充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
1880.2012年7月6日(金) 日本にとって朗報、自然資源の発見と開発
いま日中韓の間で問題となりそうな案件がある。それは韓国が近々沿岸から200海里の排他的経済水域(EEZ)を超えて自国の大陸棚を南方に拡大する申請書を提出すると公表したからである。当然海底の資源開発が狙いである。こういう問題ではいつも渦中にいる駄々っ子・中国が黙っているわけがない。中国に合わせて、日本も異議を唱えると予想されている。
地球上の資源開発は、今では自国領土内のみならず、各国が自国領土外でありとあらゆる手練手管を尽くして覇権主義にしのぎを削っている。現在わが国周辺で起きている領土紛争もその例外ではない。北方領土、竹島、尖閣諸島、その他にも東シナ海の中国とフィリピン、南シナ海の中国とベトナムの争いが急速にエスカレートしている。
限られた資源を各国が奪い合っている様子は徐々に常軌を逸してきている。自国内で新しい資源を開発、発掘できればそれに超したことはないが、わが国には戦後一時期の石炭を除けば、自然エネルギー資源開発の可能性はほとんどなく、他の資源の開発はこれまであまり期待されていなかった。
ところがである。今日の朝日夕刊トップ記事に「秋田にシェールオイル・国内初、試験生産へ」と書かれているではないか。探せばあるのだ。このシェールオイルは、採掘が難しいとされているが、現在アメリカとカナダで良質のものが生産されている。秋田県内で採掘されるシェールオイルも良質とされ、生産が始まれば自給率が高まる。1ヶ所だけではなく、周辺地域でも開発されれば、最大で1億バレルの採掘が期待できるという。これは国内の年間石油消費量の1割弱に当たる規模である。
この他にも、朗報として先月末レアアースを大量に含む可能性が高い泥が、小笠原諸島・南鳥島周辺の海底で発見されたというニュースも目にした。
レアアースは電気自動車などのハイテク製品の部品に必要な物質で、現在では全生産量の9割強を中国が生産しているが、その中国が輸出を規制して日本、欧米が世界貿易機構(WTO)に提訴している、いわくつきの地下資源である。ほとんど中国以外では生産されないと考えられていただけに、日本の排他的経済水域(EEZ)で発見された宝物に対して、経産省も海底調査に大いに乗り気である。
因みにその埋蔵量は現状の国内需要の200年分以上だというから驚く。こんな秘宝が探せばあるということの方がより興味深い。これだから、どこの国も領土拡張に血眼になるわけである。幸いにして、この水域は中国からかなり遠いので、さすがの覇権国家・中国も手を出すことはできないだろう。
1879.2012年7月5日(木) 貧困な日本の再生可能エネルギー政策
大飯原発3号機の再稼動が決定される前に、国会と霞ヶ関官庁街をデモ行進した一般市民の原発再稼動に対する反対のシュプレヒコールは、久方ぶりに見る市民の本音が溢れる拒絶行動だった。かなり名の知れたレポーターが、60年安保闘争でヘルメットを被ったデモ隊が国会を取り巻いた時以来と、評価しながらも好い加減なレポートをしていたほどである。60年安保当時は、まだヘルメットなんか被っていなかった。
実際広範な市民運動としてこれだけの市民が、ただ原発再稼動反対を主張して集まるのは本当に久しぶりだし、すごい庶民エネルギーだと思う。こういう市民運動や、放射能から逃れた避難民らの声を無視して、政府は再稼動へ踏み切った。そして、国会の東電福島原子力発電所事故調査委員会は、今日事故の原因や対応の改善策を盛り込んだ最終報告書を衆参両院議長に提出した。調査書では菅前首相と官邸の初動対応と、地震対策を怠り事故を津波のせいと責任逃れをした東電の姿勢を厳しく批判し、原発事故は「自然災害」ではなく、明らかに「人災」と決め付けた。
菅前首相が事故発生直後に東電が発電所から従業員「全員退避」を考えたことを断固認めなかった点から、私もその点では唯一菅前首相を評価していたが、どうもその間のやりとりも怪しいということから、その話はなかったものと断定された。総理大臣の言動がいかに軽いものか。これでは国の政治が軽視されるのも無理からぬのではないかと思う。
そして今日、時を同じくして再稼動した大飯原発3号機は発送電を開始した。9日にもフル出力に達する予定である。引き続き、4号機も今月末には再稼動する。
