変化があって微妙にぶれ出したようだ。それが13日には「原発への依存度を最大限ゼロの目標に引き下げるのは政府の明確な方針だ」とまたまた慎重論へ戻る。そして翌14日に西川一誠・福井県知事との会談では、「日本経済の現実を考えると原発を今後とも引き続き重要な電源として活用することが重要だ」と再び再稼動へ積極的な考えに変化する。あまりの起伏の激しさに国民はとてもついていけない。

 そして、問題発言が出た。5月5日に全国の原発54基中唯一稼動している北海道・泊原発が定期検査のため稼動を停止する。それを承知のうえで、枝野大臣は「原発が5月6日から一瞬ゼロになる」と軽はずみな発言をしてしまった。全原発停止は42年ぶりである。この「一瞬」の言葉の裏に、すぐ大飯原発が稼動することを想像したのではないかと思われている。

 そこへ昨16日になって民主党仙谷由人・政調会長代理が「原発を一切動かさないということであれば、日本は真っ暗闇になる。ある意味日本が集団自殺をするようなものになる」とも、「日本の経済、社会が電力なしでは生活できないことは、昨年の計画停電騒で明らかだ」とも述べ、「原発ありき」を暗示するような発言をしてしまった。この仙谷発言もデータ・ソースは再稼動に熱心な電力会社であり、一般の理解とはまったく相容れない。苦しいことは事実であるが、贅沢さえしなければ、昨夏だって何とか切り抜けられたのではなかったか。

 民主党内幹部の間でも若干考え方のニュアンスは異なるが、再稼動容認はもう決まっているようだ。フリをするだけのこんな言葉遊びはもういい加減にしてもらいたい。

 野田首相の言う「脱原発依存」どころか、民主党内では意見は分かれ、揺れ動き、ぶれてどういう結論を出すべきか、まったく分からなくなっているのではないだろうか。これだから、橋下徹・大阪市長に「民主党には統治するのは無理」と言われてしまうのだ。

 朝日朝刊にコメントが載っていた。「政権の芯のなさが枝野氏の揺れを生み、国民を戸惑わせてもいる」。その通りである。

2012年4月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1799.2012年4月16日(月) 亡父が出征した北朝鮮は今どうなっているのだろう?

 昨日北朝鮮の首都・ピョンヤンでは金日成主席の生誕100年を祝う閲兵式が行われ、朝鮮民主主義人民共和国、朝鮮労働党、朝鮮人民軍の最高位に就任したばかりの金正恩第一書記が生の声で演説した。

 意外に通る声で20分ほど話したようだが、最初から最後まで誰が書いたか分からない原稿をただ読んでいただけだった。これで国民は金正恩のカリスマ性を崇め奉り、拍手喝采するのである。こうして国は内部から劣化し、国民は益々極貧状態に追い込まれていく。誰が黒幕なのか分からない形にして、国民は完全に掌に乗せられてリモートコントロールによって動かされているような気がした。北朝鮮としては、国民の国家に対する忠誠を集めるためにカリスマを作る必要があり、そのカリスマ人物として金正恩が祭り上げられただけに過ぎない。ミサイル発射に対して、重大な国連決議違反として国連は議長名による非難声明を採択した。そういう諸外国の非難にも関わらず、早くから北朝鮮の次なる出方は核実験と噂されている。

 昭和19年1月亡父は応召され、勝田(茨城県)で予備訓練の後、北朝鮮のピョンヤン(当時平壌)へ出征した。幸い長く留まることはなく、思いやりのあった軍医の計らいで平壌陸軍第一病院へ入院させられ、内地へ送還となったお陰で部隊の南方派遣から免れ、命拾いしたと父から度々聞かされた。父のエッセイにもそう書いてある。エッセイには傷病兵姿の父の写真が載っている。そんな父がエッセイの中に家族を偲ぶ思い出として、下関へ向かう列車が芦屋駅周辺を通過した時、その当時芦屋に住んでいた我々家族を思いながら朝鮮へ行ったと記している。やはり辛かったのだろう。その一年前に兄と私を大東亜戦争展開催中の阪神パーク動物園へ連れて行ったことを懐かしそうに綴っている。私もその当時5歳だったから、連れて行ってもらったことだけははっきり憶えている。

 そんなピョンヤン(平壌)の現況を今父が生きていれば、どう思うだろうか。首都の中心部だけは立派なビルが建ち並び、馬鹿でかい二人の大物の銅像が建ち、広い人民広場には着飾った市民が歩いている。その裏で貧困に喘ぐ庶民がいる。アメリカ政府は2月に条件付きで北朝鮮に食糧支援を約束していたが、北朝鮮が約束を破ったため今日正式に断った。これで国民は益々貧しくなる。今後も当分の間この北朝鮮の強がりは続くだろう。まったくおかしな国である。

2012年4月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1798.2012年4月15日(日) 校歌の歌詞は時代とともに変わる?

 今朝のNHKテレビで興味深いニュースを耳にした。熊本県立熊本第一高校の校歌歌詞を変更する、しないで揉めているらしい。熊本県の公立高校としては、何といっても済々黌高校が有名だが、熊本高校もよく知られている。話題の高校は、熊本第一高校と呼ばれ、戦後は男女共学校となったが元熊本女子師範学校だった前歴もあり、女子校の伝統を受け継いできたらしい。そのため、最近34年間は男子生徒が一人もいなかった。それが今年4月に男子生徒が一挙に70名も入学してきて、これまで問題にもならなかった些細な?校歌の歌詞が波紋を呼んでいる。

 歌詞の一部に乙女ならではの「純潔」とか、「清き操」という言葉が歌われていることが槍玉に挙がっているらしい。男子生徒が在籍しない時は問題にもならなかったが、久しぶりに男子生徒が入学した機に乗じて年配の男子卒業生が騒ぎ立てているようである。確かに言葉は異なものに映るが、これを変えることには女子生徒から反対がある。作詞は勝承夫、作曲は名曲「平城山」を作曲した平井康三郎である。女子卒業生が入学した時この校歌を聞いて素晴らしいと思ったと思いのたけを述べていたので、きっと素晴らしい校歌なのだろう。だが、この判断は難しいと思う。

 ニュースの結びでNHKアナが新しい4番か、5番を作ってみてはどうでしょうかと提言していたが、妥協案として耳を傾ける必要があるのではないだろうか。

 校歌の歌詞については、母校湘南高校の歌詞にも気になる箇所がある。しかし、この校歌は最初から最後まで歌詞、メロディーはともに素晴らしいし、私自身気に入っている。北原白秋作詞、山田耕筰作曲の名曲で、福岡県柳川市内にある北原白秋記念館内のショーケースにも歌詞と譜面が収められている。その歌詞3番の真ん中辺りに、♪~剛健 ここに勢ふ 我等 胆大に 意図は壮なり 『立身報国』 期せよ 友よ~♪というくだりがある。この民主主義の時代に立身報国を目指すのかと入学式で最初に聴いた時、エッ?と些か面食らった。いかにも戦前の軍国時代のイメージが強くて白秋先生には申し訳ないが、やや違和感を憶えた。周囲の友人に聞いてみても格別気にしている様子は見えない。実際その該当部分を現代風に変えるのが良いのかどうか判断が難しいところだが、私にはどうしても引っかかる。

 ことほど左様に時代が変われば、歌詞もそぐわなくなるのもある面で致し方ないのかなと思う。

2012年4月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1797.2012年4月14日(土) 大飯原発を再稼動して、本当に大丈夫なのか?