結局話題が原発再開・反対の一点だけに向けられ、将来的な視点から原発の将来的廃止の動きや、代替エネルギー開発推進の動きにはあまり目が向けられず、何処かに追いやられてしまった感がする。
ところが、今夕の日経紙に依れば、わが国と同じように周囲を海に囲まれているイギリスは、官民挙げて世界最大の洋上風力発電事業に乗り出している。本格的に資源エネルギーの開発に取り組み、13兆円を投資して沖合いに7000基以上の風車を設置して、2020年時点では3200万kwを発電し、国の総電力需要の約3割を再生エネルギーで賄うという腹積もりのようである。20年までに中国でも3000万kw、アメリカで1000万kw、ドイツでも900万kwを洋上発電する。その受注を目指して日本の三菱重工が立ち回っているという。官民ばらばらの日本のエネルギー政策はどうなっているのだろうか。
国家戦略について言えば、各国のエネルギー政策は、日本政府とは取り組み方が違うと思う。きちんとグランドデザインを描いて、雇用創出まで考えている。国民との約束を反故にして、政争に明け暮れているどこかの国とは大分違う。
翻って、ここ1ケ月の間、日本の国会では何を行ってきたのか。お恥ずかしい限りである。政治家はダメ、官僚もダメでは日本はどうやったらやっていけるのだろうか。人の採用、配置の仕組みを考えなければならないのかもしれない。いずれにせよお先真っ暗である。
ひとつお目出度い話題は、今日午後上野動物園でパンダが出産したというニュースである。24年ぶりの出産だが、自然交配による出産は初めてということである。せめてパンダとスカイツリーにあやかりたいものである。
1878.2012年7月4日(水) 2012年登録世界遺産決定、されど詳細判明せず
昨年5月に亡くなられた大学ゼミ恩師の追悼文集作成の作業に取り組んでいる。私が編集責任者として編集委員に助けてもらっているが、多士済々で意見を異にする若い委員もいて、全面的に任せてもらえるというわけにはいかない。まとめるのは中々難しいものだ。全体の枠組みや、頁の作り方でも、自分流の考えを主張されるので思うように前へ進められないことがある。印刷と組版については、自分のやり方で進めたいと思い、印刷会社の責任者と直接交渉しながら、モデルも漸く形らしいものができ上がった。これを改めて全編集委員に承認してもらい、ステップ・アップしたい。
印刷会社の方と相談している内に、自分自身の文集作成にも参考になることがたくさんある。本文集を仕上げた後は、いずれ私家版やブログ集を自分の思うように編集、作成してみたいものだと思っている。
さて、気になっている今年の登録世界遺産が発表されたが、新聞、テレビではほんの一部しか発表されない。先日本ブログに書き込んだようにパレスチナの聖誕教会の登録が世界遺産委員会の会議途中であるにも拘わらず、いち早く発表されたが、昨日今年26箇所の世界遺産の登録が決定したと伝えられたが、26箇所のリストはほんの噂程度にしか伝えられない。聖誕教会以外に過去私が訪れた場所では、①リオの景観、②パラオのロック・アイランドがあるようだが、他の23の世界遺産については、インターネットでも完全にはキャッチ・アップできない。
昨年の小笠原諸島や平泉が登録された時に比べて、日本の世界遺産登録がないせいか、メディアもつれない。それでも私の個人記録としては、以上の3箇所を加えることによって、全訪問世界遺産は163箇所となった。
世界遺産より今日のビッグニュースは、どうも新しい素粒子、ヒッグス粒子の発見のようだ。存在を予言したピーター・ヒッグス博士の名をつけたものである。夕方のニュースからずっとこのニュースでも持ちきりである。科学に関心がなければ、普通関心は持たないほど難しい研究であると思う。地上の17素粒子のうち最後に発見されたものだという。実生活ではまったく縁がないが、地上の素粒子の中で唯一重量を持つものだそうだ。世界で6000人以上の科学者がこれまでその解明に当たってきたそうだが、そのうち日本人が110人もいる。これから新たな進歩が期待されているが、素人にはいくら説明されても理解できない。残念である。
1877.2012年7月3日(火) 世界的な古代芸術品のデザイン