 昨日は北朝鮮の長距離弾道弾ミサイルの打ち上げ、そして失敗でメディアは忙殺されていたようだった。しかし、その蔭で野田政権は関係閣僚会合で福井県の大飯原発3号機と4号機の再稼動について安全性を最終確認し、再稼動することが妥当だと判断した。その前日現地施設を見学した山田京都府知事、嘉田滋賀県知事らが早期稼動に反対の意見を述べたばかりである。関西電力の大株主である大阪市の橋下徹市長も現時点での再稼動については慎重であるべきと反対の意向を示していた。

 にも関わらず枝野幸男経産相は、今日西川福井県知事に会い原発再稼動に協力してくれるよう要請した。西川知事は、即答を避け県議会の意見を聞いたうえで回答するとの返事だった。枝野大臣の一連の行動にも不信感を覚える。大臣は、福島事故が発生した当時、官房長官として最も情報を得やすい立場にあった。そして、昨夕の日経紙に発言メモが残されていたと記事に掲載された。震災の翌日に1号機で水素爆発を起こした際「(東京、茨城も)広域避難もそろそろ考えるべき」と事故直後から首都圏を含めた避難を政府が検討していた、その現場責任者で最も原発の怖さを知っている人物のひとりではないか。そういう人がどうして原発再開を急ぐのか。よく分からない。

 先日ストレステストの結果、政府は安全性が確認されたとして再開に問題ないとしたが、この時点で政府の「再稼動ありき」が問題視されていた。そもそも福島第一原発の事故については、いまだ収束の見通しが立っていないうえに検証もまだ終わっていない。福島県の佐藤雄平知事も原発の早期再開には大いなる不満を漏らしている。しかも、野田首相は脱原発とまでは明言しなかったが、脱原発依存との考えを述べていた。経済界では電力を頼りにしている手前、電力の安定供給を求めることは理解できる。また、地元のおおい町が原発再稼動を望んでいることは、町の財政上の見地から理解できないこともない。しかし、まだまだ原発の安全性が担保されていない現在、国民は原発再稼動を不安視している。政府が「原発ありき」の下に、原発再稼動賛成派に推されて電力会社とタッグを組んで再開を判断するのは些か拙速に過ぎるのではないだろうか。

 それにしてもわが国の国民世論の盛り上げ方と、世論形成方の何とへたくそなことか。国民世論はどうなのか、政府には国民世論をまとめる気なんてさらさらないようだし、福島原発事故発生直後はあれだけ国民世論に口煩かったマス・メディアは今やまったく知らんぷりである。これでは国論なんていつまで経っても駄目だし、政治家の胸三寸、官僚たちの論理だけでことはすべて進められる恐れがある。

 それにしても枝野経産相の再稼動賛成発言は責任逃れも甚だしい。再稼動は電力不足を理由に「必要性が存在する」と述べたのである。この「必要性が存在する」とは大臣の判断で客観的な感想を述べただけではないか。言うなら「現状は電力が不足しているので、安全性を充分チェックして再開する」とはっきり国民の前で公表するべきではないか。言葉遊びをしている場合ではない。

2012年4月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1796.2012年4月13日(金) 傲岸不遜な北朝鮮が核ミサイルを発射、直後に爆発、失敗

 13日金曜日が北朝鮮にとっても縁起の良からぬ日だったのかどうか、大騒ぎをしていた北朝鮮の核ミサイル打ち上げは見事に失敗した。予定日に入った昨日は打ち上げられず、明後日の金日成「永遠の主席」生誕100周年までの間に打ち上げると発表して、国際社会から大いなる顰蹙を買っていた長距離弾道ミサイル打ち上げだったが、発射後1分余後に黄海上で砕け儚くも海の藻屑と消えた。この打ち上げにかかった費用が700億円近いとも言われている。国民の食料費の1年分とも3年分とも言われる大金である。あの貧しい国が、貧困に喘ぐ国民を尻目に世界中から非難されているミサイル打ち上げだったが、とどのつまり失敗して面子は丸つぶれで、貴重な国の財産も無駄にしてしまったのである。これで金日成の誕生祝いにもケチがついてしまった。

 だが、今日人民広場では馬鹿でかい金日成、金正日父子の2つの銅像を披露し、同時に開催された最高人民会議で金正温・第一書記は国防第一委員長に就任し、国、党、軍の最高指導者の地位に就いた。それでもミサイル発射失敗は今後労働党内部、また軍内部で責任問題が浮上するのではないかと見られている。

 そもそも北朝鮮が、宇宙開発のためのロケット?打ち上げは自分たちの権利であり、他国に干渉される筋合いではないと再三再四強弁し、金日成大学学生も同じことを繰り返し主張しているが、自分たちの権利行使のために他国にいかなる迷惑をかけても良いと主張するつもりなのだろうか。相変わらず、自分たちの論理、主張だけを繰り返す北朝鮮の傲慢さは消えていない。

 さて、これまで頑なに秘密主義を押し通し、唐突に世界に衝撃的なニュースを流すのを得意技としてきた北朝鮮が、自信を持って打ち上げたはずの今回の打ち上げが一瞬にして失敗となり、指導層にとっては大きなショックだろう。今までにないほどおおっぴらに事前PRをし、世界中のメディアを発射場に招いて公開し、世界にそのミサイル開発の技術力を誇示しようとした。だが、結果的には失敗して赤っ恥を掻く羽目になってしまった。午後には朝鮮中央テレビで失敗を認めた。実は、北朝鮮では2006年、2009年のミサイル発射と同じように、この核ミサイル打ち上げ成功の暁には、さほど日時を置かないで核実験を行う予定だったらしい。こういうことになって、しばらく核実験どころではなくなったのではないだろうか。しかし、他の諸外国とは社会常識や思考回路が大きく異なる北朝鮮であるだけに、意に介さずこれはこれで実験に踏み切るかもしれない。

 ところで、今朝7時38分ごろに打ち上げたとの情報をキャッチした国の機関は、その数分後に失敗したとの情報を入手できず、むしろ韓国やアメリカから失敗のニュースを手に入れたようだ。心配されていた沖縄の先島諸島では、詳しい情報が入らず、大分時間が経ってから失敗の事実を掌握したようだ。こんな状態だからまた機密保持だとか、インテリジェンスの問題とやらで物議を醸すのではないか。

 各国とも国連決議違反として北朝鮮に制裁を課す動きがあるようだが、取り敢えずわが国でも衆議院では全会一致で北朝鮮への抗議を伝えることになった。

 ついては、昨日衆議院で郵政民営化見直し法案が通過した。その内容についてあまり詳しく承知していないが、7年前に国民の圧倒的な支持を得て成立した法案が、与野党の立場が入れ替わって今度は見直し案が通る。しかも、当時の与党が野党になって与党案に同調する。これは一体どういうことなのか。

 当時の小泉純一郎首相が郵政民営化に賛成か反対か、民意を問いたいと述べて2005年9月に総選挙を行い、自民・公明党が327議席も獲得するほどの圧倒的な勝利を収めたのではなかったか。完全に国民に支持されたと言えると思う。

 ところが、新法案は小泉元首相が唱えた「完全民営化」から大きく後退する内容である。その後政権交代したために政権政党・民主党が小泉案に異議を唱えるのは理解できる。だが、どうにも納得の行かないのが、これに同調した自民・公明の対応である。自民党内では本案に反対だったのは、全議員中僅か4議員だけだったという。小泉首相に陰の如く付き添っていた武部勤元幹事長ですら賛成票を投じた。議案の中身云々より、政治家として自分たちの豹変した態度が国民を欺き、恥ずべき行為であるとは思わないのだろうか。法案自体の内容より、態度を豹変させるご都合主義の国会議員こそが信用ならないのだ。こういう二枚舌を駆使する議員を監視して、うそつきが身を滅ぼすということを教えてやらなければならない。

 こんな厳しいご時勢で増税論議の最中に、赤坂の議員宿舎の家賃が値上げではなく、値下げされるそうだ。すでに議員特権と批判されるほど市場価格に比較して安い家賃(3LDK、約80㎡で月8万4千円)を、時節柄を考えず月8千円も値引きするのだという。こんな恥知らずな汚い手があるか。これが現今のずる賢い政治屋どもの行状である。

2012年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com