先日NHK・BSプレミアム番組「知られざる大英博物館-古代ギリシャ」を観ていて考えさせられた。これまで抱いていた古代ギリシャ時代の芸術品のイメージと知識が覆されるようなストーリーが、抜き打ち的に紹介され、思わずう~んと唸ってしまったのである。古代美術史上、また建築学史上も思いがけない新説?の出現に関係者が戸惑っていることは間違いあるまい。
その新説とは何か? ひとつは、古代ギリシャ建築は当たり前の如く「白色」が基調と考えられ、彫刻を始めとして建造物に飾られるファサードは「白色」と考えられていた。しかし、、実際には色彩豊かなデザインが施されていたという思いがけない話なのである。ギリシャ、特にエーゲ海は「白色」がイメージとしてぴったりである。ミコノス島のようにすべての家の外壁が白一色のようなところもある。アクロポリスのパルテノン神殿から持ち去られ、大英博物館に保存されているファサードは、従来「白色」と信じられていたが、カラーフルな色彩が塗りつけられていたという、大英博物館学芸員の解説を聴いて俄かには信じ難い思いである。
その新説は科学的根拠に基づくものだとして、大英博物館が開発した特殊なカメラを古代ギリシャの白い彫刻物に当てたところ、色彩を感知したのだという。さらに驚くべきは、19世紀ヴィクトリア女王が結婚式で身につけた白色のウェディング・ドレスが素晴らしく憧れの的となった時代性に鑑みて、潔癖で純情、無垢な「白色」への無上の憧れが美化され、白色への場違いの思い込みが、価値ある物を別の色から白色へ変える誤った思想が蔓延ったようである。大英博物館では着色された芸術品はみな白色へ染め替えられたという。このこと自体が、今では大英博物館のスキャンダルとも言われている。
こうなるとあの気高いパルテノン神殿も、実物よりも白色に変えられたファサードの方が反って、価値があるように思えるから不思議である。ギリシャ時代の芸術品の価値を頭の中でリセットしないといけない。今まで、大英博物館やギリシャで実物を見る度に、目の前の白い彫刻に頭を垂れ感慨深く受け止めていたが、これからは頭を切り替えないといけない。
もうひとつは、古代ギリシャ人の円盤投げで知られる「ディスク・ボロス」の彫刻は、12体?ほど現存しているようだが、この頭の向きが間違っているという。頭部だけ後から付け足した結果だという。しかも、この彫刻は間違ったまま前回1948年開催のロンドン・オリンピックの宣伝ポスターにも使われていた。
論語に「過ちては改むるに憚ること勿れ」という言葉があるが、これだけ世界的に著名で価値ある芸術品のイメージがいとも簡単に変えさせられるのは、真実とはいえ、些か抵抗を感じないわけにいかない。
ギリシャとしては、自分たちの遺産である古代芸術品を、勝手に奪い取った国が一方的に価値の変更を行うことに内心穏やかではないのではないかと思う。
イギリスは思い切った調査を行う前にギリシャに対してどれだけ説明し、了解を得たのだろうか。他人事ながら誰もが気になるところだ。
1876.2012年7月2日(月) 50名が離党して民主党は分裂へ
民主党内の揉め事は、ついに党内分裂という最悪の局面に達した。消費税の値上げに反対を唱え、今国会で消費増税法案に反対票を投じた元代表・小沢一郎氏らグループ50名の仲間が離党届を提出した。小沢氏は近い内に新党を立ち上げることを示唆した。今後野田政権への批判を強めることになるだろう。
実は、小沢氏へ身柄を一任した民主党議員は、当初衆議院議員40人、参議院議員12名だった。つまり52名が離党する筈だった。それが、衆議院議員のうち二人がまったく説得力の乏しい屁理屈を述べて離党しないことになった。結束力の固い小沢グループも離散者が増え、ついにヤキが回ったのかと考えざるを得ないが、この二人の自己主張を聞いていると、弁護士出身とは言え代議士としての資質に問題があるような気がする。消費税値上げ反対を主張して、世論の味方のようなふりをするが、所詮自己本位なのだ。
当面三党合意が形成されているので、消費増税法案は参議院を通過して法案成立となるだろうが、問題は党内分裂となった民主党がこのまま政権を維持していけるのか疑問である。震災被災者らは、消費税値上げに加えて、大飯原発再稼動の動きに対して被災者の気持ちにまったく配慮していないと強い口調で野田政権を批難している。
今後綱渡りの政権運営を迫られる野田政権が、これから多くの課題を抱えたまま生き延びていけるだろうか。或いは、自民党との話し合いで衆議院を解散するのだろうか。しばらくは危なっかしい政局を見守りたいと思う。